Slackでアクティブ・離席中になる条件とは?自動切り替えの仕組みを完全解説

プログラミング・IT

Slackを使っていると、「あれ?いつの間にか離席中になってる」って経験、ありませんか?

リモートワークやハイブリッドワークが増えた今、Slackのログイン状態は「ちゃんと仕事してるか」を示す指標として見られることも。でも、実際は作業中なのに自動的に離席中になってしまうこと、ありますよね。

今回は、Slackでアクティブ・離席中になる正確な条件と、ステータスを適切に管理する方法を詳しく解説します。

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  1. アクティブと離席中の違いを理解しよう
    1. ログイン状態とは?
    2. ステータスとの違い
  2. 【自動切り替え】離席中になる条件|デバイス別に解説
    1. デスクトップアプリ版の条件
    2. Webブラウザ版の条件
    3. モバイルアプリ版の条件
  3. デバイス別の自動切り替え条件まとめ
  4. 【手動設定】ログイン状態を自分で変更する方法
    1. デスクトップ版での変更手順
    2. モバイル版での変更手順
    3. 手動設定のメリット
  5. ステータスメッセージの設定方法|より詳しく状況を伝える
    1. ステータスの設定手順
    2. デフォルトで用意されているステータス
    3. カスタムステータスの作成
    4. ステータスの自動削除設定
  6. おやすみモード(Do Not Disturb)の設定
    1. おやすみモードとは?
    2. おやすみモードの設定方法
    3. おやすみモードのスケジュール設定
  7. アクティブ状態を維持する方法と注意点
    1. 方法1:定期的にPCを操作する
    2. 方法2:手動でアクティブに設定する
    3. 方法3:複数のデバイスでログインする
    4. 方法4:スマホの画面を常時オンにする
  8. アクティブ維持の倫理的な注意点
    1. 会社のポリシーを確認する
    2. 「アクティブ = 仕事中」ではない
    3. 適切なステータス管理が大切
  9. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. アクティブなのに離席中と表示されることがある?
    2. Q2. デスクトップで作業しているのに離席中になる理由は?
    3. Q3. ログイン状態を非表示にできる?
    4. Q4. アクティブと離席中を自動で切り替えるスケジュール設定はできる?
    5. Q5. 他の人が離席中かアクティブかを確認する方法は?
    6. Q6. アクティブ状態は何分間維持される?
    7. Q7. ブラウザ版でSlackを開きっぱなしにしても離席中になる?
    8. Q8. 通話中は自動的にアクティブになる?
  10. ログイン状態の活用シーン別ガイド
    1. シーン1:集中作業中
    2. シーン2:会議中
    3. シーン3:休憩時間
    4. シーン4:在宅勤務日
    5. シーン5:休暇中
  11. ステータス管理のベストプラクティス
    1. 1. こまめに更新する
    2. 2. 戻る時間を明記する
    3. 3. 絵文字を効果的に使う
    4. 4. チーム共通のルールを作る
  12. カレンダー連携で自動ステータス更新
    1. カレンダー連携のメリット
    2. 連携方法
  13. まとめ|適切なステータス管理でスムーズなコミュニケーションを

アクティブと離席中の違いを理解しよう

まず最初に、Slackの基本的な表示について整理しましょう。

ログイン状態とは?

ログイン状態は、あなたの名前の横に表示される丸い印(ドット)で示されます。

アクティブ(緑の丸): 🟢

  • Slackでコミュニケーションが取れる状態
  • すぐに返信できることを示す

離席中(空の丸):

  • Slackから離れている状態
  • すぐには返信できない可能性がある

おやすみモード(Z マーク): 💤

  • 通知を一時停止している状態
  • メッセージは届くが通知は来ない

ステータスとの違い

ログイン状態ステータスは別物です。

  • ログイン状態:アクティブ/離席中(自動判定または手動設定)
  • ステータス:「会議中」「休暇中」などのメッセージ(手動設定)

ステータスは自分で好きなメッセージと絵文字を設定できますが、ログイン状態は基本的にSlackが自動で判定します。

【自動切り替え】離席中になる条件|デバイス別に解説

Slackは、使用しているデバイスの操作状況を見て、自動的にログイン状態を切り替えます。

デスクトップアプリ版の条件

アクティブになる条件:

  • Slackアプリを起動している
  • 何らかの操作をしている

離席中になる条件:

  • 10分間、デスクトップ(PC)を操作していない

これはSlackだけでなく、PC全体の操作を判定しています。つまり、Slack以外のアプリを使っていても、PCを操作していればアクティブのままです。

Webブラウザ版の条件

アクティブになる条件:

  • ブラウザでSlackを開いている
  • ブラウザ上で操作をしている

離席中になる条件:

  • 10分間、ブラウザを操作していない

ブラウザ版の場合、Slackを開いているタブでの操作が基準になります。別のタブで作業していても、ブラウザ自体を操作していればアクティブです。

モバイルアプリ版の条件

アクティブになる条件:

  • Slackアプリを開いている
  • 画面がアクティブな状態

離席中になる条件:

  • Slackアプリを閉じた
  • スマホの画面をロックした
  • 別のアプリに切り替えた

モバイル版はデスクトップ版より厳しく、Slackアプリから離れるとすぐに離席中になります。

デバイス別の自動切り替え条件まとめ

デバイスアクティブ → 離席中になる条件
デスクトップアプリデスクトップの無操作が10分間続く
Webブラウザブラウザの無操作が10分間続く
モバイルアプリアプリを閉じる / 画面ロック / アプリ切り替え

重要なポイント:

デスクトップ版は「PC全体」の操作を見ているので、Slack以外のソフトで作業していてもアクティブ状態を維持できます。

ただし、PCがスリープモード省電力モードに入ると、自動的に離席中になります。

【手動設定】ログイン状態を自分で変更する方法

自動判定に頼らず、手動でログイン状態を設定することもできます。

デスクトップ版での変更手順

手順:

  1. 画面右上のプロフィール写真をクリック
  2. ログイン状態を離席中に変更」または「ログイン状態をアクティブに変更」を選択

これで、自分の好きなタイミングでログイン状態を切り替えられます。

モバイル版での変更手順

手順:

  1. 画面下部の「あなた」タブをタップ
  2. プロフィール写真をタップ
  3. 離席中に設定」または「アクティブに設定」をタップ

手動設定のメリット

手動でログイン状態を設定すると、以下のような場面で便利です。

アクティブに設定するメリット:

  • 集中作業中でPCを触らない時間が長くても、連絡可能であることを示せる
  • 資料を読む、考える時間が長い作業でも離席中にならない

離席中に設定するメリット:

  • PCの前にいるけど集中したい時に、対応できないことを明示できる
  • 休憩中や別の作業中であることを示せる

ステータスメッセージの設定方法|より詳しく状況を伝える

ログイン状態だけでなく、ステータスを使えば、より具体的に自分の状況を伝えられます。

ステータスの設定手順

デスクトップ版:

  1. 画面右上のプロフィール写真をクリック
  2. 名前の下にあるステータスバーをクリック
  3. 用意されている選択肢から選ぶ、または自分でメッセージを入力
  4. 絵文字を選択
  5. ステータスが消える時間を設定(30分、1時間、今日、カスタム)

デフォルトで用意されているステータス

Slackにはあらかじめ5つのステータスが用意されています。

  • 📅 会議中
  • 🚃 通勤途中
  • 🤒 病欠
  • 🏝️ 休暇中
  • 🏡 リモートで作業中

管理者が、ワークスペースに合わせてステータスの選択肢をカスタマイズすることも可能です。

カスタムステータスの作成

用意されている選択肢以外にも、自分で好きなメッセージを作れます。

例:

  • 🎧 集中作業中 – 16:00まで
  • 🍕 ランチ中 – 13:30まで
  • 📝 資料作成中
  • 🔋 充電中

ステータスの自動削除設定

ステータスには「いつまで表示するか」を設定できます。

選択肢:

  • 30分後
  • 1時間後
  • 4時間後
  • 今日
  • 今週
  • カスタム(日時を自分で指定)

設定した時間になると、ステータスは自動的に削除されます。

おやすみモード(Do Not Disturb)の設定

通知を一時的に停止したい時は、おやすみモードが便利です。

おやすみモードとは?

おやすみモードを設定すると:

  • 通知が来なくなる(メッセージは届くが通知音・バナーが出ない)
  • 名前の横にZマークが表示される(💤)
  • 他のメンバーに通知を停止していることが分かる

おやすみモードの設定方法

デスクトップ版:

  1. 画面右上のプロフィール写真をクリック
  2. 通知を一時停止する」を選択
  3. 時間を選択(30分、1時間、2時間、カスタム)

おやすみモードのスケジュール設定

毎日決まった時間に自動的におやすみモードにすることもできます。

手順:

  1. 画面右上のプロフィール写真をクリック
  2. 環境設定」を選択
  3. 通知」セクション
  4. おやすみモードのスケジュールを設定

例:

  • 平日:21:00 〜 9:00
  • 週末:終日

これで、仕事時間外の通知を自動的にブロックできます。

アクティブ状態を維持する方法と注意点

「常にアクティブにしておきたい」という場合の方法と、その注意点をご紹介します。

方法1:定期的にPCを操作する

最もシンプルな方法は、10分以内に何らかの操作をすることです。

具体的には:

  • マウスを動かす
  • キーボードで何か入力する
  • Slackのメッセージを確認する

Slack以外のアプリを使っていても、PC自体を操作していればアクティブのままです。

方法2:手動でアクティブに設定する

プロフィールメニューから手動で「アクティブ」に設定すれば、自動的に離席中に切り替わりません。

ただし、これには注意点があります。

方法3:複数のデバイスでログインする

デスクトップとモバイルの両方でSlackにログインしておく方法です。

仕組み:

  • どちらか一方のデバイスがアクティブなら、全体がアクティブと表示される
  • PCから離れても、スマホでSlackを開いておけばアクティブのまま

方法4:スマホの画面を常時オンにする

古いスマホなど、使っていないデバイスがあれば活用できます。

手順:

  1. Slackアプリをインストール
  2. 画面が消えないように設定(自動ロックを無効化)
  3. Slackを起動したまま放置

注意:

  • バッテリーの消耗が激しい
  • 有機ELディスプレイの場合、画面焼き付きのリスクがある

アクティブ維持の倫理的な注意点

Slackを常にアクティブに保つ方法はいくつかありますが、いくつか重要な注意点があります。

会社のポリシーを確認する

一部の企業では、ログイン状態を偽装する行為を禁止している場合があります。

自動化ツールやスクリプトを使う前に、会社の規定を必ず確認しましょう。

「アクティブ = 仕事中」ではない

アクティブ状態を維持していても、実際に仕事をしていないと意味がありません。

Slackのステータスは、コミュニケーションを円滑にするための補助ツールです。本来の目的を見失わないようにしましょう。

適切なステータス管理が大切

無理にアクティブを維持するより、適切にステータスを使い分ける方が健全です。

例:

  • 集中作業中:「🎧 集中モード – 15:00まで」
  • 休憩中:「☕ 休憩中 – 14:00に戻ります」
  • 会議中:「📅 会議中」

こうすれば、離席中でも状況が伝わり、チームメンバーも安心できます。

よくある質問(FAQ)

Q1. アクティブなのに離席中と表示されることがある?

A. 複数のデバイスでログインしている場合、どれか1つのデバイスが離席中判定されると、全体が離席中になることがあります。

すべてのデバイスで適切にログインしているか確認してください。

Q2. デスクトップで作業しているのに離席中になる理由は?

A. PCがスリープモードや省電力モードに入っている可能性があります。

電源設定で、スリープまでの時間を延ばすか、スリープを無効にしてみてください。

Q3. ログイン状態を非表示にできる?

A. 残念ながら、Slackではログイン状態を完全に非表示にする機能はありません。

ただし、「離席中」に手動設定することで、対応できないことを示すことはできます。

Q4. アクティブと離席中を自動で切り替えるスケジュール設定はできる?

A. Slack標準機能では、ログイン状態の自動スケジュール設定はできません。

ただし、おやすみモードはスケジュール設定が可能です(例:21:00〜9:00は通知オフ)。

Q5. 他の人が離席中かアクティブかを確認する方法は?

A. 相手の名前の横にある丸印(ドット)を見れば分かります。

  • 🟢 緑の丸:アクティブ
  • ⚪ 空の丸:離席中
  • 💤 Zマーク付き:おやすみモード

Q6. アクティブ状態は何分間維持される?

A. デスクトップ版とWebブラウザ版は、最後の操作から10分間アクティブが維持されます。

モバイル版は、アプリを開いている間だけアクティブです。

Q7. ブラウザ版でSlackを開きっぱなしにしても離席中になる?

A. はい、ブラウザで10分間操作がないと離席中になります。

ブラウザのタブを開いているだけでは、アクティブは維持されません。

Q8. 通話中は自動的にアクティブになる?

A. はい、Slackコール(音声・ビデオ通話)中は自動的にアクティブ状態が維持されます。

通話が終わると、通常の自動判定に戻ります。

ログイン状態の活用シーン別ガイド

ログイン状態とステータスを適切に使い分けることで、チームコミュニケーションが円滑になります。

シーン1:集中作業中

設定:

  • ログイン状態:アクティブ(手動)
  • ステータス:🎧 集中モード – 16:00まで
  • おやすみモード:オン(1時間)

効果:

  • 緊急時には連絡が届く
  • 通常の通知はブロックされる
  • いつまで集中するかが明確

シーン2:会議中

設定:

  • ログイン状態:自動(通話中は自動でアクティブ)
  • ステータス:📅 会議中 – 15:00まで

効果:

  • 会議中であることが一目で分かる
  • 終了時間が示されているので、いつ連絡すればいいか分かる

シーン3:休憩時間

設定:

  • ログイン状態:離席中(手動)
  • ステータス:☕ ランチ休憩 – 14:00まで

効果:

  • 今は対応できないことが明確
  • いつ戻るかが分かる

シーン4:在宅勤務日

設定:

  • ログイン状態:アクティブ
  • ステータス:🏡 在宅勤務中

効果:

  • オフィスにいないことが分かる
  • でも連絡は取れることが明確

シーン5:休暇中

設定:

  • ログイン状態:離席中(手動)
  • ステータス:🏝️ 休暇中 – 12/20まで
  • おやすみモード:終日

効果:

  • 長期不在が明確
  • いつ戻るかが分かる
  • 通知が来ない

ステータス管理のベストプラクティス

効果的なステータス管理のコツをご紹介します。

1. こまめに更新する

状況が変わったら、すぐにステータスを更新しましょう。

古いステータスが残っていると、混乱の原因になります。

2. 戻る時間を明記する

「会議中」「休憩中」など一時的な離席の場合は、戻る時間を書くと親切です。

良い例:

  • 📅 会議中 – 15:00まで
  • ☕ 休憩 – 14:30に戻ります

悪い例:

  • 📅 会議中(いつまでか不明)
  • ☕ 休憩中(いつ戻るか分からない)

3. 絵文字を効果的に使う

絵文字があると、パッと見て状況が分かりやすくなります。

おすすめ絵文字:

  • 🎧 集中作業
  • 📞 通話中
  • ✈️ 出張中
  • 🏥 体調不良
  • 🎉 イベント参加

4. チーム共通のルールを作る

チーム全体で統一されたステータスルールがあると、さらに便利です。

例:

  • 🔴 緊急時のみ連絡可
  • 🟡 急ぎでなければ後で
  • 🟢 いつでも連絡OK

カレンダー連携で自動ステータス更新

GoogleカレンダーやOutlookと連携すると、ステータスを自動更新できます。

カレンダー連携のメリット

  • 会議のスケジュールに合わせて自動で「会議中」になる
  • 会議が終わるとステータスが自動削除される
  • 手動更新の手間が省ける

連携方法

手順:

  1. Slackで「App ディレクトリ」を開く
  2. Google Calendar」または「Outlook Calendar」を検索
  3. Slackに追加」をクリック
  4. カレンダーへのアクセスを許可

これで、カレンダーの予定に応じて自動的にステータスが更新されます。

まとめ|適切なステータス管理でスムーズなコミュニケーションを

Slackのアクティブ・離席中の自動切り替え条件を理解すれば、より効果的にコミュニケーションが取れます。

アクティブ → 離席中になる条件:

  • デスクトップ版:10分間の無操作
  • Webブラウザ版:10分間の無操作
  • モバイル版:アプリを閉じる、画面ロック、アプリ切り替え

効果的なステータス管理のポイント:

  1. ログイン状態とステータスを使い分ける
  2. 手動設定を活用して正確な状況を伝える
  3. 戻る時間を明記する
  4. おやすみモードで集中時間を確保
  5. カレンダー連携で自動化する

無理にアクティブ状態を維持するより、適切にステータスを使い分ける方が、チーム全体の生産性が上がります。

ログイン状態に一喜一憂せず、「今、対応できるか」「いつ戻るか」を明確に伝えることを心がけましょう!


関連する便利な機能:

  • カスタムステータス:自分の状況を詳しく伝える
  • おやすみモードのスケジュール:仕事時間外の通知を自動ブロック
  • カレンダー連携:会議の予定に合わせて自動ステータス更新
  • リマインダー:後で対応したいメッセージを通知
  • ステータス候補のカスタマイズ(管理者向け):チームに合った選択肢を用意

これらの機能を組み合わせれば、Slackでのコミュニケーションがもっと快適になりますよ!

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