「Notionでスケジュール管理をしたいけど、カレンダーの使い方が分からない…」
「予定とタスクを一元管理できたら便利なのに…」
そんな悩みを抱えていませんか?
Notionには強力なカレンダー機能が備わっていて、予定管理やタスク管理、プロジェクト進行まで幅広く活用できます。
この記事では、Notionのカレンダー機能の基本的な使い方から、仕事や勉強に役立つ実践的な活用法まで、初心者向けに分かりやすく解説します。
設定方法も画像付きで説明するので、読み終わる頃にはすぐに使い始められますよ。
Notionのカレンダー機能とは?

Notionには2つのカレンダー機能があります。
1. カレンダービュー
データベースを日付順に表示する機能です。
タスクリストやプロジェクト管理、勉強計画など、日付を持つ情報を視覚的に管理できます。
Notion内で完結する、最も基本的なカレンダー機能ですね。
2. Notion Calendar
外部カレンダーと連携できる専用アプリです。
Googleカレンダーと同期して、NotionとGoogleの予定を一箇所で管理できます。
2024年に正式リリースされた、比較的新しい機能になります。
カレンダービューを作成する方法
まずは基本となるカレンダービューの作り方を見ていきましょう。
ステップ1:データベースを作成する
カレンダーは「データベース」という機能を使います。
データベースとは、情報を整理して保存できる表のようなものです。
- 新しいページを開く
- 「/database」と入力
- 「データベース – インライン」を選択
または、ページ内で「/table」と入力してテーブルを作ることもできます。
ステップ2:日付プロパティを追加する
カレンダーには日付が必須です。
- データベースの列(プロパティ)に「日付」を追加
- プロパティ名を「予定日」「期限」など分かりやすい名前に変更
- プロパティタイプを「日付」に設定
日付プロパティがないと、カレンダービューに変換できないので注意してください。
ステップ3:カレンダービューに切り替える
- データベースの左上にある「+ビューを追加」をクリック
- 「カレンダー」を選択
- レイアウトオプションで、表示する日付プロパティを選ぶ
これで、カレンダー形式の画面が表示されます!
カレンダービューの基本的な使い方
作成したカレンダーの操作方法を解説します。
予定を追加する方法
方法1:カレンダー上で直接追加
- 追加したい日付のマスをクリック
- タイトルを入力
- Enterキーを押す
最も素早く予定を追加できる方法です。
方法2:ページとして追加
- 日付のマスをダブルクリック
- 詳細なページが開く
- 内容、説明、チェックリストなどを追加
詳しい情報を含めたい場合はこちらの方法がおすすめです。
予定を移動する方法
ドラッグ&ドロップで簡単に移動できます。
- 移動したい予定をクリックしたまま
- 別の日付にドラッグ
- マウスを離す
予定変更がとてもスムーズにできますね。
表示期間を変更する方法
カレンダー右上のボタンで、表示期間を切り替えられます。
- 月表示:1ヶ月全体を見渡せる
- 週表示:1週間の詳細なスケジュールを確認
- 日表示:1日のタイムラインを時間単位で表示
用途に合わせて使い分けましょう。
予定の色分けをする方法
視覚的に分かりやすくするため、色分けが便利です。
- データベースに「タグ」または「セレクト」プロパティを追加
- 「仕事」「プライベート」「勉強」などのカテゴリーを作成
- カレンダービューの設定で「プロパティで色分け」を選択
- 色分けしたいプロパティを選ぶ
カテゴリーごとに自動で色が付くので、一目で予定の種類が分かります。
カレンダービューの便利な活用法
基本操作を覚えたら、次は実践的な使い方を見ていきましょう。
活用例1:タスク管理カレンダー
やるべきタスクを期限と一緒に管理します。
設定するプロパティ
- タスク名(タイトル)
- 期限(日付)
- ステータス(未着手・進行中・完了)
- 優先度(高・中・低)
- 担当者(チームで使う場合)
期限が近いタスクが視覚的に把握できるので、スケジュール管理がしやすくなります。
活用例2:コンテンツ投稿カレンダー
ブログやSNSの投稿予定を管理します。
設定するプロパティ
- 記事タイトル(タイトル)
- 投稿日(日付)
- プラットフォーム(ブログ・Twitter・Instagramなど)
- ステータス(下書き・レビュー中・公開済み)
- カテゴリー(テーマやジャンル)
いつ何を投稿するか計画的に管理できて、コンテンツ制作が効率的になります。
活用例3:学習計画カレンダー
勉強や資格試験の学習スケジュールを立てられます。
設定するプロパティ
- 学習内容(タイトル)
- 学習日(日付)
- 科目(数学・英語・プログラミングなど)
- 進捗(未着手・学習中・完了)
- 学習時間(数値)
試験日までの計画が立てやすく、進捗も可視化できます。
活用例4:プロジェクト管理カレンダー
複数のプロジェクトの締め切りやマイルストーンを管理します。
設定するプロパティ
- マイルストーン名(タイトル)
- 期限(日付)
- プロジェクト(プロジェクト名)
- フェーズ(企画・開発・テスト・リリースなど)
- 担当チーム
複数のプロジェクトが同時進行していても、全体像が把握しやすくなります。
活用例5:習慣トラッカー
毎日の習慣や目標達成を記録します。
設定するプロパティ
- 習慣名(タイトル)
- 実施日(日付)
- カテゴリー(健康・学習・仕事など)
- 達成(チェックボックス)
- メモ(テキスト)
継続日数が一目で分かり、モチベーション維持に役立ちます。
Notion Calendarとの連携方法
より高度なスケジュール管理には、Notion Calendarアプリの利用がおすすめです。
Notion Calendarとは
Notionが提供する専用のカレンダーアプリで、以下の特徴があります。
- Googleカレンダーと双方向同期
- Notionデータベースとの連携
- より詳細な時間管理
- リマインダー機能
連携設定の手順
- Notion Calendarアプリをダウンロード(PC・スマホ対応)
- Notionアカウントでログイン
- Googleカレンダーと接続
- 同期したいNotionデータベースを選択
これで、NotionとGoogleカレンダーの予定が一箇所に統合されます。
Notion Calendarのメリット
✅ Googleカレンダーとの同期
仕事用のGoogleカレンダーとNotion上のタスクを同時に確認できます。
✅ タイムブロッキング
予定と予定の間に自動で作業時間を確保できる機能があります。
✅ ショートカットキー
キーボード操作だけで素早く予定を追加・編集できます。
✅ 複数カレンダーの表示
個人・仕事・プロジェクトなど、複数のカレンダーを重ねて表示できます。
カレンダー機能をさらに便利にする設定
より使いやすくするためのカスタマイズ方法を紹介します。
フィルター機能で表示を絞る
特定の条件に合う予定だけを表示できます。
- カレンダービューの右上「フィルター」をクリック
- 条件を設定(例:ステータスが「完了」以外)
- 適用する
完了したタスクを非表示にするなど、見やすさが向上します。
並び替え機能で優先順位を明確に
同じ日付に複数の予定がある場合、表示順を変えられます。
- 「並び替え」をクリック
- 基準を選択(優先度・作成日時など)
- 昇順・降順を選ぶ
重要な予定を上に表示させることで、見落としを防げます。
リマインダーを設定する
予定の日時にリマインダー通知を受け取れます。
- 予定ページを開く
- 日付プロパティの横にあるベルアイコンをクリック
- 通知タイミングを選択(当日・前日・1週間前など)
大切な予定を忘れない仕組みが作れます。
テンプレート化して効率アップ
よく使う予定の形式をテンプレートとして保存できます。
- データベースの右上「•••」メニューを開く
- 「新規テンプレート」を選択
- 定型の項目を入力して保存
定例会議や毎週のタスクなど、繰り返し使う予定の入力が楽になります。
よくある質問
Q1. カレンダービューとNotion Calendarの違いは?
カレンダービューは、Notion内のデータベースを日付順に表示する機能です。
Notion Calendarは、Googleカレンダーとも連携できる専用アプリになります。
基本的なスケジュール管理ならカレンダービューで十分ですが、外部カレンダーとの統合が必要ならNotion Calendarを使いましょう。
Q2. Googleカレンダーの予定を自動でNotionに反映できる?
Notion Calendarアプリを使えば可能です。
アプリ内でGoogleアカウントと連携すると、双方向で同期されます。
ただし、カレンダービュー単体では直接連携できません。
Q3. 過去の予定も表示できる?
できます。
カレンダー上部の矢印ボタンで、過去の月・週・日に移動できます。
完了した予定も記録として残るので、振り返りに便利です。
Q4. スマホでもカレンダービューは使える?
はい、Notionのスマホアプリでもカレンダービューは使えます。
ただし、画面サイズの関係で月表示は見づらいことがあります。
スマホでは週表示や日表示がおすすめです。
Q5. 時間単位での予定管理はできる?
日付プロパティで「時間を含める」を有効にすれば、時間単位での管理が可能です。
「2024年10月1日 14:00」のように、具体的な時刻まで設定できます。
タイムライン表示にすると、時間軸で予定を確認できますよ。
まとめ
Notionのカレンダー機能の使い方をまとめます。
基本的な使い方
- データベースに日付プロパティを追加
- カレンダービューに切り替え
- ドラッグ&ドロップで予定を移動
- 色分けで視覚的に管理
便利な活用例
- タスク管理
- コンテンツ投稿計画
- 学習スケジュール
- プロジェクト管理
- 習慣トラッカー
さらに便利にする方法
- Notion Calendarアプリと連携
- フィルターで表示を絞る
- リマインダーで通知を受け取る
- テンプレート化で効率化
Notionのカレンダー機能を使えば、予定管理がとても快適になります。
最初は基本的な使い方から始めて、徐々に自分に合った活用法を見つけていきましょう。
タスクやプロジェクトを視覚的に管理できるので、仕事や勉強の効率がグッと上がりますよ。
今日から早速、Notionカレンダーでスケジュール管理を始めてみてくださいね!
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