「会議を設定したいけど、相手の予定がわからない」「メンバー全員の空き時間をまとめて確認したい」——そんな場面、Teams を使っているとよく直面しますよね。
Microsoft Teams の予定表には、他の人の空き時間を確認するための機能がいくつか備わっています。
この記事では、Teams で他の人の予定を確認する方法を、目的別に整理してわかりやすく解説します。
まず知っておきたい「Teamsで見られること・見られないこと」

Teams の予定表で他の人の情報を確認するとき、見られる範囲は相手のプライバシー設定と組織のポリシーによって異なります。
基本的なルールを先に整理しておきましょう。
| 状況 | 見られる情報 |
|---|---|
| 同じ組織内のユーザー(標準設定) | 空き・取り込み中の情報のみ(予定の詳細は非表示) |
| 相手がカレンダーを共有してくれた場合 | 共有レベルに応じた詳細(件名・内容まで見られる場合も) |
| 社外ユーザー・別組織のユーザー | 原則として確認不可 |
つまり Teams 単体では、「この時間帯は空いているか、埋まっているか」という空き時間情報が基本で、予定の件名や内容まで見るには相手からカレンダーの共有許可をもらう必要があります。
方法①:スケジュールアシスタントで空き時間を確認する(会議調整時)
最も手軽に使える方法がスケジュールアシスタントです。
新しい会議を作成するとき、参加者を追加するだけで全員の空き時間が一画面で確認できます。
手順:
- Teams の左サイドバーから「カレンダー」を開く
- 右上の「新しい会議」ボタンをクリックする
- 参加者の欄に確認したい相手の名前またはメールアドレスを入力する
- 「スケジュールアシスタント」タブをクリックする
スケジュールアシスタントを開くと、参加者全員の予定が横軸(時間)・縦軸(人)の形式で一覧表示されます。
すでに予定が入っている時間帯は紫色で表示され、空いている時間帯はそのまま白く表示されます。
- 全員が空いている時間帯の上には緑のアイコンが表示される
- 「候補」として最適な時間帯が自動提示される場合もある
- 紫色の枠をドラッグして開始・終了時刻を調整できる
出席者が多い場合は「必須出席者」と「任意出席者」に分けて追加すると、必須メンバー全員が空いている時間帯を絞り込みやすくなります。
(Microsoft サポート「スケジュールアシスタントを使用して会議の時間を把握する方法」より)
注意: スケジュールアシスタントで表示されるのは同じ組織内のユーザーの空き時間情報のみです。社外のユーザーを追加した場合、「情報なし」と表示されて予定は確認できません。
方法②:Teams予定表に他の人のカレンダーを追加して表示する(新しいTeams)
2024年以降に刷新された「新しいTeams」では、他の人や共有カレンダーを自分のTeams予定表画面に重ねて表示できるようになりました。
自分の予定との重ね合わせ表示や並べて表示(分割ビュー)に対応しており、日常的に特定の人の予定を確認したい場合に便利です。
手順:
- Teams の左サイドバーから「カレンダー」を開く
- 画面左上または右上にある「カレンダーを追加」または「+」ボタンをクリックする
- 追加する種類を選択する(「ディレクトリから追加」で組織内のユーザーを選択)
- 確認したいユーザーの名前を入力して追加する
追加したカレンダーは自分の予定表に重なって表示されます。
「分割ビュー」に切り替えると、自分のカレンダーと並べて確認することも可能です。
注意: 追加できるのは、相手が共有許可を付与しているカレンダーに限られます。許可がない場合は空き・取り込み中の情報のみ表示されます。
方法③:Outlookから他の人のカレンダーを共有してもらい確認する
Teams 内での確認機能は基本的に「空き時間の有無」に限られるため、予定の詳細内容まで確認したい場合はOutlookのカレンダー共有機能を使います。
カレンダーを共有してもらう手順(相手側の操作):
- Outlookを開き、左サイドバーの「マイカレンダー」を右クリックする
- 「共有」または「共有と公開」を選択する
- 共有先のメールアドレスを入力する
- 共有レベルを設定する(「空き時間のみ」「件名と場所」「すべての詳細」から選択)
- 「送信」をクリックする
共有された予定表は Outlook に追加表示されると同時に、Teams のスケジュールアシスタントにも反映されます。
共有レベルの違い:
| 共有レベル | 表示される情報 |
|---|---|
| 空き時間のみ | 「予定あり」か「空き」かのみ |
| 件名と場所 | 会議名や場所まで表示される |
| すべての詳細 | 本文・参加者を含む完全な内容 |
注意: カレンダー共有の設定は組織のポリシーによって制限される場合があります。社外ユーザーへの共有が必要な場合は IT 管理者に確認してください。
Outlookのカレンダー共有の詳細な手順はOutlookスケジュール共有完全ガイドをご参照ください。
チャットから相手の予定を確認する方法
1対1の調整であれば、チャット画面から直接スケジュールを確認する方法も使えます。
- 相手とのチャットを開く
- 上部の「…(その他のオプション)」をクリックする
- 「会議をスケジュール」を選択する
- 表示された新規会議作成画面で「スケジュールアシスタント」を確認する
この方法では相手が自動的に参加者として追加されるため、スケジュールアシスタントで空き時間をすぐに確認できます。
相手の予定が表示されない・「情報なし」と出るときの対処法
スケジュールアシスタントで相手の予定が正しく表示されない場合、以下の原因が考えられます。
原因と対処法:
相手が社外ユーザー(別組織)の場合は、組織をまたいだ空き時間情報の参照はできません。
この場合は Teams のチャットや Outlook で直接空き時間を聞いて調整するのが現実的です。
相手が予定表の公開設定を「なし」にしている場合も「情報なし」と表示されます。
相手本人に Outlook の公開設定を確認してもらいましょう。
組織のポリシーによって他のユーザーの空き時間情報へのアクセスが制限されている場合もあります。
この場合は IT 管理者に確認する必要があります。
また、Teams と Outlook の同期が遅れていると最新の情報が反映されないことがあります。
Teams を一度完全終了して再起動すると解消されることがあります。
Teams 予定表全般のトラブルについてはMicrosoft Teamsのカレンダー(予定表)の使い方を徹底解説!の記事も参考にしてください。
まとめ:目的別の使い分け
Teams で他の人の予定を確認する主な方法は3つです。
会議を新規作成する際の空き時間確認にはスケジュールアシスタントが最も手軽で、操作も少なく済みます。
特定の人の予定を日常的に把握しておきたい場合は、Teams予定表へのカレンダー追加が便利です。
予定の件名や詳細内容まで把握したいなら、相手にOutlookのカレンダー共有を設定してもらう必要があります。
いずれの方法も、相手のプライバシー設定と組織のポリシーの範囲内で機能する点は覚えておきましょう。
複数人の空き時間をまとめて比較したい場合はOutlookスケジュールアシスタント完全ガイドも合わせてご参照ください。
参考情報源:


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