Microsoft Teams が真っ白になる原因と対処法【Windows・Mac対応】

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Teamsを開いたら画面が真っ白で何も操作できない——そんな経験はありませんか?
この問題はキャッシュの破損やWebView2の不具合が主な原因で、手順を踏めばほとんどの場合に解決できます。
この記事では、真っ白になる原因と、試すべき対処法を順番に解説します。


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Microsoft Teams が真っ白になる主な原因

Teams の白画面は、大きく分けて以下の4つが原因です。

原因概要
キャッシュの破損・肥大化蓄積されたキャッシュファイルが壊れると起動時に表示が崩れる
Edge WebView2の問題TeamsはEdgeと同じレンダリングエンジンを内部で使用しており、WebView2(マイクロソフト製ブラウザエンジン)の不具合が表示に影響する
GPUハードウェアアクセラレーションの競合GPU(グラフィックス処理装置)でレンダリングを加速する機能が環境によっては逆効果になる
アプリファイルの破損アップデートの失敗や不完全なインストールでアプリ本体が壊れている

今すぐ試せる一時的な回避策

時間がないときはまずWeb版Teamsを使いましょう。

Microsoft Teams Webブラウザ版にアクセスすると、アプリと同じアカウントでサインインできます。
会議やチャットは問題なく使えるので、急ぎの場合はこちらで対応してください。


対処法1:Teamsを完全終了して再起動する

最もシンプルな方法です。
画面右上の「×」ボタンだけではTeamsはバックグラウンドで動き続けています。

  1. タスクバー右下の通知領域にあるTeamsアイコンを右クリックする
  2. Teamsを終了する」を選択する
  3. Teamsを再起動してサインインする

これだけで解決するケースもあるので、まず試してみてください。


対処法2:キャッシュを削除する

キャッシュの破損が原因である場合、削除することで解消します。
チャット履歴やファイルはすべてMicrosoftのクラウドに保存されているため、キャッシュを削除してもデータは消えません

新しいTeams(2024年以降の標準版)の場合

  1. Teamsを完全終了する(対処法1の手順で終了)
  2. OutlookなどのOfficeアプリもすべて終了する
  3. Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  4. 以下のパスを入力してOKをクリックする
%userprofile%\appdata\local\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache\Microsoft\MSTeams
  1. フォルダ内のファイルをすべて選択して削除する
  2. PCを再起動してTeamsを起動する

旧版Teams(クラシックTeams)が残っている場合

「ファイル名を指定して実行」に以下のパスを入力してください。

%AppData%\Microsoft\Teams

フォルダ内をすべて削除し、同様に%LocalAppData%\Microsoft\Teamsフォルダも削除します。

注意: Microsoft社の公式ドキュメント(Teamsクライアントキャッシュをクリアする – Microsoft Learn)では、キャッシュ削除中はOfficeアプリをすべて終了するよう推奨されています。


対処法3:Edge WebView2を修復・更新する

TeamsはEdgeと同じWebView2(ウェブビュー2)というブラウザエンジンで画面を描画しています。
このWebView2に不具合があると、白画面が発生することがあります(Microsoft Q&Aコミュニティで多数の報告あり)。

修復方法(Windows)

  1. Windowsキー+Iを押して「設定」を開く
  2. 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  3. 検索欄に「WebView2」と入力する
  4. 「Microsoft Edge WebView2 Runtime」の「…」をクリック
  5. 変更」または「修復」を選択する

修復で解決しない場合は、Microsoft Edge WebView2 公式ダウンロードページから最新版をインストールしてください。


対処法4:GPUハードウェアアクセラレーションを無効化する

GPU(グラフィックス処理装置)での描画高速化機能が、環境によっては白画面の原因になることがあります。

Windows でのGPU無効化方法

以下のパスで起動オプションを変更します。

  1. Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 以下を入力してOKをクリックする
%LocalAppData%\Microsoft\Teams\current\Teams.exe --disable-gpu

これで起動した場合、GPU無効化が原因であることが確認できます。
恒久的に無効化したい場合は、Teamsの「設定」→「全般」→「GPUハードウェアアクセラレーションを無効にする」にチェックを入れてください。

Mac でのGPU無効化方法

  1. Teamsを起動する
  2. 右上の「…(設定など)」をクリックして「設定」を開く
  3. 全般」タブの「GPUハードウェアアクセラレーションを無効にする」をオフにする
  4. Teamsを再起動する

対処法5:アプリを修復・リセットする

Windowsの設定からTeamsを修復・リセットできます。
修復はアプリファイルの破損を直す操作で、チャット履歴や設定は消えません
リセットはアプリを初期状態に戻す操作で、ローカルの設定は初期化されますが、クラウドのデータは保持されます。

  1. Windowsキーを押して「Microsoft Teams」を検索する
  2. 検索結果のTeamsを右クリックし「アプリの設定」を選択する
  3. 画面を下にスクロールして「修復」をクリックする
  4. 修復で解決しない場合は「リセット」をクリックする

対処法6:Teamsを再インストールする

上記すべての方法を試しても解決しない場合は、アンインストールして再インストールします。
Microsoft TeamsのWindows/Macへの再インストール手順で詳しく解説しています。

アンインストール手順(Windows):

  1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  2. 「Microsoft Teams」を検索してアンインストールする
  3. Teams Machine-Wide Installer」も忘れずアンインストールする(残っていると自動で再インストールされます)
  4. キャッシュフォルダを削除する(対処法2の手順)
  5. Microsoft Teams公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールする

対処法7:新しいWindowsユーザープロファイルで試す

Windowsのユーザープロファイル(ユーザーデータ)が破損している場合、新しいプロファイルを作成することで解決することがあります(Microsoft Q&Aコミュニティの報告より)。

  1. 「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」を開く
  2. 他のユーザーを追加する」をクリックして新しいローカルアカウントを作成する
  3. 新しいアカウントでサインインしてTeamsを起動する

新しいプロファイルでTeamsが正常に動作する場合、元のプロファイルのファイルが破損している可能性があります。


推奨する試す順番

対処法が多いので、効率よく進めるための順番をまとめます。

  1. 完全終了して再起動(対処法1):5分以内で試せる最も簡単な方法
  2. キャッシュ削除(対処法2):最も多くのケースで効果がある
  3. WebView2の修復(対処法3):2024年以降の白画面報告で特に効果ありとされる方法
  4. GPU無効化(対処法4):グラフィックドライバーが関係する場合に有効
  5. 修復・リセット(対処法5):アプリファイルの破損が疑われる場合
  6. 再インストール(対処法6):それでも解決しない最終手段
  7. 新しいユーザープロファイル(対処法7):Windowsのユーザーデータ破損が疑われる場合

Teamsが重い・遅い場合も確認を

真っ白ではないが動作が遅い・固まるという場合は、Microsoft Teamsが重い・遅いときの原因と対処法も参考にしてください。
白画面と重動作は原因が重なる部分もあり、キャッシュ削除で両方まとめて改善することがあります。


まとめ

Microsoft Teamsが真っ白になる問題は、キャッシュの削除Edge WebView2の修復で解決するケースがほとんどです。
まずキャッシュ削除を試し、それでも直らなければWebView2の修復とGPU無効化を組み合わせて試してみてください。

再インストールが必要になるケースは少ないですが、詳しい手順はMicrosoft Teamsの再インストール完全ガイドにまとめています。

Teamsの基本的な使い方についてはMicrosoft Teamsとは?完全解説もあわせてご覧ください。


参考情報源:

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