Microsoft Teams 画面共有が表示されない原因と対処法【完全解説】

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「Teams会議で画面共有しようとしたら、ボタンが表示されない…」「相手が共有しているはずなのに、自分には何も映らない…」「共有したら相手の画面が真っ黒になった…」

そんなトラブルを抱えていませんか?
Teams の画面共有が表示されない問題は、原因によって対処法がまったく異なります。
この記事では、「自分が共有できない」「相手の共有が見えない」「共有したら真っ黒」の3つのパターン別に、原因と対処法をわかりやすく解説します。

画面共有の基本的な使い方はMicrosoft Teams 画面共有のやり方完全ガイドで解説しています。


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まず「どの状態で表示されないか」を確認しよう

Teams の画面共有トラブルは大きく3種類に分かれます。
自分の状況に合うパターンを確認してから、対処法に進んでください。

パターン症状主な原因
①共有ボタンが表示されない自分の側に画面共有のアイコンが出ない権限不足・管理者ポリシー
②相手の共有画面が見えない相手は共有しているのに自分には映らないネットワーク・PC負荷・キャッシュ
③共有したら真っ黒・映らない自分が共有を始めると相手に黒い画面が表示されるGPU設定・Mac権限・解像度

パターン①:共有ボタン(アイコン)が表示されない

原因1:会議の権限が「出席者」になっている

Teams の会議では、参加者に「発表者」と「出席者」のロールが設定されています。
「出席者」ロールのユーザーは、デフォルトで画面共有ができません。
共有ボタン自体がメニューに表示されないため、最も多い原因のひとつです。

対処法:
会議の主催者に連絡して、発表者ロールへの変更を依頼してください。
主催者側の手順は以下のとおりです。

  1. 会議ツールバーの「…(その他のアクション)」→「会議の設定」を開く
  2. 発表者となるユーザー」を選択する
  3. 全員」または共有したい参加者を個別に指定する

(Presenuniv「Teamsで画面共有できない時の6つの対処法」より)

原因2:管理者ポリシーで画面共有が制限されている

組織のIT管理者によって、ユーザーの画面共有が制限されているケースがあります。
この場合、会議の設定を変えても共有ボタンが表示されません。

対処法:
IT管理者に「Teamsの画面共有ポリシーが有効になっているか確認してほしい」と連絡してください。

原因3:ブラウザ版で非対応ブラウザを使っている

Teams のブラウザ版(Web版)では、Edge と Chrome のみが画面共有に対応しています。
Firefox・Safari などのブラウザでは画面共有ボタンが表示されないか、機能しません(前回の画面共有記事で確認済みの情報)。

対処法:
ブラウザ版を使っている場合は、Microsoft Edge または Google Chrome の最新版に切り替えてください。
または、Teamsのデスクトップアプリをインストールして使用するのが最も安定します。


パターン②:相手の共有画面が自分だけ見えない

原因1:相手が共有対象を誤って選択している

相手が画面共有の設定で「デスクトップ全体」ではなく、特定のウィンドウを選択した際に、意図と異なる画面が共有されているケースです。
自分には何も映っていないように見えても、相手は別の画面を共有しているだけということもあります(Business Chat Master より)。

対処法:
「今何が見えているか」を相手に伝えて、共有対象の選択を見直してもらいましょう。

原因2:PC の負荷が高く表示が追いついていない

Teams を含む複数のアプリが同時に動いていると、PCのメモリ・CPU が不足して相手の共有画面が表示されなくなることがあります(Microsoft Q&A より)。

対処法:
使っていないアプリやブラウザのタブをすべて閉じて、PCの負荷を下げてみてください。
それでも改善しない場合は、一度会議から退出して再参加すると解消することがあります。

Teamsが全体的に重い場合はMicrosoft Teamsが重い・遅い時の完全対策ガイドも参考にしてください。

原因3:キャッシュが溜まって誤動作している

Teamsのキャッシュデータが蓄積されると、画面の表示が正常に動作しなくなることがあります(Microsoft Q&A より)。

対処法(Windowsの場合):

  1. Teamsをタスクマネージャーで完全に終了する(タスクバーのアイコンを右クリック→「終了」)
  2. %appdata%\Microsoft\Teams をエクスプローラーで開く
  3. CacheGPUCacheIndexedDBLocal Storagetmp の各フォルダ内のファイルを削除する(フォルダ自体は削除しないこと)
  4. Teamsを再起動する

キャッシュ削除の詳細はMicrosoft Teamsキャッシュクリア完全ガイドでも紹介しています。

原因4:Teamsが古いバージョンになっている

バージョンが古いと不具合が生じて、共有画面が正常に表示されないことがあります(itojisan.xyz より)。

対処法:

  1. Teamsアプリの右上「…(設定とその他)」をクリックする
  2. アップデートの確認」または「更新の確認」を選択する
  3. 最新バージョンに自動更新されたら、Teamsを再起動する

原因5:ネットワーク接続が不安定

インターネット接続が不安定だと、相手の共有画面のデータが届かず表示されないことがあります。

対処法:
可能であれば Wi-Fi から有線LAN(LANケーブル)に切り替えるのが最も効果的です。
Wi-Fi しか使えない場合は、ルーターに近い場所に移動するか、電波の強い場所でお試しください。
VPN を使っている場合は、一時的にオフにして改善するか確認してみてください。


パターン③:共有したら相手の画面が真っ黒になる

これは「自分は共有しているつもりだが、相手には真っ黒な画面しか表示されない」という状態です。

原因1:Mac の画面収録の許可が設定されていない

Mac ユーザーに最も多い原因です。
macOS には画面収録を制限するセキュリティ機能があり、Teamsに許可を与えていないと相手には真っ黒な画面しか表示されません。

対処法(macOS 13 Ventura 以降):

  1. システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開く
  2. 画面収録とシステムオーディオ収録」をクリックする
  3. Microsoft Teams のスイッチをオンにする
  4. Teamsを完全に終了して再起動する

設定後は、Teamsを必ず再起動してから会議に参加し直してください(Presenuniv より)。
Teamsのカメラ・マイク設定も確認したい場合はMicrosoft Teamsのカメラ設定方法も参考にしてください。

原因2:Windows でTeamsの画面収録が許可されていない

Windows 11 / 10 でも、プライバシー設定でTeamsの画面キャプチャが制限されているケースがあります。

対処法:

  1. 設定」→「プライバシーとセキュリティ」(またはWindows 10では「プライバシー」)を開く
  2. アプリの診断」または関連するアプリアクセス設定を確認する
  3. Microsoft Teams のアクセスが許可されているか確認して、オフになっていればオンにする

原因3:ハードウェアアクセラレーション(GPU)との相性問題

Teamsには、GPUを使って画面描画を高速化する「ハードウェアアクセラレーション」機能があります。
しかし、PCのGPUドライバーが古かったり、グラフィックボードと相性が悪い場合、この機能が逆に画面共有の障害となり、相手の画面を真っ黒にしてしまうことがあります(きみよや・ジャパンエイドPC救急より)。

対処法:

  1. Teamsの右上「…(設定とその他)」→「設定」を開く
  2. 一般」タブを選択する
  3. GPU ハードウェア アクセラレータを無効にする」にチェックを入れる
  4. Teamsを完全に再起動する

注意: この設定を無効にするとPCのCPU負荷がやや増加します。問題が解決したら、ドライバー更新後に再度オンに戻すことを検討してください(Microsoft Learn より)。

原因4:ディスプレイの解像度が高すぎる

4Kなど高解像度のディスプレイを使っている場合、Teamsの画面共有処理が追いつかず、相手に黒い画面が表示されることがあります(itojisan.xyz より)。

対処法:

  1. デスクトップを右クリック→「ディスプレイ設定」を開く
  2. ディスプレイの解像度」を、現在より低い解像度(例:1920×1080)に変更する
  3. 会議終了後に元の解像度に戻す

共通の対処法:まずこれを試す

原因が特定できない場合は、以下を順番に試してみてください。

手順1:Teamsを完全に再起動する
タスクバーまたはタスクマネージャーからTeamsを完全終了し、再度起動してください。
「×」で閉じるだけではバックグラウンドで動き続けることがあります。

手順2:会議から一度退出して再参加する
共有が突然見えなくなった場合、退出→再参加で解消するケースが多いです(Microsoft Q&A より)。

手順3:不要なアプリをすべて終了する
Teams会議中は、使っていないブラウザタブや他のアプリを閉じてPCの余裕を作りましょう。

手順4:ブラウザ版の場合はデスクトップアプリに切り替える
ブラウザ版は機能制限があり、デスクトップアプリの方が安定して動作します。


よくある質問とトラブル早見表

症状確認すること対処法
共有ボタンが出ない自分のロールを確認主催者に発表者への変更を依頼
相手の画面が見えないPC負荷・ネットワークを確認不要アプリを閉じる・再参加する
共有画面が真っ黒(Mac)画面収録の許可を確認システム設定→画面収録でTeamsを許可
共有画面が真っ黒(Windows)GPU設定を確認ハードウェアアクセラレーションを無効化
特定のウィンドウが選択肢に出ないウィンドウが最小化されていないか確認共有前にウィンドウを開いた状態にする
音声が聞こえない音声設定を確認音声トラブルシューティングを参照

まとめ

Teams の画面共有が表示されないトラブルは、「共有ボタンが出ない」「相手の画面が見えない」「真っ黒になる」の3パターンに分かれます。

最初に確認すべき点はシンプルで、「自分のロール(権限)」「Macの画面収録許可」「GPUの設定」の3つが原因の大半を占めます。
それでも解決しない場合は、キャッシュ削除・アップデート・ネットワーク確認の順で試してみてください。

Teams の使い方全体を把握したい方はMicrosoft Teamsとは?完全解説記事もあわせてご覧ください。


参考情報源

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