「会議が始まってから『声が聞こえません』と言われた」
そんな経験を防ぐために、Teams にはマイクをあらかじめテストできる機能が用意されています。
この記事では、テスト通話によるマイク確認の手順から、マイクが動作しない場合の対処法まで順番に解説します。
Teams でマイクをテストする2つの方法
Teams でマイクの動作を確認する方法は主に2つあります。
- 方法1:テスト通話(会議に参加せず、音声を録音して再生して確認する)
- 方法2:デバイス設定から確認(Teams の設定画面でマイクを選択して確認する)
方法1:テスト通話でマイクを確認する
テスト通話は、Microsoftのボットと模擬通話をすることでマイク・スピーカー・カメラ・ネットワークを一括で確認できる機能です。
実際の会議に参加せずに動作確認できるため、重要な会議の前に済ませておくのがおすすめです。
手順
- Teams アプリの右上にある「…(設定とその他)」をクリックする
- 「設定」を選択する
- 左側のメニューから「デバイス」をクリックする
- 画面下部の「テスト通話の実施」ボタンをクリックする
- 自動音声の案内(「ビープ音の後に短いメッセージを録音してください」)が流れる
- ポーン音の後に声を吹き込む(最大16秒、3秒間の無音で自動終了)
- 録音した内容が自動で再生される
- 音声が正常に聞こえれば、マイクとスピーカーは正常に動作している
テスト通話で確認できること
テスト通話では以下の4つの項目を確認できます。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| マイク | 自分の声が正しく録音・送信できるか |
| スピーカー | 再生音声が正常に聞こえるか |
| カメラ | カメラ映像が表示されているか |
| ネットワーク | 通信品質に問題がないか |
録音できる時間は最大16秒です。話し終えて無音が約3秒続くと、録音が自動終了します。
方法2:デバイス設定でマイクを確認する
テスト通話を使わなくても、設定画面からマイクが認識されているかどうかを確認できます。
手順
- Teams アプリの右上「…」→「設定」→「デバイス」を開く
- 「マイク」のプルダウンメニューを確認し、使いたいマイクが選択されているか確認する
- マイクが選択されている状態でマイクに向かって話し、音量バーが動けば正常に認識されている
複数のマイクが接続されている場合は、使いたいものがドロップダウンで選択されているかを必ず確認しましょう。
会議中にマイクデバイスを変更する方法
会議中でもマイクの切り替えは可能です。
急きょ別のデバイスに変えたいときなどに使えます。
手順
- 会議中の画面上部にある「…(その他)」をクリックする
- 「設定」→「デバイスの設定」を選択する
- 「マイク」のプルダウンから使いたいデバイスを選ぶ
マイクが動作しない場合の対処法
テストしてみたところマイクが反応しない、または相手に声が届かない場合は、以下を順番に確認してください。
チェック1:ミュートになっていないか確認する
最もよくある原因です。
- 会議画面上部のマイクアイコンに斜線が入っている場合はミュート状態
- クリックしてミュートを解除する
- ヘッドセットや外付けマイクを使用している場合は、機器本体の物理ミュートボタンもあわせて確認する
チェック2:Windows のプライバシー設定でマイクアクセスを許可する
Windows はアプリごとにマイクへのアクセスを制御しています。
Teams がマイクを使えるよう許可されているか確認しましょう。
Windows 11 の場合:
- スタート → 「設定」 → 「プライバシーとセキュリティ」を開く
- 「アプリのアクセス許可」から「マイク」を選択する
- 「マイクへのアクセス」がオンになっていることを確認する
- 「アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオンになっていることを確認する
- 「Microsoft Teams(職場または学校)」の横のトグルがオンになっていることを確認する
- 「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオンになっていることを確認する
Windows 10 の場合:
- スタート → 「設定」 → 「プライバシー」を開く
- 左側メニューから「マイク」を選択する
- 「このデバイスでのマイクへのアクセスを許可する」をオンにする
- 「アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにする
- リスト内の「Teams」または「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオンになっていることを確認する
設定がすでにオンになっている場合でも、一度オフにしてから再びオンにすると設定が再適用されることがあります。
チェック3:Teams のデバイス設定で正しいマイクが選ばれているか確認する
パソコンに複数のマイクが接続されている場合、意図しないデバイスが選ばれている可能性があります。
- Teams 右上「…」→「設定」→「デバイス」を開く
- 「マイク」プルダウンから正しいデバイスを選択する
- 音量バーが反応するか確認する
チェック4:ブラウザ版 Teams のマイク許可を確認する
Web 版(ブラウザ版)の Teams を使用している場合は、ブラウザ側でもマイクの許可が必要です。
Microsoft Edge の場合:
- Edge 右上の「…」→「設定」を開く
- 「プライバシー、検索、サービス」→「サイトのアクセス許可」→「マイク」を選択する
teams.microsoft.comが「許可」になっていることを確認する
Google Chrome の場合:
- Chrome 右上の「…」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「マイク」を選択する
teams.microsoft.comが「許可」になっていることを確認する
チェック5:マイクやオーディオドライバーを更新する
ドライバーが古い場合、マイクが正常に動作しないことがあります。
- スタートボタンを右クリック →「デバイスマネージャー」を開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開する
- 使用中のオーディオデバイスを右クリック →「ドライバーの更新」を選択する
- 「ドライバーを自動的に検索する」を選択して更新する
チェック6:Teams アプリのキャッシュをクリアする
アプリのキャッシュが原因で不具合が起きることもあります。
- タスクバーで Teams アイコンを右クリック →「終了」で Teams を完全に閉じる
- エクスプローラーを開き、アドレスバーに
%appdata%\Microsoft\Teamsを入力して Enter - フォルダ内のキャッシュファイル(特に
Cacheフォルダ内)を削除する - Teams を再起動する
キャッシュを削除しても、チャット履歴やファイルなどのデータは消えません。
まとめ
Teams のマイクテストは、テスト通話を使えば会議前に簡単に確認できます。
マイクが動作しない場合は、まずミュート状態の確認、次に Windows のプライバシー設定、Teams のデバイス設定の順に確認していくのがスムーズな解決への近道です。
重要な会議の前には毎回テスト通話を実施しておく習慣をつけると、会議中のトラブルをぐっと減らすことができます。


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