Microsoft Teamsのグループチャットが増えてきて「もう使わないチャットを整理したい」と思ったことはないでしょうか。
Teamsにはグループチャットを整理する方法が複数あり、「削除」「退出」「非表示」「ミュート」がそれぞれ異なる動作をします。
どれを選ぶかによって、後からチャットを見直せるかどうかが変わってくるため、違いを理解したうえで操作することが大切です。
この記事では、グループチャットの削除・退出・非表示それぞれの手順と、用途に合わせた使い分けを解説します。
グループチャットの削除・退出・非表示の違い

操作を始める前に、それぞれの違いを整理しておきましょう。
| 操作 | 自分のリストから消えるか | 過去の履歴 | 他のメンバーへの影響 |
|---|---|---|---|
| 削除 | ✅ 完全に消える | ❌ 見られなくなる | 「退出しました」と表示される |
| 退出 | ✅ 消える | ✅ 検索で見られる | 「退出しました」と表示される |
| 非表示 | 一時的に隠れる(新着で復活) | ✅ 見られる | 何も表示されない |
| ミュート | ❌ 残ったまま | ✅ 見られる | 何も表示されない |
重要な前提として、「全員のリストから一括削除する」機能はTeamsに存在しません(Microsoft Q&Aより)。
自分のリストから消す操作であり、他のメンバーの画面には影響しません。
グループチャットを削除する方法(PC・Mac)
「削除」を選ぶと、自分のチャット一覧から完全に消え、過去の履歴も検索できなくなります。
後から内容を確認する可能性がある場合は、後述の「退出」を使うほうが安全です。
手順:
- 左メニューの「チャット」を開く
- 削除したいグループチャットにカーソルを合わせる
- 表示される「…(その他のオプション)」をクリックする
- 「削除」を選択する
- 確認画面で「削除する」をクリックする
操作後、他のメンバーのチャットには「退出しました。」と表示されます。
自分が再度チャットに参加するには、他のメンバーから招待してもらう必要があります。
グループチャットを削除する方法(スマートフォン)
iOSの場合:
- 「チャット」タブを開く
- 削除したいグループチャットを左にスワイプする
- 「削除」をタップする
- 確認画面で「削除する」をタップする
Androidの場合:
- 「チャット」タブを開く
- 削除したいグループチャットを長押しする
- 表示されたメニューから「削除」をタップする
- 確認画面で「削除する」をタップする
グループチャットから退出する方法(PC・Mac)
「退出」を選ぶと、チャット一覧からは消えますが、退出前の履歴を検索で見直すことができます。
「削除はしたくないが、もう使わないチャット」を整理するのに適した方法です。
手順:
- 左メニューの「チャット」を開く
- 退出したいグループチャットにカーソルを合わせる
- 「…(その他のオプション)」をクリックする
- 「退出」を選択する
- 確認画面で「退出する」をクリックする
退出後も、退出前に自分が送ったメッセージは他のメンバーのチャット履歴に残ります。
特定のメッセージを残したくない場合は、退出前に個別に削除しておく必要があります。
グループチャットを非表示にする方法
新着メッセージが来たら再表示される仕様のため、一時的に隠したい場合に向いています。
手順:
- 左メニューの「チャット」を開く
- 非表示にしたいグループチャットにカーソルを合わせる
- 「…(その他のオプション)」をクリックする
- 「非表示」を選択する
非表示にしたチャットは、チャット検索から名前を入力すると再表示できます。
グループチャットをミュートする方法
通知だけをオフにして、チャット自体はリストに残したい場合に使います。
手順:
- 左メニューの「チャット」を開く
- ミュートにしたいグループチャットにカーソルを合わせる
- 「…(その他のオプション)」をクリックする
- 「ミュート」を選択する
ミュート中も、チャットを開けばメッセージを確認できます。
会議のたびに通知が来るグループチャットを静かにしたいときに便利です。
特定のメンバーをグループチャットから削除する方法
自分が参加しているグループチャットの特定メンバーを削除する操作も可能です。
ただし、この操作を行うには管理者が「メンバーによる相互削除」設定を有効にしている必要があります(Microsoft公式サポートより)。
手順(PC):
- グループチャットを開く
- 画面上部の参加者アイコンをクリックしてメンバー一覧を表示する
- 削除したいユーザーの名前にカーソルを合わせる
- 表示される「×」をクリックする
削除されたメンバーは、それ以降のメッセージを受け取れなくなります。
ただし、削除前の履歴は引き続き閲覧できます(Microsoft公式サポートより)。
よくある質問(FAQ)
Q. グループチャットを全員のリストから一括で削除できるか
A. できません。Teamsにはグループチャットを全員のリストから一括削除する機能がありません(Microsoft Q&Aより)。
各メンバーが自分で「削除」または「退出」を操作する必要があります。
使わなくなったことを参加メンバーに連絡し、それぞれ操作してもらうのが現実的な対応です。
Q. 削除したグループチャットを復元できるか
A. 削除したチャットは自分の環境から完全に消え、検索もできなくなります。
復元するには、他のメンバーに再度グループチャットに招待してもらう必要があります。
後から見返す可能性がある場合は「削除」ではなく「退出」または「非表示」を選びましょう。
Q. 削除すると相手に通知されるか
A. 「削除」を選択した場合、他のメンバーのチャット上に「退出しました。」と表示されます。
「削除した」という表現ではなく「退出」と表示されるため、相手から見ると退出扱いになります。
Q. 組織アカウントでグループチャットが削除できない
A. 組織(職場・学校)アカウントのTeamsでは、メッセージポリシーや管理者設定によって削除機能が制限されている場合があります。
「削除」の選択肢がメニューに表示されない場合は、IT管理者に確認してください。
その場合でも「退出」や「非表示」は使えることが多いです。
Q. グループチャットを削除するとファイルも消えるか
A. チャット上で共有したファイルは、自分のOneDrive for Businessに保存されています。
チャットを削除してもファイル自体は残りますが、チャット画面からはアクセスできなくなります。
不要なファイルを削除したい場合は、OneDrive for Business上で個別に操作する必要があります。
Q. 1対1チャットの場合は操作が違うか
A. 1対1チャットに「退出」のメニューはありません。
整理したい場合は「削除」または「非表示」を使います。
グループチャット(3人以上)のみに「退出」が表示されます。
削除・退出・非表示の使い分けまとめ
状況に応じて、以下の基準で選ぶと整理しやすいです。
削除を選ぶケース:
過去の履歴をもう参照しない、完全にリストをすっきりさせたい場合に向いています。
退出を選ぶケース:
一応履歴を残しておきたいが、今後は新しいメッセージを受け取りたくない場合に向いています。
非表示を選ぶケース:
たまに使うかもしれないが、普段は邪魔なのでリストから隠しておきたい場合に向いています。
ミュートを選ぶケース:
チャット自体は残したいが、通知が多すぎて煩わしい場合に向いています。
まとめ
Teamsのグループチャットを整理する方法は、削除・退出・非表示・ミュートの4種類があり、それぞれ動作が異なります。
「削除」は自分のリストから完全に消えますが、後から履歴が見られなくなります。
「退出」は履歴を残しつつリストから消えるため、迷った場合は退出を選ぶのが安全です。
また、グループチャットを全員のリストから一括削除する機能はTeamsに存在しないため、使い終わったグループチャットはメンバーそれぞれが個別に操作する必要があります。
Teamsのチャット機能全般についてはMicrosoft Teamsとは?完全解説、グループチャットに名前を付ける方法はTeamsの名前変更方法をあわせてご覧ください。
グループチャットでの既読確認の仕様についてはTeamsの既読マーク解説も参考になります。
チャットではなく「チーム(Teams)」自体の削除・整理をお考えの場合は、Teamsのチーム作成と管理方法をご確認ください。
参考情報
- Microsoft サポート「チャットを非表示にする、チャット履歴を削除する」(参照:2026年2月)
- Microsoft サポート「グループチャットから他のユーザーを脱退または削除する」(参照:2026年2月)
- Microsoft Q&A「Teamsグループチャット解散方法」(参照:2026年2月)

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