「さっきまで使っていたTeamsのチームが突然消えた」「左サイドバーからチームのアイコンがなくなった」と焦っている方は多いはずです。
でも安心してください。
ほとんどのケースは、削除されたのではなく「表示設定の変化」や「アプリの一時的な不具合」が原因です。
この記事では、チームが消えた状況別に原因と対処法をわかりやすく解説します。
まず確認:どのような状態で消えているか

チームが消えたときには、大きく3つのパターンがあります。
- パターン①:左サイドバー(アプリバー)から「チーム」アイコン自体が消えた
- パターン②:チームの一覧には表示されているが、特定のチームだけ見当たらない
- パターン③:チームを開こうとすると「チームが見つかりません」「削除されました」と表示される
それぞれ原因と対処法が異なるため、自分の状況に合ったセクションを確認してみてください。
パターン①:左サイドバーから「チーム」アイコンが消えた
原因:新しいチャット&チャネルビューへの仕様変更
2024年以降のTeamsアップデートで、「チャット」と「チーム(チャネル)」を一つの画面にまとめた「新しいチャット&チャネルエクスペリエンス」が導入されました。
このアップデート後は、従来のように左サイドバーに独立した「チーム」アイコンが表示されなくなります。
チームはなくなったわけではなく、表示場所が変わっただけです。
対処法:表示設定を「区切る」に変更する
- 左サイドバーの「チャット」をクリックする
- 画面上部にある「…(その他のリストオプション)」をクリックする
- 表示されたメニューから「ビューをカスタマイズします」を選択する
- 「チャット、チーム、チャネルの表示」の設定を「区切る」に変更する
この操作をすると、従来のようにアプリバーに「チーム」アイコンが再表示されます。
パターン②:特定のチームだけ一覧から消えた
原因1:非表示になっている
Teamsでは、チームを「非表示」にする機能があります。
うっかり操作して非表示に設定してしまっていると、一覧から見えなくなります。
確認・解除の手順:
- 「チーム」一覧の一番下までスクロールする
- 「非表示のチーム」または「▼ 非表示」と書かれた項目を探してクリックする
- 非表示になっているチームが表示されたら、「…(その他)」→「表示」をクリックして一覧に戻す
原因2:キャッシュの不具合
Teamsはキャッシュ(一時データ)を使って動作を高速化していますが、このキャッシュが破損すると表示がおかしくなることがあります。
対処法:Teamsを完全に再起動する
- 右下のタスクバー(通知エリア)にあるTeamsのアイコンを右クリックする
- 「Teamsを終了する」を選択して完全に閉じる
※ウィンドウの「×」だけでは完全に終了しないので注意 - 少し待ってからTeamsを再起動する
それでも解決しない場合はキャッシュをクリアします。
新しいTeams(2024年以降)のキャッシュクリア:
- Teams を起動して「…(設定)」→「設定」を開く
- 「アプリ」を選択する
- 「キャッシュをリセット」または「リセット」をクリックする
クラシックTeamsのキャッシュクリア:
- Teamsを完全に終了する
Win + Rでファイル名を指定して実行を開く%appdata%\Microsoft\Teamsと入力してEnterキーを押す- 開いたフォルダの中のすべてのファイル・フォルダを削除する
- Teamsを再起動する
原因3:招待されたチームの反映遅れ
新しくチームに招待されても、一覧に表示されるまでに数分〜数十分かかることがあります。
時間を置いて再度確認するか、一度サインアウトして再ログインしてみましょう。
サインアウト・再ログインの手順:
- 右上のプロフィールアイコンをクリックする
- 「サインアウト」を選択する
- 再度アカウント情報を入力してサインインする
原因4:複数アカウントを使用している
仕事用と個人用など、複数のアカウントでTeamsにサインインしている場合、表示しているアカウントが違うためにチームが見つからないことがあります。
画面右上のアカウントアイコンで、どのアカウントでサインインしているか確認してみましょう。
パターン③:「チームが削除された」状態から復元したい
チームが本当に削除されてしまった場合でも、削除から30日以内であれば復元できます。
ただし、復元できるのはチームの所有者またはIT管理者だけです。
方法1:Outlook on the webから復元する(チーム所有者)
- ブラウザで https://outlook.office.com を開いてサインインする
- 左サイドバーの「グループ」を開く
- 「削除済みのグループを管理する」または「グループを復元する」のリンクを探してクリックする
- 一覧から復元したいチームを選択し、「復元」をクリックする
方法2:Microsoft 365管理センターから復元する(IT管理者)
- https://admin.microsoft.com を開いてサインインする
- 左メニューから「チームとグループ」→「削除済みのグループ」を選択する
- 復元したいチームを選択し、「グループの復元」をクリックする
復元後、チャネル・ファイル・会話履歴・タブなどが以前の状態に戻ります。
なお、グループとすべてのデータが完全に復元されるまで最大24時間かかることがあります。
30日を過ぎてしまった場合
30日を過ぎると完全削除となり、標準機能では復元できません。
サードパーティのバックアップソリューションを導入していた場合はその手段で対応できる可能性がありますが、そうでなければ復元は困難です。
再作成するしかありません。
チャネルだけが削除された場合(チーム自体は残っている):
チームの所有者であれば30日以内に復元できます。
- チームの名前の横にある「…」をクリックする
- 「チームを管理」を選択する
- 「チャネル」タブを開く
- 「削除済み」のリストを展開し、復元したいチャネルの「復元」をクリックする
Microsoft側の障害が原因のこともある
過去には、Microsoftのアップデート起因の不具合でチームやチャネルが表示されなくなる大規模な障害が発生しています(2025年8月の事例など)。
自分の設定では何も変えていないのに突然消えた場合は、以下の方法でMicrosoft側の障害情報を確認しましょう。
確認方法:
- Microsoft 365 サービス正常性 を開く(管理者のみ)
- 「サービス正常性」でTeamsに関する障害情報を確認する
障害が原因の場合、個人で設定を変えても完全には解決しません。
Microsoft側の修正完了を待つのが基本ですが、Webブラウザ版の Teams(https://teams.microsoft.com)に切り替えることで一時的に回避できることもあります。
原因と対処法まとめ
| 症状 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| サイドバーからチームアイコンが消えた | 新しいビューへの仕様変更 | 表示設定を「区切る」に変更 |
| 特定のチームが一覧に出ない | 非表示設定 | 非表示リストを確認して再表示 |
| 一覧が更新されない・表示がおかしい | キャッシュの不具合 | Teamsを完全終了→再起動、キャッシュクリア |
| 新しく参加したチームが見えない | 反映の遅れ | 時間を置く、サインアウト→再ログイン |
| チームが本当に削除されている(30日以内) | 誤操作による削除 | Outlook on the web または管理センターから復元 |
| 何も設定を変えていないのに消えた | Microsoft側の障害 | サービス正常性を確認、Web版に切り替え |
よくある質問
Q. チームのメンバーに外してもらってチームが見えなくなりました。復元できますか?
自分がメンバーから外された場合、そのチームにはアクセスできなくなります。
チームの所有者または管理者にメンバーへの追加を依頼してください。
Q. チームを削除したのは私ではないのに消えています。誰かが削除できるのですか?
チームの「所有者」権限を持つメンバーはチームを削除できます。
IT管理者も削除できます。
心当たりがない場合は、所有者または管理者に確認してみましょう。
Q. アーカイブされたチームはどこから確認できますか?
アーカイブされたチームはアクティブな一覧には表示されません。
「チームに参加またはチームを作成」画面から「非表示またはアーカイブ済みのチームを表示」を選択すると確認できます。
まとめ
Teamsのチームが消えた場合、多くは「仕様変更による表示場所の移動」「非表示設定」「キャッシュの不具合」のどれかが原因です。
まずは表示設定を確認し、次にアプリの再起動・キャッシュクリアを試してみましょう。
本当に削除されてしまった場合でも、30日以内であれば所有者または管理者による復元が可能です。
焦らず、一つずつ原因を確認していけば解決できます。

コメント