iPhoneロック画面の設定完全ガイド!カスタマイズから自動ロックまで徹底解説

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「iPhoneのロック画面、どんな設定ができるの?」「自動ロックの時間を変えたい」「通知の表示を変更したい」

そんな疑問を持っていませんか? iPhoneのロック画面には、見た目のカスタマイズからセキュリティ設定まで、さまざまな機能があります。

この記事では、iPhoneのロック画面に関する設定を、初心者にもわかりやすく解説します。自動ロック、パスコード、通知表示など、すべての設定方法を網羅しますよ。

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  1. ロック画面の基本設定
    1. 自動ロック(Auto-Lock)の設定
    2. なしに設定するとどうなる?
    3. 手動でロックする方法
  2. パスコードとFace ID/Touch IDの設定
    1. パスコードの設定方法
    2. パスコードの変更方法
    3. パスコードが必要になるタイミング
    4. データ消去機能
  3. 通知の設定
    1. 通知の表示設定
    2. 通知プレビューの設定
    3. 通知の表示スタイル
    4. 通知センターへのアクセス制限
  4. ロック画面のカスタマイズ設定
    1. 壁紙の変更
    2. 利用できる壁紙の種類
    3. 写真シャッフルの設定
    4. 時計のカスタマイズ
    5. ウィジェットの追加
    6. コントロールのカスタマイズ(iOS 18以降)
  5. ロック画面からアクセスできる機能の設定
    1. アクセス許可の設定場所
    2. 設定できる項目
    3. Siriへのアクセス制限
  6. 常時表示(Always On Display)の設定
    1. 常時表示とは
    2. 常時表示の設定方法
    3. 対応機種
  7. 集中モードとロック画面の連携
    1. 集中モードとは
    2. ロック画面と集中モードをリンクする
    3. 活用例
  8. 複数のロック画面を管理する
    1. 新しいロック画面の作成
    2. ロック画面の切り替え
    3. ロック画面の削除
  9. トラブルシューティング
    1. ロック画面が勝手に変わってしまう
    2. 自動ロックの時間が変更できない
    3. ロック画面をカスタマイズできない
    4. 通知が表示されない
    5. パスコードを忘れてしまった
    6. Face IDが反応しない
  10. セキュリティを強化する設定
    1. 短い自動ロック時間に設定
    2. パスコードを複雑にする
    3. ロック中のアクセスを最小限に
    4. 通知プレビューを非表示に
    5. 二段階認証を有効化
  11. まとめ

ロック画面の基本設定

まずは、基本的な設定から見ていきましょう。

自動ロック(Auto-Lock)の設定

一定時間操作しないと、自動的に画面がロックされる機能です。

設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップ
  3. 「自動ロック」をタップ
  4. 時間を選択(30秒、1分、2分、3分、4分、5分、なし)

おすすめの設定:

  • セキュリティ重視:30秒~1分
  • バッテリー節約:1~2分
  • 便利さ重視:3~5分

短い時間に設定するほど、セキュリティは高くなりますが、頻繁にロック解除が必要になります。

なしに設定するとどうなる?

「なし」を選ぶと、自動ロックが無効になります。

画面は手動で電源ボタンを押すまでずっと点灯したままです。バッテリーの消耗が激しくなるので、充電中以外はおすすめしません。

手動でロックする方法

電源ボタン(サイドボタン)を1回押すだけです。

すぐに画面が消えて、ロックされます。

パスコードとFace ID/Touch IDの設定

ロック解除の方法を設定します。

パスコードの設定方法

初めてパスコードを設定する手順です。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」をタップ
  3. 「パスコードをオンにする」をタップ
  4. 6桁の数字を入力
  5. 確認のため、もう一度同じ数字を入力

パスコードのタイプ:

  • 6桁の数字(デフォルト)
  • 4桁の数字(簡単だが安全性は低い)
  • カスタムの数字コード(好きな桁数)
  • カスタムの英数字コード(最も安全)

「パスコードオプション」をタップすると、タイプを変更できます。

パスコードの変更方法

既存のパスコードを変更する手順です。

  1. 「設定」→「Face IDとパスコード」
  2. 現在のパスコードを入力
  3. 「パスコードを変更」をタップ
  4. 古いパスコードを入力
  5. 新しいパスコードを2回入力

パスコードが必要になるタイミング

「パスコードを要求」で設定できます。

選択肢:

  • 即時(最も安全)
  • 1分後
  • 5分後
  • 15分後
  • 1時間後
  • 4時間後

Face IDやTouch IDを使っている場合、このタイミングでパスコード入力が必要になります。

データ消去機能

パスコードを10回間違えると、データが自動消去される機能です。

「データを消去」をオンにすると有効になります。誤操作で消えてしまう可能性があるので、バックアップを取っている場合のみオンにしましょう。

通知の設定

ロック画面に表示される通知を管理します。

通知の表示設定

すべてのアプリの通知設定を確認できます。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「通知」をタップ
  3. 設定したいアプリを選択
  4. 「ロック画面」のトグルをオン/オフ

オフにすると、そのアプリの通知はロック画面に表示されなくなります。

通知プレビューの設定

通知の内容を表示するかどうかを設定できます。

  1. 「設定」→「通知」
  2. 「プレビューを表示」をタップ
  3. 3つから選択

選択肢:

  • 常に:ロック中でもメッセージ内容が見える
  • ロック解除時:Face IDなどで解除した後に表示
  • しない:通知のアイコンだけ表示

プライバシーを重視するなら「ロック解除時」または「しない」がおすすめです。

通知の表示スタイル

通知の並び方を変更できます。

ロック画面を上にスワイプして通知を表示し、「…」をタップします。

選択肢:

  • カウント:アプリごとに件数だけ表示
  • スタック:アプリごとにまとめて表示
  • リスト:すべての通知を一覧表示

スタックが一番見やすくておすすめです。

通知センターへのアクセス制限

ロック画面から通知センターにアクセスできないようにできます。

  1. 「設定」→「Face IDとパスコード」
  2. 現在のパスコードを入力
  3. 「ロック中にアクセスを許可」の「通知センター」をオフ

プライバシー保護が強化されます。

ロック画面のカスタマイズ設定

見た目を自分好みに変更できます。

壁紙の変更

ロック画面の背景を変更する方法です。

方法1:ロック画面から直接変更

  1. ロック画面を長押し
  2. 「カスタマイズ」をタップ
  3. 右端まで左にスワイプ
  4. 「+」をタップ
  5. 好きな壁紙を選択

方法2:設定アプリから変更

  1. 「設定」→「壁紙」
  2. 「新しい壁紙を追加」をタップ
  3. 壁紙の種類を選択(写真、ピープル、天気など)
  4. 壁紙を選んで「追加」をタップ

利用できる壁紙の種類

写真: カメラロールの写真
ピープル: 人物を認識して自動選択
写真シャッフル: 複数の写真をランダム表示
天気とアストロノミー: 天気や宇宙の動的壁紙
絵文字: 絵文字を背景に
カラー: グラデーション背景
空間シーン: 3D効果の壁紙(iPhone 12以降)

写真シャッフルの設定

壁紙が自動的に切り替わる機能です。

  1. ロック画面を長押し
  2. 「+」→「写真シャッフル」を選択
  3. 頻度を選択(タップ時、ロック時、1時間ごと、毎日)
  4. 「写真を手動で選択」または「アルバムを選択」
  5. 表示したい写真を選ぶ
  6. 「追加」をタップ

毎回違う壁紙が楽しめます。

時計のカスタマイズ

フォント、色、太さを変更できます。

  1. ロック画面を長押し
  2. 「カスタマイズ」をタップ
  3. 時計部分をタップ
  4. フォント、色、太さを選択
  5. 「完了」をタップ

詳しい手順は別の記事で解説しています。

ウィジェットの追加

時計の上下にウィジェットを配置できます。

  1. ロック画面を長押し
  2. 「カスタマイズ」をタップ
  3. ウィジェットエリアをタップ
  4. 追加したいウィジェットを選択
  5. 「完了」をタップ

天気、カレンダー、バッテリー、リマインダーなどが人気です。

コントロールのカスタマイズ(iOS 18以降)

画面下部のライトとカメラボタンを変更できます。

  1. ロック画面を長押し
  2. 「カスタマイズ」をタップ
  3. 左下または右下の「−」ボタンをタップ
  4. 「+」をタップして新しい機能を選択
  5. 「完了」をタップ

ボイスメモ、ショートカット、翻訳など、さまざまな機能を配置できます。

ロック画面からアクセスできる機能の設定

ロックしたままでも使える機能を管理します。

アクセス許可の設定場所

「設定」→「Face IDとパスコード」→「ロック中にアクセスを許可」

ここで、ロック中に使える機能を個別にオン/オフできます。

設定できる項目

Today ビューと検索: 右にスワイプで表示されるウィジェット
通知センター: 通知の一覧
コントロールセンター: 下または右上から出るメニュー
Siri: 音声アシスタント
メッセージで返信: 通知から直接返信
不在着信への発信: ロック画面から折り返し電話
ライブアクティビティ: 配達状況などのリアルタイム情報
ホームコントロール: HomeKitデバイスの操作
ウォレット: Apple Payや交通系ICカード

セキュリティを重視するなら、必要最小限の機能だけをオンにしましょう。

Siriへのアクセス制限

Siriを通じて情報が漏れるのを防ぎます。

「ロック中にアクセスを許可」の「Siri」をオフにすると、ロック解除しないとSiriが使えなくなります。

常時表示(Always On Display)の設定

iPhone 14 Pro以降で利用できる機能です。

常時表示とは

画面をスリープ状態にしても、暗く表示し続ける機能です。

時計、ウィジェット、壁紙が常に見えるので便利ですが、バッテリーを少し多く消費します。

常時表示の設定方法

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップ
  3. 「常にオン」をタップ
  4. トグルをオン/オフ

細かい設定:

  • 「壁紙を表示」:壁紙を表示するかどうか
  • 「通知を表示」:通知を表示するかどうか

両方オフにすると、時計だけが表示されます。

対応機種

  • iPhone 14 Pro / Pro Max
  • iPhone 15 Pro / Pro Max
  • iPhone 16 Pro / Pro Max / Air

上記以外の機種では設定項目が表示されません。

集中モードとロック画面の連携

特定の状況で自動的にロック画面を切り替えられます。

集中モードとは

通知を制限して、作業に集中できるモードです。

仕事、睡眠、運転などのシーンに合わせて設定できます。

ロック画面と集中モードをリンクする

  1. ロック画面を長押し
  2. 「カスタマイズ」をタップ
  3. 画面下部の「集中モード」をタップ
  4. リンクしたい集中モードを選択

集中モードをオンにすると、自動的にそのロック画面に切り替わります。

活用例

仕事用:

  • シンプルな壁紙
  • カレンダーとタスクウィジェット
  • 仕事用の集中モードとリンク

プライベート用:

  • 家族の写真
  • 天気とニュースウィジェット
  • 通常モード

用途に応じて使い分けられます。

複数のロック画面を管理する

複数のロック画面を作成して切り替えられます。

新しいロック画面の作成

  1. ロック画面を長押し
  2. 左端まで左にスワイプ
  3. 「+」をタップ
  4. 壁紙を選んでカスタマイズ
  5. 「追加」をタップ

ロック画面の切り替え

  1. ロック画面を長押し
  2. 左右にスワイプして選択
  3. タップして適用

簡単に切り替えられます。

ロック画面の削除

  1. ロック画面を長押し
  2. 削除したいロック画面を表示
  3. 上にスワイプ
  4. ゴミ箱アイコンをタップ
  5. 「この壁紙を削除」を選択

不要なロック画面を整理できます。

トラブルシューティング

よくある問題の解決方法です。

ロック画面が勝手に変わってしまう

写真シャッフル機能が有効になっている可能性があります。

  1. ロック画面を長押し
  2. 写真シャッフルのロック画面を表示
  3. 上にスワイプして削除

または、シャッフルの頻度を「タップ時」に変更しましょう。

自動ロックの時間が変更できない

低電力モードがオンになっていると、自動ロックが30秒に固定されます。

「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をオフにしてから、再度設定してください。

ロック画面をカスタマイズできない

原因1:iOSバージョンが古い

iOS 16以降が必要です。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認しましょう。

原因2:対応機種ではない

iPhone 8以降が対応しています。iPhone 7以前では使えません。

原因3:スクリーンタイムの制限

「設定」→「スクリーンタイム」で制限がかかっていないか確認してください。

通知が表示されない

確認ポイント:

  1. 「設定」→「通知」でアプリの通知が許可されているか
  2. 「ロック画面」にチェックが入っているか
  3. 「プレビューを表示」が「しない」になっていないか
  4. 集中モードがオンになっていないか

パスコードを忘れてしまった

10回間違えるとiPhoneが使えなくなります。

解決方法:

  1. パソコンのFinderまたはiTunesに接続
  2. リカバリーモードで初期化
  3. バックアップから復元

または、iOS 15.2以降なら「iPhoneを消去」オプションが表示されることがあります。

Face IDが反応しない

対処法:

  1. 顔とiPhoneの距離を適切に保つ(25〜50cm)
  2. マスクやサングラスを外す
  3. 画面が汚れていないか確認
  4. 明るい場所で試す
  5. 「設定」→「Face IDとパスコード」→「Face IDをリセット」

セキュリティを強化する設定

より安全にiPhoneを使うための設定です。

短い自動ロック時間に設定

30秒〜1分に設定すると、他人に見られるリスクが減ります。

パスコードを複雑にする

6桁より長い数字、または英数字コードにしましょう。

ロック中のアクセスを最小限に

必要な機能以外は、すべてオフにします。

通知プレビューを非表示に

「ロック解除時」または「しない」に設定しましょう。

二段階認証を有効化

Apple IDの二段階認証を設定すると、さらに安全です。

「設定」→ [自分の名前] →「パスワードとセキュリティ」→「二段階認証」

まとめ

iPhoneのロック画面には、多くの設定項目があります。

自動ロックは「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」で変更でき、30秒から5分まで、または「なし」を選べます。セキュリティを重視するなら短い時間がおすすめです。パスコードとFace ID/Touch IDは「設定」→「Face IDとパスコード」で設定し、6桁の数字が標準ですが、より安全な英数字コードも選択できます。

通知の表示は「設定」→「通知」で管理でき、アプリごとにロック画面への表示を制御できます。プレビューの表示設定で、メッセージの内容を見せないようにすることも可能です。ロック画面のカスタマイズはiOS 16以降で大幅に進化し、壁紙の変更、時計のフォント・色変更、ウィジェットの追加、iOS 18ではコントロールボタンのカスタマイズもできるようになりました。

常時表示機能はiPhone 14 Pro以降で利用でき、画面をスリープ状態でも時計や通知を表示し続けます。複数のロック画面を作成して、集中モードと連携させることで、仕事用とプライベート用で自動的に切り替えることもできます。

セキュリティを強化するには、自動ロック時間を短く設定し、パスコードを複雑にし、ロック中のアクセスを制限し、通知プレビューを非表示にしましょう。この記事を参考に、自分に合ったロック画面設定を見つけてくださいね。

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