「イヤホンを外したのにヘッドホンマークが消えない」
「iPadから音が出なくなった」
「音量ボタンを押すとヘッドホンの表示が出る」
こんな症状でお困りではありませんか?
イヤホンやヘッドホンを使っていないのに、iPadがヘッドホンモードのままになってしまうと、本体のスピーカーから音が出なくなってとても不便ですよね。
この記事では、iPadのヘッドホンマークが消えない原因と、初心者の方でもできる解決方法を、基本から上級まで詳しく解説します。
多くの場合、簡単な操作で直せるので、まずは落ち着いて試してみましょう。
ヘッドホンマークとは?症状を確認

ヘッドホンマークとは
ヘッドホンマーク(イヤホンアイコン)は、iPadの音声出力がヘッドホンやイヤホンに切り替わっていることを示すマークです。
表示される場所:
- 音量調整時の音量バーに「ヘッドホン」と表示
- ステータスバー(画面右上)にヘッドホンのアイコン
- コントロールセンターの音量バーにヘッドホンマーク
主な症状
ヘッドホンマークが消えないと、以下のような問題が発生します。
音が出ない:
- iPad本体のスピーカーから音が出ない
- 動画や音楽を再生しても無音
- 通知音やアラームが鳴らない
- ゲームの音が聞こえない
音量調整の表示:
- 音量ボタンを押すと「ヘッドホン」と表示される
- 音量バーにヘッドホンのアイコンが表示される
イヤホンは接続していない:
- 実際にはイヤホンもヘッドホンも接続していない
- Bluetoothもオフになっている
- それなのにヘッドホンモードになっている
この状態が「ヘッドホンマークが消えない」問題です。
ヘッドホンマークが消えない原因
なぜこのような問題が起こるのでしょうか?主な原因を見ていきましょう。
1. イヤホンジャックの汚れ・異物
最も多い原因です。
3.5mmイヤホンジャック搭載のiPadの場合、ジャック内に:
- ホコリ
- 糸くず
- ゴミ
- 小さな異物
これらが詰まっていると、iPadが「イヤホンが接続されている」と誤認識してしまいます。
見分け方:
- イヤホンジャックを覗くと汚れが見える
- 最近イヤホンジャックを使った
- ポケットやカバンに入れることが多い
2. ソフトウェアの一時的なバグ
iPadOSの一時的な不具合で、音声出力の設定が正しく切り替わらないことがあります。
よくある状況:
- iPadOSをアップデートした直後
- アプリをたくさん開いている
- 長時間iPadを使い続けている
- イヤホンを急に抜いた
3. Bluetooth接続が残っている
Bluetoothイヤホンやスピーカーとの接続が完全に切れていない可能性があります。
確認ポイント:
- 最近Bluetoothイヤホンを使った
- 他のデバイスとBluetooth接続している
- Bluetoothがオンのまま
4. Lightning/USB-C端子の接触不良
イヤホンジャックがないモデルの場合、Lightning端子やUSB-C端子で音声を出力します。
端子部分に:
- ホコリや汚れ
- 接点の酸化
- 微細な異物
これらがあると、誤認識の原因になります。
5. 水濡れ・水没
iPadが水に濡れると、内部の端子が誤動作することがあります。
注意が必要な状況:
- お風呂で使った
- 飲み物をこぼした
- 雨に濡れた
- 湿気の多い場所に置いていた
6. 物理的な損傷
落下や衝撃により、内部のオーディオ回路やコネクタが損傷している可能性があります。
疑われる場合:
- iPad落とした直後に症状が出た
- 強い衝撃を受けた
- 他にも不具合がある
解決方法:基本編(まず試してほしい5つの方法)
原因がわかったところで、解決方法を試していきましょう。
簡単な方法から順番に試すのがポイントです。
方法1:iPadを再起動する
最も簡単で効果的な方法です。
ソフトウェアの一時的なバグは、再起動で解決することが多いです。
ホームボタンがあるiPadの再起動:
- 電源ボタンを長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示される
- スライダーを右にスライド
- iPadの電源が完全に切れるまで待つ(10秒程度)
- もう一度電源ボタンを長押し
- Appleロゴが表示されたら起動開始
ホームボタンがないiPad(Face ID搭載モデル)の再起動:
- 音量上げボタンと電源ボタンを同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示される
- スライダーを右にスライド
- iPadの電源が完全に切れるまで待つ
- 電源ボタンを長押し
- Appleロゴが表示されたら起動開始
再起動後の確認:
音量ボタンを押して、音量バーの表示を確認してください。
「ヘッドホン」の表示が消えて、通常の音量表示(スピーカーマーク)になっていれば成功です。
方法2:イヤホンを抜き差しする
iPadにイヤホンを接続して、正しく認識させてから抜く方法です。
手順:
- イヤホンまたはヘッドホンを用意
- iPadのイヤホンジャック(または Lightning/USB-C端子)にしっかり差し込む
- 音楽や動画を再生して、イヤホンから音が出るか確認
- ゆっくりとイヤホンを抜く
- 音量ボタンを押して確認
ポイント:
- カチッと音がするまでしっかり差し込む
- 急に抜かず、ゆっくり抜く
- 2〜3回繰り返すと効果的
iPadが「イヤホンが抜かれた」ことを正しく認識すれば、ヘッドホンモードが解除されます。
方法3:Bluetooth設定を確認・解除する
Bluetoothイヤホンやスピーカーとの接続が残っている可能性があります。
コントロールセンターから確認:
- 画面の右上から下にスワイプ(ホームボタンがあるモデルは下から上にスワイプ)
- コントロールセンターが表示される
- Bluetoothアイコン(Bのようなマーク)を確認
- 青く光っている場合はオン、グレーの場合はオフ
Bluetoothをオフにする:
- コントロールセンターのBluetoothアイコンをタップ
- グレーになればオフ
- 音量ボタンを押して確認
または、設定アプリから:
- 「設定」アプリを開く
- 「Bluetooth」をタップ
- Bluetoothのスイッチをオフにする
接続中のデバイスを解除:
Bluetoothをオフにしたくない場合は、接続中のデバイスだけを解除できます。
- 「設定」→「Bluetooth」
- 「自分のデバイス」の一覧を確認
- 接続中(「接続済み」と表示)のデバイスの右側の「i」ボタンをタップ
- 「接続解除」をタップ
方法4:音声出力先を手動で切り替える
コントロールセンターから、音声の出力先を直接「iPad」に切り替えます。
手順:
- コントロールセンターを開く
- 音楽再生エリア(または音量スライダー)を見つける
- 右上の音声出力アイコン(三角形と波のマーク)をタップ
- 出力先の一覧が表示される
- 「iPad」または「スピーカー」を選択
これで音声出力先が本体スピーカーに切り替わります。
方法5:機内モードをオン/オフする
機内モードを切り替えることで、ネットワーク設定がリセットされ、ヘッドホンモードが解除されることがあります。
手順:
- コントロールセンターを開く
- 飛行機のアイコン(機内モード)をタップ
- オレンジ色に光る(機内モードがオン)
- 10秒ほど待つ
- もう一度飛行機のアイコンをタップ
- グレーになる(機内モードがオフ)
- 音量ボタンを押して確認
または、設定アプリから:
- 「設定」アプリを開く
- 「機内モード」のスイッチをオン
- 10秒待つ
- スイッチをオフ
解決方法:中級編(基本編で直らない場合)
基本編の方法で解決しなかった場合、次の方法を試してみましょう。
方法6:イヤホンジャックを掃除する
イヤホンジャック内の汚れやゴミが原因の場合、清掃が効果的です。
用意するもの:
- 綿棒
- 爪楊枝(先端が尖りすぎていないもの)
- エアダスター(あれば)
- 柔らかい布
清掃手順:
1. 外から確認
イヤホンジャックを覗いて、汚れやゴミが見えないか確認します。
2. エアダスターで吹く(あれば)
- エアダスターのノズルをイヤホンジャックに近づける
- 数回短く噴射
- 出てきたゴミを拭き取る
3. 綿棒で優しく掃除
- 綿棒をイヤホンジャックに差し込む
- 軽く回しながらゴミを絡め取る
- 無理に押し込まない
- 2〜3本の綿棒で繰り返す
4. 爪楊枝で慎重に
綿棒で取れない場合のみ:
- 先端が尖りすぎていない爪楊枝を用意
- ジャックの壁面に沿って優しく動かす
- 絶対に力を入れない
- 見えるゴミだけを掻き出す
注意事項:
- 内部を傷つけないこと(最重要)
- 金属製のピンや針は使わない
- 水や液体は使わない
- 無理に奥まで突っ込まない
- 優しく丁寧に
清掃後:
- iPadを再起動
- イヤホンを差して抜く(方法2)
- 音量ボタンで確認
方法7:Lightning/USB-C端子を掃除する
イヤホンジャックがないモデルの場合、充電端子も音声出力に使われます。
清掃手順:
- iPadの電源を切る
- Lightning/USB-C端子を覗いて汚れを確認
- エアダスターで埃を吹き飛ばす
- 柔らかいブラシ(使い古しの歯ブラシなど)で優しく掃除
- 綿棒で端子の壁面を拭く
- 完全に乾燥させる
- 再起動
注意:
- 端子は非常にデリケート
- 金属製の工具は使わない
- 水や液体は厳禁
方法8:iPadOSを最新版にアップデートする
ソフトウェアのバグが原因の場合、OSのアップデートで修正されることがあります。
アップデート手順:
- iPadを Wi-Fi に接続
- 充電ケーブルを接続(バッテリー50%以上が推奨)
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 新しいバージョンがあれば「ダウンロードしてインストール」
アップデート中の注意:
- 電源を切らない
- Wi-Fi接続を維持
- 充電を続ける
- 完了まで10〜30分程度かかる
方法9:別のイヤホンを試す
使っていたイヤホンの端子が折れてジャック内に残っている可能性があります。
確認方法:
- 別のイヤホン(正常に動作するもの)を用意
- iPadに接続
- 音が出るか確認
- 抜いて、ヘッドホンマークが消えるか確認
イヤホンから音が出ない場合:
- ジャック内に異物がある可能性
- Apple Store や修理店に相談
方法10:強制再起動を試す
通常の再起動で直らない場合、強制再起動を試します。
ホームボタンがあるiPadの強制再起動:
- ホームボタンと電源ボタンを同時に長押し
- 画面が真っ暗になっても押し続ける
- Appleロゴが表示されたらボタンを離す
- 起動するまで待つ
ホームボタンがないiPad(Face ID搭載)の強制再起動:
- 音量上げボタンを押してすぐに離す
- 音量下げボタンを押してすぐに離す
- 電源ボタンを長押し
- Appleロゴが表示されるまで押し続ける
解決方法:上級編(それでも直らない場合)

ここまでの方法で解決しなかった場合、より高度な対処を試します。
方法11:すべての設定をリセット
iPad の設定を初期状態に戻します。
注意:
- Wi-Fi パスワードなどの設定が消える
- アプリやデータは消えない
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「転送または iPad をリセット」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「すべての設定をリセット」を選択
- パスコードを入力
- 確認画面で「設定をリセット」をタップ
リセット後:
- iPad が再起動する
- Wi-Fi などを再設定
- 音量ボタンで確認
方法12:iPad を初期化(最終手段)
これは最終手段です。
すべてのデータが消えるので、必ずバックアップを取ってから行ってください。
バックアップ:
- iCloud バックアップ:「設定」→「自分の名前」→「iCloud」→「iCloud バックアップ」→「今すぐバックアップを作成」
- または iTunes/Finder でパソコンにバックアップ
初期化手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「転送または iPad をリセット」をタップ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
- パスコードを入力
- Apple ID のパスワードを入力
- 「iPad を消去」をタップ
初期化後:
- 初期設定を進める
- バックアップから復元
- 症状を確認
修理が必要な場合
ここまでの方法をすべて試しても直らない場合、ハードウェアの故障が疑われます。
Apple サポートに相談
相談方法:
1. Apple サポート アプリ
- App Store から「Apple サポート」をダウンロード
- アプリを開いて「iPad」を選択
- 「修理と物理的な損傷」を選択
- チャットまたは電話でサポートを受ける
2. Web サイト
- https://support.apple.com/ja-jp にアクセス
- 「iPad」を選択
- 「修理と物理的な損傷」を選択
- チャットまたは電話を選択
3. 電話
- 0120-277-535(日本)
- 平日・土日 9:00〜21:00
Apple Store での修理
予約方法:
- Apple Store アプリまたは Web サイトから予約
- 「Genius Bar」を選択
- 日時を選択
- iPad を持って来店
持っていくもの:
- iPad
- 充電ケーブル
- 購入時のレシート(あれば)
- Apple ID とパスワード
修理費用の目安
AppleCare+ に加入している場合:
- 過失による損傷:4,400円(税込)
- バッテリー交換:無料(劣化時)
AppleCare+ 未加入の場合:
- モデルや損傷内容により異なる
- 数千円〜数万円
- 見積もりを取ってから判断
保証対象外になるケース:
- 水没
- 改造
- 非正規修理歴
非正規修理店という選択肢
Apple 正規店より安く修理できる場合があります。
メリット:
- 費用が安い
- 即日修理が多い
- 予約不要の店も
デメリット:
- Apple の保証が切れる
- 品質にばらつき
- 今後 Apple Store で修理を受けられなくなる可能性
注意:
- 評判の良い店を選ぶ
- 修理前に見積もりを確認
- 保証が切れることを理解する
よくある質問
Q1. イヤホンジャックがないiPadでもヘッドホンマークが出る?
A: はい、出ます。
iPad Pro など、イヤホンジャックがないモデルでも:
- Bluetooth 接続の誤認識
- Lightning/USB-C 端子の接触不良
- ソフトウェアのバグ
これらが原因でヘッドホンマークが表示されることがあります。
Q2. 水没させた後にヘッドホンマークが消えない
A: すぐに適切な対処が必要です。
応急処置:
- すぐに電源を切る(最重要)
- 充電ケーブルを抜く
- ケースやカバーを外す
- SIM トレイを抜く(水を出すため)
- 柔らかい布で水分を拭く
- 端子部分を下に向けて自然乾燥させる(24〜48時間)
- 乾燥剤と一緒に密閉袋に入れる
やってはいけないこと:
- ドライヤーで乾かす(熱で壊れる)
- 振って水を出そうとする(内部に拡散)
- すぐに電源を入れる(ショートの危険)
- 充電する
乾燥後:
- 48時間以上経ってから電源を入れる
- 症状を確認
- 改善しない場合は修理に出す
重要:
水没は保証対象外です。早めに Apple サポートに相談してください。
Q3. 掃除しても直らない
A: 以下を確認してください。
- ソフトウェア対策を試す
- 再起動
- iOS アップデート
- 設定リセット
- 別の原因を疑う
- Bluetooth 接続
- ソフトウェアバグ
- ハードウェア故障
- 修理を検討
- 清掃で直らない場合、物理的な損傷の可能性
- Apple サポートに相談
Q4. Bluetooth をオフにしても消えない
A: Bluetooth 以外の原因です。
確認すること:
- イヤホンジャックの汚れ
- 有線イヤホンの接続履歴
- 端子の接触不良
- ソフトウェアのバグ
「方法1〜12」を順番に試してください。
Q5. 再起動しても一時的にしか直らない
A: 根本的な原因が残っています。
可能性:
- ジャック内に異物
- 端子の物理的損傷
- システムファイルの破損
対処:
- イヤホンジャックを徹底的に清掃
- iPad を初期化
- それでも再発する場合は修理が必要
Q6. イヤホンを挿しても音が出ない
A: より深刻な問題かもしれません。
確認:
- 別のイヤホンで試す
- イヤホン自体の故障を確認
- 音量が最小になっていないか
イヤホンからも本体からも音が出ない場合:
- オーディオ IC の故障
- スピーカーの故障
- 基板の損傷
→ 修理が必要です。
Q7. 音量ボタンを押すと「ヘッドホン(安全ではない音量)」と出る
A: これは正常な警告です。
ヘッドホンマークが出ていて、かつ音量が大きい場合:
- 「ヘッドホン(安全ではない音量)」
- 「音量を下げる」
と表示されます。
対処:
- まずヘッドホンモードを解除
- 音量を適切なレベルに調整
Q8. コントロールセンターで出力先を変えられない
A: 「iPad」が選択肢にない場合、ハードウェアの問題かもしれません。
確認:
- iPad を再起動
- iOS をアップデート
- 設定リセット
- 初期化
それでも「iPad」が出力先に表示されない場合は、修理が必要です。
Q9. 学校や会社のiPadで初期化できない
A: 管理者権限がない場合、できることは限られます。
試せること:
- 再起動
- イヤホン抜き差し
- Bluetooth オフ
- 機内モード切り替え
- イヤホンジャック清掃(慎重に)
管理者に相談:
- 設定リセットの許可を得る
- 修理の手配を依頼
Q10. AppleCare+ に入っていないと修理は高い?
A: 損傷の内容によります。
比較的安く済む場合:
- イヤホンジャックの清掃(数千円)
- コネクタの交換(1〜2万円)
高額になる場合:
- 基板の修理・交換(3〜5万円以上)
- 本体交換(モデルにより異なる)
対策:
- 見積もりを複数取る
- 非正規店も検討
- 新しいiPadの購入と比較
予防策:ヘッドホンマークを出さないために

一度直っても、また同じ問題が起こらないように予防しましょう。
1. イヤホンジャックにホコリ防止キャップ
イヤホンジャックにキャップやプラグを装着します。
メリット:
- ホコリが入らない
- 異物混入を防ぐ
- 湿気も防げる
購入先:
- Amazon
- 100円ショップ
- 家電量販店
2. iPadケースを使う
しっかりしたケースで端子を保護します。
ポイント:
- 端子部分にカバーがあるタイプ
- 防塵機能付き
- 落下時の衝撃保護
3. 定期的な清掃
月に1回程度、優しく清掃します。
方法:
- エアダスターで軽く吹く
- 綿棒で表面を拭く
- 無理に奥まで掃除しない
4. イヤホンの正しい抜き方
急に引っ張らず、ゆっくり抜きます。
正しい抜き方:
- プラグ部分を持つ
- まっすぐ引き抜く
- ケーブルを引っ張らない
5. 水濡れに注意
避けるべき状況:
- お風呂での使用
- 雨の日の屋外使用
- 飲み物の近く
- キッチンでの使用
防水ケース:
- 完全防水ではない機種は防水ケース使用
- IP規格を確認
6. Bluetooth 機器の管理
使わない Bluetooth 機器は接続解除します。
管理方法:
- 定期的に接続リストを確認
- 使わない機器は「登録解除」
- 必要な時だけペアリング
7. iPad OS を最新に保つ
バグ修正を受けるため、常に最新版にします。
自動更新設定:
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- 「自動アップデート」をオン
- 「iOS アップデートをダウンロード」をオン
- 「iOS アップデートをインストール」をオン
まとめ:焦らず順番に試そう
iPadのヘッドホンマークが消えない問題について、原因と解決方法をまとめます。
主な原因:
- イヤホンジャックの汚れ・異物(最多)
- ソフトウェアの一時的なバグ
- Bluetooth 接続が残っている
- Lightning/USB-C 端子の接触不良
- 水濡れ・水没
- 物理的な損傷
まず試す基本の5つ:
- iPad を再起動
- イヤホンを抜き差し
- Bluetooth を解除
- 音声出力先を手動で切り替え
- 機内モードをオン/オフ
基本で直らない場合:
- イヤホンジャックを掃除
- Lightning/USB-C 端子を掃除
- iPad OS をアップデート
- 別のイヤホンを試す
- 強制再起動
それでも直らない場合:
- すべての設定をリセット
- iPad を初期化(バックアップ必須)
修理が必要な場合:
- Apple サポートに相談
- Apple Store で修理
- 非正規店も選択肢
予防策:
- ホコリ防止キャップを使う
- iPad ケースで保護
- 定期的な清掃
- 正しいイヤホンの抜き方
- 水濡れに注意
- Bluetooth 機器の管理
- iPad OS を最新に保つ
重要なポイント:
- 焦らず順番に試す
- 無理に掃除して壊さない
- 水濡れ後はすぐ電源を切る
- バックアップを定期的に取る
- 困ったら専門家に相談
多くの場合、再起動やイヤホンの抜き差し、清掃で解決します。
簡単な方法から順番に、落ち着いて試してみてください。
それでも直らない場合は、無理せず Apple サポートや修理店に相談しましょう。
この記事の方法で、あなたの iPad が正常に戻ることを願っています!

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