- Firefoxが重い・遅いと感じる瞬間
- Firefoxが重くなる主な原因
- 対処法1:Firefoxを再起動する(最も簡単で効果的)
- 対処法2:不要なタブを閉じる
- 対処法3:キャッシュと履歴を削除する
- 対処法4:アドオン(拡張機能)を見直す
- 対処法5:Firefoxを最新バージョンに更新する
- 対処法6:ハードウェアアクセラレーションを調整する
- 対処法7:トラブルシューティングモードで起動する
- 対処法8:自動復元設定を変更する
- 対処法9:Firefoxをリフレッシュする(初期化)
- 対処法10:PCのメモリ使用状況を確認する
- Firefoxのメモリ使用量を確認する方法
- YouTubeやGoogle検索でFirefoxが重い場合
- 予防策:Firefoxを軽く保つ習慣
- よくある質問
- まとめ
Firefoxが重い・遅いと感じる瞬間
「さっきまで普通に使えていたのに、急にFirefoxの動きが遅くなった」
そんな経験はありませんか。
ページの読み込みに時間がかかる、タブを切り替えるとカクカクする、YouTube動画が止まる。
快適に使えていたFirefoxが突然重くなると、作業効率が大きく下がってしまいます。
実は、Firefoxが重くなる原因は複数あり、それぞれに適した対処法があります。
この記事では、Firefoxの動作が重い・遅いときに試すべき10の改善策を、効果の高い順に解説します。
簡単にできる対処法から始めて、段階的に試していくことで、Firefoxの動作を確実に軽くできます。
Firefoxが重くなる主な原因

対処法を試す前に、なぜFirefoxが重くなるのか、主な原因を理解しておきましょう。
メモリの大量消費
Firefoxは開いているタブのデータをメモリに保存します。
タブを多く開けば開くほど、メモリ使用量が増えて動作が重くなります。
キャッシュと履歴の蓄積
ブラウジング履歴やキャッシュデータが蓄積すると、Firefoxの起動や動作が遅くなります。
特に長期間使い続けている場合、大量のデータが溜まっている可能性があります。
アドオン(拡張機能)の影響
便利なアドオンも、数が増えると動作を重くする原因になります。
特に重いアドオンをインストールしていると、メモリやCPUを大量に消費します。
ハードウェアアクセラレーションの問題
GPU(グラフィックカード)を使ってブラウザの描画を高速化する機能ですが、ドライバーの相性問題で逆に遅くなることがあります。
古いバージョンの使用
古いバージョンのFirefoxには、パフォーマンスの問題や既知のバグが含まれている可能性があります。
これらの原因を踏まえて、実際に試せる改善策を見ていきましょう。
対処法1:Firefoxを再起動する(最も簡単で効果的)
最も簡単で即効性のある方法は、Firefoxを完全に再起動することです。
長時間使い続けると、メモリが解放されずに蓄積していきます。
再起動の手順
- Firefox右上の「×」ボタンをクリック
- 複数のタブがある場合は「タブを閉じる」を選択
- Firefoxが完全に終了したことを確認
- 再度Firefoxを起動
再起動後は、メモリがリセットされて動作が軽くなります。
定期的な再起動の重要性
数時間ごとにFirefoxを再起動する習慣をつけると、重くなる前に予防できます。
特に大量のタブを開いて作業する場合、こまめな再起動が効果的です。
対処法2:不要なタブを閉じる
複数のタブを開いたままにしていると、それぞれのタブがメモリを消費します。
使っていないタブは積極的に閉じましょう。
効率的なタブ管理方法
後で読みたいページは、タブを開いたままにするのではなく、ブックマークに保存します。
- 保存したいタブを右クリック
- 「タブをブックマーク」を選択
- フォルダー名と保存先を指定
- 「複数のブックマークを追加」をクリック
複数のタブをまとめてブックマークに保存することもできます。
- Ctrlキーを押しながら保存したいタブをクリック
- 選択したタブを右クリック
- 「タブをブックマーク」を選択
ブックマークに保存すれば、タブを閉じても後からアクセスできます。
タブのピン留め機能
頻繁に使うタブは、ピン留めしておくと便利です。
ピン留めしたタブは小さく表示され、メモリ消費も抑えられます。
- ピン留めしたいタブを右クリック
- 「タブをピン留め」を選択
対処法3:キャッシュと履歴を削除する
蓄積したキャッシュや閲覧履歴は、Firefoxの動作を遅くします。
定期的に削除することで、パフォーマンスが向上します。
削除の手順
- Firefox右上のメニューボタン(三本線)をクリック
- 「履歴」を選択
- 「最近の履歴を消去」をクリック
- 「消去する履歴の期間」で「すべての履歴」を選択
- 以下の項目にチェックを入れる
- 閲覧とダウンロードの履歴
- Cookie
- キャッシュ
- 「今すぐ消去」をクリック
削除後の影響
キャッシュを削除すると、初回のページ読み込みが少し遅くなります。
ただし、2回目以降は新しいキャッシュが作られるため、通常通り快適に使えます。
Cookieを削除すると、一部のサイトからログアウトされます。
パスワードはFirefoxに保存されているため、再度ログインすれば問題ありません。
対処法4:アドオン(拡張機能)を見直す
便利なアドオンも、数が多いと動作が重くなります。
使っていないアドオンや、動作が重いアドオンは無効化または削除しましょう。
アドオンの確認方法
- メニューボタン(三本線)をクリック
- 「アドオンとテーマ」を選択
- 左側のメニューから「拡張機能」をクリック
インストールされているすべてのアドオンが一覧表示されます。
アドオンの無効化
- 無効化したいアドオンを見つける
- アドオン名の右側にあるスイッチをオフにする
アドオンを完全に削除する場合は、「削除」ボタンをクリックします。
重いアドオンの見分け方
特に以下のタイプのアドオンは動作を重くする傾向があります:
- 広告ブロッカー(複数入れている場合)
- ページ全体をダークモードに変換するもの
- 自動翻訳機能
- スクリーンレコーダー
すべてのアドオンを一度無効化して、Firefoxの動作が改善されるか確認してみてください。
その後、本当に必要なアドオンだけを1つずつ有効にしていきます。
対処法5:Firefoxを最新バージョンに更新する
古いバージョンには、パフォーマンスの問題が残っている可能性があります。
最新バージョンに更新すると、速度改善やバグ修正の恩恵を受けられます。
更新の確認と実行
- メニューボタン(三本線)をクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「Firefoxについて」をクリック
新しいウィンドウが開き、自動的に更新のチェックが始まります。
更新がある場合は自動的にダウンロードされ、インストールされます。
現在のバージョン確認
2026年1月現在、最新バージョンはFirefox 147です。
「Firefoxは最新バージョンです」と表示されれば、更新は不要です。
対処法6:ハードウェアアクセラレーションを調整する
ハードウェアアクセラレーションは、GPUを使って描画を高速化する機能です。
しかし、ドライバーの問題で逆に遅くなることがあります。
無効化の手順
- 設定を開く(メニュー→設定)
- 「一般」タブを選択
- 「パフォーマンス」セクションを探す
- 「推奨のパフォーマンス設定を使用する」のチェックを外す
- 「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する(可能な場合)」のチェックを外す
- Firefoxを再起動
効果の確認
無効化後、Firefoxの動作が改善されたか確認してください。
逆に遅くなった場合は、再度有効にすることをおすすめします。
対処法7:トラブルシューティングモードで起動する

アドオンや設定が原因で重くなっている場合、トラブルシューティングモードで確認できます。
このモードでは、すべてのアドオンが無効化された状態でFirefoxが起動します。
起動方法
- メニューボタン(三本線)をクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「トラブルシューティングモード」をクリック
- 「再起動」をクリック
確認画面が表示されたら「開く」を選択します。
別の起動方法
Firefoxが重すぎて上記の操作ができない場合:
Windows・Linux
- Shiftキーを押しながらFirefoxを起動
macOS
- Optionキーを押しながらFirefoxを起動
トラブルシューティングモードでの確認
このモードで動作が軽くなれば、アドオンや設定が原因です。
通常モードに戻って、アドオンを1つずつ有効化しながら原因を特定しましょう。
対処法8:自動復元設定を変更する
Firefox起動時に前回のセッションを復元する設定は便利ですが、大量のタブがあると起動が遅くなります。
自動復元の無効化
- 設定を開く
- 「一般」タブを選択
- 「起動」セクションを探す
- 「前回のセッションのウィンドウとタブを開く」以外を選択
- 「空白ページ」または「ホームページ」を選ぶ
この設定により、Firefox起動時の待ち時間が短縮されます。
ホームページの軽量化
ホームページに重いサイトを設定していると、起動が遅くなります。
- 設定の「一般」タブを開く
- 「ホームページと新しいウィンドウ」を「空白ページ」に設定
空白ページにすることで、瞬時にFirefoxが起動します。
対処法9:Firefoxをリフレッシュする(初期化)
上記の方法で改善しない場合、Firefoxをリフレッシュ(初期化)することで、多くの問題が解決します。
リフレッシュすると、設定が初期状態に戻りますが、重要なデータは保持されます。
リフレッシュで保持されるデータ
- ブックマーク
- 閲覧履歴
- パスワード
- Cookie
- 自動入力情報
リフレッシュで削除されるもの
- すべてのアドオン
- カスタマイズした設定
- テーマ
リフレッシュの手順
- メニューボタン(三本線)をクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「トラブルシューティング情報」をクリック
- 「Firefoxをリフレッシュ」ボタンをクリック
- 確認画面で再度「Firefoxをリフレッシュ」をクリック
Firefoxが自動的に再起動し、新しい状態で開きます。
リフレッシュ後の設定
リフレッシュ後は、必要なアドオンだけを再インストールしましょう。
以前と同じ数のアドオンを入れると、また重くなる可能性があります。
対処法10:PCのメモリ使用状況を確認する
Firefox以外のアプリケーションがメモリを大量に消費していると、Firefox全体のパフォーマンスが低下します。
Windowsでのメモリ確認
- Ctrl + Shift + Escキーを押してタスクマネージャーを起動
- 「プロセス」タブを確認
- メモリ使用量の多いアプリケーションを探す
不要なアプリケーションは終了させましょう。
メモリ不足の場合
PCの搭載メモリが4GB以下の場合、複数のアプリケーションを同時に使うと遅くなります。
快適にブラウジングするには、8GB以上のメモリを推奨します。
メモリが不足している場合は、メモリの増設を検討してください。
Firefoxのメモリ使用量を確認する方法
どのタブやアドオンがメモリを消費しているか確認できます。
確認手順
- Firefoxのアドレスバーに「about:performance」と入力してEnterキーを押す
- タブとアドオンごとのメモリ使用量が表示される
メモリ使用量が特に多いタブがあれば、そのページに問題がある可能性があります。
タブを閉じるか、ページをリロードしてみてください。
YouTubeやGoogle検索でFirefoxが重い場合
特定のサイトでだけ重くなる場合、そのサイト特有の問題があります。
YouTubeで重い場合の対処法
YouTubeの「アンビエントモード」(動画周りに光るエフェクト)が重さの原因になることがあります。
- YouTube動画ページを開く
- 動画プレイヤーの設定(歯車アイコン)をクリック
- 「アンビエントモード」をオフにする
動画コーデックの問題
Firefoxが高負荷な動画コーデック(AV1やVP9)を使っていると、CPUに大きな負担がかかります。
対処法として、軽量なコーデックを強制する拡張機能をインストールできます:
- h264ify
- Enhancer for YouTube
これらの拡張機能は、より軽いH.264コーデックを使用させます。
Google検索で重い場合
広告ブロッカーの設定を確認してください。
複数の広告ブロッカーを同時に使っていると、逆に重くなることがあります。
1つの広告ブロッカーだけを使用し、他は無効化しましょう。
予防策:Firefoxを軽く保つ習慣
日頃から以下の習慣を心がけると、Firefoxが重くなるのを防げます。
定期的なメンテナンス
週に1回程度、以下を実施しましょう:
- キャッシュと履歴のクリア
- 不要なタブを閉じる
- 使っていないアドオンの削除
タブの管理
タブは20個以内に抑えることを目標にしましょう。
それ以上開く場合は、ブックマークやタブ管理拡張機能を活用します。
アドオンの厳選
本当に必要なアドオンだけをインストールします。
「便利そう」という理由だけでインストールするのは避けましょう。
定期的な再起動
長時間使い続けず、2〜3時間ごとに再起動する習慣をつけましょう。
よくある質問
Q1. Firefoxはメモリを食いすぎるブラウザですか?
Firefoxは複数プロセスで動作するため、メモリを多く使う傾向があります。
ただし、タブを閉じればメモリは解放されるため、適切に管理すれば問題ありません。
Q2. Chromeと比べてFirefoxは遅いですか?
最新バージョンのFirefoxは、Chromeと同等の速度です。
適切に設定すれば、速度に大きな差はありません。
Q3. アドオンは何個まで入れても大丈夫ですか?
明確な上限はありませんが、5個以内に抑えることをおすすめします。
軽量なアドオンを選び、定期的に見直しましょう。
Q4. Firefoxをリフレッシュすると何が消えますか?
アドオンとカスタマイズした設定が削除されます。
ブックマーク、パスワード、履歴は保持されるので安心してください。
Q5. PCのメモリは何GB必要ですか?
快適に使うには最低4GB、推奨は8GB以上です。
複数のアプリケーションを同時に使う場合は、16GB以上あると安心です。
まとめ
Firefoxが重い・遅いと感じたときに試すべき10の改善策を紹介しました。
最も簡単で効果的な方法は、Firefoxを再起動することです。
次に、不要なタブを閉じ、キャッシュと履歴を削除しましょう。
アドオンを見直し、最新バージョンに更新することも重要です。
ハードウェアアクセラレーションの設定も確認してください。
上記で改善しない場合は、トラブルシューティングモードで原因を特定し、必要に応じてFirefoxをリフレッシュします。
日頃から定期的なメンテナンスを心がければ、Firefoxを快適に使い続けられます。
タブの管理、アドオンの厳選、こまめな再起動を習慣にしましょう。
この記事の方法を試せば、重くなったFirefoxを確実に軽くできます。

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