「友達3人でゲームするんだけど、グループDMとサーバーどっちがいい?」 「グループDMって何人まで入れるの?」 「サーバー作るほどじゃないけど、複数人で話したい…」
Discordには複数人で会話する方法が2つあります。グループDMとサーバー。
でも、この2つの違いって意外と分かりにくいですよね。「とりあえずサーバー作っとけばいいか」と思いがちですが、実は人数や目的によって使い分けた方が便利なんです。
この記事では、それぞれの特徴から使い分けまで、すべて解説していきます!
📊 グループDMとサーバーを一覧で比較

主要な違い一覧表
項目 | グループDM | サーバー |
---|---|---|
最大人数 | 10人 | 50万人以上 |
作成の手間 | 簡単(30秒) | やや複雑(3分) |
チャンネル数 | 1つのみ | 無制限 |
ボイスチャット | 1つのみ | 複数可能 |
権限管理 | なし(全員平等) | 詳細設定可能 |
カスタマイズ | 最小限 | 完全カスタム可能 |
Bot導入 | 不可 | 可能 |
画面共有 | 可能 | 可能(Nitroで高画質) |
退出後の復帰 | 招待必要 | URL/招待で簡単 |
メッセージ保存 | 永久保存 | 永久保存 |
💬 グループDM:少人数のカジュアルな集まり
グループDMとは?
グループDMは、個人間のダイレクトメッセージを複数人に拡張したもの。LINEのグループチャットに近い感覚です。
イメージ:
個人DM(2人)
↓
グループDM(3〜10人)
↓
それ以上ならサーバー
🎯 グループDMの特徴
メリット:
- ✅ 超簡単に作れる(招待するだけ)
- ✅ 管理不要(全員が平等)
- ✅ 気軽に退出・削除可能
- ✅ 通知がシンプル
- ✅ プライベート感が強い
デメリット:
- ❌ 10人までしか入れない
- ❌ 1つのチャットのみ(話題が混ざる)
- ❌ Bot使えない
- ❌ 役職・権限なし
- ❌ カスタマイズ不可
📱 グループDMの作り方
方法1:既存のDMから拡張
- 個人とのDM画面を開く
- 右上の「ユーザーを追加」アイコンをクリック
- 追加したい人を選択
- グループ名を設定(省略可)
方法2:新規作成
- DMリストの上の「+」ボタン
- 「グループDMを作成」を選択
- フレンドを選択(最大9人)
- 作成
💡 ポイント: グループDMはフレンドのみ追加可能。フレンドじゃない人は先にフレンド申請が必要です。
🏰 サーバー:本格的なコミュニティ空間
サーバーとは?
サーバーは、複数のチャンネルや機能を持つ独立したコミュニティスペース。会社や学校の建物のようなイメージです。
構造イメージ:
サーバー(建物)
├── テキストチャンネル(部屋)
│ ├── #一般
│ ├── #雑談
│ └── #ゲーム
├── ボイスチャンネル(会議室)
│ ├── 🔊 通話部屋1
│ └── 🔊 通話部屋2
└── メンバー(住人)
├── 管理者
├── モデレーター
└── 一般メンバー
🎯 サーバーの特徴
メリット:
- ✅ 無制限の拡張性(人数・チャンネル)
- ✅ 高度な管理機能(役職・権限)
- ✅ Bot導入可能(音楽、ゲーム、管理)
- ✅ 複数の話題を並行管理
- ✅ 永続的なコミュニティ
デメリット:
- ❌ 初期設定が必要
- ❌ 管理の手間
- ❌ フォーマルな雰囲気になりがち
- ❌ 通知が複雑
- ❌ 削除が大変(影響大)
🛠️ サーバーの作り方
- 左側のサーバーリストの「+」をクリック
- 「オリジナルの作成」を選択
- 「自分と友達のため」を選択(プライベート用)
- サーバー名とアイコンを設定
- 作成完了!
初期設定すべきこと:
- チャンネル作成
- 役職設定
- 招待リンク生成
- ルール設定
🎯 使い分けガイド:どっちを選ぶ?
💬 グループDMを選ぶべき場面
1. 一時的な集まり
例:
- 今夜だけのゲーム会
- 週末の予定相談
- 短期プロジェクト
2. 10人以下の固定メンバー
例:
- 仲良し5人組
- 家族グループ
- 少人数の勉強会
3. シンプルに使いたい
例:
- 設定が面倒
- 管理したくない
- LINEグループ的な使い方
🏰 サーバーを選ぶべき場面
1. 11人以上の参加者
例:
- クラス全員
- 部活・サークル
- オンラインコミュニティ
2. 長期的な活動
例:
- ゲームギルド
- 勉強サーバー
- ファンコミュニティ
3. 複数の活動を並行
例:
- ゲーム別にチャンネル分け
- 話題別に部屋を作る
- イベント管理
4. 管理機能が必要
例:
- 荒らし対策
- 役職による権限分け
- Bot機能の活用
💡 実際の使用例で理解する

🎮 ゲーム仲間の場合
4人でApexをプレイ → グループDM
理由:
- 人数が少ない
- ゲーム中の通話メイン
- 複雑な機能不要
20人のゲームクラン → サーバー
理由:
- 人数が多い
- チーム分けが必要
- イベント管理
- Bot(ステータス表示など)
📚 勉強グループの場合
3人の試験勉強 → グループDM
理由:
- 期間限定
- シンプルでOK
- すぐ始められる
オンライン勉強コミュニティ → サーバー
理由:
- 科目別チャンネル
- 質問部屋
- 資料共有
- 新メンバー随時参加
👨👩👧👦 家族・友人の場合
家族4人の連絡用 → グループDM
理由:
- プライベート性重視
- 人数固定
- 気軽に使える
同窓会の連絡網 → サーバー
理由:
- 大人数
- 委員会別チャンネル
- お知らせ専用部屋
- アーカイブ保存
⚠️ それぞれの制限と注意点
グループDMの制限
人数制限の詳細:
- 自分を含めて10人まで
- 11人目は絶対に追加不可
- 人数オーバーしたらサーバー移行必須
退出と復帰:
- 一度退出すると自分で戻れない
- 誰かに再招待してもらう必要あり
- グループ作成者でも同じ
その他の制限:
- スレッド機能なし
- ピン留め上限50件
- Webhookなし
- カスタム絵文字なし
サーバーの注意点
管理責任:
- オーナーは簡単に移譲できない
- 削除すると全データ消失
- 荒らし対策は管理者の責任
複雑さ:
- 初心者には難しい
- 設定項目が多すぎる
- 通知管理が大変
🔄 グループDMからサーバーへの移行
いつ移行すべき?
移行のサイン:
- ✓ 10人に近づいてきた
- ✓ 話題が混在して見づらい
- ✓ Bot機能が欲しくなった
- ✓ 新メンバーが増えそう
- ✓ 長期的に続きそう
移行の手順
- サーバーを先に作成
- 基本的なチャンネル設定
- グループDMで移行を告知
- 招待リンクを共有
- 全員の移行を確認
- グループDMは残しておく(ログ保存)
💡 移行のコツ:
- 重要なメッセージはピン留めを移植
- よく使うリンクは再共有
- メンバーの役職を事前に決める
❓ よくある質問(FAQ)
Q:グループDMは後から人数を増やせる?
A: はい、10人までなら後から追加可能です。ただし、フレンドのみ追加できます。
Q:グループDMの履歴は消える?
A: いいえ、退出しても履歴は残ります。ただし、自分が退出すると、自分の画面からは見えなくなります。
Q:サーバーは無料で作れる?
A: はい、完全無料です。いくつでも作成可能(100サーバーまで参加可能)。
Q:グループDMでビデオ通話はできる?
A: はい、最大10人(現在は25人まで拡張)でビデオ通話可能です。
Q:どっちがデータ通信量少ない?
A: 基本的に同じです。ただし、サーバーの方が不要な通知やチャンネルが多いと、若干多くなる可能性があります。
まとめ:目的と規模で使い分けよう!
グループDMとサーバー、それぞれに適した使い方があります。
選び方の基準:
📱 グループDM向き:
- 10人以下の固定メンバー
- 一時的な集まり
- シンプルに使いたい
- プライベート重視
🏰 サーバー向き:
- 11人以上または増える予定
- 長期的な活動
- 多機能を活用したい
- 組織的な運営
最終アドバイス: 迷ったら、まずグループDMから始めてみましょう。必要に応じてサーバーに移行すればOK。最初から完璧を目指さず、使いながら最適な形を見つけていくのがDiscordの楽しみ方です!
💡 プロのヒント: 実は、グループDMとサーバーの両方を使い分けるのが最強!サーバーで大人数活動しつつ、仲良しメンバーとはグループDMで内緒話…なんて使い方もアリですよ!
コメント