「iPhoneをアップデートしたら、アイコンやフォルダが急に透明になって見づらくなった」
「昔のデザインに戻したいけど、どうすればいい?」
iOS 26(2025年9月15日リリース)から導入された「Liquid Glass(リキッドグラス)」と呼ばれる新しいデザインが原因です。
この記事では、透明なデザインを完全にオフにできるのかという疑問への正直な回答と、透明度を下げて見やすくするための設定方法を順番に解説します。
まず知っておきたい:Liquid Glassとは何か
iOS 26から採用された「Liquid Glass(リキッドグラス)」は、Appleが約12年ぶりに刷新した画面デザインです。
2013年のiOS 7でフラットデザインが導入されて以来、最大規模のUI変更とも言われています。
特徴は、本物のガラスのような透明感と光の反射をUI全体に取り入れた点です。
フォルダ、ツールバー、通知センター、コントロールセンターなど、画面の各所が半透明のガラス風に変わります。
スクロールや操作に合わせて背景が波紋のように反応する動きも加わり、全体的な見た目がガラリと変わりました。
「完全に元に戻す」ことはできない
結論から先にお伝えします。
Liquid Glassを完全にオフにして、iOS 25(iOS 18)以前のデザインに戻す設定は、現時点では用意されていません。
iOS 26に一度アップデートした後に以前のバージョンへ戻す(ダウングレードする)ことも、Appleが古いバージョンの署名を停止するため、通常の方法では不可能です。
ただし、透明度を下げたり見た目を調整したりする方法はいくつかあります。
以下の設定を組み合わせることで、Liquid Glassの透明効果をかなり抑えることができます。
設定①:透明度を下げる(アクセシビリティ)
最も効果が高く、iOS 26.0から利用できる設定です。
フォルダがグレー表示に戻るなど、透明感を大きく抑えられます。
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 「透明度を下げる」をオンに切り替える
この設定をオンにすると、ホーム画面のフォルダが透明ではなくグレーの表示に戻ります。
画面下部の検索窓周辺も、透き通った島のような表示から、色のついた落ち着いた見た目に変わります。
Liquid Glassを最も直接的に抑えたい場合は、まずここから試してみてください。
設定②:Liquid Glassの色合いを調整する(iOS 26.1以降)
iOS 26.1(2025年11月3日リリース)で新しく追加された設定です。
Liquid Glassの透明度を「クリア」と「色合い調整」の2段階で切り替えることができます。
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「Liquid Glass」をタップ
- 「クリア」か「色合い調整」を選ぶ
「クリア」はデフォルトの透明なガラス風のデザインです。
「色合い調整(Tinted)」を選ぶと、透明度が下がって磨りガラスのような見た目になり、文字やアイコンが格段に読みやすくなります。
なお、この設定はホーム画面のアイコンの見た目には影響しません。
アイコンの透明感を変えたい場合は、次の設定③を使います。
注意:設定①の「透明度を下げる」をオンにしている場合、この「Liquid Glass」の設定項目が機能しないことがあります。
両方試してみて、自分に合ったほうを選んでください。
設定③:ホーム画面のアイコンを透明から変更する
ホーム画面のアプリアイコンが透明(クリア)になっている場合、次の手順で元のスタイルに戻せます。
手順:
- ホーム画面の空白部分を長押しして、アイコンが揺れる状態にする
- 画面左上の「編集」をタップ
- 表示されたポップアップから「カスタマイズ」を選ぶ
- 画面下部のスタイル選択から「デフォルト」または「ダーク」を選ぶ
「クリア」を選んでいるとアイコンが透明なガラス風になります。
「デフォルト」や「ダーク」に変更すると、透明感が抑えられた見やすいアイコン表示になります。
設定④:ロック画面をソリッドに変更する
ロック画面の時計やウィジェットがガラス風で見づらい場合は、次の手順でソリッド(不透明)な表示に変更できます。
手順:
- ロック画面を長押しして編集モードにする
- 「カスタマイズ」をタップ
- 画面下部に表示された見た目の選択肢から「ソリッド」を選ぶ
「ガラス」がデフォルトの透明風デザインで、「ソリッド」を選ぶと時計などがはっきりした表示に変わります。
設定⑤:視差効果を減らす
Liquid Glassのデザインは動きを伴うエフェクトも多く、「ぐるぐると画面が動いて酔う」「動きが気になって集中できない」という声もあります。
動きによる不快感がある場合は、視差効果を減らす設定が有効です。
手順:
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「動作」をタップ
- 「視差効果を減らす」をオンに切り替える
この設定をオンにすると、画面が傾いたときの背景の動きや、アプリの開閉アニメーションが抑えられます。
組み合わせのおすすめ
各設定を組み合わせることで、より効果的に透明感を抑えることができます。
見やすさを最優先にしたい場合:
- 「透明度を下げる」をオン
- 「視差効果を減らす」をオン
- ホーム画面アイコンを「デフォルト」または「ダーク」に変更
- ロック画面を「ソリッド」に変更
Liquid Glassを活かしつつ見やすくしたい場合:
- 「Liquid Glass」設定を「色合い調整」に変更
- 「視差効果を減らす」をオン
Liquid Glassの対応機種
Liquid Glassは、A13 Bionic以降のチップを搭載したiPhoneで利用できます。
| 対応 | 非対応 |
|---|---|
| iPhone 11以降 | iPhone XS / XS Max / XR |
A12 Bionicを搭載したiPhone XS・XS Max・XRでは、iOS 26にアップデートしてもLiquid Glassのデザインは適用されません。
よくある質問
Q. iOS 18に戻すことはできる?
通常の方法では難しいです。
Appleは古いバージョンの署名を一定期間後に停止するため、iPhoneを以前のiOSに戻す(ダウングレードする)ことは基本的に不可能です。
サードパーティ製ツールを使う方法もネット上で紹介されていますが、データ損失やセキュリティリスクを伴うため、使用には十分な注意が必要です。
Q. 「透明度を下げる」をオンにするとどんな影響がある?
一部の背景の透明度とぼかしの度合いが全体的に低減されます。
フォルダやコントロールセンターなどが不透明に近い表示に変わり、視認性が上がります。
アプリや通常の動作には影響しません。
Q. iOS 26.1が出ていない場合は?
「Liquid Glass」の設定項目はiOS 26.1以降にしか表示されません。
バージョンが古い場合は、設定①の「アクセシビリティ → 透明度を下げる」を使ってください。
まとめ
iOS 26のLiquid Glassデザインを完全に元に戻すことはできませんが、次の設定を使うことで透明感を大きく抑えられます。
- アクセシビリティ → 透明度を下げる をオン(最も効果が高い、iOS 26.0から利用可能)
- 設定 → 画面表示と明るさ → Liquid Glass → 色合い調整(iOS 26.1以降)
- ホーム画面アイコンをデフォルト/ダークに変更(アイコンの透明感を解除)
- ロック画面をソリッドに変更(時計などを見やすく)
- アクセシビリティ → 動作 → 視差効果を減らす をオン(動きによる不快感を軽減)
まずは「透明度を下げる」と「視差効果を減らす」の2つをオンにするだけで、見やすさがかなり改善します。
設定はいつでも元に戻せるので、気軽に試してみてください。
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