Chrome分割ビューを完全無効にする方法【v145以降の最新対処法】

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「分割ビューでリンクを開く」が右クリックメニューに追加され、「新しいウィンドウで開く」との位置がずれて誤操作しやすくなった……とお困りの方向けに、PC版Chromeの分割ビューを無効化する方法を解説します。
ただし、Chrome v145以降では以前の完全無効化手順が使えなくなっています。
本記事ではバージョン別の状況と、現在できる対処法を正確にまとめます。


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分割ビューとは

分割ビュー(Split View)は、1つのChromeウィンドウ内で画面を左右に分割し、2つのWebページを同時表示できる機能です。
Chrome バージョン142(2025年10月28日リリース)で段階的に導入が開始され、バージョン145(2026年2月10日より安定版展開)で正式に広く有効化されました(Chrome公式発表・helentech.jp、2026年3月時点)。

この機能追加により、リンクの右クリックメニューに「分割ビューでリンクを開く」が追加されました。
従来の「新しいタブで開く」と「新しいウィンドウで開く」の間に挿入される形になったため、長年Chromeを使っているユーザーの間で「誤操作が増えた」「邪魔なので消したい」という声が多く上がっています。


【重要】バージョンによって対処法が異なります

Chromeバージョンflags での完全無効化D&D無効化(設定)
v142〜v144可能(「Split View」→ Disabled)可能
v145以降(2026年2月〜)不可能(フラグ項目が削除済み)可能(部分的)

Chrome v145以降では、chrome://flags から「Split View」の項目自体が削除されており、完全無効化はできない状態です(piunikaweb.com・reminder.ysrock.comのユーザー報告、2026年2月時点)。

自分のChromeバージョンは、画面右上の「︙」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」から確認できます。


方法① chrome://flags で無効化する(〜v144まで有効)

Chrome v142〜v144のユーザーのみ有効な手順です。
v145以降はこの画面に「Split View」の項目が表示されないため、この手順はスキップしてください。

  1. Chromeのアドレスバーに chrome://flags と入力してEnterキーを押す
  2. 画面上部の検索ボックスに「Split View」と入力する
  3. 表示された「Split View」の項目を「Default」から「Disabled」に変更する
  4. 画面下部に表示される「Relaunch」ボタンをクリックしてChromeを再起動する

再起動後、右クリックメニューから「分割ビューでリンクを開く」が消えていることを確認してください。

注意点:
chrome://flags は実験的な設定画面です。ChromeのバージョンアップでこのフラグのDisabled設定が解除・削除される場合があります(実際にv145でフラグが削除されました)。「Split View」以外の項目は変更しないようにしてください。


方法② 設定画面でドラッグ操作だけを無効化する(v145以降も有効)

Screenshot

タブやリンクをウィンドウの端にドラッグしたときに分割ビューが起動する機能を、Chromeの通常設定からオフにできます。
右クリックメニューの項目は残りますが、誤ってドラッグして分割されてしまうケースを防げます。

  1. Chromeの右上「︙(その他)」をクリックし、「設定」を選択する
  2. 左側メニューから「デザイン」を選択する
  3. ウィンドウの左端または右端で分割ビューのドラッグ&ドロップを許可する」のチェックを外す

または、アドレスバーに chrome://settings/appearance と入力して設定画面を直接開くこともできます(窓の杜、2025年12月掲載記事より)。


v145以降:右クリックの誤操作を避けるショートカットキー

v145以降、右クリックメニューから「分割ビューでリンクを開く」を完全に消す公式の方法は現時点では提供されていません。

そのため、右クリックを使わない開き方に切り替えることで誤操作を防ぐのが現実的な対処です。

Windowsの場合:

操作方法
新しいタブで開くCtrl キーを押しながらリンクを左クリック、またはマウスホイールクリック
新しいウィンドウで開くShift キーを押しながらリンクを左クリック

Macの場合:

操作方法
新しいタブで開くCommand キーを押しながらリンクを左クリック
新しいウィンドウで開くShift キーを押しながらリンクを左クリック

今後の対応について

Chrome v145でフラグ項目が削除されたことに対し、同じChromiumベースのブラウザ「Brave」でも同様の問題が発生しており、開発チームが修正を検討していることが報告されています(piunikaweb.com、2026年2月)。

Google自身がChromeに設定項目を追加するかどうかは、2026年3月時点では未発表です。
企業向け(Chrome Enterprise)のポリシーで制御できるようになる可能性も指摘されていますが、現時点では一般ユーザー向けの公式設定は提供されていません(windowsforum.com、2026年3月)。

情報が更新され次第、この記事も随時更新します。


まとめ

バージョン完全無効化D&D無効化右クリックメニューを消す
v142〜v144chrome://flags → Split View → Disabled設定 → デザイン可能
v145〜不可能(フラグ削除済み)設定 → デザイン現時点で不可能

Chrome v145以降は、ドラッグ操作による誤起動を設定でオフにしつつ、右クリックの代わりにショートカットキー(Ctrl+クリック など)を活用するのが現状の最善策です。


参考情報源:

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