Epic Gamesランチャーでロケットリーグ(ロケリ)を起動しようとしてもうんともすんとも言わない……そんなトラブルは珍しくない。
原因はシステム要件の非対応から、ファイルの破損、セキュリティソフトの干渉まで様々だ。
この記事では、公式サポートが推奨する順番に沿って対処法を解説していく。
まず確認:ロケットリーグの最小システム要件

起動しない原因として意外と多いのが、PCがシステム要件を満たしていないケースだ。
最小システム要件(Windows):
| 項目 | 最小要件 | 推奨要件 |
|---|---|---|
| OS | Windows 7 以降(64bit) | Windows 10以降(64bit) |
| CPU | 2.5GHz デュアルコア | 3.0GHz クアッドコア |
| メモリ | 4GB RAM | 8GB RAM |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 270X | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 470 |
| ストレージ | 20GB以上の空き容量 | 同左 |
| DirectX | バージョン11 | 同左 |
注意点:
- macOSとLinux(SteamOS)版は現在アップデート・サポートが終了している。引き続きインストールはできるが、一部機能が正常に動作しない場合がある(Epic Gamesサポート)。
- ロケットリーグはSteamでの新規配布を終了しており、現在はEpic Games Storeのみで無料プレイが可能だ。
対処法【試す順番】
公式サポートは「解決数が多い順」に手順を公開している。この順番で試していくのが最も効率的だ。
手順1:MODとサードパーティアプリを無効化する
「BakkesMod」などのゲームMODやオーバーレイツール(RivaTuner Statistics Serverなど)がロケットリーグの起動を妨げることがある。
- BakkesMod、RivaTuner Statistics Server(RTSS)などのMODをすべて終了または無効化する
- MSIのアフターバーナーなどオーバーレイ機能を持つアプリも一時的に閉じる
- ロケットリーグを起動して確認する
手順2:バックグラウンドアプリを終了する
他のアプリが起動の妨げになっている場合がある。
- タスクマネージャーを開く(Ctrl+Shift+Esc)
- 「プロセス」タブで不要なアプリを右クリック→「タスクの終了」
- ブラウザやDiscord、オーバーレイアプリを特に重点的に確認する
- ロケットリーグを起動して確認する
手順3:.NET Frameworkをアップデートする
ロケットリーグには.NET Frameworkが必要で、古いバージョンだと起動できない場合がある。
- Windowsの「設定」→「Windows Update」を開く
- 更新プログラムをすべて適用する
- またはMicrosoft公式ページから最新版をダウンロードしてインストールする
手順4:DirectX 11を使用しているか確認する
ロケットリーグはDirectX 11が必要だ。
- Windowsキー+Rを押して「dxdiag」と入力してEnterを押す
- DirectX診断ツールが開いたら「DirectXのバージョン」を確認する
- DirectX 11未満の場合は、Windows Updateを実行するかMicrosoft公式サイトから更新する
手順5:ロケットリーグのキャッシュを削除する
キャッシュファイルが破損していると、起動トラブルの原因になることがある。
キャッシュを削除しても次回起動時に自動で再生成されるので、データに影響はない。
キャッシュの場所(Windows):ドキュメント\My Games\Rocket League\TAGame\Cache
手順:
- ロケットリーグが起動していないことを確認する
- エクスプローラーで上記のパスを開く
- 「Cache」フォルダ内のファイルをすべて削除する
- ロケットリーグを起動して確認する
手順6:Epic Gamesランチャーのキャッシュを削除する
Epic Gamesランチャー自体のキャッシュが原因のこともある。
- タスクマネージャーでEpic Gamesランチャーを完全に終了する
- Windowsキー+Rを押して「%localappdata%」と入力してEnterを押す
- 「EpicGamesLauncher」フォルダを開く
- 「webcache」フォルダを削除する
- Epic Gamesランチャーを再起動する
手順7:ゲームファイルの整合性を検証する
ゲームファイルが破損していると起動できない。Epic Gamesランチャーには修復機能が搭載されている。
- Epic Gamesランチャーを開く
- 左側の「ライブラリ」をクリックする
- ロケットリーグの右上にある「…(3点メニュー)」をクリックする
- 「管理」を選択する
- 「ファイルの検証」の横にある「検証」ボタンをクリックする
- 検証が完了したらPCを再起動して起動を試みる
手順8:管理者として実行する
権限の問題で起動できないケースがある。
Epic Gamesランチャーを管理者として実行する方法:
- デスクトップのEpic Gamesランチャーのアイコンを右クリックする
- 「管理者として実行」を選択する
- ロケットリーグを起動して確認する
常に管理者で起動する設定:
- ショートカットを右クリック→「プロパティ」を開く
- 「互換性」タブをクリックする
- 「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
- 「OK」をクリックする
手順9:グラフィックドライバーを更新する
古いグラフィックドライバーが原因で起動しないことがある。
手順10:Microsoft Visual C++パッケージをインストールする
必要なランタイムパッケージが不足していると起動できない場合がある。
- Microsoft公式ページから「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」の最新版をダウンロードする
- x64版(64bit)をインストールする
- PCを再起動してから起動を試みる
手順11:Epic Gamesランチャーをアップデートまたは再インストールする
Epic Gamesランチャー自体が古い、または破損している場合がある。
まずアップデートを確認:
ランチャーは通常起動時に自動でアップデートされるが、ランチャーを起動して最新版かどうか確認する。
再インストール手順:
- 設定→アプリからEpic Gamesランチャーをアンインストールする
- Epic Games公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードする
- 再インストール後、ロケットリーグを再ダウンロードする
起動時にフリーズする場合の特殊な対処法

ロケットリーグが起動直後にフリーズする場合、保留中のフレンドリクエストが大量にあることが原因のケースがある。
- Epic Gamesランチャーにログインする
- 右下のフレンドアイコンをクリックしてフレンドリストを開く
- ベルのアイコンをクリックして通知タブを開く
- 「フレンドリクエスト」が0になるまで処理する(承認または拒否)
- フレンドリクエストを整理した後、ロケットリーグを起動する
まとめ
ロケットリーグがEpic Gamesで起動しない主な原因は以下のとおりだ。
- MOD・サードパーティアプリ(BakkesMod、RTSSなど)の干渉
- バックグラウンドアプリの競合
- .NET FrameworkやDirectX 11の不足
- キャッシュファイルの破損(ロケリ本体 or Epic Gamesランチャー)
- ゲームファイルの破損
- 管理者権限の不足
- グラフィックドライバーの古さ
- Microsoft Visual C++ランタイムの不足
対処は上から順番に試していくのが最も効率的で、MOD無効化→キャッシュ削除→ファイル検証→管理者実行の4ステップで多くのケースが解決する。
それでも改善しない場合はロケットリーグ公式サポートへ問い合わせよう。
参考情報源:

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