「Teamsのカメラが広角すぎて部屋が映り込む」「顔が大きく映りすぎる」「画面の文字を拡大したい」…Teamsでカメラやズームに関する悩みはさまざまです。
実は「Teamsのカメラズーム」には大きく3つの種類があり、それぞれ解決方法が違います。
この記事では、状況別に対応方法をわかりやすく解説します。
「Teams カメラ ズーム」3つのパターン

「カメラをズームしたい」という場合、以下のいずれかのニーズに分類されます。
自分がどのパターンに当てはまるかを確認してから、該当セクションに進んでください。
| パターン | 悩みの例 | 解決方法 |
|---|---|---|
| ①カメラ映像のズーム調整 | 広角すぎる・顔が大きく映る | Windows設定 / カメラ専用アプリ |
| ②アプリ画面のズーム調整 | 文字が小さい・大きすぎる | Ctrl + スクロールなど |
| ③会議中の相手ビデオを拡大 | 特定の参加者を大きく表示したい | スポットライト・ピン留め機能 |
パターン①:カメラ映像のズームを調整する
Teams自体にカメラズーム機能はない(重要)
新しいMicrosoft Teams(2024年以降)には、カメラのズームを直接操作する機能が搭載されていません。
旧バージョン(クラシック Teams)では「設定 → デバイス → カメラ制御」からズームを調整できましたが、新しいTeamsではこの機能が削除されています(Microsoft Q&A 公式回答より、2024年時点)。
そのため、カメラ映像のズームは以下の代替手段で対応します。
方法1: Windowsのカメラ設定からズームを調整する(推奨)
Windowsのカメラ設定で画角(ズーム)を変更できます。
対応カメラであれば、テキストで確認しながらズームを調整可能です。
Windows 11 の手順:
- スタートメニューを開き、「設定」をクリックする
- 「Bluetoothとデバイス」→「カメラ」を選択する
- 使用中のカメラをクリックする
- 「基本設定」セクションに「ズーム」スライダーが表示されたら調整する
Windows 10 の手順:
- スタートメニューで「カメラ」を検索して開く
- 右上の設定アイコンをクリックする
- ズームのスライダーが表示されたら調整する
⚠️ 注意点: ズームスライダーが表示されるかどうかは、カメラの機種・ドライバー・Windowsのバージョンによって異なります。
対応していない場合はスライダーが表示されないか、グレーアウトして操作できません。
この設定はTeamsだけでなく、すべてのカメラアプリに共通して反映されます。
方法2: Teamsの設定からカメラコントロールを開く
新しいTeams上からWindowsのカメラプロパティ画面を直接開く方法もあります。
- Teams を開き、右上の「…(設定とその他)」をクリックする
- 「設定」→「デバイス」を選択する
- 「カメラ」セクションで「カメラ設定を開く」をクリックする
- 「カメラ制御」タブが表示されたら、ズームのスライダーを調整する
対応カメラがない場合:「カメラ設定を開く」ボタンが表示されなかったり、カメラ制御タブ内の項目がグレーアウトされていたりすることがあります。
この挙動はカメラのハードウェア・ドライバーに依存しているため、表示されない場合は方法3のメーカー専用アプリを試してください。
方法3: カメラメーカーの専用アプリを使う
カメラのメーカーが提供する専用アプリからズームを設定し、Teams側でそのアプリの仮想カメラを選択する方法です。
特にLogitechなどの高機能Webカメラで有効なアプローチです。
Logitechカメラの場合
- Logitech Capture をダウンロード・インストールする
- アプリを開き、カメラを選択してズームを調整する
- Teams を開き、設定 → デバイス → カメラで「Logi Capture」を選択する
Logitech Captureが仮想カメラとして機能するため、設定したズームがTeams会議にそのまま反映されます(Microsoft Q&A 公式サポート回答より)。
その他のカメラの場合
各カメラメーカーの公式サポートページから専用のカメラ設定アプリを確認してください。
「[メーカー名] camera settings app」で検索すると見つかりやすいです。
カメラズーム調整の方法まとめ
| 方法 | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| Windows カメラ設定 | Windows 10/11 全般 | シンプルだが対応カメラ限定 |
| Teams → カメラ設定を開く | 新しいTeams | Teams上から開けるが同様に対応カメラ限定 |
| メーカー専用アプリ | Logitech など | カメラを選ばず設定しやすい |
パターン②:Teamsアプリの画面を拡大・縮小する
Teams会議のUIや文字が小さく見づらい場合、アプリの表示サイズ(ズームレベル)を変更できます。
これはカメラ映像ではなく、Teams全体の表示サイズを変える設定です。
ショートカットキーで変更する
- ズームイン:
Ctrl+= - ズームアウト:
Ctrl+- - リセット(100%に戻す):
Ctrl+0
マウス操作の場合は Ctrl を押しながらスクロールでも同様に変更できます。
プロフィールメニューから変更する
- 右上のプロフィール画像をクリックする
- 表示されたメニューから「ズーム」を選択する
- パーセンテージを選んで変更する
- リセットしたい場合は「ズームのリセット」をクリックする
パターン③:会議中に特定の参加者のビデオを拡大する
会議中に特定の参加者のカメラ映像を大きく表示したい場合は、「スポットライト」または「ピン留め」機能を使います。
ピン留め(自分の画面だけ固定表示)
- 拡大したい参加者のビデオを右クリックする
- 「ピン留め」を選択する
- その参加者のビデオが画面上部に固定表示される(自分にのみ適用)
ピン留めは複数人に設定でき、会議の進行に合わせて発言者を固定表示したいときに便利です。
スポットライト(全員の画面に固定表示)
- 拡大したい参加者のビデオを右クリックする
- 「スポットライト」→「スポットライトを当てる」を選択する
- 会議参加者全員の画面でその参加者が大きく表示される
スポットライトは会議の主催者・発表者が使う機能で、全員に対して表示が反映されます。
カメラ映像が自動的にズームイン・アウトする場合
「設定していないのに顔が大きく映る」「ズームアウトできない」という場合は、以下を順番に確認してください。
確認ポイント
- Windowsのカメラ設定を確認する
設定 → Bluetoothとデバイス → カメラから使用中のカメラを選択し、ズームの値を確認する。
高い値に設定されている場合はスライダーを下げる。 - カメラドライバーを最新に更新する
デバイスマネージャーを開き、カメラのドライバーを右クリック → 「ドライバーの更新」を選択する。 - Teamsのキャッシュをクリアする
キャッシュが原因で映像設定がリセットされないケースがあります。
Teamsの再インストールやキャッシュ削除で改善することがあります。
手順はMicrosoft Teams を再インストールする方法を参照してください。 - カメラメーカーの専用アプリが干渉していないか確認する
メーカーのカメラアプリが常駐してズームを固定している可能性があります。
アプリを終了した状態でTeamsを起動してみてください。
まとめ
「TeamsのカメラのZoom設定」は3つのパターンに分かれており、それぞれ対応方法が異なります。
カメラ映像のズームはTeamsに直接設定する機能がないため、Windows設定またはカメラメーカーの専用アプリで対応するのが現実的な方法です。
UI表示の拡大縮小は Ctrl + = / - のショートカットで手軽に変更でき、会議中の参加者表示はピン留め・スポットライト機能で対応できます。
Teamsの機能全体についてはMicrosoft Teams 機能一覧もあわせてご覧ください。
参考情報源:

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