Microsoft Teams「問題が発生しました」の原因と対処法【エラーコード別に解説】

Teamsを開こうとしたら「申し訳ございません。問題が発生しました」と表示されて先に進めない——そんなトラブルに突然遭遇した方は多いはずです。
このエラーはキャッシュの破損からMicrosoftのサーバー障害まで、原因がひとつとは限りません。
この記事では「問題が発生しました」エラーの主な原因を整理し、試す順番に対処法を解説します。


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「問題が発生しました」エラーが出る主な原因

このエラーは「申し訳ございません。問題が発生しました。うまくいかない場合は、サインアウトしてからログインし直してください。」のように表示されます。
表示パターンはいくつかありますが、主な原因は以下の4つに分類できます。

  • キャッシュの破損・蓄積:Teamsが保存している一時ファイルが古くなったり壊れたりしている状態
  • ネットワーク・接続の問題:インターネット接続の不安定さや、社内プロキシ・ファイアウォールによる通信遮断
  • 認証情報・アカウントの問題:保存されたログイン情報が古い、またはアカウントの状態に変化があった
  • Microsoft側のサーバー障害:Teamsのサービス自体に障害が発生している

まずどの原因に該当するかを大まかに切り分けてから対処するのが効率的です。


対処法①:Teamsを完全終了して再起動する

最もシンプルですが、見落としがちな方法です。

Teamsはウィンドウ右上の「×」を押しても、バックグラウンドで動き続けています。
完全に終了するには、タスクバー右下の通知領域にあるTeamsアイコンを右クリック→「終了」または「Teamsを終了する」を選択してください。
完全終了後に再度Teamsを起動し、エラーが解消されるか確認します。

Teamsの動作全般に問題がある場合は、Microsoft Teamsが重い・遅いときの原因と対処法も参考になります。


対処法②:Microsoftのサービス障害を確認する

自分のPCやネットワークには問題がないのにエラーが出る場合、Microsoft側のサービス障害が原因のことがあります。
まずは以下のページで障害情報を確認しましょう。

障害が発生していれば、Microsoftの対応を待つ以外の方法はありません。
数分~数時間後に改善することが多いので、しばらく待ってから再試行してみましょう。


対処法③:サインアウト→サインインし直す

最初に試すべき簡単な方法のひとつです。

  1. Teamsの右上にあるアカウントアイコンをクリックする
  2. 「サインアウト」を選択する
  3. Teamsが完全終了したら、再度起動してアカウント情報を入力し直す

サインアウトだけで解消するケースは少なくありません(Microsoft Q&Aより)。


対処法④:Teamsのキャッシュをクリアする

キャッシュの破損はこのエラーの最も多い原因のひとつです。

新しいTeams(2024年以降の標準版)でキャッシュをクリアする方法:

  1. Windowsキー+I で「設定」を開く
  2. 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選択する
  3. 「Microsoft Teams」を探して「…」→「詳細オプション」をクリックする
  4. 「リセット」ボタンをクリックする

注意: リセットを実行すると、背景設定やスピーカー・マイクの設定など、Teamsの各種設定が初期化されます。設定内容をメモしてから実施することをお勧めします。チャット履歴やファイルはクラウドに保存されているため、消えません。

手動でキャッシュフォルダを削除する場合(旧Teamsまたは詳細手順):

  1. Teamsを完全終了する(タスクバーアイコン右クリック→「終了」)
  2. Windows キー+R で「ファイル名を指定して実行」を開く
  3. %appdata%\Microsoft\Teams と入力して「OK」をクリックする
  4. フォルダ内のすべてのファイルとフォルダを削除する
  5. Teamsを再起動する

Microsoft Learnキャッシュクリア手順より)


対処法⑤:Windowsの資格情報マネージャーから認証情報を削除する

保存された古い認証情報が原因で、サインインがうまくいかなくなることがあります。
特に「以前は使えていたのに突然ログインできなくなった」という場合に有効です。

  1. スタートボタン→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」→「資格情報マネージャー」を開く
  2. Windows資格情報」タブを選択する
  3. 「MicrosoftTeams」または「Office 365」を含む認証情報を探す
  4. 該当する項目を展開して「削除」をクリックする
  5. Teamsを再起動してサインインし直す

Microsoft Q&Aより)


対処法⑥:Teamsアプリを修復する

アプリ自体に問題がある場合は、Windowsの修復機能を使います。
キャッシュ削除と異なり、設定内容を保持したまま修復できます。

  1. Windows キー+I で「設定」を開く
  2. 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選択する
  3. 「Microsoft Teams」の「…」→「詳細オプション」をクリックする
  4. 修復」ボタンをクリックする

修復を試してもエラーが続く場合は、同じ画面から「リセット」も試してみましょう。


対処法⑦:セキュリティソフト・ファイアウォールを一時的に無効にして確認する

ウイルス対策ソフトや社内ファイアウォールがTeamsの通信をブロックしているケースがあります。

セキュリティソフトを一時的に無効化してTeamsを起動してみて、エラーが解消するか確認します。
解消した場合はセキュリティソフトの設定でTeamsを例外(許可リスト)に追加してください。

注意: セキュリティソフトを無効にした状態で長時間使用するのは危険です。確認が終わったら必ず再度有効化してください。

社内環境でプロキシやSSLインスペクションが設定されている場合は、IT管理者にMicrosoft 365の通信が適切に許可されているか確認してもらう必要があります。


対処法⑧:Teamsを再インストールする

上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、Teamsを完全にアンインストールしてからインストールし直す方法が有効です。

詳しい手順はMicrosoft Teamsを再インストールする方法で解説していますが、ポイントは「Teams本体」と「Teams Machine-Wide Installer」の両方をアンインストールすることです。
片方だけ削除すると、再起動時に自動で再インストールされてしまいます。


エラーコード別の原因と対処法

「問題が発生しました」の後にエラーコードが表示されている場合、コードから原因を特定できます。

エラーコード原因対処法
1001ネットワーク障害、古いソフトウェア、破損キャッシュネットワーク確認→キャッシュ削除→再インストール
0xCAA20004組織のMicrosoft Entra ID構成ポリシーの問題IT管理者に確認・依頼
CAA20004認証サーバーへの接続失敗ネットワーク・プロキシ設定を確認
CAA82EE2インターネット接続の問題接続状況を確認。別回線(テザリングなど)で試す

エラーコードが表示されていない場合や、コードが上記に該当しない場合は、対処法①~⑧を順番に試してください。


Web版Teamsで代替する

急ぎで会議に参加しなければならない場合は、デスクトップアプリを修復している間にWeb版のTeamsを使う方法があります。

ブラウザ(Microsoft EdgeまたはGoogle Chrome推奨)で https://teams.microsoft.com にアクセスしてサインインすれば、アプリなしでTeamsを利用できます。
背景エフェクトなど一部機能はWeb版では利用できませんが、チャットや会議参加などの基本機能は問題なく使えます。


それでも解決しない場合

上記をすべて試しても解決しない場合は、以下を検討してください。

  • 個人アカウントと職場アカウントどちらの問題か確認する:別のアカウントで同じ端末にサインインできるか試す
  • 別の端末で試す:同じアカウントで別のPCやスマートフォンからログインできるか確認する(端末固有の問題かどうかの切り分けになります)
  • Microsoftサポートに問い合わせるMicrosoft サポートページから問い合わせる
  • IT管理者に相談する:組織のアカウントを使用している場合は、組織のIT担当者に状況を共有する

Teamsのクラッシュ・起動しないトラブル全般については、Microsoft Teamsが落ちる原因と対処法も参考にしてください。


まとめ

Microsoft Teamsで「問題が発生しました」と表示されたときは、まずTeamsの完全終了と再起動、続いてMicrosoftのサービス障害確認を行うのが最初のステップです。
それで解消しない場合は、キャッシュの削除→資格情報の削除→アプリの修復→再インストールの順で試していくと効率的に原因を特定できます。
エラーコードが表示されている場合は、そのコードに応じた対処法を優先することで、より早く問題を解決できます。
組織のアカウントで0xCAA20004などの認証系エラーが出ている場合は、個人での解決が難しいため、早めにIT管理者に相談しましょう。


参考情報源:

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