自宅から会議に参加するとき、部屋の様子を映したくないと思ったことはありませんか。
Microsoft Teamsには背景をぼかしたり、好きな画像に置き換えたりできる「背景効果」機能があります。
この記事では、会議前・会議中それぞれの設定手順から、カスタム画像を使う方法、うまく動かないときの対処法まで、まとめて解説します。
Teamsの背景効果でできること

Teamsの背景効果には、大きく分けて3つの使い方があります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 背景ぼかし | 自分の後ろをぼかして映す。シンプルで手軽 |
| バーチャル背景(プリセット) | Teamsが標準で用意している画像に切り替える |
| カスタム背景 | 自分で用意した画像をアップロードして使う |
いずれも、会議が始まる前の参加画面または会議中のどちらでも設定・変更できます。
(Microsoft公式サポート「Microsoft Teams会議の背景を変更する」、2025年2月時点)
背景効果が使えない環境
以下の環境では背景効果を利用できません(Microsoft公式)。
- Linuxのデスクトップアプリ
- ブラウザ版(Web版)Teams:アプリ版に比べて機能が制限されています
- VDI(仮想デスクトップ基盤)経由のTeams:企業のシンクライアント環境など
- カメラがオフの状態:背景効果のボタンはカメラをオンにしないとグレーアウトします
背景設定ができない場合は、まず上記に該当しないか確認してみましょう。
【PC版】会議前に背景を設定する方法
会議に参加する前の準備画面で背景を設定しておく方法です。
手順
- Teamsアプリを起動し、参加したい会議を選んで「参加」をクリックする
- 参加前の画面でカメラをオンにする(カメラがオフだと背景の設定ボタンが使えません)
- 「背景フィルター」または「エフェクトとアバター」をクリックする
- 右側に背景の一覧が表示されるので、使いたい背景を選ぶ
- 「プレビュー」で確認してから「今すぐ参加」をクリックする
※ デスクトップアプリのバージョンによって「背景フィルター」「ビデオ特殊効果」「エフェクトとアバター」など、ボタンの名称が異なる場合があります。
【PC版】会議中に背景を変更する方法
すでに会議が始まっている状態でも、背景はいつでも変更できます。
手順
- 会議画面下部のカメラアイコンの横にある矢印(▼)をクリックする
- 「その他のビデオの効果と設定」を選択する
- 右側に「ビデオの効果」パネルが表示されるので、好きな背景を選ぶ
- 「適用してビデオをオンにする」をクリックして反映させる
または、下部の「…(その他)」→「ビデオの効果と設定」から同じ画面を開くこともできます。
背景をぼかす方法
背景をぼかすには、背景効果の一覧から「ぼかし」を選択します。
Teamsのぼかしには2種類あります(Microsoft公式)。
- 標準ぼかし:背景全体を均等にぼかす
- 縦ぼかし(ポートレートぼかし):人物にフォーカスし、カメラの被写界深度のような自然なぼかし方をする
より自然な見た目にしたい場合は「縦ぼかし」がおすすめです。
カスタム背景(オリジナル画像)を追加する方法
自分で用意した画像を背景として登録する方法を解説します。
対応ファイル形式と推奨サイズ
カスタム背景として使う画像には以下の条件があります(Microsoft公式)。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応ファイル形式 | JPG / JPEG / PNG / BMP |
| 推奨サイズ | 1920×1080ピクセル以上、アスペクト比16:9 |
| 最小サイズ | 360×360ピクセル |
解像度が低い画像は引き伸ばされて粗くなるため、できるだけ1920×1080px以上の画像を使うとキレイに表示されます。
縦長の画像をアップロードすると上下が大きくトリミングされるため、横長(16:9)の画像を用意するのが無難です。
追加手順(PC版)
- 背景効果のパネルを開く(上記の手順を参照)
- 「+ 新規追加」をクリックする
- エクスプローラーが開いたら、使いたい画像ファイルを選んで「開く」をクリックする
- 追加した画像が一覧の末尾に表示されるので、選択して「適用」をクリックする
追加した画像は次回以降の会議でも引き続き使用できます。
削除したい場合は、画像にカーソルを合わせると表示される「…」から「削除」を選択してください。
追加手順(スマホ版)
- 参加前の画面で「背景の効果」をタップする
- 背景の一覧が表示されたら「+」をタップして画像を選ぶ
- 選択後「完了」をタップして設定を確定させる
スマホ版では「新規追加」ではなく「+」ボタンから画像をアップロードします。
AI生成の「デコレート」機能(新機能)
2025年時点で新たに追加されているのが、AIが背景を自動生成する「デコレート」エフェクトです(Microsoft公式)。
テーマを選んで「生成」をクリックするだけで、AIがオリジナルの背景を複数パターン提案してくれます。
選べるテーマには次のようなものがあります。
- クリーンアップ:周囲の散らかりをAIが整理して、すっきりした見た目に
- その他のテーマ(現在は5種類が選択可能)
試してみたい場合は、背景効果のパネルで「装飾」を選び、テーマを選択して「生成」をクリックしてみてください。
背景が設定できない・うまく動かないときの対処法
背景効果が表示されない、設定しても反映されないといった場合は以下を確認してください。
カメラがオンになっているか確認する
背景効果のボタンはカメラがオフの状態だとグレーアウトして押せません。
まずカメラをオンにしてから設定を試してください。
Teamsアプリを更新する
古いバージョンのTeamsでは背景効果のオプションが表示されないことがあります。
右上の「…」→「更新プログラムを確認する」から最新版に更新してみましょう。
デスクトップアプリを使う
ブラウザ版(Web版)のTeamsでは背景変更機能が制限されています。
Microsoft Teams公式サイトからデスクトップアプリをインストールして試してみてください。
PCのスペックが足りていないか確認する
背景効果は一定の処理能力が必要です。
古いPCや性能が低いデバイスでは、背景効果のオプションが表示されない場合があります(特にAVX2命令セットに対応していないプロセッサ)。
その場合は、ぼかし機能のみを試してみるか、使用を見送る必要があります。
組織のポリシーで無効化されている場合
カスタム背景のアップロードオプションが表示されない場合、組織の管理者がポリシーで制限している可能性があります。
IT管理者に確認して、背景効果の利用可否を確認してみましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 自分の画面では背景が左右反転して見えるが、相手にも反転して映っているの?
自分のプレビュー画面がミラー表示(左右反転)されているだけで、相手には正しい向きで表示されています。
文字入りの背景画像を使っている場合も、相手側では正しく読めますので安心してください。
Q. スマホでカスタム背景は使える?
iOSとAndroidのTeamsアプリでカスタム画像をアップロードして使用できます。
「+」ボタンからデバイスの画像を選んでアップロードしてください。
Q. カスタム背景として追加した画像をあとから削除できる?
削除できます。背景効果の一覧でカスタム画像にカーソルを合わせると表示される「…」→「削除」で削除してください。
まとめ
Teamsの背景効果は、ぼかし・プリセット背景・カスタム画像の3種類を会議前・会議中いつでも切り替えられる便利な機能です。
カスタム画像は1920×1080px・JPG/PNG/BMPの形式で用意すると、キレイに表示されます。
うまく動かない場合は、カメラのオン確認・アプリの更新・デスクトップアプリへの切り替えを順番に試してみてください。
Teams全般の使い方についてはMicrosoft Teamsとは?完全解説、動作が重くなった場合はMicrosoft Teamsが重い・遅いときの対処法もあわせて参考にしてください。
参考情報源:


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