「ローカル通信ってオンラインと何が違うの?」「インターネットがなくても友達と遊べるってどういうこと?」そんな疑問を持つ方のために、この記事ではSwitchのローカル通信の仕組みから遊び方、注意点までわかりやすく解説します。
ローカル通信とは
ローカル通信(ローカルワイヤレスプレイとも呼ばれる)とは、近くにある複数のSwitch本体が、インターネットを経由せずに直接無線でつながって、一緒に遊べる機能です。
技術的には、Switch本体同士がアドホックネットワークと呼ばれる専用の無線接続を自動的に作り出し、他のWi-Fi機器には見えない状態でSwitch同士だけがつながります。
家庭のWi-Fiルーターもインターネット回線も使わないため、通信料金はかかりません。
任天堂の3DSシリーズから続く機能で、Switchにも引き継がれています。
オンライン通信との違い
ローカル通信とオンライン通信(インターネット通信)は、接続の仕組みがまったく異なります。
| 項目 | ローカル通信 | オンライン通信 |
|---|---|---|
| 通信方法 | Switch本体同士が直接無線接続 | インターネット回線を経由 |
| 必要な環境 | なし(本体とソフトのみ) | インターネット回線 |
| 料金 | 無料 | Nintendo Switch Online(有料)に加入が必要 |
| 遊べる相手 | 近くにいる人のみ | 世界中のプレイヤーと遊べる |
| 最大接続台数 | ゲームによるが最大8台 | ゲームによって異なる |
| 遅延(ラグ) | 非常に少ない | 回線状況による |
オンライン通信でプレイするにはNintendo Switch Online(月額306円〜、2025年時点)への加入が必要ですが、ローカル通信は加入不要で完全に無料で遊べます。
ローカル通信で遊ぶために必要なもの
必要なもの
- Nintendo Switch本体(遊ぶ人数分)
- ゲームソフト(基本的に遊ぶ人数分)
ポイントは本体とソフトが人数分必要という点です。
3DSには1本のソフトを複数人でシェアできる「ダウンロードプレイ」という機能がありましたが、Switchにはその機能がありません。
例外として、一部のゲームでは1台のSwitch本体から複数人が参加できる場合もあるので、事前に確認しましょう。
場所の条件
本体同士が数メートル以内の距離にいる必要があります。
任天堂から公式の最大距離は発表されていませんが、おおよそ同じ部屋の中か、隣の部屋程度が目安です。
離れすぎると接続が不安定になったり、途中で切断されることがあります。
ローカル通信の遊び方
ゲームによって手順が異なりますが、基本的な流れは以下のとおりです。
- 全員がそれぞれのSwitchでゲームソフトを起動する
- ゲームのメニューから「ローカル通信」または「ローカルプレイ」を選択する
- 1人がホスト(部屋を作る役割)になり、「部屋を作る」を選択する
- 残りのプレイヤーは各自の画面で「部屋を探す」または「参加する」を選択する
- 全員が同じ部屋に集まったらゲームスタート
「ローカル通信」という項目名はゲームによって異なり、「みんなで遊ぶ」「ワイヤレスプレイ」「近くのプレイヤー」といった表現で表示されることもあります。
ローカル通信で遊べる代表的なゲーム
ローカル通信に対応しているかどうかは、ゲームのパッケージ裏面や、ニンテンドーeショップの詳細ページにある「プレイ人数」の欄で確認できます。
以下は対応している代表的なゲームです。
- マリオカート8 デラックス(最大8人)
- スプラトゥーン2・3(最大8人)
- スーパースマッシュブラザーズ ULTIMATE
- モンスターハンターライズ
- ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(トレード・対戦)
- マインクラフト
- 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
ゲームによって対応人数や機能の範囲が異なるので、事前に確認しましょう。
ローカル通信とLANプレイの違い
「ローカル通信」と似た言葉に「LANプレイ」があります。
同じく近くにいる人と遊ぶための機能ですが、接続方法が異なります。
| 項目 | ローカル通信 | LANプレイ |
|---|---|---|
| 接続方法 | Switch本体同士が直接無線接続 | 有線LANケーブルとルーターを介して接続 |
| 必要な機器 | 本体とソフトのみ | LANケーブル・ルーター(全台共通)・LANアダプター(モデルによる) |
| 使用できるモード | TVモード・テーブルモード・携帯モード | TVモード(ドックに接続)のみ |
| 通信の安定性 | 環境により変動 | 有線のため非常に安定 |
| 対応ゲーム | 多数 | 一部のゲームのみ(マリオカート8DX等) |
LANプレイは大会やイベントなど、安定した通信が求められる場面向けの機能です。
日常的な友人・家族との通信プレイには通常のローカル通信で十分です。
ローカル通信で遊ぶときの注意点
ソフトのバージョンを合わせる
ゲームのバージョン(アップデートの適用状況)が違うプレイヤー同士では、ローカル通信で接続できないことがあります。
遊ぶ前に全員が同じバージョンに更新しておきましょう。
なお、ホストがゲーム内でロビーを作ると、他のプレイヤーがローカル通信経由でアップデートをダウンロードできる場合もあります。
ゲームによってはオンライン認証が必要
原則としてローカル通信にインターネット接続は不要ですが、ゲームの起動時にオンライン認証が必要なタイトルでは、最初だけインターネット接続が求められることがあります。
また、ダウンロード版のソフトを「いつもあそぶ本体」以外のSwitchでプレイする場合もインターネット認証が必要です。
Nintendo Switch Onlineに加入不要でオンライン機能と区別される
ローカル通信はNintendo Switch Onlineに加入していなくても利用できます。
「インターネット通信に加入していないけど友達と遊びたい」という場合にも活用できる機能です。
まとめ
Nintendo Switchのローカル通信は、インターネットや有料サブスクリプションなしで、近くにいる友達・家族と無料でマルチプレイを楽しめる機能です。
Switch本体と人数分のソフトを用意し、数メートル以内の距離で遊ぶだけでよく、設定も簡単です。
オンライン通信と組み合わせることで、Switchの遊び方の幅がぐっと広がります。
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