Microsoft TeamsでExcelを共有・共同編集する方法|できない時の対処法も解説

「Teamsでエクセルを共有したいけど、どうやるの?」「共同編集しようとしたら読み取り専用になってしまう…」と困っている方向けに、この記事で解決策をまとめました。
Microsoft TeamsはExcelとの親和性が高く、ファイルのアップロードから複数人でのリアルタイム同時編集まで、追加ツールなしで実現できます。
共有方法3パターン・共同編集の操作手順・よくあるトラブルと対処法を順番に解説します。


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Teamsでエクセルを共有する3つの方法

TeamsでExcelファイルを共有する方法は、主に以下の3つです。

方法共同編集向いているシーン
チャネルのファイルタブにアップロードチーム全体で継続的に使うファイル
チャットに添付して共有△(チャット相手のみ)特定のメンバーとやり取りするとき
OneDriveの共有リンクを送る詳細な権限設定が必要なとき

チームで継続的に使うExcelファイルは、チャネルのファイルタブへのアップロードが最も管理しやすい方法です。
共同編集が目的であれば、チャットへの添付よりもチャネルへのアップロードを基本としましょう。


方法1:チャネルのファイルタブにアップロードする

チームチャネルにアップロードしたファイルは、チームメンバー全員が閲覧・編集できます。
ファイルはSharePoint上に自動保存されるため、特別な設定なしで共同編集が可能です。

手順

  1. Teamsで対象のチャネルを開く
  2. 上部の「ファイル」タブをクリックする
  3. アップロード」→「ファイル」を選択する
  4. アップロードしたいExcelファイル(.xlsx形式)を選ぶ
  5. アップロード完了後、ファイルタブに表示されることを確認する

複数ファイルをまとめてアップロードしたい場合は、ファイルを複数選択した状態でチャネル画面にドラッグ&ドロップすることも可能です。


方法2:チャットにファイルを添付して共有する

特定のメンバーとだけファイルをやり取りしたい場合は、チャットへの添付が手軽です。

手順

  1. チャット画面を開く
  2. メッセージ入力欄の「添付」アイコン(クリップマーク)をクリックする
  3. 「コンピューターからアップロード」を選択してファイルを添付する
  4. メッセージを入力して送信する

チャットから共有したファイルも、相手が「Teamsで編集」を選択すれば共同編集が可能です。
ただし、チャネルと異なりメンバーの管理が難しくなるため、継続利用するファイルはチャネルでの管理を推奨します。


方法3:OneDriveの共有リンクを送る

権限の細かい設定(有効期限・パスワード・閲覧のみ制限など)が必要な場合は、OneDrive経由での共有が便利です。

手順

  1. TeamsのチャネルでファイルのメニューからOneDriveで開くか、OneDriveにExcelファイルをアップロードする
  2. 対象ファイルの「その他のオプション(…)」→「リンクをコピー」を選択する
  3. 共有設定(編集可 / 閲覧のみ、有効期限など)を確認・変更する
  4. コピーしたリンクをTeamsのチャットやチャネルに貼り付けて送る

Teamsでエクセルを共同編集する方法

ファイルをチャネルにアップロードすると、チームメンバーがリアルタイムで同時編集できます。

共同編集の開始手順

  1. チャネルの「ファイル」タブを開く
  2. 編集したいExcelファイルをクリックする
  3. Teamsで編集」を選択する(ブラウザ上のExcel for the Webで開く)
  4. または「デスクトップアプリで開く」を選択してExcelアプリで開く

「Teamsで編集」はブラウザ上での編集のため、Excelアプリ(デスクトップ版)の高度な機能は一部使えません。
マクロや複雑な数式を含むファイルを扱う場合は「デスクトップアプリで開く」が適しています。

共同編集中の見え方

共同編集中は、他のメンバーが編集している箇所に色付きの枠が表示されます。
枠にカーソルを合わせると、編集しているメンバーの名前が表示されるため、誰がどこを編集中かリアルタイムで確認できます。
変更内容はほぼ即座に全員の画面に反映されます。

対応しているファイル形式

共同編集に対応しているのは、Open XML形式の最新ファイルのみです。

ファイル形式共同編集
.xlsx(Excel 2007以降)
.xlsb(Excelバイナリ形式)
.xls(Excel 2003以前)×
.csv×
.pdf×

(Microsoft「Officeの共同編集のトラブルシューティング」より)

.xlsなど旧形式のファイルは共同編集できません。
ExcelでファイルをOpen XML形式(.xlsx)に変換してから再アップロードしてください。


共同編集できない時の原因と対処法

原因1:ファイルがチェックアウトされている

チェックアウトとは、特定のメンバーが「自分だけ編集できる状態」にファイルをロックする機能です。
チェックアウト中は、他のメンバーは閲覧のみ(読み取り専用)になります。

対処法:
チェックアウトしているメンバーに「チェックイン」してもらうよう依頼しましょう。
チェックインするとロックが解除され、他のメンバーも編集できるようになります。
チェックアウトしているメンバーが不明な場合は、SharePointのドキュメントライブラリでファイルをポイントすると、チェックアウトしているユーザー名が表示されます。

原因2:ファイル形式が対応していない

.xlsなどの古い形式は共同編集に非対応です。
また、パスワード保護がかかっているExcelファイルも共同編集できません(Microsoft公式サポートより)。

対処法:
Excelでファイルを開き、「名前を付けて保存」から.xlsx形式に変換して保存し直してください。
パスワード保護がかかっている場合は、保護を解除してから再アップロードしましょう。

原因3:編集権限が付与されていない

ファイルのアクセス権限が「閲覧のみ」に設定されていると、編集できません。

対処法:
チームの所有者または管理者に連絡し、「編集可能」の権限を付与してもらいましょう。
SharePointの設定で個別に権限管理している場合は、SharePoint管理者への確認も必要です。

原因4:古いバージョンのExcelで開いている

Excel 2010以前のバージョンでファイルを開くと、共同編集機能が無効になります(Microsoft公式サポートより)。

対処法:
共同編集にはMicrosoft 365サブスクリプション版のExcel(Excel for Microsoft 365)が必要です。
Teamsの「Teamsで編集」から開くか、最新バージョンのExcelアプリを使用してください。

原因5:インターネット接続の問題・Teamsの不具合

対処法:
インターネット接続を確認し、Teamsアプリを再起動してみましょう。
再起動後も改善しない場合は、PCを再起動してから再試行してください。


共同編集を快適に使うためのポイント

Teamsでのエクセル共同編集を運用する際は、以下の点を意識すると混乱が防げます。

チーム内でファイル管理のルールを決めることが重要です。
「継続利用するファイルはチャネルで管理・チャットへの添付は一時共有のみ」などの基準を設けておくと、ファイルが散らばらずに済みます。

変更履歴を活用することも有効です。
ExcelのSharePoint連携による「変更履歴」機能を使うと、誰がいつどこを編集したかを確認でき、誤操作時の復元にも役立ちます。

Sheet Views(シートビュー)機能も覚えておくと便利です。
共同編集中に並べ替えやフィルター操作を行うと、他のメンバーの画面にも影響します。
「Sheet Views」機能を使うと、自分の画面だけにフィルターや並べ替えを適用できます。


まとめ

TeamsでExcelを共有・共同編集する主な方法は、チャネルへのアップロード・チャットへの添付・OneDriveリンクの共有の3つです。
チームで継続使用するファイルはチャネルのファイルタブで管理し、「Teamsで編集」または「デスクトップアプリで開く」を選択するだけで共同編集を開始できます。
共同編集できない場合は、ファイルのチェックアウト状態・ファイル形式(.xlsxかどうか)・編集権限・Excelのバージョンの4点を順番に確認してみてください。
詳細はMicrosoft公式サポートのExcelブックの共同編集を使用して同時に共同作業を行うもあわせてご確認ください。


参考情報源:

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