Googleメッセージアプリとは?RCS対応で進化した次世代SMSの全て

「AndroidスマホでメッセージアプリといえばLINE」と思っていませんか。
実は、Androidに標準搭載されている「Googleメッセージ」アプリが、次世代の通信規格RCSに対応し、LINEに匹敵する高機能なメッセージアプリへと進化しています。
電話番号だけで高画質な写真や動画を送れるうえ、既読機能や入力中表示も利用可能です。

この記事では、Googleメッセージアプリの基本から、RCS機能の使い方、LINEとの違い、セキュリティまで、わかりやすく解説します。

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  1. Googleメッセージアプリとは
    1. 基本情報
    2. 従来のメッセージアプリとの違い
  2. RCS(リッチコミュニケーションサービス)とは
    1. RCSの開発と普及
    2. RCSの技術的特徴
    3. SMS/MMSとの自動切り替え
  3. Googleメッセージの主な機能
    1. 高画質メディア共有
    2. 既読通知と入力中表示
    3. リアクション機能
    4. グループチャット機能
    5. エンドツーエンド暗号化
    6. その他の便利機能
  4. GoogleメッセージでRCSを使う方法
    1. 事前準備
    2. Googleメッセージをデフォルトアプリに設定
    3. RCSチャット機能をオンにする
    4. RCS接続ステータスの確認
    5. 相手がRCS対応か確認する方法
  5. iPhoneとのRCS互換性
    1. iPhoneでのRCS対応
    2. AndroidとiPhone間のメッセージ表示
  6. Googleメッセージの料金体系
    1. RCSメッセージの料金
    2. SMS/MMSの料金
    3. 電話番号確認時のSMS料金
  7. Googleメッセージのセキュリティとプライバシー
    1. エンドツーエンド暗号化
    2. TLS暗号化
    3. スパム対策機能
    4. プライバシー設定
  8. LINEとGoogleメッセージの違い
    1. 基本的な違い
    2. 機能面での違い
    3. 利用シーンの違い
  9. Googleメッセージのデバイス間同期
    1. パソコンでの利用
    2. タブレットでの利用
    3. Wear OS対応
  10. Googleメッセージの設定とカスタマイズ
    1. チャットの色とテーマ
    2. 通知設定
    3. メッセージのアーカイブと整理
  11. Googleメッセージが利用できない場合の対処法
    1. 基本的なトラブルシューティング
    2. RCS接続の問題
    3. Google Fi利用者の注意点
  12. Googleメッセージの今後の展望
    1. AIを活用した新機能
    2. クロスプラットフォーム対応の拡大
    3. ビジネス向け機能
  13. まとめ
  14. 参考情報

Googleメッセージアプリとは

Googleメッセージは、Googleが開発・提供するAndroidスマートフォン向けの公式メッセージアプリです。

従来のSMS(ショートメッセージサービス)やMMS(マルチメディアメッセージングサービス)に加えて、次世代の通信規格であるRCS(リッチコミュニケーションサービス)に対応しています。

基本情報

開発元はGoogleです。
対応OSはAndroid 5.0以降です。
料金は基本無料(データ通信料のみ)です。
月間アクティブユーザーは10億人以上(2024年時点)です。

多くのAndroidスマートフォンに最初から搭載されており、追加のアプリダウンロードは不要です。

従来のメッセージアプリとの違い

従来のSMSアプリは、短いテキストメッセージの送受信のみに対応していました。
一方、GoogleメッセージはRCS機能により、高画質な写真・動画の共有、既読通知、入力中表示、グループチャットの強化など、LINEやWhatsAppのような豊富な機能を電話番号ベースで利用できます。

最大の特徴は、電話番号さえ知っていれば、相手が専用アプリをインストールしていなくても高機能なメッセージングが可能な点です。

RCS(リッチコミュニケーションサービス)とは

RCSは、従来のSMSを大幅に拡張した次世代のメッセージング規格です。

RCSの開発と普及

RCSは2007年に開発が始まりましたが、初期は各事業者間で仕様が異なり、普及が進みませんでした。

2016年、GSMA(GSM協会)が「Universal Profile」という共通仕様を策定しました。
2019年、Googleが本格的にRCSの普及を推進し始めました。
2024年9月、AppleがiOS 18でRCS対応を発表しました。

これにより、AndroidとiPhone間でもRCSによる高機能なメッセージングが可能になりました。

RCSの技術的特徴

RCSは、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信を使用してメッセージを送受信します。
従来のSMSは携帯電話網を使用しますが、RCSはインターネット経由で通信します。

このため、インターネット接続があれば、どこからでもメッセージを送受信できます。

SMS/MMSとの自動切り替え

相手がRCSに対応していない場合や、インターネット接続がない場合は、自動的にSMS/MMSに切り替わります。

送信アイコンの表示で、どの方式で送信されるかを確認できます。

Googleメッセージの主な機能

Googleメッセージには、以下のような豊富な機能が搭載されています。

高画質メディア共有

RCS対応により、以下のコンテンツを高画質で送受信できます。

高解像度の写真を圧縮なしで送信できます。
長時間の動画もスムーズに共有できます。
音声メッセージを録音して送信できます。
各種ファイル(PDF、文書など)を添付できます。

従来のMMSでは画質が大幅に劣化していましたが、RCSではオリジナルの品質を保ったまま送信可能です。

既読通知と入力中表示

相手がメッセージを読んだかどうかを確認できます。
相手が返信を入力している間、「入力中…」と表示されます。

これにより、LINEと同様の対話的なコミュニケーションが実現します。

ただし、これらの機能は双方がRCSをオンにしている場合のみ利用可能です。

リアクション機能

メッセージに絵文字でリアクションできます。

👍(いいね)、❤️(ハート)、😂(笑)、😮(驚き)、😡(怒り)、👎(よくない)、💩、🎉(お祝い)、😠、😢などの人気絵文字でリアクションすると、メッセージの周りにアニメーション効果が表示されます。

簡単な確認や感情表現に便利です。

グループチャット機能

複数人でのグループチャットが強化されています。

グループに名前を付けられます。
グループアイコンを設定できます。
メンバーの追加・削除が簡単にできます。
特定のメンバーに@メンションで通知できます。

最大100人までのグループチャットが可能です。

エンドツーエンド暗号化

Googleメッセージユーザー間のRCSチャットは、デフォルトでエンドツーエンド暗号化されています。

送信者と受信者以外は、Googleを含む第三者も、メッセージ内容を読むことができません。
写真や動画などの添付ファイルも暗号化されます。

AndroidとiPhone間のRCSチャットについては、MLS(Messaging Layer Security)プロトコルによる暗号化に対応予定です(Universal Profile 3.0)。

その他の便利機能

フォト文字機能では、お気に入りの写真から絵文字やステッカーを作成できます。
自撮りGIF機能では、短い動画を撮影してGIFアニメとして送信できます。
スマートリプライ機能では、AIが返信候補を提案してくれます。
送信日時指定では、メッセージの送信タイミングを予約できます。

GoogleメッセージでRCSを使う方法

RCS機能を使用するには、いくつかの設定が必要です。

事前準備

Androidバージョンが5.0以降であることを確認します。
Googleメッセージアプリが最新版であることを確認します。
インターネット接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ)が必要です。

Googleメッセージをデフォルトアプリに設定

RCSを使うには、Googleメッセージを標準のSMSアプリとして設定する必要があります。

Android端末の「設定」を開きます。
「アプリ」または「アプリと通知」をタップします。
「デフォルトのアプリ」を選択します。
「SMSアプリ」をタップします。
「メッセージ(Googleメッセージ)」を選択します。

これで、すべてのテキストメッセージがGoogleメッセージアプリで処理されるようになります。

RCSチャット機能をオンにする

Googleメッセージアプリを開きます。
右上のプロフィール写真またはアイコンをタップします。
「メッセージの設定」を選択します。
「RCSチャット」をタップします(または「チャット機能」)。
「RCSチャットをオンにする」を有効にします。

設定後、電話番号の確認プロセスが開始されます。

RCS接続ステータスの確認

RCSの設定画面では、接続ステータスを確認できます。

「接続済み」と表示されれば、RCS機能が正常に動作しています。
「接続中」は電話番号の確認中です(通常数分で完了)。
「接続できません。再試行を待機しています」は一時的な接続エラーです。
「サポート対象外」は、お使いのキャリアや地域でRCSが利用できません。

相手がRCS対応か確認する方法

新規チャット作成時、連絡先リストで相手の名前の下に「RCS」と表示されていれば、その相手とRCSでやり取りできます。

メッセージ送信時、送信ボタンの表示でも確認できます。

通常の送信アイコン(Wi-Fi/データ使用)はRCSで送信されます。
「SMS」と表示される送信アイコンはSMSで送信されます。
「MMS」と表示される送信アイコンはMMSで送信されます。

iPhoneとのRCS互換性

2024年9月にリリースされたiOS 18から、iPhoneでもRCSが利用可能になりました。

iPhoneでのRCS対応

iPhoneの標準メッセージアプリ(iMessage)がRCSに対応しました。
AndroidとiPhone間で、高画質な写真・動画の共有が可能になりました。
既読通知や入力中表示も利用できます。

ただし、iPhoneユーザーがRCSを利用するには、以下の条件が必要です。

iOS 18以降にアップデートする必要があります。
キャリアがRCSに対応している必要があります。
設定でRCSを有効にする必要があります。

AndroidとiPhone間のメッセージ表示

iPhoneでは、Androidからのメッセージは従来通り緑色の吹き出しで表示されます(iMessage同士は青色)。

ただし、RCSで送信された場合は、メッセージ入力欄に「RCS」と表示されます。

Googleメッセージの料金体系

Googleメッセージアプリ自体は無料で利用できます。

RCSメッセージの料金

RCSメッセージは、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信を使用します。
Wi-Fi接続時は追加料金なしで利用できます。
モバイルデータ使用時は、契約しているデータプランの料金が適用されます。

海外でも、Wi-Fi接続があれば無料でメッセージを送受信できます。

SMS/MMSの料金

RCSが利用できない場合に自動的に切り替わるSMS/MMSには、キャリアの料金が適用されます。

SMSは1通あたり3円程度(キャリアにより異なる)です。
MMSはデータ通信料がかかります。

多くのスマートフォンプランでは、SMS/MMSが無料または定額になっていることが多いです。

電話番号確認時のSMS料金

RCS設定時の電話番号確認で、SMSが1通送信される場合があります。
この場合のみ、標準のSMS料金が発生する可能性があります。

Googleメッセージのセキュリティとプライバシー

Googleメッセージは、複数のセキュリティ機能を備えています。

エンドツーエンド暗号化

Googleメッセージユーザー間の1対1のRCSチャットは、デフォルトでエンドツーエンド暗号化されています。

メッセージ内容は送信者と受信者のみが閲覧できます。
Googleや通信事業者も内容を読むことはできません。
添付ファイルも暗号化されます。

暗号化の状態は、メッセージ詳細画面で確認できます。

TLS暗号化

エンドツーエンド暗号化が利用できない場合(グループチャットや異なるRCSプロバイダー間の通信など)でも、TLS(Transport Layer Security)により通信が保護されます。

これにより、通信の傍受を防止できます。

スパム対策機能

Googleメッセージには、強力なスパム対策機能が組み込まれています。

スパムや詐欺メッセージを自動的に検出して、別フォルダに振り分けます。
疑わしいリンクについて警告を表示します。
未知の送信者からのメッセージを識別します。

迷惑なメッセージは、送信者をブロックしたり報告したりできます。

プライバシー設定

Googleメッセージでは、以下のプライバシー設定が可能です。

既読通知のオン/オフを切り替えられます。
入力中表示のオン/オフを切り替えられます。
オンライン状態の表示/非表示を選択できます。

LINEとGoogleメッセージの違い

LINEとGoogleメッセージには、それぞれ異なる特徴があります。

基本的な違い

Googleメッセージは電話番号ベースで、相手の電話番号さえ知っていれば利用できます。
LINEはアカウントベースで、相手もLINEアプリをインストールしている必要があります。

Googleメッセージは標準でAndroid端末に搭載されています。
LINEは別途アプリのダウンロードが必要です。

機能面での違い

LINEには、スタンプ、ビデオ通話、グループ通話、タイムライン、LINE Pay、公式アカウントなど、より多彩な機能があります。

Googleメッセージは、シンプルなメッセージング機能に特化しています。
ただし、基本的なテキスト・画像・動画のやり取り、既読機能、グループチャットは両方とも利用可能です。

利用シーンの違い

LINEは日本国内で圧倒的なシェアを持ち、プライベートなコミュニケーションの中心となっています。

Googleメッセージは、LINEを使っていない人(特に海外の人や高齢者)との連絡や、電話番号しか知らない相手とのやり取りに便利です。

SMSとの互換性があるため、認証コードの受信やビジネス用途にも適しています。

Googleメッセージのデバイス間同期

Googleメッセージは、複数のデバイスで同時に使用できます。

パソコンでの利用

messages.google.comにアクセスします。
スマートフォンのGoogleメッセージアプリでQRコードをスキャンします。
パソコンのブラウザでメッセージの送受信ができるようになります。

パソコンでの入力は、スマートフォンよりも高速で便利です。

タブレットでの利用

同じGoogleアカウントでサインインすれば、タブレットでもメッセージを確認できます。

ただし、電話番号は1つのデバイスでのみアクティブにできるため、同時に複数のデバイスでSMS/MMSを受信することはできません。

Wear OS対応

Googleメッセージは、Wear OS搭載のスマートウォッチにも対応しています。

手首でメッセージの通知を確認できます。
音声入力で返信を送信できます。
定型文での返信も可能です。

Googleメッセージの設定とカスタマイズ

Googleメッセージは、自分好みにカスタマイズできます。

チャットの色とテーマ

会話ごとに吹き出しの色を変更できます。
ダークテーマで目の負担を軽減できます。
バブル(チャットヘッド)機能で、他のアプリ使用中もメッセージを確認できます。

通知設定

重要な連絡先からのメッセージには特別な通知音を設定できます。
グループチャットの通知をカスタマイズできます。
通知をミュートして、集中したい時間を確保できます。

メッセージのアーカイブと整理

重要なメッセージにスターを付けて、後から簡単に見つけられます。
古いメッセージをアーカイブして、受信トレイをすっきりさせられます。
メッセージの検索機能で、過去のやり取りを素早く見つけられます。

Googleメッセージが利用できない場合の対処法

RCSチャットがうまく機能しない場合、以下の方法を試してください。

基本的なトラブルシューティング

Googleメッセージアプリを最新バージョンに更新します。
Google Play開発者サービスを最新版に更新します。
インターネット接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ)を確認します。
スマートフォンを再起動します。

RCS接続の問題

デュアルSIM端末の場合、通話SIMとデータSIMが同じであることを確認します。
VPNを使用している場合は、一時的に無効にしてみます。
携帯電話会社がRCSに対応しているか確認します。

RCSチャットのステータスが「接続中」のまま長時間変わらない場合は、設定画面から「再試行」をタップします。

Google Fi利用者の注意点

Google Fiのメッセージ同期をオンにしている場合、RCSは機能しません。
RCSを利用するには、Google Fiの同期を停止する必要があります。

Googleメッセージの今後の展望

Googleメッセージは、今後も進化を続けます。

AIを活用した新機能

Magic Compose機能では、AIが文章のトーンやスタイルを調整してくれます。
Remix機能では、画像をAIで変換・加工できます。
スマートリプライがさらに高度になり、より自然な返信候補を提案します。

クロスプラットフォーム対応の拡大

AndroidとiPhone間のRCS対応が進み、より多くのユーザーが高機能なメッセージングを利用できるようになります。
Universal Profile 3.0では、クロスプラットフォームでのエンドツーエンド暗号化が実現予定です。

ビジネス向け機能

RCSビジネスメッセージング(RBM)により、企業からのメッセージも高機能化しています。
予約確認、配送通知、顧客サポートなどが、よりインタラクティブになります。

まとめ

Googleメッセージは、Androidスマートフォンに標準搭載されている公式メッセージアプリです。

次世代の通信規格RCSに対応し、高画質な写真・動画の共有、既読通知、入力中表示、グループチャット機能など、LINEに匹敵する豊富な機能を電話番号ベースで利用できます。

2024年9月からはiPhoneもRCSに対応し、AndroidとiPhone間でも高機能なメッセージングが可能になりました。

エンドツーエンド暗号化により、プライバシーとセキュリティも確保されています。

料金は基本無料(データ通信料のみ)で、Wi-Fi接続時は追加コストなしで利用できます。

LINEを使っていない人との連絡や、電話番号しか知らない相手とのやり取りに、Googleメッセージは非常に便利なツールです。

すでにAndroidスマートフォンをお持ちなら、設定からRCS機能を有効にして、Googleメッセージの便利さを体験してみてください。

参考情報

本記事は以下の信頼できる情報源に基づいて作成されました。

記事最終更新日:2026年2月10日

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