パソコンを買い替えた。
ブラウザを乗り換えたい。
大事なブックマークが消えないか心配。
そんな時に役立つのが、ブックマークの「エクスポート」と「インポート」です。
でも、「エクスポート?インポート?難しそう…」と思っていませんか?
実は、Firefoxのブックマークは驚くほど簡単に保存したり移したりできるんです。
この記事では、初心者でもわかるように、画像付きで手順を丁寧に解説します。
エクスポートとインポートって何?]

エクスポート(export)
→ ブックマークをファイルとして「書き出す」こと
インポート(import)
→ ファイルから ブックマークを「取り込む」こと
つまり、エクスポートでブックマークをファイルに保存して、インポートで別のブラウザやパソコンに移すわけです。
なぜエクスポートが必要なの?
ブックマークをエクスポートしておくと、こんな時に便利です。
1. パソコンの買い替え時
新しいパソコンに移行する際、手作業でブックマークを登録し直すのは大変。
エクスポートしておけば、一発で移せます。
2. ブラウザの乗り換え
FirefoxからChromeやEdgeに乗り換えたい時も安心。
ブックマークをそのまま引き継げます。
3. バックアップとして
誤操作やパソコンの故障でブックマークが消えてしまうリスクに備えられます。
定期的にエクスポートしておけば、万が一の時も安心です。
4. 複数のパソコンで同じブックマークを使う
会社と自宅のパソコンで同じブックマークを使いたい時にも便利。
エクスポートの形式:HTMLとJSON、どっちを選ぶ?
Firefoxのブックマークは、2つの形式でエクスポートできます。
HTML形式
特徴:
- 他のブラウザ(Chrome、Edge、Safari など)でも読み込める
- 人間が読める形式
- ブラウザ間の移行に最適
おすすめの用途:
- Firefoxから他のブラウザに乗り換える時
- 他の人とブックマークを共有する時
- 汎用的なバックアップを作りたい時
JSON形式
特徴:
- Firefox専用のバックアップ形式
- フォルダ構造を完全に保持できる
- 復元すると既存のブックマークが上書きされる
おすすめの用途:
- Firefox同士でブックマークを移行する時
- 完全なバックアップを作りたい時
- フォルダ構造を保ったまま復元したい時
どっちを選べばいい?
迷ったらHTML形式がおすすめ!
HTMLは汎用性が高く、どのブラウザでも使えます。
JSONはFirefox専用なので、Firefox以外には使えません。
【HTML形式】ブックマークをエクスポートする方法
それでは、実際の手順を見ていきましょう。
まずはHTML形式でのエクスポート方法です。
手順1:ブックマーク管理画面を開く
- Firefoxを起動する
- 画面右上の「三本線」(ハンバーガーメニュー)をクリック
- 「ブックマーク」を選択
- 「ブックマークを管理」をクリック
ショートカットキー: Ctrl + Shift + O(Windows)/ Command + Shift + O(Mac)
手順2:エクスポートを実行
- 「ブラウジングライブラリー」という画面が開きます
- 上部メニューの「インポートとバックアップ」をクリック
- 「HTMLとしてエクスポート」を選択
手順3:保存先を選ぶ
- 保存先を選択する画面が表示されます
- わかりやすい場所(デスクトップやドキュメントなど)を選ぶ
- ファイル名はデフォルトで「bookmarks.html」
- 「保存」をクリック
これで、ブックマークがHTMLファイルとして保存されました!
【JSON形式】ブックマークをバックアップする方法
次に、JSON形式でのバックアップ方法です。
手順1:ブックマーク管理画面を開く
HTMLと同じように、Ctrl + Shift + O でブックマーク管理画面を開きます。
手順2:バックアップを実行
- 上部メニューの「インポートとバックアップ」をクリック
- 「バックアップ」を選択(「エクスポート」ではなく「バックアップ」です)
手順3:保存先を選ぶ
- 保存先を選択
- ファイル名は自動的に日付が入ります(例:bookmarks-2026-01-28.json)
- 「保存」をクリック
JSONファイルが保存されました!
【Firefoxへ】HTMLファイルをインポートする方法
エクスポートしたHTMLファイルを、Firefoxに読み込む方法です。
手順1:ブックマーク管理画面を開く
Ctrl + Shift + O でブックマーク管理画面を開きます。
手順2:インポートを実行
- 「インポートとバックアップ」をクリック
- 「HTMLからインポート」を選択
手順3:ファイルを選択
- エクスポートしたHTMLファイルを選択
- 「開く」をクリック
注意点:
HTMLからインポートすると、既存のブックマークに「追加」されます。
既存のブックマークは削除されません。
【Firefoxへ】JSONファイルを復元する方法

JSONファイルからブックマークを復元する方法です。
手順1:ブックマーク管理画面を開く
Ctrl + Shift + O でブックマーク管理画面を開きます。
手順2:復元を実行
- 「インポートとバックアップ」をクリック
- 「復元」を選択
- プルダウンメニューが表示されます
ここで2つの選択肢があります:
選択肢1:自動バックアップから復元
Firefoxは15分ごとに自動的にブックマークをバックアップしています。
日付付きで表示されるので、復元したい日時を選択。
選択肢2:手動バックアップから復元
一番下の「ファイルを選択」をクリックして、保存したJSONファイルを選択。
手順3:確認と実行
「よろしいですか?」という確認メッセージが表示されます。
「OK」をクリックすると復元が完了します。
重要な注意点:
JSONファイルから復元すると、現在のブックマークがすべて削除されて置き換わります。
既存のブックマークを残したい場合は、先にエクスポートしてバックアップしておきましょう。
【Chrome・Edgeへ】Firefoxのブックマークを移行する方法
Firefoxから他のブラウザにブックマークを移す手順です。
Google Chromeにインポート
- FirefoxでブックマークをHTML形式でエクスポート
- Chromeを開く
- 右上の「三点リーダー」(︙)をクリック
- 「ブックマーク」→「ブックマークと設定をインポート」を選択
- 「ブックマークHTMLファイル」を選択
- エクスポートしたHTMLファイルを選んで「開く」
Microsoft Edgeにインポート
- FirefoxでブックマークをHTML形式でエクスポート
- Edgeを開く
- 右上の「三点リーダー」(…)をクリック
- 「お気に入り」→「お気に入りの管理」を選択
- 「お気に入りのインポート」をクリック
- 「HTMLファイル」を選択
- エクスポートしたHTMLファイルを選んで「インポート」
【Firefox Syncを使う】アカウント同期で自動化
ブックマークを手動でエクスポート・インポートするのが面倒な場合は、Firefox Syncがおすすめです。
Firefox Syncとは?
Firefoxアカウントでログインすると、複数のデバイス間でブックマークを自動的に同期できる機能です。
設定方法
デバイス1(元のFirefox):
- 画面右上の「三本線」をクリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューの「Firefox アカウント」を選択
- 「サインイン」をクリック(アカウントがない場合は作成)
- メールアドレスとパスワードを登録
- 「同期」設定でブックマークにチェックが入っているか確認
- 「今すぐ同期」をクリック
デバイス2(新しいFirefox):
- 同じFirefoxアカウントでログイン
- 自動的にブックマークが同期されます
Firefox Syncのメリット
- 手動でエクスポート・インポートする必要がない
- リアルタイムで自動同期
- パソコンとスマホでも同期可能
- 設定やパスワードも一緒に同期できる
Firefox Syncの注意点
- インターネット接続が必要
- Firefoxアカウントの作成が必要
- Firefox以外のブラウザでは使えない
よくあるトラブルと解決方法
Q1. インポートしたら重複したブックマークができた
原因:
HTMLインポートは「追加」されるため、同じブックマークが2つになります。
解決方法:
- ブックマーク管理画面を開く
- 重複したブックマークを手動で削除
- または、拡張機能「CheckMarks」などを使って重複を自動削除
Q2. JSONファイルをインポートしたら既存のブックマークが消えた
原因:
JSON復元は「上書き」なので、既存のブックマークが削除されます。
解決方法:
残念ながら、一度消えたブックマークは元に戻せません。
今後は復元前に必ずバックアップを取りましょう。
Firefoxの自動バックアップから復元できる可能性があります:
Ctrl + Shift + Oでブックマーク管理画面を開く- 「インポートとバックアップ」→「復元」
- 日付の一覧から適切な日時を選択
Q3. エクスポートしたファイルが見つからない
解決方法:
- Windowsの場合、エクスプローラーの検索で「bookmarks」と検索
- デフォルトの保存先は「ダウンロード」フォルダの場合が多い
- 再度エクスポートする際、保存先を確認しながら保存
Q4. 他のブラウザでインポートできない
原因:
JSON形式でエクスポートしている可能性があります。
解決方法:
JSON形式はFirefox専用です。
他のブラウザに移すには、HTML形式でエクスポートし直してください。
Q5. インポート後、フォルダ構造が崩れた
原因:
HTMLインポートではフォルダ構造が一部変わることがあります。
解決方法:
完全なフォルダ構造を保ちたい場合は、JSON形式を使ってください。
(ただしFirefox同士の移行のみ)
ブックマークを整理するコツ
せっかくエクスポート・インポートするなら、ブックマークを整理するチャンスです。
1. フォルダ分けをする
カテゴリーごとにフォルダを作成:
- 仕事
- プライベート
- ニュース
- ショッピング
- 趣味
2. 使っていないブックマークを削除
インポート前に、古いブックマークや使わなくなったサイトを削除しましょう。
3. 説明を追加
ブックマークを右クリック→「プロパティ」で、メモを追加できます。
「なぜこのサイトをブックマークしたか」を書いておくと後で便利。
4. タグを活用
Firefoxでは、ブックマークに「タグ」を付けることができます。
複数のカテゴリにまたがるブックマークに便利です。
5. ブックマークツールバーを使う
よく使うサイトは、ブックマークツールバーに入れておくとアクセスしやすいです。
おすすめのブックマーク管理ツール
Firefoxの標準機能だけでなく、便利なツールもあります。
1. Raindrop.io
特徴:
- クラウドでブックマークを管理
- タグやコレクションで整理
- 複数ブラウザ対応
- 無料版でも十分な機能
2. Pocket
特徴:
- 「後で読む」サービス
- Firefoxと連携しやすい
- オフラインでも読める
- スマホアプリもあり
3. CheckMarks(Firefox拡張機能)
特徴:
- 重複ブックマークを自動検出
- 壊れたリンクをチェック
- ブックマークの整理に特化
定期的なバックアップのすすめ
ブックマークは日々増えていくものです。
定期的にバックアップを取る習慣をつけましょう。
バックアップの頻度
- 毎月1回: 最低限これだけは
- 毎週1回: よくブックマークを追加する人
- 毎日: Firefox Syncを使えば自動
バックアップの保存先
- 外付けHDDやUSBメモリ
- クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive など)
- 別のパソコン
複数の場所に保存しておくと安心です。
ファイル名の工夫
日付を入れておくと、後で管理しやすいです。
- 例:bookmarks_2026-01-28.html
- 例:firefox_backup_20260128.json
まとめ
Firefoxのブックマークのエクスポートとインポートについて、おさらいしましょう。
エクスポート方法:
- HTML形式: 他のブラウザでも使える汎用形式
- ブックマーク管理画面→インポートとバックアップ→HTMLとしてエクスポート
- JSON形式: Firefox専用の完全バックアップ
- ブックマーク管理画面→インポートとバックアップ→バックアップ
インポート方法:
- HTMLから: インポートとバックアップ→HTMLからインポート(既存に追加)
- JSONから: インポートとバックアップ→復元(既存を上書き)
どちらを選ぶ?
- 他のブラウザに移行 → HTML形式
- Firefox同士で移行 → JSON形式(フォルダ構造を保持)
- 汎用的なバックアップ → HTML形式
- 完全なバックアップ → JSON形式
便利な機能:
- Firefox Sync → アカウントで自動同期
- 自動バックアップ → 15分ごとに自動保存
大切なポイント:
- 定期的にバックアップを取る
- 複数の場所に保存する
- JSON復元は上書きなので注意
- HTML形式が一番汎用的
ブックマークは長年かけて蓄積した大切な財産です。
いざという時に困らないよう、今すぐバックアップを取っておきましょう!
エクスポートとインポートをマスターすれば、パソコンの買い替えもブラウザの乗り換えも怖くありません。
ぜひこの機会に、ブックマークの整理とバックアップを実践してみてください。

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