「iTunesをクリックしても何も起きない…」
「起動しようとすると、すぐにエラーが出る」
iPhoneやiPadのデータ管理に欠かせないiTunes。
パソコンで起動しなくなると、本当に困りますよね。
実は、iTunesが起動しない原因のほとんどは、簡単な操作で解決できます。
この記事では、Windowsパソコンで試せる10の解決方法を、初心者でもわかるように順番に紹介します。
上から順に試していけば、きっと問題が解決しますよ!
iTunesが起動しない主な原因
まず、なぜiTunesが開かなくなるのか、代表的な原因を知っておきましょう。
原因①:一時的なプログラムの不具合
iTunesが前回正常に終了しなかった場合、バックグラウンドでプロセスが残っていることがあります。
これが新たな起動を妨げるケースは意外と多いです。
原因②:Windowsアップデート後の互換性問題
Windows 10や11の大型アップデート直後は、iTunesとの相性問題が発生しがち。
特に古いバージョンのiTunesを使っていると、起動しなくなることがあります。
原因③:アプリケーションの破損
iTunesを構成するファイルの一部が破損していると、正常に起動できません。
原因④:管理者権限の不足
Windowsのアカウントに管理者権限がないと、iTunesが起動を拒否する場合があります。
原因⑤:セキュリティソフトの干渉
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、iTunesの起動をブロックしていることも。
原因⑥:周辺機器との競合
SDカードやUSBメモリ、外付けハードディスクなどが接続されていると、稀に起動を妨げます。
原因⑦:プラグインの問題
サードパーティ製のiTunesプラグインが原因で、起動できなくなることがあります。
【解決方法】簡単な順に10の対処法を試そう
それでは、実際の解決方法を見ていきましょう。
上から順番に試していくのがおすすめです。
方法①:パソコンを再起動する【所要時間:2分】
最も簡単で、意外と効果的な方法です。
再起動するだけで、一時的なシステムの不具合が解消されることが多いです。
手順:
- 開いているファイルやアプリをすべて保存して閉じる
- Windowsボタンをクリック
- 電源ボタン → 「再起動」を選択
再起動後、もう一度iTunesを開いてみてください。
方法②:タスクマネージャーでiTunesのプロセスを終了する【所要時間:3分】
iTunesのプロセスがバックグラウンドで動き続けている場合、新たに起動できません。
これを手動で終了させます。
手順:
- キーボードで「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時押し(タスクマネージャーが開く)
- 「プロセス」タブをクリック
- 「iTunes」や「Apple Mobile Device Service」などを探す
- 見つけたら選択して「タスクの終了」をクリック
- タスクマネージャーを閉じて、iTunesを起動
方法③:管理者として実行する【所要時間:1分】
管理者権限でiTunesを起動すると、権限不足の問題が解消されます。
手順:
- iTunesのアイコンを右クリック
- 「管理者として実行」を選択
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されたら「はい」
これで起動できた場合、毎回管理者として実行するのは面倒ですよね。
その場合は、次の設定をしておきましょう。
常に管理者として実行する設定:
- iTunesのアイコンを右クリック → 「プロパティ」
- 「互換性」タブをクリック
- 「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェック
- 「OK」をクリック
方法④:セーフモードで起動する【所要時間:2分】
セーフモードは、プラグインを無効化した最小限の機能だけでiTunesを起動します。
手順:
- キーボードで「Shift」+「Ctrl」を押したまま、iTunesのアイコンをクリック
- 「iTunesはセーフモードで実行しています」と表示されたら「続ける」
セーフモードで起動できた場合、プラグインが原因です。
次の手順で問題のプラグインを削除しましょう。
プラグインの削除手順:
- エクスプローラーで以下のフォルダを開く
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iTunes Plug-ins - 中にあるファイルを別の場所に移動(バックアップ)
- iTunesを通常起動してみる
- 正常に起動したら、プラグインを1つずつ戻して、どれが原因か特定
方法⑤:周辺機器を外す【所要時間:1分】
SDカード、USBメモリ、外付けハードディスクなどを一度すべて外してみます。
手順:
- パソコンに接続されているUSB機器をすべて外す
- SDカードリーダーのカードも抜く
- iTunesを起動してみる
これで起動できた場合、何らかの周辺機器が原因です。
方法⑥:iTunesを修復する【所要時間:5分】
iTunesの破損したファイルを自動で修復します。
データは消えないので安心してください。
手順:
- Windowsボタンを右クリック → 「インストールされているアプリ」(または「アプリと機能」)
- 一覧から「iTunes」を探す
- 「…」(3点リーダー)をクリック → 「詳細オプション」
- 下にスクロールして「修復」ボタンをクリック
- 修復が完了するまで待つ(数分かかります)
- iTunesを起動してみる
注意:「リセット」を押すとデータが消えるので、間違えないように!
方法⑦:セキュリティソフトを一時的に無効化する【所要時間:2分】
ウイルス対策ソフトがiTunesをブロックしている可能性があります。
手順:
- セキュリティソフト(Norton、ウイルスバスター、マカフィーなど)を開く
- 保護機能を一時的にオフにする(ソフトによって方法が異なります)
- iTunesを起動してみる
- 確認後、セキュリティソフトを必ず元に戻す
これで起動できた場合、セキュリティソフトの設定でiTunesを許可リストに追加しましょう。
方法⑧:iTunesをアップデートする【所要時間:10分】
古いバージョンのiTunesは、最新のWindowsと相性が悪い場合があります。
手順:
- iTunesが起動できる場合:メニューの「ヘルプ」→「更新プログラムを確認」
- iTunesが起動できない場合:
Appleの公式サイト(https://www.apple.com/itunes/download/)から最新版をダウンロード - ダウンロードしたファイルを右クリック → 「管理者として実行」
- 画面の指示に従ってインストール
方法⑨:Windowsをアップデートする【所要時間:15分〜】
Windows自体が古いと、iTunesが正常に動作しません。
手順:
- Windowsボタン → 「設定」(歯車アイコン)
- 「Windows Update」(または「更新とセキュリティ」)
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 利用可能な更新があればインストール
- 再起動後、iTunesを起動
方法⑩:iTunesを完全に再インストールする【所要時間:20分】
最終手段です。他の方法で解決しない場合に試してください。
通常のアンインストールでは関連ファイルが残ってしまうため、完全に削除してから再インストールします。
完全アンインストールの手順:
- Windowsボタンを右クリック → 「インストールされているアプリ」
- 以下を順番通りにアンインストール(重要!)
① iTunes
② Apple Software Update
③ Apple Mobile Device Support
④ Bonjour
⑤ Apple Application Support(32ビット)
⑥ Apple Application Support(64ビット) - パソコンを再起動
- エクスプローラーで以下のフォルダを削除
C:\Program Files\iTunesC:\Program Files\iPodC:\Program Files\Common Files\AppleC:\Program Files (x86)\iTunesC:\Program Files (x86)\Common Files\AppleC:\ProgramData\Apple(隠しフォルダなので、表示設定を変更する必要あり) - ゴミ箱を空にする
- Appleの公式サイトから最新版iTunesをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを右クリック → 「管理者として実行」
- インストール完了後、パソコンを再起動
注意:完全アンインストールすると、iTunesのプレイリストや設定が消える可能性があります。
大切なデータは事前にバックアップしておきましょう。
Microsoft Store版とデスクトップ版、どっちを使う?
iTunesには2つのバージョンがあります。
Microsoft Store版(推奨)
メリット:
- 自動アップデートされる
- インストールが簡単
- Windows 11/10との相性が良い
デメリット:
- 一部の古いiPhoneに対応していないことも
デスクトップ版(バージョン12.10.11)
メリット:
- 細かい設定ができる
- 古いiPhoneにも対応
デメリット:
- 2020年以降更新されていない
- 手動でアップデートが必要
基本的にはMicrosoft Store版がおすすめです。
特別な理由がない限り、こちらを使いましょう。
それでも解決しない時は?代替ソフトを検討
どうしてもiTunesが起動しない場合、代替ソフトを使うのも一つの手です。
iCareFone(Tenorshare)
iPhone、iPad、iPodのデータを管理できる専門ツール。
iTunesよりシンプルで使いやすいと評判です。
AnyTrans(iMobie)
データ転送、バックアップ、復元が簡単にできます。
無料版でも基本機能は使えます。
AOMEI FoneBackup
無料でiPhoneのバックアップができます。
iTunesより動作が軽快です。
よくある質問(Q&A)
Q1. iTunesが起動しない原因で最も多いのは?
A. 一時的なプログラムの不具合や、管理者権限の不足が最も多い原因です。
まずは「パソコンの再起動」と「管理者として実行」を試してみてください。
Q2. iTunesを再インストールするとデータは消える?
A. iTunes内の音楽ライブラリやプレイリストは、通常は残ります。
ただし念のため、重要なデータはバックアップしておくことをおすすめします。
Q3. Windows 11でiTunesが起動しない
A. Windows 11では、Microsoft Store版iTunesの使用が推奨されています。
デスクトップ版を使っている場合は、Store版に切り替えてみてください。
Q4. エラーメッセージが表示される
A. エラーメッセージの内容によって対処法が異なります。
- 「iTunes は動作を停止しました」→ 方法①〜⑥を試す
- 「Apple Application Support が見つかりませんでした」→ 方法⑩(完全再インストール)
- 「アクセス権限がありません」→ 方法③(管理者として実行)
Q5. セーフモードでしか起動しない
A. プラグインが原因です。
方法④で説明した手順で、問題のプラグインを特定して削除してください。
Q6. Microsoft Store版とデスクトップ版、どちらが良い?
A. 特別な理由がなければ、Microsoft Store版をおすすめします。
自動更新され、Windows 11/10との相性も良好です。
Q7. iTunesの代わりになるソフトはある?
A. はい。iCareFone、AnyTrans、AOMEI FoneBackupなどがあります。
どうしてもiTunesが使えない場合は、これらの代替ソフトを検討してみてください。
まとめ|焦らず順番に試せば必ず解決する
iTunesが起動しない問題は、ほとんどの場合、簡単な操作で解決できます。
この記事で紹介した解決方法(再掲):
- パソコンを再起動
- タスクマネージャーでプロセス終了
- 管理者として実行
- セーフモードで起動
- 周辺機器を外す
- iTunesを修復
- セキュリティソフトを無効化
- iTunesをアップデート
- Windowsをアップデート
- 完全再インストール
おすすめの手順:
まずは①〜③を試す(所要時間5分程度)。
それでも解決しなければ④〜⑨を順に試す。
最終手段として⑩の完全再インストール。
焦らず、上から順番に試していけば、きっと問題は解決します。
どうしても解決しない場合は、代替ソフトの利用も検討してみてくださいね。
iTunesが無事に起動して、快適にiPhoneやiPadを管理できるようになることを願っています!

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