「Bingで検索しても欲しい情報が見つからない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、Bingには「検索コマンド」という強力な機能があります。
これを使えば、検索結果を劇的に絞り込めるんです。
この記事では、Bing検索を効率化する検索コマンド(検索演算子)の使い方を、基本から応用まで徹底解説します。
Bingコマンドとは?

Bingコマンドとは、Bing検索で使える「特殊な記号や単語」のことです。
正式名称:検索演算子(Search Operators)
Microsoftの公式ドキュメントでは「高度な検索オプション(Advanced Search Options)」と呼ばれています。
なぜ必要なの?
普通に検索すると、数百万件もの結果が表示されます。
その中から本当に欲しい情報を探すのは大変ですよね。
検索コマンドを使えば、以下のような絞り込みができます:
- 特定のサイト内だけを検索
- 特定のファイル形式だけを表示
- 特定の単語を含む/含まないページを検索
- タイトルやURLに特定の単語があるページだけを表示
基本の検索コマンド
まずは、誰でもすぐに使える基本的なコマンドを紹介します。
1. 完全一致検索:""(二重引用符)
書き方:"検索したいフレーズ"
完全に一致する語句だけを検索します。
例
"Bing検索コマンド"
この場合、「Bing検索コマンド」という言葉が完全に一致するページだけが表示されます。
「Bing」「検索」「コマンド」がバラバラに含まれるページは除外されます。
2. 除外検索:-(マイナス)
書き方:検索語 -除外したい語
特定の単語を含むページを除外します。
例
Python -蛇
「Python」について検索したいけど、動物の蛇の情報は除外したい場合に使います。
3. OR検索:OR
書き方:検索語A OR 検索語B
どちらか一方が含まれるページを検索します。
例
SEO OR SEM
SEOまたはSEMのいずれかが含まれるページが表示されます。
重要:ORは必ず大文字で書いてください。小文字だと普通の単語として扱われます。
4. AND検索:AND
書き方:検索語A AND 検索語B
両方の単語が含まれるページを検索します。
例
WordPress AND プラグイン
ただし、Bingはデフォルトでスペース区切りをAND検索として扱うので、通常は省略できます。
重要:ANDも大文字で書く必要があります。
5. NOT検索:NOT
書き方:検索語 NOT 除外語
マイナス記号と同じで、特定の単語を除外します。
例
コーヒー NOT カフェイン
「コーヒー」について検索するけど、「カフェイン」の情報は除外します。
重要:NOTも大文字で書いてください。
Bing独自の検索コマンド

ここからは、Bingでしか使えない便利なコマンドを紹介します。
1. url: – インデックス確認
書き方:url:完全なURL
特定のURLがBingにインデックスされているか確認します。
例
url:https://www.example.com/page
Googleのinfo:コマンドに相当する、Bing独自の機能です。
2. ip: – 同じサーバーのサイトを検索
書き方:ip:IPアドレス
特定のIPアドレスでホストされているサイトを検索します。
例
ip:192.0.2.1
共有サーバーを使っている場合、同じサーバーに他にどんなサイトがあるか確認できます。
Googleにはない、Bing独自の超便利機能です。
3. domain: – ドメイン検索(拡張版)
書き方:domain:ドメイン名
指定したドメイン名を含むすべてのサブドメインを検索します。
例
domain:microsoft.com
site:コマンドとの違い:
site:は2レベルまでのサブドメインのみdomain:は何階層でもすべてのサブドメインを含む
4. linkfromdomain: – 外部リンクを調査
書き方:linkfromdomain:ドメイン名
特定のドメインから外部に向けて張られているリンクを検索します。
例
linkfromdomain:example.com
競合サイトがどこにリンクしているか調査できます。
5. linkdomain: – 被リンクを調査
書き方:linkdomain:ドメイン名
特定のドメインにリンクしているページを検索します。
例
linkdomain:example.com
自分のサイトや競合サイトの被リンクを調査できます。
よく使うサイト指定コマンド
1. site: – サイト内検索
書き方:site:ドメイン名 検索語
特定のサイト内だけを検索します。
例
site:wikipedia.org 人工知能
Wikipedia内で「人工知能」を検索します。
応用例
site:microsoft.com Windows 11
Microsoft公式サイト内でWindows 11の情報を検索。
2. -site: – 特定サイトを除外
書き方:検索語 -site:ドメイン名
特定のサイトを検索結果から除外します。
例
Python -site:wikipedia.org
Wikipediaを除いてPythonについて検索します。
ファイル関連のコマンド
1. filetype: – ファイル形式指定
書き方:検索語 filetype:拡張子
特定のファイル形式のみを検索します。
対応形式
- PDF:
filetype:pdf - Word:
filetype:docまたはfiletype:docx - Excel:
filetype:xlsまたはfiletype:xlsx - PowerPoint:
filetype:pptまたはfiletype:pptx - HTML:
filetype:html - テキスト:
filetype:txt
例
確定申告 filetype:pdf
確定申告に関するPDFファイルだけを検索します。
2. contains: – リンク先のファイル形式を検索
書き方:検索語 contains:拡張子
特定のファイル形式へのリンクを含むページを検索します。
例
プレゼンテーション contains:pptx
PowerPointファイルへのリンクがあるページを検索します。
3. ext: – ファイル拡張子指定
書き方:検索語 ext:拡張子
filetype:と似ていますが、より厳密な検索ができます。
例
契約書 ext:pdf
コンテンツ指定のコマンド
1. intitle: – タイトル内を検索
書き方:intitle:検索語
ページタイトルに特定の単語が含まれるページだけを検索します。
例
intitle:SEO
タイトルに「SEO」という単語があるページだけが表示されます。
2. inbody: – 本文内を検索
書き方:inbody:検索語
ページ本文(bodyタグ内)に特定の単語があるページを検索します。
例
inbody:Bing
本文に「Bing」が含まれるページを検索します。
3. inanchor: – アンカーテキストを検索
書き方:inanchor:検索語
リンクのアンカーテキストに特定の単語があるページを検索します。
例
inanchor:クリック
「クリック」というアンカーテキストでリンクされているページを検索します。
4. inurl: – URL内を検索
書き方:inurl:検索語
URLに特定の単語が含まれるページを検索します。
例
inurl:blog
URLに「blog」という文字列があるページを検索します。
言語・地域指定のコマンド
1. language: – 言語指定
書き方:検索語 language:言語コード
特定の言語のページだけを検索します。
主な言語コード
- 日本語:
ja - 英語:
en - 中国語:
zh - 韓国語:
ko - フランス語:
fr - ドイツ語:
de - スペイン語:
es
例
AI language:en
英語のページだけでAIについて検索します。
2. loc: – 地域指定
書き方:検索語 loc:地域コード
特定の地域のページだけを検索します。
主な地域コード
- 日本:
JP - アメリカ:
US - イギリス:
GB - 中国:
CN - 韓国:
KR
例
ニュース loc:JP
日本からのニュースだけを検索します。
RSS/Atom関連のコマンド
1. feed: – RSSフィードを検索
書き方:feed:検索語
RSSフィードやAtomフィードを検索します。
例
feed:技術ブログ
「技術ブログ」に関するRSSフィードを探します。
2. hasfeed: – フィード付きページを検索
書き方:hasfeed:検索語
RSSフィードがあるページの中から検索します。
例
hasfeed:ニュース
RSSフィードがある「ニュース」サイトを検索します。
複数コマンドの組み合わせ
検索コマンドの真の力は、複数を組み合わせたときに発揮されます。
例1:特定サイト内で特定のファイル形式を検索
site:microsoft.com Windows filetype:pdf
Microsoft公式サイト内で、Windowsに関するPDFファイルを検索します。
例2:特定の単語を含むが別の単語を除外
Python AND チュートリアル -Django
Pythonのチュートリアルを検索するけど、Djangoは除外します。
例3:タイトルとファイル形式を組み合わせ
intitle:レポート filetype:docx
タイトルに「レポート」があるWordファイルを検索します。
例4:複数サイトを除外して検索
人工知能 -site:wikipedia.org -site:youtube.com
WikipediaとYouTubeを除いて人工知能を検索します。
例5:特定ドメインの被リンクを特定ファイル形式で検索
linkdomain:example.com filetype:pdf
example.comへのリンクがあるPDFファイルを検索します。
括弧の使い方
複雑な検索条件を作るときは、括弧を使って優先順位を指定できます。
書き方:(条件A OR 条件B) AND 条件C
例
(Python OR Ruby) AND 初心者
PythonまたはRubyについて、初心者向けの情報を検索します。
OR演算子は優先順位が最も低いので、他の演算子と組み合わせるときは括弧で囲むのがおすすめです。
Bingコマンドの注意点
1. 大文字・小文字の区別
大文字が必須
- NOT
- OR
- AND
小文字で書くと、普通の単語として扱われてしまいます。
2. スペースの使い方
多くのコマンドでは、コロンの後にスペースを入れません。
正しい:site:example.com
間違い:site: example.com
3. 最初の10語だけが有効
Bingは検索語の最初の10語だけを使って検索します。
それ以降の単語は無視されます。
4. 記号や句読点は無視される
引用符や+記号以外の記号や句読点は、基本的に無視されます。
5. 使えなくなったコマンド
一部のコマンドは、過去に使えていましたが現在は廃止されています:
inurl:(複数語句の検索が制限されている)cache:(検索結果の▼から確認可能)
実践的な使用例
ウェブマスター向け
自分のサイトのインデックス状況を確認
site:yoursite.com
特定ページがインデックスされているか確認
url:https://yoursite.com/specific-page
自分のサイトへの被リンクを調査
linkdomain:yoursite.com
同じサーバーの他のサイトを確認
ip:123.456.789.0
SEO担当者向け
競合のタイトルタグを調査
intitle:キーワード site:competitor.com
特定キーワードでの競合調査
intitle:SEO対策
競合の外部リンク先を調査
linkfromdomain:competitor.com
リサーチャー向け
特定トピックの学術論文を検索
量子コンピュータ filetype:pdf
特定の組織からの情報だけを検索
site:go.jp 統計データ
最新のニュースを特定言語で検索
AI language:en loc:US
一般ユーザー向け
レシピをPDFで探す
カレー レシピ filetype:pdf
YouTubeを除いて動画を探す
料理 動画 -site:youtube.com
無料のテンプレートを探す
テンプレート 無料 filetype:pptx
GoogleとBingのコマンドの違い
Bingコマンドの中には、Googleでは使えないものがあります。
Bingだけで使えるコマンド
url:– インデックス確認ip:– IPアドレス検索domain:– 拡張ドメイン検索contains:– リンク先ファイル検索linkfromdomain:– 外部リンク調査
Googleだけで使えるコマンド
info:– ページ情報(2019年廃止)related:– 関連サイト検索cache:– キャッシュ表示
共通で使えるコマンド
site:filetype:intitle:OR、AND、NOT""(完全一致)-(除外)
よくある質問
Q: Bingコマンドは無料で使える?
A: はい、すべて無料で使えます。特別な登録も必要ありません。
Q: スマホでも使える?
A: はい、スマホのBing検索でも同じコマンドが使えます。ブラウザの検索バーに直接入力するだけです。
Q: コマンドが効かない時は?
A: 以下を確認してください:
- OR、AND、NOTが大文字になっているか
- コロンの後にスペースが入っていないか
- 引用符が正しく閉じられているか
Q: 検索結果の表示件数を増やせる?
A: Bingの設定では表示件数を変更できません。URLにパラメーター&count=20を追加すると最大20件まで表示できます。
Q: 複数のコマンドを同時に使える数に制限はある?
A: 特に制限はありませんが、検索語は最初の10語までしか使われません。
Q: Bing独自のコマンドを使う理由は?
A: 特にウェブマスターやSEO担当者にとって、ip:やurl:コマンドは非常に便利です。Googleにはない機能なので、Bingならではの強みです。
まとめ
Bingの検索コマンドを使えば、検索精度が劇的に向上します。
覚えておきたい基本コマンド
"":完全一致検索-:除外検索site::サイト内検索filetype::ファイル形式指定intitle::タイトル内検索
Bing独自の便利コマンド
url::インデックス確認ip::同じサーバーのサイト検索linkfromdomain::外部リンク調査
効果的な使い方
- 複数のコマンドを組み合わせる
- OR、AND、NOTは必ず大文字で
- 括弧を使って優先順位を明確に
最初は基本的なコマンドから始めて、徐々に組み合わせを覚えていきましょう。
検索の効率が格段に上がりますよ!
Bingコマンドを使いこなして、より効率的な情報収集を実現してください。

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