Android時計を秒表示にする方法|ステータスバーで時刻を秒単位まで確認できる

Androidスマートフォンのステータスバーに表示される時計は、通常「時:分」までしか表示されません。しかし、オンラインチケットの予約や株式取引、料理のタイマーなど、秒単位で時刻を確認したい場面は意外と多いですよね。

実は、Androidでは標準機能やアプリを使って、時計に「秒」を表示させることができるんです。

この記事では、Androidのステータスバーや時計アプリで秒を表示する方法を、端末別に詳しく解説します。初心者でも簡単にできる方法から、上級者向けの設定まで幅広く紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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  1. Androidで時計を秒表示にする方法一覧
  2. 方法1:システムUI調整ツール(標準機能)
    1. システムUI調整ツールとは?
    2. 対応機種
    3. システムUI調整ツールの表示方法(Android 7.x以前)
    4. システムUI調整ツールの表示方法(Android 8.0以降)
    5. 秒表示の設定手順
    6. 表示を元に戻す方法
  3. 方法2:時計アプリで秒を表示
    1. Google時計アプリの設定
    2. Samsung時計アプリ
  4. 方法3:サードパーティアプリを使用
    1. おすすめアプリ1:System UI Tuner
    2. おすすめアプリ2:Status Bar Clock: Show Seconds
    3. おすすめアプリ3:SecondStatus(秒数時計)
  5. 方法4:メーカー独自機能
    1. Samsung Galaxy:Good Lock + QuickStar
    2. Google Pixel:標準設定
    3. OPPO / Vivo:Android Dev Tools
  6. 方法5:ウィジェットを使用
    1. おすすめウィジェット1:DIGI時計ウィジェット
    2. おすすめウィジェット2:アナログ時計ライブ壁紙
    3. ウィジェットのメリット・デメリット
  7. 秒表示のデメリットと注意点
    1. バッテリー消費が増える
    2. リフレッシュレートの変動
    3. 対処法
  8. 秒表示が利用できない場合の代替案
    1. 代替案1:ストップウォッチアプリ
    2. 代替案2:フローティング時計アプリ
    3. 代替案3:Always On Display(AOD)
  9. 各端末別の推奨方法まとめ
    1. Google Pixel
    2. Samsung Galaxy
    3. SONY Xperia
    4. OPPO / Vivo
    5. その他の端末
  10. よくある質問
    1. Q1:秒表示にするとバッテリーはどのくらい減る?
    2. Q2:iPhoneでも秒表示できる?
    3. Q3:システムUI調整ツールが表示されない
    4. Q4:秒表示の設定が反映されない
    5. Q5:Galaxy端末でステータスバーに秒を表示したい
    6. Q6:秒表示を一時的にオン/オフできる?
    7. Q7:秒表示にするとリフレッシュレートはどうなる?
  11. まとめ

Androidで時計を秒表示にする方法一覧

Androidで秒を表示する方法は、大きく分けて5つあります。

  1. システムUI調整ツール(標準機能):一部の端末で利用可能
  2. 時計アプリの設定:Google時計アプリで表示
  3. サードパーティアプリ:System UI Tunerなど
  4. メーカー独自機能:Galaxy(Good Lock)、Pixelなど
  5. ウィジェット:ホーム画面に秒表示の時計を配置

端末のメーカーやAndroidバージョンによって利用できる方法が異なりますので、順番に試してみてください。

方法1:システムUI調整ツール(標準機能)

システムUI調整ツールとは?

システムUI調整ツールは、Androidのステータスバーやクイック設定パネルをカスタマイズできる隠し機能です。Android 6.0以降に搭載されていますが、Android 8.0以降では完全に隠されています。

この方法のメリット

  • 追加アプリ不要(標準機能)
  • ステータスバーに自然に表示される
  • 設定が簡単

デメリット

  • すべての端末で利用できるわけではない
  • メーカーによって機能が無効化されている場合がある
  • Android 8.0以降は隠し機能

対応機種

利用できる可能性が高い端末

  • Google Pixel シリーズ
  • SONY Xperia シリーズ
  • ASUS ZenFone シリーズ
  • OnePlus シリーズ
  • Motorola シリーズ

利用できない端末

  • Samsung Galaxy シリーズ(独自機能で対応)
  • HUAWEI シリーズ(一部機種)
  • OPPO シリーズ(一部機種)
  • LG シリーズ(一部機種)

システムUI調整ツールの表示方法(Android 7.x以前)

手順

  1. ステータスバーを下にスワイプして通知パネルを開く
  2. もう一度下にスワイプしてクイック設定パネルを開く
  3. 右上の歯車アイコン(設定)を長押し(約5秒)
  4. 歯車が回転したら指を離す
  5. 「システムUI調整ツールが設定に追加されました」と表示される

確認方法

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 一番下までスクロール
  3. 「システムUI調整ツール」が表示されているか確認

システムUI調整ツールの表示方法(Android 8.0以降)

Android 8.0以降では、上記の方法でシステムUI調整ツールが表示されません。代わりに、アプリを使って起動する必要があります。

必要なアプリ

  • Shortcut Maker(ショートカット作成アプリ)
  • Nova Launcher(ホームアプリ)のActivity機能

Shortcut Makerを使う方法

  1. Google PlayストアからShortcut Makerをインストール
  2. Shortcut Makerを開く
  3. 「アクティビティ」タブを選択
  4. 「システムUI」を探してタップ
  5. 「システムUI調整ツール」または「Demo Mode」を選択
  6. 「作成」をタップしてショートカットを作成
  7. ホーム画面に作成されたショートカットからアクセス

秒表示の設定手順

システムUI調整ツールにアクセスできたら、以下の手順で秒を表示します。

手順

  1. システムUI調整ツールを開く
  2. 「ステータスバー」をタップ
  3. 下にスクロールして「時計」または「時間」を探す
  4. 「時計」をタップ
  5. 表示形式を選択:
  • 「時間、分、秒を表示」を選択

設定完了

ステータスバーの時計が「12:34:56」のように秒まで表示されます。

表示を元に戻す方法

秒表示が不要になった場合は、同じ手順で「時間と分を表示」を選択すれば元に戻ります。

方法2:時計アプリで秒を表示

Google時計アプリの設定

Google製の「時計」アプリでは、秒表示を簡単に有効化できます。

対応端末

  • Google Pixelシリーズ
  • Google時計アプリをインストールした端末

手順

  1. 「時計」アプリを開く
  2. 「時計」タブを選択
  3. 右上の三点メニュー(⋮)をタップ
  4. 「設定」を選択
  5. 「時計に秒を表示」をオンに切り替え

注意点

この方法は、時計アプリ内でのみ秒が表示されます。ステータスバーには反映されません。

Samsung時計アプリ

Samsung Galaxyシリーズにプリインストールされている時計アプリは、デフォルトで秒まで表示されます。

確認方法

  1. 「時計」アプリを開く
  2. 時計画面で秒が表示されているか確認

ステータスバーに秒を表示したい場合は、後述のGood Lockを使用してください。

方法3:サードパーティアプリを使用

端末でシステムUI調整ツールが使えない場合は、専用アプリを使用します。

おすすめアプリ1:System UI Tuner

概要

System UI Tunerは、システムUI調整ツールにアクセスできない端末でも、ステータスバーをカスタマイズできるアプリです。

提供元:Zachary Wander

ダウンロード:Google Playストア

使い方

  1. Google PlayストアからSystem UI Tunerをインストール
  2. アプリを開く
  3. 「Status bar」(ステータスバー)を選択
  4. 下にスクロールして「Time」(時間)をタップ
  5. 「Show hours, minutes, and seconds」を選択

ADB接続が必要な場合

一部の端末では、初回起動時にADB(Android Debug Bridge)接続が必要です。

ADB接続の手順

  1. パソコンにADBツールをインストール
  2. Androidの「開発者向けオプション」を有効化
  3. 「USBデバッグ」をオンにする
  4. パソコンとスマホをUSBケーブルで接続
  5. アプリの指示に従ってADBコマンドを実行

詳細な手順はアプリ内に表示されます。

おすすめアプリ2:Status Bar Clock: Show Seconds

概要

ワンタップでステータスバーに秒を表示できるシンプルなアプリです。

提供元:AshX Tech Limited

使い方

  1. Google PlayストアからStatus Bar Clock: Show Secondsをインストール
  2. アプリを開く
  3. 「Show Seconds」ボタンをタップ
  4. アクセシビリティサービスの許可を求められたら許可

特徴

  • 設定が非常に簡単
  • Android 14でも動作
  • ADB接続不要(機種による)

おすすめアプリ3:SecondStatus(秒数時計)

概要

ステータスバーに秒を表示する日本製アプリです。

提供元:topaz

使い方

  1. Google PlayストアからSecondStatusをインストール
  2. アプリを開いて設定を完了
  3. ステータスバーに秒が表示される

特徴

  • 日本語対応
  • シンプルで軽量
  • 常駐アプリとして動作

方法4:メーカー独自機能

Samsung Galaxy:Good Lock + QuickStar

Samsung Galaxyシリーズでは、Good Lockアプリを使用します。

対応機種

  • Galaxy S / Note / Z / A シリーズ
  • One UIを搭載した端末

手順

  1. Galaxy StoreからGood Lockをインストール
  2. Good Lockアプリを開く
  3. 「Make Up」タブを選択
  4. QuickStarの横にあるダウンロードアイコンをタップ
  5. QuickStarをインストール
  6. QuickStarを開く
  7. 「Clock」設定を探す
  8. 「Show seconds」または「秒を表示」をオンにする

注意点

QuickStarでの秒表示は、クイック設定パネル(通知パネルを下に引いた状態)でのみ表示され、ステータスバーには表示されません。

ステータスバーに秒を表示する方法(Galaxy)

残念ながら、Galaxyシリーズではステータスバーにデフォルトでは秒を表示できません。root化や特殊なカスタマイズが必要になります。

Google Pixel:標準設定

Google Pixelシリーズは、方法1の「システムUI調整ツール」が使えます。

手順

  1. 設定アプリを開く
  2. 検索バーで「時計」と入力
  3. 「時計」設定を開く
  4. 「時計に秒を表示」をオンにする

または、前述の「Google時計アプリの設定」を参照してください。

OPPO / Vivo:Android Dev Tools

一部のOPPOやVivo端末では、Android Dev Toolsアプリを使用します。

手順

  1. Google PlayストアからAndroid Dev Toolsをインストール
  2. アプリを開く
  3. 「SysUI Tuner」をタップ
  4. 「Open UI Tuner」→「OK」を選択
  5. 「Status Bar」→「Time」を選択
  6. 「Show hours, minutes, and seconds」を選択

方法5:ウィジェットを使用

ステータスバーではなく、ホーム画面に秒表示の時計を配置する方法です。

おすすめウィジェット1:DIGI時計ウィジェット

概要

カスタマイズ性の高いデジタル時計ウィジェットです。

使い方

  1. Google PlayストアからDIGI時計ウィジェットをインストール
  2. ホーム画面を長押し
  3. 「ウィジェット」を選択
  4. DIGI時計ウィジェットを探してホーム画面に配置
  5. ウィジェットをタップして設定
  6. 秒表示を有効化

特徴

  • フォント、色、サイズをカスタマイズ可能
  • 日付や曜日も表示できる
  • バッテリー消費が少ない

おすすめウィジェット2:アナログ時計ライブ壁紙

概要

秒針が動くアナログ時計をウィジェットとして配置できます。

使い方

  1. Google Playストアからインストール
  2. ホーム画面を長押し
  3. 「ウィジェット」を選択
  4. アナログ時計ウィジェットを配置
  5. 文字盤デザインをカスタマイズ

特徴

  • 秒針がスムーズに動く
  • 文字盤のデザインが豊富
  • 目盛りもカスタマイズ可能

ウィジェットのメリット・デメリット

メリット

  • すべての端末で利用可能
  • カスタマイズ性が高い
  • 見やすい

デメリット

  • ホーム画面のスペースを占有
  • ステータスバーには表示されない
  • アプリを開いているときは見えない

秒表示のデメリットと注意点

秒表示は便利ですが、いくつかのデメリットもあります。

バッテリー消費が増える

時計が1秒ごとに更新されるため、画面が常に動いている状態になります。

影響

  • 通常の時計表示と比べてバッテリー消費が増加
  • 可変リフレッシュレート搭載端末では、リフレッシュレートが高い状態を維持
  • 体感で数%〜10%程度バッテリー持ちが悪化する可能性

リフレッシュレートの変動

可変リフレッシュレート搭載端末(Xperia 1 VI、Galaxy S24など)

秒表示を有効にすると、画面が常に変化していると判定され、リフレッシュレートが下がりにくくなります。

実例

  • 秒表示なし:1Hz〜120Hzで最適化
  • 秒表示あり:60Hz〜120Hzで推移(省電力モードにならない)

これにより、バッテリー消費がさらに増加します。

対処法

必要なときだけ有効化

予約やトレードなど、秒単位で時刻を確認したい場面でのみ有効化し、通常は無効にしておくことをおすすめします。

ウィジェットを活用

ステータスバーではなく、ホーム画面のウィジェットで秒を確認する方法も検討してください。

秒表示が利用できない場合の代替案

どうしても秒表示ができない端末もあります。

代替案1:ストップウォッチアプリ

おすすめアプリ

  • 「超軽量秒表示デジタル時計UltraLightClock」
  • 「Simple Stopwatch」

使い方

必要なときだけアプリを起動して秒を確認します。

代替案2:フローティング時計アプリ

画面上に常に秒表示の時計を表示するアプリもあります。

特徴

  • 他のアプリの上に重ねて表示
  • 位置やサイズを自由に調整可能
  • 必要なときだけ表示できる

代替案3:Always On Display(AOD)

Samsung GalaxyやPixelシリーズでは、Always On Display機能で常時時計を表示できます。

設定方法

  1. 設定→ディスプレイ
  2. Always On Displayをオンにする
  3. 時計スタイルをカスタマイズ

一部の時計スタイルでは秒も表示されます。

各端末別の推奨方法まとめ

Google Pixel

推奨方法:システムUI調整ツール(標準機能)

設定→時計設定から簡単に秒表示を有効化できます。

Samsung Galaxy

推奨方法:Good Lock + QuickStar(クイック設定パネルのみ)

ステータスバーに秒を表示したい場合は、サードパーティアプリを使用してください。

SONY Xperia

推奨方法:システムUI調整ツール

歯車長押しまたはShortcut Makerでアクセスできます。

OPPO / Vivo

推奨方法:Android Dev Tools

専用アプリを使用します。

その他の端末

推奨方法:System UI Tunerアプリ

ADB接続が必要な場合がありますが、ほとんどの端末で利用できます。

よくある質問

Q1:秒表示にするとバッテリーはどのくらい減る?

A: 端末や使い方によりますが、通常の使用で数%〜10%程度バッテリー持ちが悪化する可能性があります。可変リフレッシュレート搭載端末では影響が大きくなります。

Q2:iPhoneでも秒表示できる?

A: iPhoneのステータスバーには秒を表示できません。ただし、時計アプリのアイコンやウィジェットで秒を確認できます。

Q3:システムUI調整ツールが表示されない

A: 端末メーカーが機能を無効化している可能性があります。Shortcut Makerアプリや、System UI Tunerアプリを使用してください。

Q4:秒表示の設定が反映されない

A: 以下を試してください:

  • 端末を再起動
  • システムUI調整ツールの設定を一度オフにしてからオンに戻す
  • アプリのキャッシュをクリア
  • 別の方法を試す

Q5:Galaxy端末でステータスバーに秒を表示したい

A: 残念ながら、GalaxyシリーズではシステムUI調整ツールが無効化されています。サードパーティアプリ(System UI Tuner)を使用するか、root化が必要です。

Q6:秒表示を一時的にオン/オフできる?

A: ウィジェットやフローティングアプリを使用すれば、必要なときだけ秒を確認できます。システムUI調整ツールでの切り替えは、毎回設定を変更する必要があります。

Q7:秒表示にするとリフレッシュレートはどうなる?

A: 可変リフレッシュレート搭載端末では、秒表示により画面が常に更新されるため、リフレッシュレートが高い状態を維持します。省電力モードになりにくくなるため、バッテリー消費が増加します。

まとめ

Androidで時計を秒表示にする方法を紹介しました。

推奨される方法

  1. Google Pixel、Xperia:システムUI調整ツール(標準機能)
  2. Samsung Galaxy:Good Lock + QuickStar(クイック設定パネルのみ)
  3. その他の端末:System UI Tunerアプリ
  4. すべての端末:ウィジェット

注意点

  • 秒表示はバッテリー消費が増える
  • 可変リフレッシュレート端末では影響が大きい
  • 必要なときだけ有効化することを推奨

メリット

  • オンライン予約が正確にできる
  • 株式取引で秒単位の確認が可能
  • 料理やトレーニングのタイミングを正確に把握

秒表示は便利な機能ですが、バッテリー消費とのバランスを考えて使いましょう。普段は無効にしておき、必要なときだけ有効化するのがおすすめです。

自分の端末に合った方法を試して、快適なAndroidライフをお楽しみください!

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