Microsoft Formsとは?特徴・使い方・料金を徹底解説

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「アンケートを簡単に作りたい」「クイズをオンラインで実施したい」「回答を自動で集計してほしい」

こんなニーズに応えてくれるのが、Microsoft Forms(マイクロソフト フォームズ)です。

Microsoft Formsは、Microsoftが提供する無料から使えるオンラインフォーム作成ツールで、アンケート、クイズ、投票、申込フォームなどを簡単に作成できます。

専門的な知識は不要で、誰でも直感的に操作できるのが最大の魅力です。

しかも、Microsoft 365(旧Office 365)のアカウントがあれば追加費用なしで利用でき、ExcelやTeamsなどとの連携もスムーズです。

この記事では、Microsoft Formsの基本から特徴、使い方、メリット・デメリット、料金プラン、具体的な活用事例まで、初心者にも分かりやすく徹底解説します。

「Microsoft Formsって何?」という方から、「もっと活用したい」という方まで、この記事を読めばMicrosoft Formsのすべてが分かります!


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  1. Microsoft Formsとは?
    1. 基本的な定義
    2. 何ができるツールなのか?
    3. Microsoft Formsの位置づけ
  2. Microsoft Formsの主な特徴
    1. 特徴1:完全無料で使える
    2. 特徴2:専門知識不要の直感的な操作
    3. 特徴3:リアルタイムで回答を確認
    4. 特徴4:自動保存機能
    5. 特徴5:豊富な質問形式
    6. 特徴6:条件分岐(ブランチング)
    7. 特徴7:多言語対応
    8. 特徴8:Microsoft 365との完全統合
    9. 特徴9:匿名回答の設定が可能
    10. 特徴10:データの自動分析
  3. Microsoft Formsの使い方(基本編)
    1. ステップ1:Microsoft Formsにアクセス
    2. ステップ2:新しいフォームを作成
    3. ステップ3:質問を追加
    4. ステップ4:デザインをカスタマイズ
    5. ステップ5:フォームの設定
    6. ステップ6:フォームを共有
    7. ステップ7:回答を確認
  4. Microsoft Formsのメリット
    1. メリット1:完全無料で高機能
    2. メリット2:作成が簡単・時間短縮
    3. メリット3:Microsoft 365との連携
    4. メリット4:セキュリティとプライバシー
    5. メリット5:デバイスを選ばない
    6. メリット6:共同編集が可能
    7. メリット7:リアルタイムフィードバック
  5. Microsoft Formsのデメリット・制限事項
    1. デメリット1:デザインのカスタマイズ性が低い
    2. デメリット2:高度な機能が不足
    3. デメリット3:質問数と回答数の制限
    4. デメリット4:外部ツールとの連携が限定的
    5. デメリット5:フォルダ管理機能がない
    6. デメリット6:商用利用には注意が必要
  6. Microsoft Formsの料金プラン
    1. 無料で利用できるプラン
    2. Microsoft 365に含まれるプラン
    3. 無料版と有料版の主な違い
  7. Microsoft Formsの活用事例
    1. 活用事例1:教育現場
    2. 活用事例2:企業・ビジネス
    3. 活用事例3:医療・ヘルスケア
    4. 活用事例4:非営利団体
    5. 活用事例5:飲食・サービス業
  8. Microsoft Formsと他のツールの比較
    1. Microsoft Forms vs Google Forms
    2. Microsoft Forms vs SurveyMonkey
  9. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. Microsoft Formsは完全無料ですか?
    2. Q2. Microsoft 365のサブスクリプションは必要ですか?
    3. Q3. 作成したフォームはどこに保存されますか?
    4. Q4. 回答者もMicrosoftアカウントが必要ですか?
    5. Q5. 匿名でアンケートを実施できますか?
    6. Q6. スマートフォンでもフォームを作成できますか?
    7. Q7. 回答数に制限はありますか?
    8. Q8. ExcelやPDFに出力できますか?
    9. Q9. 回答期限を設定できますか?
    10. Q10. 他の人と共同でフォームを編集できますか?
  10. まとめ

Microsoft Formsとは?

基本的な定義

Microsoft Forms(マイクロソフト フォームズ)は、Microsoftが提供するクラウドベースのフォーム作成ツールです。

公式サイト: https://forms.office.com/

Webブラウザ上で動作するため、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、どのデバイスからでもアクセスできます。

何ができるツールなのか?

Microsoft Formsを使うと、以下のようなものを簡単に作成できます:

1. アンケート(Survey)

  • 顧客満足度調査
  • 社内アンケート
  • イベント参加者アンケート
  • 市場調査

2. クイズ(Quiz)

  • 小テスト
  • 理解度チェック
  • 研修後の確認テスト
  • 自動採点機能付き

3. 投票(Poll)

  • 簡単な意見収集
  • 日程調整
  • 好みの調査

4. 申込・登録フォーム

  • イベント参加申込
  • セミナー登録
  • 健康診断の事前問診

5. フィードバック収集

  • 授業の感想
  • 製品レビュー
  • サービス改善提案

Microsoft Formsの位置づけ

Microsoft Formsは、Microsoft 365(旧Office 365)アプリケーションの一つです。

Microsoft 365ファミリーとの関係:

  • Word、Excel、PowerPointなどと同じMicrosoft 365製品
  • Outlook、Teams、OneDriveなどと連携可能
  • SharePointとも統合されている

注意: Microsoft FormsはMicrosoft InfoPathの後継ではありません。InfoPathは業務フローに特化したツールで、Formsは簡易的なデータ収集に特化しています。


Microsoft Formsの主な特徴

Microsoft Formsには、他のフォーム作成ツールにはない特徴があります。

特徴1:完全無料で使える

Microsoftアカウントがあれば誰でも無料で利用できます。

無料で利用可能なアカウント:

  • 個人のMicrosoftアカウント(Hotmail、Live、Outlook.com)
  • Microsoft 365の職場・学校アカウント
  • Office 365 Educationアカウント
  • Microsoft 365 Apps for businessアカウント

特徴2:専門知識不要の直感的な操作

コーディングやデザインの知識は一切不要です。

  • ドラッグ&ドロップで質問を追加
  • 質問形式を選ぶだけで完成
  • テンプレートも豊富に用意

初めての方でも、数分でフォームを作成できます。

特徴3:リアルタイムで回答を確認

回答が送信されると、即座に結果を確認できます。

  • 回答数がリアルタイムで更新
  • 自動的にグラフ化
  • データの可視化が瞬時

メールで回答を集めて手動で集計する必要はありません。

特徴4:自動保存機能

フォームを作成中、自動的に保存されます。

  • ブラウザを閉じてしまっても安心
  • 作業中のデータが失われない
  • いつでも編集を再開できる

特徴5:豊富な質問形式

様々な質問形式に対応しています:

主な質問形式:

  • 選択肢(ラジオボタン):複数の選択肢から1つ選択
  • チェックボックス:複数選択可能
  • テキスト:自由記述(短文・長文)
  • 評価:星評価や数値評価
  • 日付:カレンダーから日付選択
  • ランキング:ドラッグ&ドロップで順位付け
  • リッカート尺度:5段階評価など
  • ファイルアップロード:ファイル添付(職場・学校アカウントのみ)

特徴6:条件分岐(ブランチング)

回答に応じて次の質問を変更できます。

例:
「満足していますか?」

  • 「はい」→ 「どの点が良かったですか?」
  • 「いいえ」→ 「どの点を改善すべきですか?」

回答者にとって関係ない質問をスキップできるため、回答率が向上します。

特徴7:多言語対応

複数の言語でフォームを作成できます。

  • 同じフォームを複数の言語で提供
  • 回答者が言語を選択
  • システム項目は自動翻訳

対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語など多数

特徴8:Microsoft 365との完全統合

他のMicrosoft製品とシームレスに連携します:

Excel連携:

  • 回答データを自動でExcelに保存
  • ボタン一つでExcelにエクスポート
  • リアルタイムでデータ更新

Teams連携:

  • Teamsチャネル内でフォームを共有
  • 会議中に投票を実施
  • 回答結果をチーム全員で確認

OneDrive連携:

  • フォームがOneDriveに自動保存
  • アップロードされたファイルもOneDriveに保存

Power Automate連携:

  • 回答が来たら自動でメール送信
  • 回答データを自動で他のシステムに転送

特徴9:匿名回答の設定が可能

回答者の情報を記録するか選択できます:

匿名回答オン:

  • 名前、メールアドレスを記録しない
  • 正直なフィードバックを得やすい

匿名回答オフ:

  • 回答者の名前とメールアドレスを自動記録
  • 誰が回答したか把握できる

特徴10:データの自動分析

回答データは自動的に分析されます:

  • 回答数の集計
  • 選択肢ごとの割合をグラフ化
  • 平均値、中央値の自動計算
  • 円グラフ、棒グラフで可視化

Microsoft Formsの使い方(基本編)

初めてMicrosoft Formsを使う方向けに、基本的な使い方を解説します。

ステップ1:Microsoft Formsにアクセス

  1. https://forms.office.com/ にアクセス
  2. Microsoftアカウントでサインイン

サインイン方法:

  • 個人アカウント:Outlook.com、Hotmail、Liveなど
  • 職場・学校アカウント:組織から提供されたアカウント

ステップ2:新しいフォームを作成

  1. トップページで「新しいフォーム」または「新しいクイズ」をクリック
  2. フォームのタイトルと説明を入力

タイトルの例:

  • 「2025年度 社員満足度調査」
  • 「イベント参加申込フォーム」
  • 「顧客満足度アンケート」

ステップ3:質問を追加

  1. 「+質問を追加」ボタンをクリック
  2. 質問形式を選択(選択肢、テキスト、評価など)
  3. 質問文を入力
  4. 選択肢を追加(該当する場合)

質問の設定オプション:

  • 必須:回答必須にする
  • サブタイトル:質問の補足説明
  • 分岐:回答に応じて次の質問を変える

ステップ4:デザインをカスタマイズ

  1. 右上の「テーマ」ボタンをクリック
  2. 背景画像やカラーを選択

カスタマイズ項目:

  • 背景画像(テンプレートまたは独自画像)
  • 背景色
  • フォントスタイル

ステップ5:フォームの設定

  1. 右上の「…」(三点メニュー)「設定」
  2. 必要な設定を調整

主な設定項目:

  • 回答できるユーザー:誰でも/組織内のみ/特定のユーザー
  • 回答オプション:1人1回のみ/複数回答可
  • 回答の受付期間:開始・終了日時の設定
  • 結果の概要を表示:回答者に結果を表示するか

ステップ6:フォームを共有

  1. 右上の「共有」ボタンをクリック
  2. 共有方法を選択:
  • リンクをコピー:URLを直接共有
  • QRコード:QRコードをダウンロード
  • メールで送信:メールで招待
  • 埋め込み:WebサイトにHTMLコードで埋め込み

ステップ7:回答を確認

  1. フォーム編集画面で「応答」タブをクリック
  2. 回答数、グラフ、個別回答を確認

回答データの活用:

  • Excelで開く:ボタン一つでExcel形式でダウンロード
  • グラフ表示:自動生成されたグラフを確認
  • 個別回答:一人ひとりの回答を確認

Microsoft Formsのメリット

Microsoft Formsを使うメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット1:完全無料で高機能

追加料金なしで以下の機能が使えます:

  • アンケート・クイズ作成
  • リアルタイム集計
  • Excel出力
  • 条件分岐
  • 多言語対応

競合のSurveyMonkeyなどは有料プランでないと使えない機能も、Microsoft Formsなら無料です。

メリット2:作成が簡単・時間短縮

数分でフォームを作成できます。

従来の方法と比較:

  • メールで質問を送る → フォームで一括送信
  • 紙のアンケート → オンライン化
  • 手動集計 → 自動集計

大幅な時間短縮が可能です。

メリット3:Microsoft 365との連携

既にMicrosoft 365を使っているなら、最高の統合性を実現します:

  • Excelで自動集計
  • Teamsで共有
  • Outlookでメール送信
  • OneDriveで保存
  • SharePointで公開

メリット4:セキュリティとプライバシー

Microsoftの厳格なセキュリティ基準に準拠:

  • GDPR準拠(EU一般データ保護規則)
  • FERPA準拠(米国家族教育権利プライバシー法)
  • BAA準拠(医療情報保護)
  • データの暗号化
  • アクセス制御

メリット5:デバイスを選ばない

どのデバイスからでもアクセス可能:

  • パソコン(Windows、Mac)
  • スマートフォン(iPhone、Android)
  • タブレット
  • どのブラウザでも動作(Edge、Chrome、Safari、Firefox)

メリット6:共同編集が可能

複数人で同時にフォームを編集できます:

  • チームメンバーと共同作成
  • リアルタイムで変更を反映
  • テンプレートとして共有

メリット7:リアルタイムフィードバック

回答が来たらすぐに確認:

  • 即座に結果を可視化
  • ライブで回答数を更新
  • 迅速な意思決定が可能

Microsoft Formsのデメリット・制限事項

便利なMicrosoft Formsですが、いくつかデメリットや制限もあります。

デメリット1:デザインのカスタマイズ性が低い

カスタマイズの制限:

  • フォントは変更できない
  • 色は限定的
  • レイアウトの自由度が低い
  • 企業ブランドに完全に合わせるのは困難

デメリット2:高度な機能が不足

できないこと:

  • 支払い機能(決済)の組み込み
  • 高度な条件分岐(複雑なロジック)
  • ファイルアップロードは個人アカウントでは不可
  • 自動返信メールのカスタマイズが限定的
  • 回答データに基づく問い合わせ管理

デメリット3:質問数と回答数の制限

Microsoft Formsには以下の制限があります:

フォームごとの制限:

  • 質問数:最大200問
  • 1フォームあたりの回答数:最大5万件(Office 365)
  • 1フォームあたりの回答数:最大1,000件(個人アカウント)

その他の制限:

  • フォームタイトル:90文字まで
  • 質問文:4,000文字まで
  • ファイルアップロード:最大10MB

デメリット4:外部ツールとの連携が限定的

連携の制限:

  • Microsoft製品以外との連携が少ない
  • Google Workspace、Salesforceなどとの直接連携なし
  • APIは限定的
  • Zapier等を使えば連携可能(有料)

デメリット5:フォルダ管理機能がない

現時点ではフォルダでフォームを整理できません

代替策:

  • テーマの色で分類
  • フォーム名に接頭辞を付ける(例:「2025_」「営業部_」)

デメリット6:商用利用には注意が必要

個人アカウントでのビジネス利用は、Microsoftの利用規約によって制限される場合があります。

ビジネスで本格的に使う場合は、Microsoft 365 Business以上のプランを推奨します。


Microsoft Formsの料金プラン

Microsoft Formsは基本的に無料ですが、どのプランで利用できるか整理しましょう。

無料で利用できるプラン

1. 個人のMicrosoftアカウント(無料)

  • Outlook.com、Hotmail、Live.comなど
  • 基本機能は全て利用可能
  • 制限:1フォームあたり回答数1,000件まで、ファイルアップロード不可

2. Office 365 Education(無料 / 教育機関向け)

  • 学校・大学が提供するアカウント
  • 学生・教職員が無料で利用
  • 回答数5万件まで、ファイルアップロード可

Microsoft 365に含まれるプラン

Microsoft Formsは以下の有料プランに含まれています:

ビジネス向け:

  • Microsoft 365 Business Basic(月額750円/ユーザー)
  • Microsoft 365 Business Standard(月額1,560円/ユーザー)
  • Microsoft 365 Business Premium(月額2,750円/ユーザー)
  • Microsoft 365 Apps for business(月額1,030円/ユーザー)

エンタープライズ向け:

  • Microsoft 365 E3(月額4,500円/ユーザー)
  • Microsoft 365 E5(月額7,130円/ユーザー)
  • Office 365 E1 / E3 / E5

政府機関向け:

  • Microsoft 365 GCC(米国政府機関向け)

注意: 価格は2025年時点の参考価格です。最新の価格は公式サイトでご確認ください。

無料版と有料版の主な違い

項目無料(個人アカウント)有料(Microsoft 365)
回答数制限1,000件/フォーム50,000件/フォーム
ファイルアップロード✗ 不可✓ 可能(10MBまで)
Excel連携✓ 可能✓ 可能
Power Automate連携△ 限定的✓ フル機能
Teams統合✗ 不可✓ 可能
ビジネス用途△ 制限あり✓ 推奨

Microsoft Formsの活用事例

実際にMicrosoft Formsがどのように活用されているか見てみましょう。

活用事例1:教育現場

小テスト・クイズの実施

  • オンライン授業での理解度チェック
  • 自動採点機能で先生の負担軽減
  • 即座にフィードバック

授業アンケート

  • 授業の満足度調査
  • 授業改善のための意見収集
  • 匿名回答で正直な意見を取得

出席確認

  • オンライン授業の出席管理
  • リアルタイムで出席状況を把握

活用事例2:企業・ビジネス

社内アンケート

  • 社員満足度調査
  • 研修後のフィードバック
  • 福利厚生に関する意見収集

顧客満足度調査

  • 製品・サービスの評価
  • 改善点の洗い出し
  • Net Promoter Score(NPS)測定

イベント申込フォーム

  • セミナー・ウェビナー申込
  • 社内イベントの参加登録
  • 懇親会の出欠確認

日程調整

  • 会議の日程候補を投票
  • イベント開催日の決定
  • トレーニング日程の調整

採用活動

  • エントリーフォーム
  • 事前アンケート
  • 面接日程の希望調査

活用事例3:医療・ヘルスケア

健康診断の事前問診

  • 既往歴の確認
  • 現在の症状の聴取
  • アレルギー情報の収集

患者満足度調査

  • 診療に対するフィードバック
  • 待ち時間の評価
  • スタッフ対応の評価

活用事例4:非営利団体

イベント参加登録

  • ボランティア募集
  • 寄付者情報の収集
  • イベント参加申込

フィードバック収集

  • 活動報告への意見
  • 新規プロジェクトへの提案
  • 支援者アンケート

活用事例5:飲食・サービス業

顧客満足度調査

  • 料理の評価
  • サービスの質
  • 店舗の雰囲気

予約フォーム

  • レストラン予約
  • イベント会場予約
  • サービス予約

Microsoft Formsと他のツールの比較

Microsoft Formsと競合ツールを比較してみましょう。

Microsoft Forms vs Google Forms

項目Microsoft FormsGoogle Forms
料金無料(機能制限あり)完全無料
対応言語多言語対応多言語対応
デザインシンプルシンプル
統合性Microsoft 365製品Google Workspace製品
自動採点✓ あり✓ あり
条件分岐✓ あり✓ あり
ファイルアップロード△ 有料版のみ✓ あり
回答数制限1,000件(無料)/50,000件(有料)無制限

どちらを選ぶべき?

  • Microsoft 365を使っているなら → Microsoft Forms
  • Google Workspaceを使っているなら → Google Forms

Microsoft Forms vs SurveyMonkey

項目Microsoft FormsSurveyMonkey
料金無料~無料プラン有(制限多)、有料プラン月額3,000円~
デザインシンプルカスタマイズ性高い
高度な分析△ 基本的✓ 高度な分析可能
質問数最大200問プランによる
市場調査機能✗ なし✓ あり

どちらを選ぶべき?

  • 社内アンケートや簡易的な調査 → Microsoft Forms
  • 高度な市場調査やプロフェッショナルな分析 → SurveyMonkey

よくある質問(FAQ)

Q1. Microsoft Formsは完全無料ですか?

A. 基本的には無料です。Microsoftアカウントがあれば、誰でも無料で利用できます。ただし、個人アカウントと組織アカウント(Microsoft 365)では機能に違いがあり、ファイルアップロード機能などは組織アカウントでのみ利用可能です。

Q2. Microsoft 365のサブスクリプションは必要ですか?

A. 必須ではありません。個人のMicrosoftアカウント(Outlook.com、Hotmailなど)でも利用できます。ただし、ビジネスでフル機能を使いたい場合や、回答数制限を増やしたい場合は、Microsoft 365のサブスクリプションをおすすめします。

Q3. 作成したフォームはどこに保存されますか?

A. 個人アカウントの場合はOneDriveの「Apps」フォルダ内に、組織アカウント(グループフォーム)の場合はSharePointサイトに保存されます。

Q4. 回答者もMicrosoftアカウントが必要ですか?

A. いいえ、必要ありません。フォームの設定で「リンクを持つすべてのユーザーが回答可能」にすれば、Microsoftアカウントを持っていない人も回答できます。

Q5. 匿名でアンケートを実施できますか?

A. はい、できます。フォームの設定で「匿名回答を記録」をオンにすれば、回答者の名前やメールアドレスは記録されません。

Q6. スマートフォンでもフォームを作成できますか?

A. はい、できます。Microsoft Formsはスマホのブラウザでも動作します。また、Microsoft Formsアプリ(iOS/Android)もあります。

Q7. 回答数に制限はありますか?

A. はい、あります。

  • 個人アカウント:1フォームあたり最大1,000件の回答
  • Microsoft 365アカウント:1フォームあたり最大50,000件の回答

Q8. ExcelやPDFに出力できますか?

A. はい、Excelには簡単に出力できます。「Excelで開く」ボタンをクリックするだけです。PDFへの直接出力機能はありませんが、Excelからドに変換することは可能です。

Q9. 回答期限を設定できますか?

A. はい、できます。フォームの設定で「回答の受付開始/終了日時」を設定できます。

Q10. 他の人と共同でフォームを編集できますか?

A. はい、できます。フォームの「共有」から「共同作業者を追加」を選択し、メールアドレスを入力すれば、複数人で同時に編集できます。


まとめ

Microsoft Formsは、アンケート、クイズ、投票を簡単に作成できる強力なツールです。

この記事のポイント:

  • Microsoft Formsとは:
  • Microsoftが提供する無料のオンラインフォーム作成ツール
  • アンケート、クイズ、投票、申込フォームを作成可能
  • Webブラウザでどこからでもアクセス可能
  • 主な特徴:
  • 完全無料(基本機能)
  • 専門知識不要の直感的な操作
  • リアルタイムで回答を確認
  • 自動保存・自動集計
  • 豊富な質問形式と条件分岐
  • Microsoft 365との完全統合
  • 多言語対応
  • メリット:
  • 無料で高機能
  • 作成が簡単・時間短縮
  • セキュリティとプライバシーが堅牢
  • どのデバイスからでもアクセス可能
  • Excel、Teams、OneDriveと連携
  • デメリット:
  • デザインのカスタマイズ性が低い
  • 高度な機能が不足(決済機能など)
  • 質問数と回答数に制限
  • 外部ツールとの連携が限定的
  • 料金:
  • 基本無料(個人アカウント)
  • Microsoft 365プランに含まれる(月額750円~)
  • 有料版では回答数増加やファイルアップロード可
  • 活用事例:
  • 教育現場:小テスト、授業アンケート
  • 企業:社内アンケート、顧客満足度調査
  • 医療:事前問診、患者満足度調査
  • イベント:参加申込、日程調整

こんな人におすすめ:

  • 簡単にアンケートを作りたい人
  • Microsoft 365を使っている人
  • 無料でフォームを作成したい人
  • 教育現場でクイズを実施したい人
  • 社内でフィードバックを収集したい人

Microsoft Formsは、初心者でも簡単に使えて、しかも無料で高機能というコストパフォーマンスに優れたツールです。

まずは無料で試してみて、フォーム作成の便利さを実感してみてください!

今すぐ始める: https://forms.office.com/

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