Chatworkの過去のメッセージを確認・検索する方法を徹底解説!

「あの時の話、どこでしたっけ?」「過去のやり取りを探したいけど見つからない…」

Chatworkを使っていると、過去のメッセージを振り返りたくなる場面は意外と多いですよね。重要な情報や決定事項、共有されたファイルなど、後から確認したいことは日常茶飯事です。

この記事では、Chatworkで過去のメッセージを確認・検索する方法を、初心者の方でも分かるように詳しく解説します。

プランによる制限や、効率的な検索のコツも併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


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  1. 【重要】フリープランの閲覧制限について
    1. フリープランの制限内容
    2. 制限を受けるとどうなる?
    3. 有料プランとの違い
  2. 基本的な過去メッセージの確認方法
    1. 方法1: スクロールして遡る
    2. 方法2: 検索機能を使う
  3. 【有料プラン限定】検索オプションの使い方
    1. 検索オプションの開き方
    2. 検索オプションの機能
  4. メッセージリンク機能の活用
    1. メッセージリンクとは?
    2. メッセージリンクの取得方法
    3. メッセージリンクの使い方
  5. 新規参加者でも過去ログを見られる?
    1. 新規参加者の閲覧範囲
    2. 実際の活用例
  6. ファイルの確認方法
    1. ファイル管理機能を使う
    2. ファイル管理画面でできること
    3. 注意点
  7. ログのエクスポート機能(エンタープライズプラン限定)
    1. ログエクスポート機能とは
    2. エクスポートできる内容
    3. エクスポートの対象範囲
    4. 利用場面
  8. 過去メッセージを探す時のコツ
    1. コツ1: キーワードを工夫する
    2. コツ2: 日付を思い出す
    3. コツ3: 誰が言ったか思い出す
    4. コツ4: メッセージリンクを活用
    5. コツ5: チャットルームを整理
  9. フリープランで過去ログを保存する裏技
    1. 方法: Google Apps Scriptで自動保存
  10. よくある質問
    1. 削除したメッセージは見られる?
    2. 退会したユーザーのメッセージは?
    3. 自分の発言履歴だけを見たい
    4. スマホアプリでも同じように使える?
    5. フリープランから有料プランに変更したらどうなる?
  11. まとめ

【重要】フリープランの閲覧制限について

まず最初に知っておきたい重要なポイントがあります。

Chatworkのフリープランには、過去のメッセージを閲覧できる期間に制限があります。

フリープランの制限内容

2022年10月6日以降、フリープランでは以下の制限が設けられました:

  • 閲覧可能期間: 直近40日間のメッセージのみ
  • 閲覧可能件数: 最新5,000件まで

つまり、41日以前のメッセージは閲覧できなくなります。

制限を受けるとどうなる?

40日を超えたメッセージは、以下のように表示されます:

これより前のメッセージは表示できません
(フリープランの制限により非表示)

メッセージは削除されているわけではなく、有料プランにアップグレードすれば再び閲覧できるようになります。

有料プランとの違い

プラン閲覧可能期間検索機能
フリー直近40日間、最新5,000件200件まで、検索オプションなし
ビジネス無制限無制限、検索オプションあり
エンタープライズ無制限無制限、検索オプション・ログエクスポートあり

ポイント: 業務で重要なやり取りをする場合は、有料プランへのアップグレードをおすすめします。


基本的な過去メッセージの確認方法

方法1: スクロールして遡る

最もシンプルな方法がこれです。

手順

  1. 確認したいチャットルームを開く
  2. チャット画面を上にスクロール
  3. 過去のメッセージが順番に表示される

メリット

  • 操作が簡単
  • 前後の流れが分かる
  • 特定のキーワードを覚えていなくても探せる

デメリット

  • 古いメッセージを探すのに時間がかかる
  • フリープランでは40日以前は見られない
  • 大量のメッセージがあると大変

こんな時におすすめ: 最近のやり取りを確認したい時、会話の流れを追いたい時


方法2: 検索機能を使う

効率的に探したい時は検索機能が便利です。

基本的な検索手順

  1. 画面上部の検索バーをクリック
  2. 検索したいキーワードを入力
  3. Enterキーを押す(または「〇〇でメッセージを検索」をクリック)
  4. 検索結果が表示される

検索結果の見方

検索結果は以下の3つの表示方法があります:

1. デフォルト表示

  • メッセージごとに検索結果が表示される
  • 「このメッセージへ移動」をクリックすると該当箇所に移動

2. チャット別表示

  • 「チャット別で表示」をクリック
  • どのチャットルームでヒットしたか分かりやすい

3. ユーザー別表示

  • 「ユーザー別に表示」をクリック
  • 誰が発言したメッセージかで分類される

フリープランの検索制限

  • 検索結果: 最大200件まで表示
  • 検索オプション: 利用不可
  • 検索対象: 直近40日間のメッセージのみ

ビジネスプラン以上の検索

  • 検索結果: 無制限
  • 検索オプション: 利用可能
  • 検索対象: 全期間のメッセージ

【有料プラン限定】検索オプションの使い方

ビジネスプラン以上では、より詳細な検索ができる「検索オプション」が利用できます。

検索オプションの開き方

  1. 検索バーにキーワードを入力
  2. 検索結果画面の右側にある「検索オプション」をクリック
  3. 詳細設定項目が表示される

検索オプションの機能

1. 除外キーワード

不要な検索結果を除外できます。

使い方:

  • 除外したいキーワードを入力
  • 入力したキーワードを含むメッセージは検索結果から除外される

使用例:

  • キーワード: 「会議」
  • 除外: 「延期」
  • 結果: 「会議」を含むが「延期」は含まないメッセージを検索

こんな時に便利: 検索結果が多すぎる時、特定の話題を除きたい時


2. 発言者で絞り込み

特定の人の発言だけを検索できます。

使い方:

  • 発言者の名前を入力
  • その人が発言したメッセージだけが表示される

使用例:

  • キーワード: 「納期」
  • 発言者: 「山田太郎」
  • 結果: 山田太郎さんが「納期」について発言したメッセージのみ

こんな時に便利: 誰が言ったか覚えている時、特定の人の発言を追いたい時


3. 発言日で絞り込み

いつ頃の発言かで絞り込めます。

使い方:

  • 日付の範囲を指定
  • 開始日と終了日を設定
  • その期間のメッセージだけが表示される

使用例:

  • キーワード: 「見積もり」
  • 期間: 2024年1月1日〜1月31日
  • 結果: 1月中の「見積もり」に関するメッセージのみ

こんな時に便利: いつ頃の話か覚えている時、特定期間の情報を集めたい時


メッセージリンク機能の活用

Chatworkには「メッセージリンク」という便利な機能があります。

メッセージリンクとは?

特定のメッセージに直接ジャンプできるリンクのことです。

まるでウェブページのURLのように、メッセージ1つ1つに固有のリンクがあるんです。

メッセージリンクの取得方法

  1. リンクを取得したいメッセージにマウスカーソルを合わせる
  2. メッセージの右側に表示される「…」(メニュー)をクリック
  3. 「リンクをコピー」を選択
  4. クリップボードにリンクがコピーされる

メッセージリンクの使い方

使い方1: タスクと紐付ける

「後で読む」機能の代わりとして活用できます。

手順:

  1. 後で確認したいメッセージのリンクをコピー
  2. タスク機能を開く
  3. タスク名に「メッセージの要点+リンク」を記入
  4. 期限を設定

例:

【タスク名】
会議の決定事項を確認
https://www.chatwork.com/#!rid123456-987654321
【期限】明日

これで、タスクから直接該当メッセージに飛べます。


使い方2: 他のチャットで共有

別のチャットルームで過去の話題を参照する時に便利です。

手順:

  1. 参照したいメッセージのリンクをコピー
  2. 別のチャットルームを開く
  3. 「こちらのメッセージをご確認ください」などと書いてリンクを貼る

これで、チャットルームをまたいで情報を共有できます。


使い方3: 外部ツールと連携

ドキュメントやメモに残すこともできます。

例:

  • 議事録にメッセージリンクを貼る
  • GoogleドキュメントやNotionに記録
  • 引き継ぎ資料に参考情報として記載

新規参加者でも過去ログを見られる?

はい、見ることができます!

これはChatworkの大きな特徴の1つです。

新規参加者の閲覧範囲

グループチャットに後から参加した場合でも:

  • 参加日より前のメッセージも閲覧可能
  • 全ての過去ログを確認できる
  • アップロードされたファイルもダウンロード可能

ただし、フリープランの場合は40日制限が適用されます。

実際の活用例

プロジェクトの引き継ぎ

新しいメンバーが参加した時:

  1. グループチャットに追加
  2. 「過去ログを確認しておいてください」と伝える
  3. それだけで引き継ぎ完了!

メリット:

  • 口頭での説明が不要
  • 経緯や背景も理解できる
  • ファイルも全て確認可能

これまでの伝達方法に比べ、1/10以下の手間で済むと言われています。


会議欠席者へのフォロー

会議に参加できなかった人に:

  1. 会議用チャットに追加(または既に参加済み)
  2. 過去ログを見てもらう
  3. 不明点があれば質問してもらう

わざわざ議事録をまとめて送る必要がありません。


ファイルの確認方法

過去にアップロードされたファイルも簡単に確認できます。

ファイル管理機能を使う

  1. チャット画面の右上にあるフォルダアイコンをクリック
  2. 「ファイル管理」を選択
  3. 現在ダウンロード可能なファイルの一覧が表示される

ファイル管理画面でできること

  • ファイル一覧: アップロードされた全ファイル
  • 検索: ファイル名で検索
  • 並び替え: 日付順、名前順など
  • ダウンロード: 個別にダウンロード可能

注意点

フリープランでも、40日以前にアップロードされたファイルは:

  • ファイル管理画面には表示される
  • ダウンロードも可能

ただし、メッセージが見られないため、いつ誰がアップロードしたかの文脈は分かりません。


ログのエクスポート機能(エンタープライズプラン限定)

エンタープライズプランでは、チャットログを外部に保存できます。

ログエクスポート機能とは

Chatwork上のほぼ全ての情報を、CSV形式またはHTML形式でエクスポート(保存)できる機能です。

エクスポートできる内容

  • メッセージログ: 全てのメッセージ
  • 参加ユーザー: グループチャットの参加者
  • ファイル: ファイルへのリンク
  • 削除・編集履歴: 2017年10月27日以降のもの

エクスポートの対象範囲

  • 期間: 利用開始時から現在まで全期間
  • チャット: 組織内ユーザーが含まれる全てのグループチャット・ダイレクトチャット

利用場面

  • コンプライアンス対応: 記録保存の義務がある場合
  • 監査対応: 外部監査の資料として
  • バックアップ: 万が一の備え
  • データ分析: 過去のやり取りを分析

過去メッセージを探す時のコツ

効率的に過去のメッセージを見つけるためのコツをご紹介します。

コツ1: キーワードを工夫する

具体的なキーワードを使いましょう。

❌ 悪い例:

  • 「会議」 → 結果が多すぎる
  • 「アレ」 → 曖昧すぎる

⭕ 良い例:

  • 「新商品発表会」 → 具体的
  • 「見積書 田中商事」 → 組み合わせ

コツ2: 日付を思い出す

いつ頃のことかを思い出すと探しやすくなります。

ヒント:

  • 先週の月曜日?
  • 年末年始のあたり?
  • プロジェクト開始直後?

日付が分かれば、有料プランの検索オプションで絞り込めます。


コツ3: 誰が言ったか思い出す

発言者が分かれば検索が楽になります。

ヒント:

  • プロジェクトマネージャーが言ってた
  • クライアントからの指摘だった
  • 営業部の誰かが共有していた

コツ4: メッセージリンクを活用

重要なメッセージはその場でリンクを保存しておきましょう。

保存先の例:

  • タスク機能
  • メモアプリ
  • プロジェクト管理ツール
  • 議事録

後から探す手間が省けます。


コツ5: チャットルームを整理

チャットルームの名前を分かりやすくしておきましょう。

良い命名例:

  • 「2024年度_新商品企画」
  • 「田中商事様_見積案件」
  • 「社内_総務連絡」

探す時にどのチャットか分かりやすくなります。


フリープランで過去ログを保存する裏技

フリープランの40日制限が気になる方へ、裏技をご紹介します。

方法: Google Apps Scriptで自動保存

Google スプレッドシートに自動的にバックアップできます。

概要

  • ChatworkのAPIを使用
  • 定期的にメッセージを取得
  • スプレッドシートに自動保存
  • 完全無料で利用可能

メリット

  • フリープランでも過去ログを保管できる
  • 検索も可能
  • エクセル形式で保存できる
  • コストゼロ

デメリット

  • 初期設定が必要
  • プログラミングの知識があると良い
  • 完全にリアルタイムではない

詳しい設定方法は専門の記事を参照してください。


よくある質問

削除したメッセージは見られる?

通常は見られません。

ただし:

  • エンタープライズプランのログエクスポート機能では、削除前の内容も記録される
  • 2017年10月27日以降の削除・編集ログが対象

退会したユーザーのメッセージは?

見ることができます。

Chatworkを解約したユーザーが送信したメッセージも:

  • 通常通り閲覧可能
  • 検索にもヒットする
  • ログエクスポートの対象にもなる

自分の発言履歴だけを見たい

検索オプション(有料プラン)を使います。

手順:

  1. 検索バーで適当なキーワードを入力(または句点「。」)
  2. 検索オプションを開く
  3. 発言者に自分の名前を入力

または、句点「。」だけで検索すると、全ての発言が検索されます(小技)。


スマホアプリでも同じように使える?

基本的な機能は使えます。

できること:

  • スクロールで過去メッセージ閲覧
  • 検索機能の利用
  • メッセージリンクのコピー

できないこと(または制限あり):

  • 検索オプションの一部機能
  • ログエクスポート(管理者機能のため)

フリープランから有料プランに変更したらどうなる?

40日以前のメッセージが再び見られるようになります。

変更後:

  • 過去の全メッセージが閲覧可能に
  • 検索オプションが使える
  • 検索件数の制限も解除

メッセージは削除されていないので、アップグレードすればすぐに見られます。


まとめ

Chatworkの過去のメッセージを確認・検索する方法について、重要なポイントをまとめます。

過去メッセージの確認方法

  • スクロールで遡る(シンプルで簡単)
  • 検索機能を使う(効率的)
  • メッセージリンクで直接アクセス

フリープランの制限

  • 閲覧: 直近40日間、最新5,000件まで
  • 検索: 200件まで、検索オプションなし
  • 有料プランで制限解除可能

検索オプション(有料プラン)

  • 除外キーワード設定
  • 発言者で絞り込み
  • 発言日で絞り込み

便利な機能

  • メッセージリンク: 特定メッセージに直接ジャンプ
  • ファイル管理: アップロードファイルを一覧表示
  • 新規参加者も過去ログ閲覧可能
  • ログエクスポート(エンタープライズプラン)

効率的に探すコツ

  • 具体的なキーワードを使う
  • 日付や発言者を思い出す
  • 重要メッセージはリンクを保存
  • チャットルームを整理しておく

結論として

Chatworkの過去メッセージ確認機能は、適切に使えば業務効率を大幅に向上させることができます。

フリープランでも基本的な検索は可能ですが、40日以前のメッセージを頻繁に参照する必要がある場合は、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。

メッセージリンク機能や検索オプションを上手に活用して、快適なChatworkライフを送ってください!

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