【完全解決】iCloudメールが送信できない!原因と12の対処法を徹底解説

プログラミング・IT

「メールを送信しようとしたら、送信ボックスに残ったまま…」

「送信エラーが何度も表示される…」

iCloudメールで送信できないトラブルは、意外とよく起こります。仕事や大切な連絡でメールが送れないと、本当に困りますよね。

でも安心してください!

この記事では、iCloudメールが送信できない原因と、その解決方法を詳しく解説します。初めての方でも試しやすい簡単な方法から、やや高度な対処法まで順番にご紹介していきますので、一緒に問題を解決していきましょう。


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  1. iCloudメールが送信できない主な原因
    1. サーバー設定の問題
    2. パスワードエラー
    3. インターネット接続の不具合
    4. iCloudストレージの容量不足
    5. 添付ファイルのサイズ制限
    6. プロバイダによるSMTPブロック
    7. デバイス設定の問題
    8. Appleサーバーの障害
  2. 【基本編】まず試したい6つの対処法
    1. 1. インターネット接続を確認する
    2. 2. デバイスを再起動する
    3. 3. 送信ボックスを確認する
    4. 4. Apple IDパスワードを確認する
    5. 5. iCloudメール設定を確認する
    6. 6. iCloudストレージ容量を確認する
  3. 【中級編】SMTPサーバー設定を確認する
    1. iPhoneでSMTP設定を確認する方法
    2. MacでSMTP設定を確認する方法
  4. 【上級編】それでも解決しない場合の対処法
    1. Apple IDからサインアウト→サインイン
    2. メールアプリをオフライン→オンラインにする(Mac)
    3. ネットワーク設定をリセットする(iPhone・iPad)
    4. iOSまたはmacOSをアップデートする
    5. Appleサーバーのステータスを確認する
    6. ブラウザのキャッシュをクリアする(iCloud.comを使用している場合)
  5. 添付ファイルが原因の場合
    1. サイズ制限を理解する
    2. 大きなファイルを送る方法
  6. それでも解決しない場合は
    1. Appleサポートに問い合わせる
    2. 一時的に別のメールサービスを使う
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q1: 受信はできるのに送信だけできないのはなぜ?
    2. Q2: 「送信メールサーバに接続できません」というエラーが出ます
    3. Q3: メールは送信されているのに相手に届いていない
    4. Q4: 特定の相手にだけ送信できない
    5. Q5: Wi-Fiでは送信できるけど、モバイルデータ通信では送信できない
    6. Q6: 送信ボックスにメールが残り続ける
  8. 予防策:送信トラブルを未然に防ぐために
    1. 定期的にiCloudストレージを確認する
    2. 大きなファイルはクラウドストレージで共有
    3. パスワードを定期的に更新
    4. OSは常に最新版に
    5. 2ファクタ認証を有効にする
  9. まとめ

iCloudメールが送信できない主な原因

まずは、送信できない原因を理解しておきましょう。原因がわかれば、適切な対処法も見えてきます。

サーバー設定の問題

iCloudメールの送信には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という仕組みを使います。このサーバー設定が間違っていたり、正しく認識されていないと、メールを送信できません。

特にMacのメールアプリを使っている場合、送信用メールアカウントが「iCloud」になっていないと送信できないことがあります。

パスワードエラー

Apple IDのパスワードが間違っている、または変更後に更新されていない場合、認証エラーで送信できません。パスワード入力画面が繰り返し表示される場合は、この可能性が高いです。

インターネット接続の不具合

当たり前のように思えますが、インターネットに接続されていないと、メールは送信できません。Wi-Fiやモバイルデータ通信が不安定な状態では、送信に失敗することがあります。

iCloudストレージの容量不足

iCloudの無料プランは5GBまでです。この容量がいっぱいになると、新しいメールの送受信ができなくなることがあります。写真やバックアップデータで容量を圧迫している可能性があります。

添付ファイルのサイズ制限

iCloudメールでは、1通のメールで送受信できる最大サイズが20MB(メガバイト)に制限されています。大きなファイルを添付しようとすると、送信に失敗します。

プロバイダによるSMTPブロック

一部のインターネットプロバイダ(ISP)では、セキュリティ対策としてSMTPポートをブロックしている場合があります。この場合、iCloudメールの送信ができなくなります。

デバイス設定の問題

iCloudメール自体が無効になっている、プッシュ通知がオフになっているなど、デバイス側の設定に問題がある可能性もあります。

Appleサーバーの障害

まれに、Apple側のサーバーに問題が発生していることがあります。この場合は、こちらでできることは限られており、復旧を待つしかありません。


【基本編】まず試したい6つの対処法

問題を解決するために、まずは基本的な対処法から試していきましょう。これらの方法で、多くの送信トラブルは解決できます。

1. インターネット接続を確認する

最も基本的なチェックポイントです。

確認方法

Wi-Fi接続を確認
画面上部のコントロールセンターを開き、Wi-Fiマークが青くなっているか確認します。グレーの場合はオフになっているので、タップしてオンにしましょう。

モバイルデータ通信を確認
「設定」→「モバイル通信」で、モバイルデータがオンになっているか確認します。

接続テスト
Safariを開いて、適当なウェブサイト(例:apple.com)にアクセスしてみてください。ページが開けば、インターネット接続は正常です。

接続が不安定な場合は、Wi-Fiルーターを再起動するか、別のWi-Fiネットワークに接続してみましょう。

2. デバイスを再起動する

シンプルですが、意外と効果的な方法です。一時的な不具合なら、再起動で解決することが多いんです。

iPhone・iPadの再起動方法

iPhone X以降・iPad(Face ID搭載モデル)

  1. サイドボタンと音量ボタン(どちらか一方)を同時に長押し
  2. 「スライドで電源オフ」が表示されたら、スライダーを右にドラッグ
  3. 完全に電源が切れたら、サイドボタンを長押しして再起動

iPhone SE・8以前

  1. 上部のボタン(または右側のボタン)を長押し
  2. 「スライドで電源オフ」が表示されたら、スライダーを右にドラッグ
  3. 完全に電源が切れたら、同じボタンを長押しして再起動

Macの再起動方法

  1. 画面左上のAppleメニューをクリック
  2. 「再起動」を選択
  3. 確認ダイアログで「再起動」をクリック

再起動後、メールアプリを開いて、送信できるか試してみてください。

3. 送信ボックスを確認する

送信に失敗したメールは、送信ボックスに残ります。

確認手順

iPhoneの場合

  1. メールアプリを開く
  2. メールボックス一覧画面で「送信」をタップ
  3. 送信できなかったメールが表示されます

宛先アドレスを確認
送信ボックス内のメールをタップして、宛先のメールアドレスが正しいか確認しましょう。タイプミスがあると、当然送信できません。

再送信を試す
メールを開いた状態で「送信」ボタンをタップすると、再送信が試みられます。

送信ボックスが表示されない場合は、メールはすでに送信済みです。

4. Apple IDパスワードを確認する

パスワードが間違っていると、認証エラーで送信できません。

パスワード確認方法

メールアプリで「パスワードを入力してください」というダイアログが表示される場合は、パスワードを入力します。自信がない場合は、まずApple IDのパスワードでサインインできるか確認しましょう。

ブラウザでテスト
Safariで「icloud.com/mail」にアクセスし、Apple IDとパスワードでサインインしてみてください。サインインできれば、パスワードは正しいです。

パスワードをリセットする
パスワードを忘れた場合は、「設定」→「自分の名前」→「パスワードとセキュリティ」→「パスワードを変更」から、パスワードをリセットできます。

パスワード変更後は、すべてのAppleデバイスとサービスで新しいパスワードを使う必要があります。

5. iCloudメール設定を確認する

iCloudメール自体が無効になっていないか確認しましょう。

iPhone・iPadの確認手順

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 画面上部の自分の名前をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「iCloudに保存」または「iCloudを使用しているアプリ」の中から「メール」を探す
  5. 「メール」がオン(緑色)になっているか確認

オフになっている場合は、タップしてオンにしてください。

一度オフにして再度オンにする
すでにオンになっている場合でも、一度オフにしてから再度オンにすることで、設定がリフレッシュされて問題が解決することがあります。

Macの確認手順

  1. Appleメニュー→「システム設定」(または「システム環境設定」)
  2. 自分の名前(Apple ID)をクリック
  3. 「iCloud」をクリック
  4. 「iCloudメール」の横に「オン」と表示されているか確認

6. iCloudストレージ容量を確認する

容量がいっぱいになっていないか確認しましょう。

容量確認方法

iPhone・iPad

  1. 「設定」→「自分の名前」→「iCloud」をタップ
  2. 画面上部にストレージの使用状況が表示されます

Mac

  1. Appleメニュー→「システム設定」
  2. Apple ID→「iCloud」をクリック
  3. ストレージ使用状況が表示されます

容量が5GB(無料プラン)に近い場合は、不要なデータを削除するか、有料プランへのアップグレードを検討しましょう。

容量を増やす方法

  • 不要な写真や動画を削除する
  • メールの添付ファイルを削除する
  • 古いバックアップを削除する
  • iCloud+にアップグレードする(50GB: 月額130円〜)

【中級編】SMTPサーバー設定を確認する

基本的な対処法で解決しない場合は、SMTP(送信メールサーバー)の設定を確認しましょう。

iPhoneでSMTP設定を確認する方法

手順

  1. 「設定」→「メール」→「アカウント」をタップ
  2. 「iCloud」を選択
  3. 「アカウント」をタップ
  4. 「送信メールサーバ」の「SMTP」をタップ

プライマリサーバを確認
「smtp.mail.me.com」が表示されているか確認します。

サーバー設定を確認

  1. 「smtp.mail.me.com」をタップ
  2. 以下の設定になっているか確認します:
ホスト名: smtp.mail.me.com
ユーザ名: (あなたのiCloudメールアドレス)
パスワード: (Apple IDのパスワード)
SSLを使用: オン
認証: パスワード
サーバポート: 587

設定が間違っている場合は、正しい値に修正してください。

MacでSMTP設定を確認する方法

手順

  1. メールアプリを開く
  2. 「メール」メニュー→「設定」(または「環境設定」)をクリック
  3. 「アカウント」タブをクリック
  4. 左側からiCloudアカウントを選択
  5. 「サーバ設定」タブをクリック

送信用メールアカウントを確認
「送信用メールアカウント」のドロップダウンメニューから「iCloud」が選択されているか確認します。

「SMTPサーバリストを編集」を選択した場合、iCloudアカウントは選択肢として表示されないので注意してください。正しくは、ドロップダウンから直接「iCloud」を選ぶ必要があります。

サーバー情報を確認
以下の設定になっているか確認します:

アカウント名: (あなたのiCloudメールアドレス)
ホスト名: smtp.mail.me.com
TLS/SSL: 使用する
パスワード: (Apple IDのパスワード)
ポート: 587(または25)

【上級編】それでも解決しない場合の対処法

ここまでの方法で解決しない場合は、より詳しい対処法を試してみましょう。

Apple IDからサインアウト→サインイン

アカウントの設定をリセットすることで、問題が解決する場合があります。

注意点
サインアウトすると、iCloud上にないローカルデータ(例:iCloudに保存されていないメモや写真)が削除される可能性があります。必ず事前にバックアップを取ってください。

iPhone・iPadの手順

  1. 「設定」→「自分の名前」をタップ
  2. 一番下までスクロールして「サインアウト」をタップ
  3. Apple IDのパスワードを入力
  4. 「サインアウト」をタップ
  5. デバイスに残すデータを選択(通常はすべてオフでOK)
  6. 「サインアウト」を確認

再サインイン

  1. 「設定」を開く
  2. 「iPhoneにサインイン」をタップ
  3. Apple IDとパスワードを入力
  4. 2ファクタ認証のコードを入力(有効にしている場合)

Macの手順

  1. Appleメニュー→「システム設定」
  2. Apple IDをクリック
  3. 一番下の「サインアウト」をクリック
  4. データのコピーを保持するか選択
  5. Apple IDのパスワードを入力

再サインイン後、メールアプリを開いて送信を試してみてください。

メールアプリをオフライン→オンラインにする(Mac)

Macのメールアプリで、アカウントがオフラインになっている可能性があります。

手順

  1. メールアプリを開く
  2. メニューバーの「メールボックス」をクリック
  3. 「すべてのアカウントをオフラインにする」を選択
  4. メールアプリを終了
  5. メールアプリを再起動
  6. 「メールボックス」→「すべてのアカウントをオンラインにする」を選択

これで、アカウントの接続がリフレッシュされます。

ネットワーク設定をリセットする(iPhone・iPad)

ネットワーク関連の設定に問題がある場合、リセットすることで解決できます。

注意点
ネットワーク設定をリセットすると、保存されているWi-Fiパスワードやモバイルデータ通信の設定がすべて削除されます。再接続するために、Wi-Fiパスワードを控えておきましょう。

手順

  1. 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
  2. 「リセット」をタップ
  3. 「ネットワーク設定をリセット」を選択
  4. パスコードを入力
  5. 「ネットワーク設定をリセット」を確認

リセット後、デバイスが再起動します。Wi-Fiに再接続してから、メール送信を試してみてください。

iOSまたはmacOSをアップデートする

古いバージョンのOSを使っている場合、iCloudメールとの互換性に問題が発生することがあります。

iPhoneでアップデート

  1. 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ
  2. アップデートがある場合は「ダウンロードしてインストール」をタップ

Macでアップデート

  1. Appleメニュー→「システム設定」
  2. 「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をクリック
  3. アップデートがある場合は「今すぐアップデート」をクリック

アップデートには時間がかかるので、Wi-Fi環境で充電しながら行いましょう。

Appleサーバーのステータスを確認する

Apple側のサーバーに問題がある場合もあります。

確認方法
Safariで「apple.com/support/systemstatus/」にアクセスします。「iCloudメール」の項目を探し、緑色のドットが表示されていれば正常です。

黄色や赤色のマークがある場合は、Appleサーバーに問題が発生しています。この場合は、復旧を待つしかありません。通常、数時間以内に復旧します。

ブラウザのキャッシュをクリアする(iCloud.comを使用している場合)

iCloud.comでメールを使っている場合、ブラウザのキャッシュが原因で送信できないことがあります。

Safariでキャッシュをクリア(Mac)

  1. Safari→「環境設定」→「詳細」タブ
  2. 「メニューバーに開発メニューを表示」にチェック
  3. 「環境設定」を閉じる
  4. メニューバーの「開発」→「キャッシュを空にする」をクリック

Chromeでキャッシュをクリア

  1. Chrome→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」
  2. 「閲覧履歴データの削除」をクリック
  3. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
  4. 「データを削除」をクリック

添付ファイルが原因の場合

添付ファイルのサイズが大きすぎると、送信できません。

サイズ制限を理解する

iCloudメールでは、1通のメールで送受信できる最大サイズは20MBです。これはメール本文と添付ファイルを合わせたサイズです。

20MBを超えるファイルを送ろうとすると、送信に失敗します。

大きなファイルを送る方法

Mail Dropを使う(Mac・iPhone)
Mail Dropは、Appleが提供する大容量ファイル送信機能です。最大5GBまでのファイルを送信できます。

Macの場合
大きな添付ファイルを追加すると、自動的に「Mail Dropを使用しますか?」というメッセージが表示されます。「Mail Dropを使用」をクリックすれば、自動的にiCloudにアップロードされ、受信者にはダウンロードリンクが送られます。

iPhoneの場合
大きなファイルを添付すると、自動的にMail Dropが使用されます。

ファイルを圧縮する
複数のファイルをZIP形式に圧縮することで、サイズを小さくできる場合があります。

Macでの圧縮方法

  1. 圧縮したいファイルを選択
  2. 右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)
  3. 「圧縮」を選択

クラウドストレージを利用する
Googleドライブ、Dropbox、iCloud Driveなどのクラウドストレージにファイルをアップロードし、共有リンクをメールで送る方法もあります。

AirDropを使う(近くにいる場合)
受信者が近くにいて、Apple製品を使っている場合は、AirDropでファイルを直接送信できます。メールよりもずっと速く、サイズ制限もありません。


それでも解決しない場合は

ここまでのすべての方法を試しても送信できない場合は、以下を検討してください。

Appleサポートに問い合わせる

専門家に直接相談するのが確実です。

問い合わせ方法

電話サポート
Appleサポートに電話して、状況を説明します。日本では0120-277-535に電話できます(無料)。

オンラインサポート
「support.apple.com」にアクセスし、「サポートを受ける」をクリックして、チャットまたは電話でのサポートを予約できます。

Apple Store
近くにApple Storeがあれば、Genius Barで直接相談することもできます。事前予約が必要です。

問い合わせ時に伝える情報

  • 使用しているデバイス(iPhone 15、MacBook Airなど)
  • OSのバージョン(iOS 18.0など)
  • 問題が発生した時期
  • 試した対処法
  • エラーメッセージの内容(スクリーンショットがあればベター)

一時的に別のメールサービスを使う

iCloudメールの問題が解決するまで、別のメールサービスを使うのも一つの方法です。

Gmail
Googleが提供する無料メールサービス。iPhoneのメールアプリにも簡単に追加できます。

Outlook
Microsoftが提供する無料メールサービス。ビジネス向けの機能が充実しています。

これらのメールアカウントは、iPhoneの「設定」→「メール」→「アカウント」→「アカウントを追加」から簡単に追加できます。


よくある質問(FAQ)

Q1: 受信はできるのに送信だけできないのはなぜ?

A: 受信と送信では異なるサーバーを使用しているためです。受信はIMAP、送信はSMTPというプロトコルを使います。SMTP設定に問題がある、またはインターネットプロバイダがSMTPポートをブロックしている可能性があります。「SMTPサーバー設定を確認する」の項目を参照してください。

Q2: 「送信メールサーバに接続できません」というエラーが出ます

A: このエラーは、デバイスがSMTPサーバーに接続できないことを意味します。以下を確認してください:

  • インターネット接続が正常か
  • SMTPサーバー設定が正しいか(smtp.mail.me.comになっているか)
  • ポート番号が587または25になっているか
  • SSLがオンになっているか

Q3: メールは送信されているのに相手に届いていない

A: 送信ボックスからメールが消え、送信済みボックスに入っている場合、送信自体は成功しています。この場合、以下の可能性があります:

  • 相手の迷惑メールフォルダに振り分けられている
  • 相手のメールサーバーがブロックしている
  • 宛先アドレスが間違っている

相手に迷惑メールフォルダを確認してもらうか、別の方法(電話やSMSなど)で連絡してみましょう。

Q4: 特定の相手にだけ送信できない

A: 受信側のメールサーバーがブロックしている可能性があります。企業のメールサーバーでは、セキュリティ設定で個人のメールアドレスからのメールをブロックしていることがあります。相手に確認してもらいましょう。

Q5: Wi-Fiでは送信できるけど、モバイルデータ通信では送信できない

A: モバイルキャリアがSMTPポートをブロックしている可能性があります。この場合、キャリアのカスタマーサポートに問い合わせる必要があります。一時的な対処法として、Wi-Fi環境でメールを送信するようにしましょう。

Q6: 送信ボックスにメールが残り続ける

A: 以下を試してください:

  1. メールを開いて宛先アドレスを確認
  2. デバイスを再起動
  3. インターネット接続を確認
  4. SMTP設定を確認
  5. 一度メールを下書きに移動し、再度送信を試す

予防策:送信トラブルを未然に防ぐために

今後同じ問題が起きないよう、予防策も知っておきましょう。

定期的にiCloudストレージを確認する

月に一度は、iCloudストレージの使用状況を確認する習慣をつけましょう。容量が80%を超えたら、不要なデータを削除するか、プランのアップグレードを検討してください。

大きなファイルはクラウドストレージで共有

20MBを超える可能性のあるファイルは、最初からクラウドストレージ(iCloud Drive、Googleドライブなど)にアップロードして、共有リンクを送る習慣をつけましょう。

パスワードを定期的に更新

セキュリティのため、Apple IDのパスワードは定期的に変更しましょう。変更後は、すべてのデバイスで新しいパスワードを入力するのを忘れずに。

OSは常に最新版に

iOSやmacOSのアップデートには、メール機能の改善やバグ修正が含まれていることがあります。アップデートの通知が来たら、なるべく早めに適用しましょう。

2ファクタ認証を有効にする

セキュリティを強化するため、Apple IDの2ファクタ認証を有効にしておきましょう。これにより、不正アクセスによるアカウント設定の変更を防げます。

設定方法

  1. 「設定」→「自分の名前」→「サインインとセキュリティ」をタップ
  2. 「2ファクタ認証」をタップ
  3. 「2ファクタ認証を有効にする」をタップ
  4. 画面の指示に従って設定

まとめ

iCloudメールが送信できない問題の原因と対処法を詳しく解説しました。

まず試すべき基本対処法

  • インターネット接続を確認
  • デバイスを再起動
  • 送信ボックスで宛先を確認
  • Apple IDパスワードを確認
  • iCloudメール設定を確認
  • ストレージ容量を確認

基本対処法で解決しない場合

  • SMTP設定を確認(サーバー: smtp.mail.me.com、ポート: 587)
  • Apple IDからサインアウト→サインイン
  • ネットワーク設定をリセット
  • OSをアップデート
  • Appleサーバーのステータスを確認

添付ファイルが原因の場合

  • サイズ制限は20MB
  • Mail Dropを使用(最大5GB)
  • ファイルを圧縮
  • クラウドストレージで共有

予防策

  • 定期的にストレージ容量を確認
  • 大きなファイルはクラウドで共有
  • パスワードを定期的に更新
  • OSを最新版に保つ
  • 2ファクタ認証を有効化

iCloudメールの送信トラブルは、多くの場合、基本的な確認と設定の見直しで解決できます。この記事で紹介した方法を順番に試していけば、ほとんどの問題は解決するはずです。

それでも解決しない場合は、遠慮なくAppleサポートに相談しましょう。専門家のサポートを受けることで、より複雑な問題にも対応できます。

大切なメールをスムーズに送信できるよう、トラブルを早めに解決してくださいね!

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