Copilotで「問題が発生しました」エラーの原因と10の解決方法

「問題が発生しました。もう一度お試しください。」

Copilotを使おうとしたとき、このシンプルなエラーメッセージを目にしたことはありませんか?

このエラーは様々な状況で発生します。突然使えなくなって困ってしまう方も多いはず。

でも、多くの場合は簡単な操作で解決できるので安心してください。

この記事では、「問題が発生しました」エラーが表示される原因と、すぐに試せる10の解決方法を詳しく解説していきます。

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  1. 「問題が発生しました」エラーが表示される8つの原因
    1. 原因1:インターネット接続の問題
    2. 原因2:Microsoft側のサーバー障害
    3. 原因3:ブラウザのキャッシュやCookieの問題
    4. 原因4:アカウント認証の問題
    5. 原因5:VPNの干渉
    6. 原因6:アプリやブラウザのバージョンが古い
    7. 原因7:ブラウザ拡張機能の干渉
    8. 原因8:ライセンスの問題
  2. 【解決方法1】ページを更新(リフレッシュ)する
    1. やり方
  3. 【解決方法2】キャッシュとCookieを削除する
    1. Microsoft Edgeの場合
    2. Google Chromeの場合
    3. 注意点
  4. 【解決方法3】サインアウトして再度サインインする
    1. Webブラウザの場合
    2. デスクトップアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)の場合
    3. Windows版Copilotアプリの場合
  5. 【解決方法4】VPNを無効にする
    1. VPNが原因となる理由
    2. やり方
  6. 【解決方法5】アプリ・ブラウザを最新版に更新する
    1. Microsoft Edgeの更新
    2. Google Chromeの更新
    3. Microsoft 365アプリの更新
    4. Windowsの更新
  7. 【解決方法6】インターネット接続を確認する
    1. 確認ポイント
  8. 【解決方法7】Microsoftのサービス状況を確認する
    1. 確認方法
    2. 障害が確認された場合
  9. 【解決方法8】時間をおいて再試行する
    1. 推奨される待ち時間
    2. 待っている間にできること
  10. 【解決方法9】別のブラウザで試す
    1. 推奨ブラウザ
    2. やり方
  11. 【解決方法10】拡張機能(アドオン)を無効にする
    1. 問題を起こしやすい拡張機能
    2. Microsoft Edgeの場合
    3. Google Chromeの場合
    4. InPrivate / シークレットモードで試す
  12. 【企業ユーザー向け】追加の対処方法
    1. IT管理者に確認すること
    2. ライセンスの再割り当てを依頼する
  13. エラーメッセージのパターン別対処法
    1. 「問題が発生しました。もう一度お試しください。」
    2. 「問題が発生しています。新しいメッセージを送信してみてください。」
    3. 「Microsoft側の問題です。お客様に問題はありません。」
    4. 「It’s not you, it’s me. Something went wrong.」(英語表示)
    5. エラーコードが表示される場合
  14. それでも解決しない場合
    1. サポートへの問い合わせ方法
    2. 問い合わせ時に伝えること
  15. 「問題が発生しました」エラーを予防するコツ
    1. 日常的にできること
  16. まとめ
    1. すぐに試すべき3つの方法
    2. それでも解決しない場合
    3. ポイント

「問題が発生しました」エラーが表示される8つの原因

まず、なぜこのエラーが発生するのか理解しておきましょう。原因を知れば、適切な解決方法が見えてきます。

原因1:インターネット接続の問題

Copilotはクラウドベースのサービスです。そのため、安定したインターネット接続が必須となります。

接続が不安定だったり、一時的に途切れたりすると、「問題が発生しました」というエラーが出やすくなります。

原因2:Microsoft側のサーバー障害

Copilotのサービス自体に問題が発生していることがあります。

大規模なサービスでも障害は起こりえます。この場合、ユーザー側では対処できないため、復旧を待つ必要があります。

原因3:ブラウザのキャッシュやCookieの問題

ブラウザに溜まった古いデータが原因で、Copilotが正常に動作しないことがあります。

キャッシュやCookieが破損していたり、古い認証情報が残っていたりすると、エラーの原因になります。

原因4:アカウント認証の問題

Microsoftアカウントにサインインしていない、または認証情報に問題があると、エラーが発生します。

特に、複数のアカウントを使っている場合は、正しいアカウントでサインインしているか確認が必要です。

原因5:VPNの干渉

VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用していると、Copilotの通信が妨げられることがあります。

VPNによっては、Copilotがサービスを提供していない地域のサーバーに接続してしまう場合も。

原因6:アプリやブラウザのバージョンが古い

EdgeブラウザやMicrosoft 365アプリのバージョンが古いと、Copilotが正しく動作しないことがあります。

特に、大きなアップデートがあった後は、古いバージョンとの互換性問題が発生しやすいです。

原因7:ブラウザ拡張機能の干渉

インストールしている拡張機能(アドオン)が、Copilotの動作を妨げている可能性があります。

広告ブロッカーやセキュリティ系の拡張機能が原因になることが多いです。

原因8:ライセンスの問題

Copilot Proや Microsoft 365 Copilotのライセンスに問題があると、エラーが発生することがあります。

ライセンスの有効期限切れや、割り当ての不具合も原因として考えられます。

【解決方法1】ページを更新(リフレッシュ)する

最もシンプルで効果的な方法です。一時的な通信エラーなら、これだけで解決することがよくあります。

やり方

ブラウザの場合:

  • Windows: F5キーを押す、または Ctrl + R
  • Mac: Command + R
  • ブラウザの更新ボタン(丸い矢印アイコン)をクリック

アプリの場合:

  • アプリを一度完全に閉じる
  • 数秒待ってから再度開く

これでエラーが消えれば、一時的な問題だったということ。簡単に解決できてラッキーですね。

【解決方法2】キャッシュとCookieを削除する

ブラウザに保存された古いデータが原因の場合、これで解決することが多いです。

Microsoft Edgeの場合

手順1:設定を開く

  1. Ctrl + Shift + Delete(Windows)または Command + Shift + Delete(Mac)を押す
  2. または、右上の「」→「設定」→「プライバシー、検索、サービス

手順2:閲覧データをクリア

  1. 閲覧データをクリア」セクションで「クリアするデータの選択」をクリック
  2. 「時間の範囲」で「すべての期間」を選択
  3. 以下にチェックを入れる:
  • Cookieおよびその他のサイトデータ
  • キャッシュされた画像とファイル
  1. 今すぐクリア」をクリック

Google Chromeの場合

手順

  1. Ctrl + Shift + Delete(Windows)または Command + Shift + Delete(Mac)を押す
  2. 「期間」で「全期間」を選択
  3. 以下にチェック:
  • Cookieと他のサイトデータ
  • キャッシュされた画像とファイル
  1. データを削除」をクリック

注意点

キャッシュを削除すると、他のサイトからもログアウトされることがあります。必要なログイン情報は事前にメモしておきましょう。

【解決方法3】サインアウトして再度サインインする

アカウント認証をリフレッシュすることで、問題が解決することがあります。

Webブラウザの場合

手順

  1. microsoft365.comにアクセス
  2. 右上のプロフィールアイコンをクリック
  3. サインアウト」を選択
  4. ブラウザを完全に閉じる
  5. ブラウザを再度開き、microsoft365.comにアクセス
  6. サインイン」をクリックして、再度ログイン

デスクトップアプリ(Word、Excel、PowerPointなど)の場合

手順

  1. アプリを開く
  2. ファイル」→「アカウント」をクリック
  3. サインアウト」を選択
  4. アプリを完全に閉じる
  5. アプリを再度開き、サインイン

Windows版Copilotアプリの場合

手順

  1. タスクバーのCopilotアイコンをクリック
  2. 右上のプロフィールアイコン → 「サインアウト
  3. Copilotを閉じる
  4. 再度Copilotを開き、サインイン

【解決方法4】VPNを無効にする

VPNを使用している場合、一時的に無効にしてCopilotが動作するか確認してみましょう。

VPNが原因となる理由

  • Copilotが対応していない地域のサーバーに接続している
  • VPNがCopilotの通信プロトコルを妨げている
  • IPアドレスの問題でMicrosoftのサーバーに接続できない

やり方

手順

  1. VPNソフトウェアを開く
  2. 切断」または「無効化」をクリック
  3. Copilotを再度試す

VPNを無効にした状態でCopilotが動作する場合、VPNが原因です。

代替策: VPNのサーバー位置を変更することで解決する場合もあります。アメリカや日本など、Copilotが正式にサービスを提供している地域のサーバーに接続してみてください。

【解決方法5】アプリ・ブラウザを最新版に更新する

古いバージョンのソフトウェアは、Copilotとの互換性問題を起こすことがあります。

Microsoft Edgeの更新

手順

  1. Edgeを開く
  2. 右上の「」→「設定」をクリック
  3. 左メニューから「Microsoft Edgeについて」を選択
  4. 自動的に更新チェックが始まる
  5. 更新がある場合はインストールして再起動

Google Chromeの更新

手順

  1. Chromeを開く
  2. 右上の「」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて
  3. 更新があれば自動的にダウンロードが始まる
  4. 再起動」をクリック

Microsoft 365アプリの更新

手順

  1. Word、Excel、PowerPointなどを開く
  2. ファイル」→「アカウント」をクリック
  3. 製品情報」の下にある「更新オプション」をクリック
  4. 今すぐ更新」を選択
  5. 更新完了後、アプリを再起動

Windowsの更新

手順

  1. 設定」を開く(Windowsキー + I)
  2. Windows Update」を選択
  3. 更新プログラムのチェック」をクリック
  4. 利用可能な更新をインストール
  5. パソコンを再起動

【解決方法6】インターネット接続を確認する

意外と見落としがちですが、ネットワーク接続の問題はエラーの原因になりやすいです。

確認ポイント

基本的なチェック

  1. 他のWebサイトは正常に開けるか?
  • Googleなど、別のサイトにアクセスしてみる
  1. Wi-Fiは接続されているか?
  • タスクバーのWi-Fiアイコンを確認
  1. 回線速度は十分か?

接続が不安定な場合

  1. ルーターを再起動
  • 電源を抜いて30秒待ち、再度接続
  1. Wi-Fiを切断して再接続
  • 一度Wi-Fiをオフにしてからオンに
  1. 有線接続を試す
  • Wi-Fiより有線LANの方が安定することが多い
  1. 別のネットワークを試す
  • モバイルホットスポットなど、別のネットワークで動作確認

【解決方法7】Microsoftのサービス状況を確認する

Microsoft側でサーバー障害が発生していないか確認しましょう。

確認方法

方法1:Microsoft 365サービス正常性ページ

  1. status.office.comにアクセス
  2. 各サービスの状態を確認
  3. Copilotに関連する障害情報がないかチェック

方法2:X(旧Twitter)で確認

Microsoftの公式アカウントで障害情報を発信していることがあります。

  • @Microsoft365
  • @MicrosoftHelps

検索バーに「Copilot 障害」や「Copilot error」と入力して、他のユーザーの報告を確認するのも有効です。

方法3:Downdetectorを確認

  1. downdetector.jpにアクセス
  2. 「Microsoft」や「Microsoft 365」を検索
  3. 障害報告のグラフを確認

障害が確認された場合

残念ながら、サーバー障害の場合はユーザー側では対処できません。復旧を待つしかありません。

通常、大きな障害は数時間から半日程度で解決することが多いです。時間をおいてから再度試してみてください。

【解決方法8】時間をおいて再試行する

一時的なサーバーの混雑やネットワークの問題であれば、時間が解決してくれることもあります。

推奨される待ち時間

  • 軽微な問題: 5〜10分後に再試行
  • サーバー混雑: 30分〜1時間後に再試行
  • 大規模障害: 数時間後に再試行

待っている間にできること

  1. 別の作業を進める
  2. Copilotを使わない方法で同じタスクを試す
  3. サービス状況をチェックする
  4. 後述の他の解決方法を試す

【解決方法9】別のブラウザで試す

使用しているブラウザ固有の問題である可能性があります。

推奨ブラウザ

Microsoft Edgeが最も推奨されます。CopilotはMicrosoft製品なので、Edgeとの相性が最も良いです。

その他のブラウザ:

  • Google Chrome
  • Mozilla Firefox

やり方

  1. 別のブラウザをインストール(まだの場合)
  2. そのブラウザでCopilotにアクセス
  3. Microsoftアカウントでサインイン
  4. Copilotが動作するか確認

別のブラウザで動作する場合、元のブラウザの設定や拡張機能に問題がある可能性が高いです。

【解決方法10】拡張機能(アドオン)を無効にする

ブラウザにインストールした拡張機能が、Copilotの動作を妨げていることがあります。

問題を起こしやすい拡張機能

  • 広告ブロッカー(AdBlock、uBlock Originなど)
  • プライバシー保護系(Privacy Badgerなど)
  • スクリプトブロッカー
  • VPN拡張機能

Microsoft Edgeの場合

手順

  1. 右上の「」→「拡張機能」をクリック
  2. 拡張機能の管理」を選択
  3. 各拡張機能のトグルスイッチをオフにする
  4. Copilotを再度試す
  5. 動作したら、拡張機能を1つずつオンにして原因を特定

Google Chromeの場合

手順

  1. 右上の「」→「その他のツール」→「拡張機能
  2. 各拡張機能のトグルスイッチをオフにする
  3. Copilotを再度試す

InPrivate / シークレットモードで試す

拡張機能を1つずつ無効にするのが面倒な場合は、プライベートブラウズモードを使うと便利です。

Edge: Ctrl + Shift + N(InPrivateウィンドウ)
Chrome: Ctrl + Shift + N(シークレットウィンドウ)

このモードでは拡張機能が無効になるため、拡張機能が原因かどうかをすぐに確認できます。

【企業ユーザー向け】追加の対処方法

会社や学校のアカウントでCopilotを使用している場合、追加で確認すべきポイントがあります。

IT管理者に確認すること

  1. Copilotのライセンスが正しく割り当てられているか
  2. 組織のセキュリティポリシーでCopilotが制限されていないか
  3. ファイアウォールでCopilotの通信がブロックされていないか
  4. プロキシ設定に問題がないか

ライセンスの再割り当てを依頼する

ライセンスの割り当てに問題がある場合、IT管理者に以下の操作を依頼してください:

  1. Microsoft 365管理センターにアクセス
  2. 該当ユーザーのライセンスを確認
  3. Copilotライセンスを一度外す
  4. 5〜10分待つ
  5. Copilotライセンスを再度割り当てる
  6. ユーザーにサインアウト・サインインを依頼

エラーメッセージのパターン別対処法

「問題が発生しました」というエラーには、いくつかのバリエーションがあります。メッセージの詳細によって、最適な対処法が異なります。

「問題が発生しました。もう一度お試しください。」

最も一般的なエラー。

→ まずはページのリフレッシュを試し、それでもダメならキャッシュの削除を行ってください。

「問題が発生しています。新しいメッセージを送信してみてください。」

チャット機能で頻繁に発生するエラー。

新しい会話を開始してみてください。既存の会話に問題が発生している可能性があります。

「Microsoft側の問題です。お客様に問題はありません。」

サーバー障害を示すエラー。

時間をおいて再試行するしかありません。サービス状況ページで復旧状況を確認しましょう。

「It’s not you, it’s me. Something went wrong.」(英語表示)

Copilotアプリで発生するエラー。

アプリの更新を確認し、キャッシュの削除を試してください。別のネットワークに接続してみるのも有効です。

エラーコードが表示される場合

エラーコードが表示される場合は、そのコードをメモしておきましょう。サポートに問い合わせる際に役立ちます。

よくあるエラーコード:

  • エラーコード: 29 → ライセンスの更新に失敗。アプリを再起動して「ライセンスの更新」を実行
  • systemerror → VPNを無効にするか、サーバー位置を変更

それでも解決しない場合

上記の方法を全て試しても解決しない場合は、Microsoftサポートに問い合わせましょう。

サポートへの問い合わせ方法

個人ユーザーの場合

  1. support.microsoft.comにアクセス
  2. 「お問い合わせ」を選択
  3. 製品として「Microsoft 365」または「Copilot」を選択
  4. チャットまたは電話でサポートを受ける

企業ユーザーの場合

  1. 社内のIT部門に連絡
  2. IT管理者からMicrosoft 365管理センター経由でサポートに問い合わせ

問い合わせ時に伝えること

  • エラーメッセージの正確な内容
  • エラーが発生し始めた時期
  • どのアプリ・ブラウザで発生しているか
  • 既に試した解決方法
  • エラーコード(表示されている場合)

「問題が発生しました」エラーを予防するコツ

エラーを未然に防ぐための習慣を身につけておきましょう。

日常的にできること

  1. ブラウザとアプリを常に最新に保つ
  • 自動更新を有効にしておく
  1. 定期的にキャッシュをクリアする
  • 月に1回程度でOK
  1. 安定したネットワーク環境を維持する
  • 可能なら有線接続を使用
  1. 不要な拡張機能は削除する
  • 使っていない拡張機能は無効化または削除
  1. Microsoftアカウントを適切に管理する
  • 複数アカウントの使い分けを明確にする

まとめ

Copilotで「問題が発生しました」エラーが表示されたときの解決方法をまとめます。

すぐに試すべき3つの方法

  1. ページをリフレッシュする(F5キー)
  2. キャッシュとCookieを削除する
  3. サインアウトして再度サインインする

これらの方法で約7割のエラーは解決します。

それでも解決しない場合

  1. VPNを無効にする
  2. アプリ・ブラウザを最新版に更新する
  3. インターネット接続を確認する
  4. Microsoftのサービス状況を確認する
  5. 時間をおいて再試行する
  6. 別のブラウザで試す
  7. 拡張機能を無効にする

ポイント

  • サーバー障害の場合は待つしかない
  • 企業ユーザーはIT管理者に相談
  • 解決しない場合はMicrosoftサポートへ

Copilotは発展途上のサービスなので、時々エラーが発生することがあります。でも、この記事で紹介した方法を試せば、ほとんどの場合は解決できるはず。

エラーに遭遇しても慌てず、順番に対処していきましょう!

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