Safariの検索候補を削除する方法|完全ガイド【iPhone・Mac対応】

プログラミング・IT

「ちょっとスマホ貸して」と言われた瞬間、ドキッとした経験はありませんか?

Safariの検索候補には、過去の検索履歴やよく見るサイトが表示されます。

家族や友達に見られたくない検索履歴が出てきたら、とても恥ずかしいですよね。

この記事では、Safariの検索候補を削除する方法と、今後表示させない設定を詳しく解説していきます。

iPhoneとMac、両方の手順を紹介するので、ぜひ参考にしてください。


スポンサーリンク
  1. Safariの検索候補とは?
    1. 検索候補が表示される仕組み
    2. 検索候補が表示される場所
  2. 【iPhone・iPad】検索候補を削除・非表示にする方法
    1. 方法1:検索履歴を削除する【基本】
    2. 方法2:検索候補を表示させない設定
    3. 方法3:よく閲覧するサイトを非表示にする
    4. 方法4:Siriからの提案を消す
    5. 方法5:個別の検索候補を削除(iOS 16以降)
  3. 【Mac】検索候補を削除・非表示にする方法
    1. 方法1:検索履歴を削除する
    2. 方法2:検索候補を表示させない設定
    3. 方法3:スタートページをカスタマイズ
  4. プライベートブラウズモードを活用する
    1. プライベートブラウズモードとは?
    2. iPhone・iPadでの使い方
    3. Macでの使い方
  5. 予測変換(キーボード入力)もリセットする
    1. iPhoneの予測変換をリセット
    2. Macの予測変換をリセット
  6. 検索候補が消えないときの対処法
    1. 対処法1:iPhoneを再起動する
    2. 対処法2:iOSを最新版にアップデート
    3. 対処法3:スクリーンタイムの制限を確認
    4. 対処法4:Safariをリセット(最終手段)
  7. よくある質問(Q&A)
    1. Q1:検索候補を消すと、何が変わる?
    2. Q2:履歴を削除すると、ログイン情報も消える?
    3. Q3:プライベートブラウズを使うデメリットは?
    4. Q4:家族でiPhoneを共有している場合は?
    5. Q5:検索候補をオフにすると不便にならない?
  8. まとめ:プライバシーを守って快適にSafariを使おう
    1. この記事の重要ポイント
    2. 【iPhone】設定手順のおさらい
    3. 【Mac】設定手順のおさらい
    4. 状況に応じた使い分け
    5. 最後に

Safariの検索候補とは?

まず、「検索候補って何?」という基本から確認しましょう。

検索候補が表示される仕組み

Safariで検索バーに文字を入力すると、以下のような情報が自動的に表示されます:

  1. 過去の検索履歴:以前検索したキーワード
  2. ブックマーク:保存しているサイトの情報
  3. よく閲覧するサイト:頻繁にアクセスするページ
  4. 検索エンジンの候補:GoogleやYahoo!が提案するキーワード
  5. Siriからの提案:AIが推測したおすすめサイト

便利な機能ですが、プライバシーの観点から見ると心配になることもありますね。

検索候補が表示される場所

1. 検索バーに文字を入力したとき

例えば「あ」と入力すると、「Amazon」「Apple」など、過去に検索したワードが表示されます。

2. 新しいタブを開いたとき

「よく閲覧するサイト」として、頻繁に見ているサイトがサムネイル付きで表示されます。

3. スタートページ

Safariを開いた最初の画面に、おすすめサイトや最近閲覧したページが表示されます。


【iPhone・iPad】検索候補を削除・非表示にする方法

それでは、iPhoneやiPadでSafariの検索候補を削除・非表示にする方法を見ていきましょう。

方法1:検索履歴を削除する【基本】

まずは、すでに表示されている検索履歴を削除しましょう。

手順:

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 下にスクロールして「Safari」をタップ
  3. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
  4. 削除する期間を選択
  • 過去1時間
  • 今日
  • 今日と昨日
  • すべての履歴
  1. 「履歴を消去」をタップ

これで、検索履歴・閲覧履歴・Cookieがすべて削除されます。

方法2:検索候補を表示させない設定

今後、検索候補が表示されないように設定できます。

手順:

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「Safari」をタップ
  3. 以下の項目をすべてオフにする:
  • 「検索エンジンの候補」:GoogleやYahoo!の検索候補を非表示
  • 「Safariの候補」:過去の検索履歴やブックマークからの候補を非表示
  • 「トップヒットを事前に読み込む」:予測候補の読み込みを停止

これで、文字を入力しても検索候補が表示されなくなります。

方法3:よく閲覧するサイトを非表示にする

新しいタブを開いたときに表示される「よく閲覧するサイト」も消せます。

手順:

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「Safari」をタップ
  3. 「よく閲覧するサイト」のスイッチをオフにする

これで、新しいタブを開いても「よく閲覧するサイト」が表示されなくなります。

方法4:Siriからの提案を消す

Siriが自動的におすすめするサイトも非表示にできます。

手順:

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「Safari」をタップ
  3. 「Siriと検索」をタップ
  4. 以下をすべてオフにする:
  • 「Siriからの提案をAppで表示」
  • 「検索で表示」
  • 「ショートカット候補」

これで、Siriからの余計な提案がなくなります。

方法5:個別の検索候補を削除(iOS 16以降)

特定の検索候補だけを削除することもできます。

手順:

  1. Safariで検索バーをタップ
  2. 削除したい検索候補を左にスワイプ
  3. 「削除」をタップ

または:

  1. 削除したい検索候補を長押し
  2. 「削除」をタップ

一つずつ消すのは手間ですが、特定のキーワードだけ消したいときに便利です。


【Mac】検索候補を削除・非表示にする方法

次に、MacでSafariの検索候補を削除・非表示にする方法を解説します。

方法1:検索履歴を削除する

手順:

  1. Safariを開く
  2. メニューバーの「履歴」をクリック
  3. 「すべての履歴を消去」を選択
  4. 削除する期間を選択
  • 過去1時間
  • 今日
  • 今日と昨日
  • すべての履歴
  1. 「履歴を消去」をクリック

方法2:検索候補を表示させない設定

手順:

  1. Safariを開く
  2. メニューバーの「Safari」「設定」(または「環境設定」)
  3. 「検索」タブをクリック
  4. 以下のチェックを外す
  • 「検索候補を含める」
  • 「トップヒットを含める」
  • 「プリロード トップヒット」

これで、検索候補が表示されなくなります。

方法3:スタートページをカスタマイズ

Safariのスタートページに表示される内容も変更できます。

手順:

  1. Safariで新しいタブを開く
  2. 画面下部の「編集」をクリック
  3. 不要な項目のチェックを外す
  • よく訪れるサイト
  • プライバシーレポート
  • Siriからの提案
  • リーディングリスト
  • など

必要な項目だけ残して、すっきりしたスタートページにしましょう。


プライベートブラウズモードを活用する

「毎回履歴を消すのは面倒」という人には、プライベートブラウズモードがおすすめです。

プライベートブラウズモードとは?

このモードで閲覧した内容は、以下の情報が一切記録されません:

  • 閲覧履歴
  • 検索履歴
  • 自動入力の情報
  • Cookie

最初から履歴を残さないので、削除する手間が不要です。

iPhone・iPadでの使い方

手順:

  1. Safariを開く
  2. 右下のタブアイコン(四角が重なったマーク)をタップ
  3. 左下の「プライベート」をタップ
  4. 「完了」をタップ

検索バーが黒または暗い色に変わったら、プライベートモード起動中です。

通常モードに戻すときは、同じ手順で「プライベート」をもう一度タップします。

Macでの使い方

手順:

  1. Safariを開く
  2. メニューバーの「ファイル」をクリック
  3. 「新規プライベートウインドウ」を選択

または、ショートカットキーShift + Command + Nでも開けます。

ウインドウのタイトルバーに「プライベート」と表示されます。


予測変換(キーボード入力)もリセットする

Safariの検索候補を消しても、キーボードの予測変換に過去の入力履歴が残っています。

こちらも削除しておきましょう。

iPhoneの予測変換をリセット

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
  4. 「リセット」をタップ
  5. 「キーボードの変換学習をリセット」をタップ
  6. パスコードを入力
  7. 確認画面で「辞書をリセット」をタップ

これで、キーボードの予測変換履歴が削除されます。

注意:便利な変換候補もすべて消えるので、よく考えてから実行してください。

Macの予測変換をリセット

Macの場合は、個別に予測変換を削除できます。

手順:

  1. 文字入力中に予測変換候補が表示される
  2. 削除したい候補の上にカーソルを移動
  3. Deleteキーを押す

一つずつ削除するしかないので、根気が必要です。


検索候補が消えないときの対処法

「設定を変更したのに、まだ検索候補が表示される」

そんなときの対処法を紹介します。

対処法1:iPhoneを再起動する

設定変更が反映されないときは、再起動が効果的です。

手順:

  • iPhone X以降:音量ボタン(どちらか)とサイドボタンを同時に長押し
  • iPhone 8以前:サイドボタン(またはトップボタン)を長押し

スライダーが表示されたら、右にスワイプして電源オフ。

30秒ほど待ってから、もう一度電源を入れます。

対処法2:iOSを最新版にアップデート

古いバージョンのiOSだと不具合が起きることがあります。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「ソフトウェアアップデート」をタップ
  4. 最新版があれば「ダウンロードしてインストール」

アップデート中はWi-Fi接続が必要です。

対処法3:スクリーンタイムの制限を確認

「コンテンツとプライバシーの制限」がオンになっていると、履歴の削除ができないことがあります。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 制限がオンになっている場合は、一時的にオフにする

履歴を削除したら、再度オンに戻しましょう。

対処法4:Safariをリセット(最終手段)

それでもダメな場合は、Safariの設定を完全にリセットします。

注意:すべてのブックマーク、履歴、保存されたパスワードが消えます。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
  4. 「リセット」をタップ
  5. 「すべての設定をリセット」をタップ

これは最終手段なので、他の方法を試してからにしましょう。


よくある質問(Q&A)

Safariの検索候補削除に関する、よくある質問をまとめました。

Q1:検索候補を消すと、何が変わる?

A:以下のようになります。

削除後:

  • 過去の検索履歴が見られなくなる
  • 検索バーに文字を入力しても候補が出ない
  • 新しいタブを開いても「よく閲覧するサイト」が表示されない

そのまま使える機能:

  • ブックマークは残る(削除を選ばない限り)
  • パスワードの自動入力(履歴削除では消えない)
  • お気に入りのサイトへのアクセス

Q2:履歴を削除すると、ログイン情報も消える?

A:「履歴とWebサイトデータを消去」を実行すると、Cookieが削除されるため、一部のサイトでログアウトされます。

ただし、iCloudキーチェーンに保存されたパスワードは残ります。

再ログインすれば、保存されたパスワードで自動入力できます。

Q3:プライベートブラウズを使うデメリットは?

A:以下の点に注意が必要です:

  • 毎回ログインが必要(履歴が残らないため)
  • ショッピングサイトのカートに入れた商品が消える
  • お気に入り登録が残らない
  • ダウンロードした履歴も残らない

一時的な検索には便利ですが、普段使いには不便かもしれません。

Q4:家族でiPhoneを共有している場合は?

A:家族と共有する場合、以下の対策がおすすめです:

対策1:毎回プライベートブラウズモードを使う
対策2:使用後に必ず履歴を削除する
対策3:別々のユーザーアカウントを作成する(iPadの場合可能)

Q5:検索候補をオフにすると不便にならない?

A:人によります。

不便になること:

  • よく検索するキーワードを毎回入力する必要がある
  • 入力ミスに気づきにくい
  • 検索効率がやや低下する

便利になること:

  • プライバシーが守られる
  • 画面がすっきりする
  • 他人に見られても安心

自分の使い方に合わせて判断しましょう。


まとめ:プライバシーを守って快適にSafariを使おう

Safariの検索候補を削除する方法について、詳しく見てきました。

最後に重要ポイントをまとめておきます。

この記事の重要ポイント

  • 検索候補には過去の検索履歴やよく見るサイトが表示される
  • 設定から検索候補を非表示にできる
  • 履歴は「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」で削除
  • プライベートブラウズモードなら最初から履歴が残らない
  • キーボードの予測変換も別途リセットが必要

【iPhone】設定手順のおさらい

検索候補を非表示にする:

  1. 設定アプリ→Safari
  2. 「検索エンジンの候補」をオフ
  3. 「Safariの候補」をオフ
  4. 「よく閲覧するサイト」をオフ

履歴を削除する:

  1. 設定アプリ→Safari
  2. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
  3. 削除する期間を選択

【Mac】設定手順のおさらい

検索候補を非表示にする:

  1. Safari→設定→検索タブ
  2. 「検索候補を含める」のチェックを外す
  3. 「トップヒットを含める」のチェックを外す

履歴を削除する:

  1. Safari→履歴メニュー
  2. 「すべての履歴を消去」を選択

状況に応じた使い分け

  • 普段使い:検索候補オン(便利に使う)
  • 人に見せるとき:プライベートブラウズモード
  • デバイスを譲渡するとき:履歴を完全削除
  • 家族と共有:使用後に毎回履歴削除

最後に

検索候補は便利な機能ですが、プライバシーの観点から気になることもあります。

この記事で紹介した方法を使えば、自分に合った設定にカスタマイズできます。

「人にスマホを貸すのが怖い」という不安も解消できるはずです。

定期的に履歴を削除したり、必要に応じてプライベートブラウズモードを使ったりして、安心してSafariを使いましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました