Microsoft Edge起動時に開くページを変更する完全ガイド!好きなサイトをスタートページに設定

プログラミング・IT

「Microsoft Edgeを開いたとき、いつもGoogleやYahoo!が表示されるようにしたい」
「毎回同じページを開くのが面倒…起動時に自動で開くようにできないかな?」

こんな風に思ったことはありませんか?

Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)は、起動したときに開くページを自由に設定できます。よく使うサイトを設定しておけば、毎回URLを入力する手間が省けて、とても便利です。

この記事では、Edgeの起動時に開くページ(スタートページ)の設定方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。複数のページを同時に開く方法や、トラブルシューティングも紹介しますね。

スポンサーリンク
  1. 起動時に開くページって何?
    1. スタートページとは
    2. ホームボタンとの違い
  2. 起動時に開くページの3つの選択肢
    1. 1. 新しいタブページを開く(初期設定)
    2. 2. 前のセッションからタブを開く
    3. 3. これらのページを開く(カスタム設定)
  3. 基本設定:1つのページを起動時に開く
    1. 手順
    2. よく使うURLの例
  4. 応用設定:複数のページを同時に開く
    1. 方法1:URLを1つずつ追加する
    2. 方法2:開いているタブを一括登録(おすすめ!)
    3. 注意点
  5. 設定したページを編集・削除する
    1. ページのURLを編集する
    2. ページを削除する
    3. すべてのページをクリアする
  6. ホームボタンの設定方法
    1. ホームボタンを表示する
    2. ホームボタンに開くページを設定する
    3. ホームボタンの便利な使い方
  7. トラブルシューティング
    1. 設定したのに反映されない
    2. URLを入力しても追加できない
    3. 設定が勝手に変わってしまう
  8. よくある質問と答え
    1. Q1. 新しいタブを開いたときのページも変更できますか?
    2. Q2. 毎回違うページを開きたいときはどうすればいい?
    3. Q3. 起動時に開くページを複数設定すると、どれから開きますか?
    4. Q4. スマートフォンのEdgeでも同じ設定ができますか?
    5. Q5. 会社のイントラネット(社内サイト)を設定できますか?
    6. Q6. 起動時に開くページとホームボタンは、同じページを設定すべきですか?
  9. おすすめの設定例
    1. 仕事用パソコン
    2. プライベート用パソコン
    3. 勉強・調べ物用
    4. 複数の作業を並行する人
  10. まとめ

起動時に開くページって何?

まず、「起動時に開くページ」とは何か、基本的なことから理解しましょう。

スタートページとは

起動時に開くページ(スタートページ)とは、Microsoft Edgeを起動したときに最初に表示されるページのことです。

例えば:

  • Googleの検索ページ
  • Yahoo! JAPANのトップページ
  • 会社のイントラネット
  • よく見るニュースサイト

こうしたページを設定しておくと、Edgeを開くたびに自動的にそのページが表示されます。

ホームボタンとの違い

似たような機能に「ホームボタン」がありますが、これは別の機能です。
混同しやすいので、違いをしっかり理解しておきましょう。

起動時に開くページ(スタートページ)

  • Edgeを起動したときに自動的に開くページ
  • パソコンを立ち上げてEdgeを起動する時に表示される

ホームボタン

  • Edgeの画面上部にある「家」のアイコン
  • クリックすると設定したページにジャンプできる
  • Edge起動後、いつでも使える

例えば、起動時にはGoogleを開いて、ホームボタンにはYahoo!を設定する、といった使い分けができます。

起動時に開くページの3つの選択肢

Edgeには、起動時に何を表示するか、3つの選択肢があります。

1. 新しいタブページを開く(初期設定)

Edgeの初期設定では、この「新しいタブページ」が開くようになっています。

特徴:

  • ニュースフィード(最新ニュース)が表示される
  • よく訪問するサイトのショートカットが表示される
  • 天気や株価などの情報が見られる
  • Bing検索ができる

毎日の情報収集をしたい人には便利ですが、特定のサイトを使いたい人には不要かもしれません。

2. 前のセッションからタブを開く

前回Edgeを閉じたときに開いていたページを、そのまま復元する機能です。

こんな人におすすめ:

  • 作業の続きをすぐに始めたい人
  • いつも同じページで作業をしている人
  • 複数のタブを開きっぱなしにする人

注意点:
たくさんのタブを開いたまま閉じると、次回起動時にパソコンの動作が重くなることがあります。

3. これらのページを開く(カスタム設定)

自分で指定したページを起動時に開く設定です。
この記事では、この設定方法を詳しく解説します。

こんな人におすすめ:

  • 毎回決まったページから始めたい人
  • Googleや Yahoo!など特定の検索サイトを使いたい人
  • 複数の仕事用ページを同時に開きたい人

基本設定:1つのページを起動時に開く

それでは、実際に設定していきましょう。
まずは、1つのページを起動時に開く基本的な方法を説明します。

手順

ステップ1:Edgeの設定を開く

  1. Microsoft Edgeを起動
  2. 画面右上の「…」(3つの点)をクリック
  3. 表示されたメニューから「設定」をクリック

ステップ2:起動設定の画面を開く

  1. 左側のメニューから「スタート、ホーム、および新規タブ」をクリック
  2. 画面右側に設定項目が表示される

※メニューが表示されていない場合は、左上の「≡」(三本線)をクリックすると表示されます。

ステップ3:カスタム設定を選ぶ

  1. 「Microsoft Edgeの起動時」という項目を探す
  2. 「これらのページを開く」を選択

ステップ4:URLを追加する

  1. 「新しいページを追加してください」をクリック
  2. 開きたいページのURLを入力
  • 例:https://www.google.co.jp
  • 例:https://www.yahoo.co.jp
  1. 「追加」ボタンをクリック

これで設定完了です!
Edgeを再起動して、設定したページが開くか確認してみましょう。

よく使うURLの例

参考までに、よく設定されるページのURLを紹介します。

検索サイト

  • Google:https://www.google.co.jp
  • Yahoo! JAPAN:https://www.yahoo.co.jp
  • Bing:https://www.bing.com

ニュースサイト

  • NHK NEWS WEB:https://www3.nhk.or.jp/news/
  • 日本経済新聞:https://www.nikkei.com
  • Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp

その他

  • Gmail:https://mail.google.com
  • Outlook:https://outlook.live.com

応用設定:複数のページを同時に開く

Edgeでは、起動時に複数のページを同時に開くこともできます。
例えば、Gmail、カレンダー、タスク管理ツールを一度に開く、といった使い方ができます。

方法1:URLを1つずつ追加する

手順:

  1. 基本設定と同じ手順で「これらのページを開く」を選択
  2. 「新しいページを追加してください」をクリック
  3. 1つ目のURLを入力して「追加」
  4. もう一度「新しいページを追加してください」をクリック
  5. 2つ目のURLを入力して「追加」
  6. 必要なだけ繰り返す

方法2:開いているタブを一括登録(おすすめ!)

この方法なら、URLを1つずつ入力しなくても、今開いているページをまとめて登録できます。

手順:

  1. 起動時に開きたいページを、すべてタブで開いておく
  • 例:タブ1にGoogle、タブ2にYahoo!、タブ3にGmail
  1. 右上の「…」→「設定」をクリック
  2. 「スタート、ホーム、および新規タブ」を選択
  3. 「Microsoft Edgeの起動時」で「これらのページを開く」を選択
  4. 「開いているすべてのタブを使用」ボタンをクリック

これで、今開いているすべてのタブが一括で登録されます!
とても便利な機能なので、ぜひ活用してください。

注意点

複数のページを設定するときは、以下の点に注意しましょう。

1. ページ数は適度に
たくさんのページを設定すると、起動時にパソコンの動作が重くなります。
目安としては、3〜5ページ程度がおすすめです。

2. メモリの消費
開くページが多いほど、パソコンのメモリを消費します。
メモリが4GB以下のパソコンでは、特に注意が必要です。

3. 起動時間
ページ数が多いと、Edgeの起動に時間がかかることがあります。

設定したページを編集・削除する

一度設定したページは、後から編集したり削除したりできます。

ページのURLを編集する

  1. 「設定」→「スタート、ホーム、および新規タブ」を開く
  2. 「Microsoft Edgeの起動時」の下に、登録したページの一覧が表示される
  3. 編集したいページの右側にある「…」(3つの点)をクリック
  4. 「編集」を選択
  5. 新しいURLを入力して保存

ページを削除する

  1. 同じように設定画面を開く
  2. 削除したいページの右側にある「…」をクリック
  3. 「削除」を選択

すべてのページをクリアする

  1. 設定画面を開く
  2. 「Microsoft Edgeの起動時」で別のオプション(「新しいタブページを開く」など)を選択

これで、カスタム設定がクリアされます。

ホームボタンの設定方法

起動時のページとは別に、「ホームボタン」も設定しておくと便利です。
ホームボタンは、Edge使用中にいつでもクリックして、設定したページに戻れる機能です。

ホームボタンを表示する

初期設定では、ホームボタンは表示されていないことがあります。

手順:

  1. 「設定」→「スタート、ホーム、および新規タブ」を開く
  2. 下にスクロールして「ホームボタン」という項目を探す
  3. 「ツール バーにホームボタンを表示」をオンにする

これで、画面上部の左側に「家」のアイコンが表示されます。

ホームボタンに開くページを設定する

  1. ホームボタンを表示した状態で、同じ設定画面を見る
  2. 「ホームボタン」の下に2つの選択肢がある
  • 新しいタブページ:新しいタブページを開く
  • URLを入力してください:特定のページを開く
  1. 「URLを入力してください」を選択
  2. URLを入力する
  3. 右側の「保存」アイコン(フロッピーディスクのマーク)をクリック

ホームボタンの便利な使い方

例1:起動時とホームボタンを使い分ける

  • 起動時:Gmail、カレンダー、タスク管理(仕事用)
  • ホームボタン:Yahoo!ニュース(休憩時用)

例2:空白ページを設定
集中したいときのために、ホームボタンに空白ページを設定することもできます。
URLに「about:blank」と入力すると、真っ白なページが開きます。

トラブルシューティング

設定がうまくいかないときの対処法を紹介します。

設定したのに反映されない

原因1:Edgeを再起動していない

設定を変更したら、一度Edgeを完全に閉じて、再度起動してください。
画面右上の「×」をクリックしてEdgeを閉じます。

原因2:拡張機能の影響

Edgeに追加した拡張機能(追加機能)が、起動時のページを変更していることがあります。

対処法:

  1. 「設定」→「拡張機能」を開く
  2. 不要な拡張機能をオフにする
  3. Edgeを再起動して確認

原因3:設定の同期

複数のパソコンでMicrosoftアカウントを使ってEdgeを同期している場合、他のパソコンの設定が影響することがあります。

対処法:

  1. 「設定」→「プロファイル」→「同期」を開く
  2. 「設定」の同期をオフにする
  3. 再度、起動時のページを設定

URLを入力しても追加できない

正しい形式で入力する

URLは必ず「https://」から始まる完全な形で入力してください。

良い例:

  • https://www.google.co.jp
  • https://www.yahoo.co.jp

悪い例:

  • google.co.jp(httpsが抜けている)
  • www.google.co.jp(httpsが抜けている)

URLをコピー&ペーストする

手入力だとミスが起こりやすいので、実際にそのページを開いて、アドレスバーからURLをコピーして貼り付けるのがおすすめです。

設定が勝手に変わってしまう

Windows Updateの影響

Windows Updateの後、Edgeの設定が初期化されることがあります。
大型アップデートの後は、設定を確認しましょう。

Edgeのリセット

何をしても設定がうまくいかない場合は、Edgeの設定をリセットする方法があります。

注意:この操作を行うと、すべての設定が初期状態に戻ります。

手順:

  1. 「設定」を開く
  2. 左側のメニューから「設定のリセット」を選択
  3. 「設定を復元して既定値に戻します」をクリック
  4. 「リセット」をクリック

リセット後、もう一度起動時のページを設定してください。

よくある質問と答え

Q1. 新しいタブを開いたときのページも変更できますか?

A. 基本的にはできませんが、カスタマイズは可能です。

新しいタブ(「+」ボタンをクリックしたとき)に表示されるページは、「新しいタブページ」として固定されています。ただし、このページの内容(表示するニュースの種類など)はカスタマイズできます。

設定方法:

  1. 「設定」→「スタート、ホーム、および新規タブ」
  2. 「新しいタブ ページ」の項目でカスタマイズ

特定のサイトを新しいタブで開きたい場合は、そのサイトを「お気に入り」に登録して、お気に入りバーから開くのがおすすめです。

Q2. 毎回違うページを開きたいときはどうすればいい?

A. 「前のセッションからタブを開く」を選択しましょう。

この設定にすると、前回Edgeを閉じたときに開いていたページが、次回起動時に復元されます。

Q3. 起動時に開くページを複数設定すると、どれから開きますか?

A. すべてのページが同時に、別々のタブで開きます。

例えば、Google、Yahoo!、Gmailの3つを設定すると、起動時に3つのタブが同時に開きます。
左から順番に、登録した順序で表示されます。

Q4. スマートフォンのEdgeでも同じ設定ができますか?

A. スマートフォン版のEdgeでも設定できます。

ただし、設定画面の表示が少し異なります。
Microsoftアカウントでサインインして同期を有効にすると、パソコンとスマートフォンで同じ設定を共有できます。

Q5. 会社のイントラネット(社内サイト)を設定できますか?

A. できます。

URLがあれば、どんなサイトでも設定できます。
ただし、社外からアクセスできないサイトの場合、自宅のパソコンで開くとエラーになることがあります。

Q6. 起動時に開くページとホームボタンは、同じページを設定すべきですか?

A. 使い方次第です。

同じページを設定すれば、常にそのページから始められて一貫性があります。
でも、異なるページを設定すれば、用途に応じて使い分けられて便利です。

例:

  • 起動時:仕事用のページ(社内サイト、メールなど)
  • ホームボタン:プライベート用のページ(ニュース、SNSなど)

おすすめの設定例

参考までに、用途別のおすすめ設定を紹介します。

仕事用パソコン

起動時に開くページ:

  1. Gmail(またはOutlook)
  2. Googleカレンダー
  3. 社内イントラネット

ホームボタン:

  • 社内ポータルサイト

プライベート用パソコン

起動時に開くページ:

  1. Yahoo! JAPAN
  2. または Google

ホームボタン:

  • お気に入りのニュースサイト

勉強・調べ物用

起動時に開くページ:

  1. Google

ホームボタン:

  • 空白ページ(about:blank)で集中

複数の作業を並行する人

起動時に開くページ:

  • 「前のセッションからタブを開く」を選択

ホームボタン:

  • タスク管理ツール

まとめ

Microsoft Edgeの起動時に開くページの設定方法について解説しました。

設定の基本手順:

  1. 右上の「…」→「設定」をクリック
  2. 「スタート、ホーム、および新規タブ」を選択
  3. 「Microsoft Edgeの起動時」で「これらのページを開く」を選択
  4. URLを追加、または「開いているすべてのタブを使用」をクリック

3つの選択肢:

  • 新しいタブページを開く:ニュースや情報が見られる初期設定
  • 前のセッションからタブを開く:前回の続きから作業できる
  • これらのページを開く:自分で指定したページを開く

便利なポイント:

  • 複数のページを同時に開ける
  • 現在開いているタブを一括登録できる
  • ホームボタンと使い分けると、さらに便利

注意点:

  • ページを増やしすぎると動作が重くなる
  • 3〜5ページ程度が目安
  • 拡張機能や同期設定が影響することもある

この設定をしておけば、毎回同じページを開く手間が省けて、作業効率がグッと上がります。
あなたのパソコンの使い方に合わせて、ぜひカスタマイズしてみてくださいね!

設定は3分もあれば完了します。
今すぐ試して、快適なブラウジング環境を作りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました