Chromeが英語になった!日本語に戻す方法を5分で解決【Windows/Mac対応】

プログラミング・IT

いつも通りChromeを開いたら、突然メニューやボタンがすべて英語表示になっていた。そんな経験はありませんか?

「Settings」「History」「Downloads」…見慣れた日本語の「設定」「履歴」「ダウンロード」がすべて英語になってしまうと、とても使いづらいですよね。特にパソコンに詳しくない方にとっては「壊れちゃったのかな?」と不安になるかもしれません。

でも安心してください!Chromeが英語になるのはよくあるトラブルで、簡単に日本語に戻せます。この記事では、誰でもできる解決方法をわかりやすく解説していきます。


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  1. なぜChromeが突然英語になるの?5つの主な原因
    1. 原因1: Chrome更新時の言語設定リセット
    2. 原因2: 複数言語環境での優先順位の変更
    3. 原因3: ユーザープロファイルの破損
    4. 原因4: 企業や学校の管理ポリシー
    5. 原因5: 地域設定の誤認識
  2. 【基本】Chromeを日本語に戻す標準的な方法
    1. 手順1: 設定画面を開く
    2. 手順2: 言語設定に移動
    3. 手順3: 日本語を追加・優先言語に設定
    4. 手順4: 不要な言語を削除(任意)
  3. 【応用】うまくいかない時の対処法5選
    1. 対処法1: 言語パックを再インストール
    2. 対処法2: Chromeの再インストール
    3. 対処法3: 新しいユーザープロファイルを作成
    4. 対処法4: Windowsの地域設定を確認
    5. 対処法5: レジストリのチェック(上級者向け・Windows)
  4. Macユーザー向けの特別な対処法
    1. システム環境設定の言語順序
    2. ターミナルからのコマンド実行
  5. 企業・学校の管理下にある場合の対処
    1. 管理下かどうか確認する方法
    2. 管理ポリシーの詳細を見る
    3. 対処方法
  6. 拡張機能が原因の場合の対処法
    1. 拡張機能の影響を確認
    2. 原因の拡張機能を特定
  7. 今後英語にならないための予防策
    1. 予防策1: 自動更新の設定を確認
    2. 予防策2: 同期設定をオンにする
    3. 予防策3: 定期的なバックアップ
    4. 予防策4: 英語言語を削除する
  8. スマホ版Chromeが英語になった場合
    1. Android版Chromeの設定方法
    2. iOS版Chromeの設定方法
  9. よくある質問と回答
    1. Q1: 日本語に設定したのに一部が英語のままなのはなぜ?
    2. Q2: Chromeが勝手に英語に戻ってしまう
    3. Q3: 他のGoogleサービス(Gmail、検索など)まで英語になった
    4. Q4: Windows自体は日本語なのにChromeだけ英語になる
    5. Q5: 言語設定の項目自体が見つからない
  10. まとめ:5分でChromeを日本語に戻そう!

なぜChromeが突然英語になるの?5つの主な原因

原因1: Chrome更新時の言語設定リセット

Chromeが自動更新された際に、何らかの理由で言語設定がリセットされることがあります。

特に以下のタイミングで起こりやすいです:

  • 大型アップデート時
  • Chromeの再インストール後
  • OSのアップデート後

Googleのサーバー側の問題や、更新処理のエラーによって、デフォルト言語が英語に戻ってしまうケースがあるんです。

原因2: 複数言語環境での優先順位の変更

パソコンに複数の言語がインストールされている場合、何かのきっかけで優先順位が変わることがあります。

よくあるパターン:

  • 英語のウェブサイトを頻繁に閲覧している
  • 英語の拡張機能をインストールした
  • キーボード設定を変更した

Chromeは使用パターンを学習して言語を最適化しようとするため、意図せず英語が優先されることもあるんです。

原因3: ユーザープロファイルの破損

Chromeのユーザーデータ(プロファイル)に何らかの問題が発生すると、設定が正常に読み込まれなくなります。

破損の原因:

  • 強制終了を繰り返した
  • ディスク容量不足
  • ウイルス対策ソフトの誤検知
  • 不正なシャットダウン

プロファイルが破損すると、言語設定だけでなく、ブックマークや履歴にも影響が出ることがあります。

原因4: 企業や学校の管理ポリシー

会社や学校のパソコンを使っている場合、管理者によって言語設定が制御されていることがあります。

管理されている可能性がある環境:

  • 会社貸与のパソコン
  • 学校のコンピュータ室
  • 共有パソコン

この場合、設定を変更しても管理者の設定が優先され、再起動すると元に戻ることもあります。

原因5: 地域設定の誤認識

WindowsやMacの地域設定が影響して、Chromeが言語を誤認識することもあります。

例えば、タイムゾーンや地域を海外に設定していると、Chromeがその地域の言語を自動的に選択しようとする場合があるんです。


【基本】Chromeを日本語に戻す標準的な方法

まずは最も基本的で確実な方法を紹介します。この手順で9割以上のケースは解決できますよ。

手順1: 設定画面を開く

英語表示のままでも大丈夫。以下の方法で設定を開きましょう。

方法A: メニューから開く

  1. Chrome右上の︙(三点リーダー)をクリック
  2. 「Settings」(設定)を選択

方法B: ショートカットキーを使う

Windowsの場合:

Alt + E → S

Macの場合:

⌘(Command) + ,

方法C: アドレスバーから直接アクセス

アドレスバーに以下を入力してEnter:

chrome://settings/

この方法が一番確実で速いです!

手順2: 言語設定に移動

設定画面が開いたら、言語設定を探します。

操作手順:

  1. 左側のメニューから「Advanced」(詳細設定)をクリック
  2. 「Languages」(言語)の項目を探してクリック

または、設定画面上部の検索ボックスに「language」と入力すれば、一発で言語設定に飛べます。

手順3: 日本語を追加・優先言語に設定

詳細な手順:

  1. 「Languages」セクションで「Add languages」(言語を追加)をクリック
  2. 検索ボックスに「japanese」または「日本語」と入力
  3. 「日本語(Japanese)」にチェックを入れる
  4. 「Add」(追加)をクリック
  5. 追加された「日本語」の右側にある︙(三点リーダー)をクリック
  6. 「Display Google Chrome in this language」(Chromeをこの言語で表示)にチェックを入れる
  7. 「Relaunch」(再起動)ボタンが表示されるのでクリック

Chromeが再起動すると、すべてのメニューやボタンが日本語表示に戻ります!

手順4: 不要な言語を削除(任意)

日本語表示に戻った後、英語が優先言語として残っている場合は削除しておくと、今後同じトラブルを防げます。

削除手順:

  1. 設定 → 詳細設定 → 言語
  2. 「English」の右側のをクリック
  3. 「削除」を選択

ただし、英語のウェブサイトを頻繁に見る場合は、残しておいても問題ありません。


【応用】うまくいかない時の対処法5選

標準的な方法で解決しない場合は、以下の対処法を試してみましょう。

対処法1: 言語パックを再インストール

言語データが破損している可能性があります。

操作手順:

  1. 設定 → 言語で、日本語を一度削除
  2. Chromeを再起動
  3. もう一度日本語を追加して優先言語に設定
  4. 再起動

完全にクリーンな状態から日本語を設定し直すことで、問題が解決することがあります。

対処法2: Chromeの再インストール

設定だけでは直らない場合、Chrome自体を再インストールしてみましょう。

注意点: ブックマークや履歴を残すため、Googleアカウントでログインしている状態で実施してください。

手順:

  1. Windowsの場合:「設定」→「アプリ」→「Google Chrome」→「アンインストール」
  2. Macの場合:アプリケーションフォルダからChromeをゴミ箱に移動
  3. 公式サイト(google.com/chrome)から最新版をダウンロード
  4. インストールして、Googleアカウントでログイン

同期がオンになっていれば、ブックマークや設定は自動的に復元されます。

対処法3: 新しいユーザープロファイルを作成

現在のプロファイルが破損している場合、新しいプロファイルを作ることで解決できます。

プロファイル作成手順:

  1. Chrome右上のアカウントアイコンをクリック
  2. 「Add」(追加)または「Manage people」(ユーザーを管理)を選択
  3. 「Add person」(ユーザーを追加)をクリック
  4. 名前を入力して作成
  5. 新しいプロファイルで言語を日本語に設定

新しいプロファイルで問題なく日本語表示になれば、元のプロファイルが原因だったとわかります。

対処法4: Windowsの地域設定を確認

Windows自体の言語設定がChromeに影響している可能性があります。

Windows 10/11での確認手順:

  1. 「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」
  2. 「優先する言語」のリストを確認
  3. 「日本語」が最上位にあるか確認
  4. なければ「日本語」を一番上に移動

Windows表示言語の確認:

  1. 同じ画面で「Windowsの表示言語」を確認
  2. 「日本語」になっているか確認
  3. 変更した場合は再起動が必要

対処法5: レジストリのチェック(上級者向け・Windows)

技術的な知識がある方向けの方法です。Chromeの言語設定がレジストリに保存されている場合があります。

重要な警告: レジストリの編集は慎重に行ってください。誤った操作はシステムに深刻な影響を与える可能性があります。

手順:

  1. 「Win + R」で「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 「regedit」と入力してEnter
  3. 以下のパスに移動:
   HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Chrome\
  1. 「ApplicationLocale」という項目を探す
  2. 値が「ja」または「ja-JP」になっているか確認
  3. 異なる値なら「ja」に変更

変更後、Chromeを完全に終了してから再起動してください。


Macユーザー向けの特別な対処法

Macの場合、追加でチェックすべきポイントがあります。

システム環境設定の言語順序

Mac全体の言語設定がChromeに影響することがあります。

確認手順:

  1. アップルメニュー → 「システム環境設定」(または「システム設定」)
  2. 「言語と地域」を開く
  3. 「優先する言語」のリストで「日本語」が最上位か確認
  4. そうでなければドラッグして最上位に移動
  5. Macを再起動

ターミナルからのコマンド実行

ターミナルを使って、Chromeの言語設定を強制的に変更する方法もあります。

手順:

  1. ターミナルを開く(アプリケーション → ユーティリティ)
  2. 以下のコマンドを入力:
   defaults write com.google.Chrome AppleLanguages '("ja-JP")'
  1. Enterキーを押す
  2. Chromeを完全に終了して再起動

この方法で、Chromeの言語設定を直接上書きできます。


企業・学校の管理下にある場合の対処

会社や学校のパソコンでは、管理者ポリシーによって設定が制限されている場合があります。

管理下かどうか確認する方法

確認手順:

  1. Chrome右上の→「設定」
  2. 設定画面の一番下までスクロール
  3. 「組織によって管理されています」または「Managed by your organization」という表示があるか確認

この表示がある場合、一部の設定が管理者によって制御されています。

管理ポリシーの詳細を見る

操作方法:

アドレスバーに以下を入力:

chrome://policy/

ここで、管理者が設定しているポリシーの一覧を確認できます。「ExtensionSettings」や「LocaleSettings」などの項目に注目してください。

対処方法

管理されている環境では、個人で設定を変更しても反映されない、または再起動後に元に戻ることがあります。

取るべき行動:

  1. IT部門や管理者に連絡する
  2. 日本語表示が必要な理由を説明
  3. ポリシーの変更を依頼

個人的に設定を変更し続けても、ポリシーによって上書きされるため、根本的な解決にはなりません。


拡張機能が原因の場合の対処法

意外と見落とされがちですが、拡張機能が言語設定に干渉していることもあります。

拡張機能の影響を確認

シークレットモードで確認:

  1. Ctrl + Shift + N(Windows)または⌘ + Shift + N(Mac)でシークレットウィンドウを開く
  2. 日本語表示になっているか確認

シークレットモードで正常なら、拡張機能が原因の可能性が高いです。

原因の拡張機能を特定

特定方法:

  1. Chrome右上の→「拡張機能」→「拡張機能を管理」
  2. すべての拡張機能を一時的に無効にする
  3. Chromeを再起動
  4. 一つずつ拡張機能を有効にして、どれが原因か特定

よく問題を起こす拡張機能のタイプ:

  • 翻訳ツール
  • 言語学習ツール
  • VPNや地域変更ツール
  • 広告ブロッカー(一部)

原因の拡張機能が見つかったら、アンインストールするか、設定を見直しましょう。


今後英語にならないための予防策

一度日本語に戻したら、今後同じトラブルが起きないよう予防策を講じましょう。

予防策1: 自動更新の設定を確認

Chromeの自動更新は便利ですが、設定がリセットされるリスクもあります。

重要なポイント:

  • 自動更新を完全に無効化するのはセキュリティ上おすすめしない
  • 更新後は設定を確認する習慣をつける
  • Googleアカウントで同期をオンにしておく

予防策2: 同期設定をオンにする

Googleアカウントで同期していれば、設定が保存されます。

同期の確認方法:

  1. 設定 → 「同期とGoogleサービス」
  2. 「設定」の項目がオンになっているか確認
  3. オフなら、オンに変更

これで、万が一設定がリセットされても、同期によって復元される可能性が高まります。

予防策3: 定期的なバックアップ

重要な設定やブックマークは、定期的にエクスポートしておくと安心です。

ブックマークのエクスポート:

  1. →「ブックマーク」→「ブックマークマネージャ」
  2. 右上の→「ブックマークをエクスポート」
  3. HTMLファイルとして保存

予防策4: 英語言語を削除する

日常的に英語のサイトを見ない場合、英語を言語リストから完全に削除しておくのも有効です。

手順:

  1. 設定 → 言語
  2. 「English」を探す
  3. →「削除」

ただし、一部の英語サイトで問題が出る可能性もあるので、必要に応じて判断してください。


スマホ版Chromeが英語になった場合

スマホ版でも同様のトラブルが起こることがあります。

Android版Chromeの設定方法

手順:

  1. Chromeアプリを開く
  2. 右上の→「設定」(Settings)
  3. 「言語」(Languages)を選択
  4. 「日本語」を追加または最上位に移動
  5. 「Chromeを日本語で表示」をオン

iOS版Chromeの設定方法

iOS版は端末の言語設定に従います。

手順:

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「一般」→「言語と地域」
  3. 「iPhoneの使用言語」が「日本語」になっているか確認
  4. Chromeアプリを再起動

Chrome内での設定:

  1. Chromeアプリ→右下の→「設定」
  2. 「コンテンツの設定」→「言語」
  3. 「日本語」が最上位にあるか確認

よくある質問と回答

Q1: 日本語に設定したのに一部が英語のままなのはなぜ?

A: 完全に日本語化されていないコンテンツがあるためです。

Chromeのインターフェース(メニューやボタン)は日本語になっても、以下は英語のままのことがあります:

  • 一部の拡張機能
  • 開発者向けの機能
  • 新機能のベータ版
  • エラーメッセージの一部

これは仕様なので、問題ではありません。重要な部分は日本語化されているので、日常的な使用に支障はないでしょう。

Q2: Chromeが勝手に英語に戻ってしまう

A: 管理ポリシーまたは同期の問題が考えられます。

対処法:

  1. chrome://policy/ で管理ポリシーを確認
  2. 管理されていない場合、同期設定をオフにしてから再設定
  3. それでも直らなければ、プロファイルの再作成を検討

会社や学校のパソコンなら、IT管理者に相談するのが確実です。

Q3: 他のGoogleサービス(Gmail、検索など)まで英語になった

A: Googleアカウントの言語設定が変わっている可能性があります。

確認・変更方法:

  1. Googleアカウント(myaccount.google.com)にアクセス
  2. 「データとプライバシー」→「ウェブ向けの全般設定」
  3. 「言語」を「日本語」に設定

ここを変更すれば、Gmail、Google検索、YouTube、Google Driveなど、すべてのGoogleサービスの言語が変わります。

Q4: Windows自体は日本語なのにChromeだけ英語になる

A: ChromeとWindowsの言語設定は独立しています。

Windows本体の言語設定とは別に、Chromeには独自の言語設定があります。そのため、Windowsが日本語でもChromeだけ英語、という状況は起こり得るんです。

この記事で紹介した方法で、Chrome側の設定を日本語に変更してください。

Q5: 言語設定の項目自体が見つからない

A: アドレスバーから直接アクセスしましょう。

以下をアドレスバーに入力してEnter:

chrome://settings/languages

これで、言語設定のページに直接ジャンプできます。メニューから探すより確実で速いですよ。


まとめ:5分でChromeを日本語に戻そう!

Chromeが突然英語になっても、言語設定を変更すれば簡単に日本語に戻せます

最も基本的な解決方法(5ステップ):

  1. 設定を開く: chrome://settings/ にアクセス
  2. 言語設定へ: 「Languages」を検索
  3. 日本語を追加: 「Add languages」→「日本語」
  4. 優先言語に設定: 「Display Chrome in this language」にチェック
  5. 再起動: 「Relaunch」をクリック

うまくいかない場合の対処法:

  • 言語パックの再インストール
  • Chromeの再インストール
  • 新しいユーザープロファイルの作成
  • 拡張機能の確認
  • OS側の言語設定を確認

今後の予防策:

  • Googleアカウントの同期をオン
  • 定期的に設定を確認
  • 不要な言語は削除しておく

覚えておきたいポイント:

  • 英語になっても焦らない(よくあるトラブル)
  • 設定変更だけで解決できる
  • ブックマークや履歴は消えない
  • 5分もあれば日本語に戻せる

Chromeが英語表示になっても、この記事の方法を使えばすぐに解決できます。特に「chrome://settings/languages」を直接開く方法は、英語メニューを探し回る必要がないので覚えておくと便利ですよ。

設定画面で迷ったときは、検索ボックスに「language」と入力すれば一発で目的の設定に辿り着けます。ぜひ試してみてください!

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