Chromeで新しいタブで開く設定完全ガイド|効率的なブラウジング術

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Chromeでウェブサイトを見ていて、「このリンクをクリックしたいけど、今のページも残しておきたい」と思ったことはありませんか?

リンクをクリックすると、通常は同じタブでページが切り替わってしまいます。でも、新しいタブで開ければ、元のページに簡単に戻れて便利ですよね。

実は、Chromeには新しいタブでリンクを開く方法がいくつもあるんです。マウス操作、キーボードショートカット、設定変更、拡張機能まで、さまざまな手段があります。

この記事では、Chromeで新しいタブを使いこなすためのテクニックを、初心者にも分かりやすく解説していきます。

効率的なブラウジングを身につけましょう!


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  1. 新しいタブで開く基本的な方法
    1. マウスの中ボタン(ホイール)をクリック
    2. Ctrlキー + 左クリック(Windows)
    3. 右クリックメニューから選択
    4. リンクをタブバーにドラッグ
  2. キーボードショートカットを活用する
    1. よく使うショートカット一覧
    2. ショートカットを覚えるコツ
  3. 検索結果を新しいタブで開く設定
    1. Google検索の設定変更
    2. 注意点
  4. Chromeの標準設定について理解する
    1. なぜ標準設定がないの?
    2. ユーザーの選択が優先される
  5. 拡張機能で動作をカスタマイズ
    1. おすすめの拡張機能
    2. 拡張機能のインストール方法
    3. 注意点
  6. タブの効率的な管理方法
    1. タブグループ機能を活用
    2. ブックマークを活用
    3. タブの固定機能
  7. モバイル版Chromeでの操作
    1. Android版Chrome
    2. iOS版Chrome
  8. トラブルシューティング
    1. 新しいタブで開いてもすぐ切り替わってしまう
    2. 中ボタンクリックが反応しない
    3. 拡張機能が動作しない
    4. タブが多すぎて重くなった
  9. 設定のベストプラクティス
    1. 基本操作をマスター
    2. Google検索の設定を変更
    3. タブ管理のルールを決める
  10. 生産性を上げる応用テクニック
    1. タブの複製
    2. タブの並び替え
    3. 複数タブをまとめて操作
    4. 別のウィンドウに移動
  11. よくある質問
    1. Q1. スマホでもショートカットは使える?
    2. Q2. 新しいタブで開いたとき、バックグラウンドで開きたい
    3. Q3. PDFも新しいタブで開ける?
    4. Q4. 拡張機能なしで、すべてのリンクを新しいタブで開けない?
    5. Q5. タブを開きすぎてPCが重くなった場合は?
  12. まとめ:新しいタブを使いこなそう

新しいタブで開く基本的な方法

まずは、誰でもすぐに使える基本テクニックから紹介します。

マウスの中ボタン(ホイール)をクリック

一番簡単な方法がこれです。

リンクをマウスの中ボタン(ホイールクリック)で押すと、自動的に新しいタブで開きます。ノートパソコンのタッチパッドでも、3本指タップなどで同じ操作ができる機種がありますよ。

メリット

  • 一番速い操作
  • 直感的で覚えやすい

デメリット

  • マウスによっては中ボタンが押しにくい
  • タッチパッドでは使えない場合も

Ctrlキー + 左クリック(Windows)

キーボードとマウスを組み合わせる方法です。

Ctrlキーを押しながら、リンクを左クリック。これで新しいタブで開きます。Macの場合は、Commandキー(⌘)を押しながらクリックしてください。

メリット

  • 確実に使える方法
  • ノートパソコンでも問題なし

デメリット

  • 両手を使う必要がある
  • 慣れるまで少し手間

右クリックメニューから選択

右クリックして表示されるメニューから選ぶこともできます。

  1. リンクの上で右クリック
  2. 「新しいタブで開く」を選択

メリット

  • 確実で分かりやすい
  • 他の選択肢(新しいウィンドウなど)も見える

デメリット

  • 操作がやや多い
  • 素早さには欠ける

リンクをタブバーにドラッグ

少し上級者向けのテクニックです。

リンクを左クリックしたまま、上のタブバー(タブが並んでいる部分)までドラッグして離します。これで新しいタブが作成されますよ。

メリット

  • タブの位置を自分で決められる
  • かっこいい操作感

デメリット

  • ドラッグ操作が必要
  • 慣れるまで難しい

キーボードショートカットを活用する

キーボードだけで操作できると、さらに効率的です。

よく使うショートカット一覧

新しいタブを開く

  • Windows:Ctrl + T
  • Mac:Command + T

空の新しいタブが開きます。

リンクを新しいタブで開く

  • Windows:Ctrl + クリック
  • Mac:Command + クリック

リンクを新しいタブで開いてすぐ移動

  • Windows:Ctrl + Shift + クリック
  • Mac:Command + Shift + クリック

開いたタブにすぐ切り替わります。

タブを切り替える

  • Windows:Ctrl + Tab(次のタブ)、Ctrl + Shift + Tab(前のタブ)
  • Mac:Command + Option + →(次)、Command + Option + ←(前)

または、Ctrl + 数字キー(1〜8)で特定のタブへジャンプ。Ctrl + 9で最後のタブに移動できます。

タブを閉じる

  • Windows:Ctrl + W
  • Mac:Command + W

閉じたタブを復元

  • Windows:Ctrl + Shift + T
  • Mac:Command + Shift + T

間違えて閉じてしまったときに便利ですね。

ショートカットを覚えるコツ

すべてを一度に覚える必要はありません。

まずは「Ctrl + T(新しいタブ)」と「Ctrl + クリック(リンクを新しいタブで開く)」の2つだけ覚えましょう。これだけでも、ブラウジングの効率が格段に上がりますよ。


検索結果を新しいタブで開く設定

Google検索の結果を、常に新しいタブで開くようにする方法です。

Google検索の設定変更

ステップ1:Google検索画面を開く

google.comにアクセスします。

ステップ2:設定メニューを開く

右上の歯車アイコン、または検索ボックス右側の「設定」をクリック。

ステップ3:検索設定を選択

「検索設定」を選びます。

ステップ4:結果ウィンドウの設定

「結果ウィンドウ」のセクションで、「選択された各結果を新しいブラウザウィンドウで開く」にチェックを入れます。

ステップ5:保存

ページ下部の「保存」ボタンをクリック。

これで、Google検索結果のリンクをクリックすると、自動的に新しいタブで開くようになります。

注意点

この設定は、Googleアカウントにログインしている場合のみ、複数のデバイスで同期されます。

ログインしていない場合は、ブラウザのCookieに保存されるので、Cookieを削除すると設定もリセットされてしまいますよ。


Chromeの標準設定について理解する

実は、Chromeには「すべてのリンクを新しいタブで開く」という標準設定はありません。

なぜ標準設定がないの?

Webサイトの設計者が、リンクの動作を決められるようになっているためです。

同じタブで開くリンク

<a href="page.html">リンク</a>

普通のリンクは、同じタブで開きます。

新しいタブで開くリンク

<a href="page.html" target="_blank">リンク</a>

target="_blank" という指定があるリンクは、自動的に新しいタブで開きます。

つまり、ウェブサイト側が動作を制御しているんですね。

ユーザーの選択が優先される

とはいえ、先ほど紹介した方法(Ctrl + クリックなど)を使えば、サイト側の設定に関係なく新しいタブで開けます。

ユーザーの操作が最優先されるので、自分の好きな方法で閲覧できるというわけです。


拡張機能で動作をカスタマイズ

より細かい制御をしたい場合は、拡張機能が便利です。

おすすめの拡張機能

1. Force Open Links in New Tab

すべてのリンクを強制的に新しいタブで開く拡張機能。

インストールするだけで、普通にクリックしたときも新しいタブで開くようになります。サイトごとにオン・オフを切り替えることも可能ですよ。

2. Linkclump

複数のリンクをまとめて新しいタブで開ける拡張機能。

右クリックしながらドラッグして選択したリンクを、一度に開けます。調べ物をするときに便利ですね。

3. Snap Links Plus

Linkclumpと似た機能ですが、より細かい設定ができます。

検索結果の上位10件をまとめて開く、といった使い方が可能です。

拡張機能のインストール方法

ステップ1:Chrome ウェブストアにアクセス

ブラウザで「Chrome ウェブストア」を検索します。

ステップ2:拡張機能を検索

上記の名前で検索しましょう。

ステップ3:追加

「Chromeに追加」ボタンをクリック。

確認画面が出たら「拡張機能を追加」を選択します。

ステップ4:設定

拡張機能のアイコンをクリックして、必要に応じて設定を変更してください。

注意点

拡張機能を入れすぎると、Chromeの動作が重くなることがあります。

本当に必要なものだけインストールして、使わなくなったらアンインストールする習慣をつけましょう。


タブの効率的な管理方法

新しいタブを開くと、タブが増えすぎて管理が大変になることも。

タブグループ機能を活用

Chrome 88以降には、タブをグループ化する機能があります。

タブグループの作成方法

  1. タブを右クリック
  2. 「タブをグループに追加」を選択
  3. 「新しいグループ」をクリック
  4. グループ名と色を設定

関連するタブをまとめておくと、整理しやすくなりますよ。

グループの展開・折りたたみ

グループ名をクリックすると、タブを隠したり表示したりできます。

使っていないグループは折りたたんでおくと、タブバーがスッキリします。

ブックマークを活用

「後で読む」と思ったページは、タブで開きっぱなしにせず、ブックマークに保存しましょう。

素早くブックマークする方法

  • Windows:Ctrl + D
  • Mac:Command + D

ブックマークバーに保存しておけば、いつでもアクセスできます。

タブの固定機能

よく使うサイトは、タブを固定しておくと便利です。

固定方法

  1. タブを右クリック
  2. 「固定」を選択

固定されたタブは、左端に小さく表示されて、誤って閉じにくくなります。GmailやSNSなど、常に開いておきたいサイトに最適ですね。


モバイル版Chromeでの操作

スマホやタブレットでも、新しいタブで開けます。

Android版Chrome

リンクを長押し

リンクを長押しすると、メニューが表示されます。

「新しいタブで開く」を選択しましょう。

新しいタブをバックグラウンドで開く

「バックグラウンドで開く」を選ぶと、今見ているページはそのままで、裏側で新しいタブが開きます。

後でまとめて読むときに便利ですよ。

iOS版Chrome

リンクを長押し

Android版と同じく、リンクを長押しでメニューが開きます。

「新規タブで開く」を選択してください。

タブの切り替え

画面右上のタブアイコン(数字が表示されている)をタップすると、開いているタブの一覧が表示されます。


トラブルシューティング

うまく動作しないときの対処法です。

新しいタブで開いてもすぐ切り替わってしまう

原因:Shift キーも押している

Ctrl + Shift + クリックは、「新しいタブで開いてすぐ移動」する操作。

Ctrlだけを押すようにしてください。

中ボタンクリックが反応しない

原因1:マウスの設定

マウスの中ボタンが別の機能に割り当てられている可能性があります。

マウスの設定ソフト(Logicoolなど)で確認してみましょう。

原因2:リンクではない部分をクリックしている

文字の上だけがリンク。画像や余白をクリックしても反応しません。

リンク部分を正確にクリックしているか確認してください。

拡張機能が動作しない

原因1:Chrome の更新が必要

拡張機能が最新のChromeに対応していない場合があります。

Chromeを最新版にアップデートしてみてください。

原因2:拡張機能の設定

拡張機能の設定画面で、機能がオンになっているか確認しましょう。

サイトごとに許可が必要な場合もあります。

タブが多すぎて重くなった

対処法1:不要なタブを閉じる

使っていないタブは思い切って閉じましょう。

Ctrl + Wで素早く閉じられます。

対処法2:タブを休止状態にする拡張機能

「The Great Suspender」のような拡張機能を使うと、使っていないタブのメモリを解放できます。

ただし、この機能はChrome 108以降では標準の「メモリセーバー」機能で代替できますよ。


設定のベストプラクティス

快適に使うためのおすすめ設定です。

基本操作をマスター

拡張機能に頼る前に、まず基本操作を覚えましょう。

  • Ctrl + クリック:新しいタブで開く
  • Ctrl + T:新しいタブを作成
  • Ctrl + W:タブを閉じる
  • Ctrl + Shift + T:閉じたタブを復元

この4つだけで、大抵の操作はカバーできます。

Google検索の設定を変更

検索をよく使うなら、前述の方法で検索結果を新しいタブで開くように設定しておきましょう。

調べ物の効率が格段に上がりますよ。

タブ管理のルールを決める

タブが増えすぎないよう、自分なりのルールを作ることをおすすめします。

例:5-3-1ルール

  • 同時に開くタブは最大5個まで
  • 作業の区切りで3個以下に減らす
  • 寝る前には1個(ホームページ)にする

無理のない範囲で、習慣化してみてください。


生産性を上げる応用テクニック

さらに効率を上げたい方向けのテクニックです。

タブの複製

今見ているページをもう一つ開きたいときに便利。

方法

  1. タブを右クリック
  2. 「タブを複製」を選択

または、Alt + Shift + D(Windows)でも複製できます。

タブの並び替え

タブをドラッグして、好きな位置に移動できます。

関連するタブをまとめて並べると、作業しやすくなりますね。

複数タブをまとめて操作

複数タブを選択する方法

  • Ctrl を押しながら、複数のタブをクリック
  • Shift を押しながら、範囲の最初と最後をクリック

選択した複数のタブを、まとめて以下の操作ができます。

  • 新しいウィンドウに移動
  • グループ化
  • ブックマークに追加
  • 閉じる

別のウィンドウに移動

タブを別のChromeウィンドウにドラッグすると、そちらに移動できます。

作業内容ごとにウィンドウを分けると、集中しやすくなりますよ。


よくある質問

Q1. スマホでもショートカットは使える?

ショートカットは主にパソコン向けの機能です。

スマホでは、リンクの長押しメニューを使いましょう。

Q2. 新しいタブで開いたとき、バックグラウンドで開きたい

Ctrl + クリック(Macは Command + クリック)なら、バックグラウンドで開きます。

すぐ移動したい場合は、Ctrl + Shift + クリックを使ってください。

Q3. PDFも新しいタブで開ける?

PDFリンクも、同じ方法で新しいタブで開けます。

ただし、Chrome の設定でPDFの扱いを変更している場合は、ダウンロードされることもありますよ。

Q4. 拡張機能なしで、すべてのリンクを新しいタブで開けない?

標準機能ではできません。

拡張機能を使うか、毎回 Ctrl + クリックする必要があります。

Q5. タブを開きすぎてPCが重くなった場合は?

不要なタブを閉じるか、Chromeを再起動しましょう。

設定 → パフォーマンス → メモリセーバー、をオンにすると、使っていないタブのメモリを自動的に解放してくれます。


まとめ:新しいタブを使いこなそう

Chromeで新しいタブを開く方法について、重要なポイントをまとめます。

基本的な開き方

  • 中ボタン(ホイール)クリック
  • Ctrl + 左クリック(Mac は Command + クリック)
  • 右クリック → 「新しいタブで開く」
  • タブバーにドラッグ

便利なショートカット

  • Ctrl + T:新しいタブ作成
  • Ctrl + クリック:新しいタブで開く
  • Ctrl + W:タブを閉じる
  • Ctrl + Shift + T:閉じたタブを復元

設定のコツ

  • Google検索を新しいタブで開く設定に変更
  • タブグループで整理
  • よく使うタブは固定
  • ブックマークを活用

拡張機能の活用

  • Force Open Links in New Tab
  • Linkclump
  • Snap Links Plus

タブ管理の習慣

  • タブを開きすぎない
  • 定期的に不要なタブを閉じる
  • 関連するタブをグループ化
  • 後で読むものはブックマーク

新しいタブを上手に使えば、複数のページを行き来する作業が格段に楽になります。この記事で紹介した方法を試して、自分に合ったスタイルを見つけてくださいね!

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