iPhoneやiPadでインターネット検索をするとき、どの検索エンジンを使っているか意識したことはありますか?
実は、標準ブラウザのSafariでは、5つの検索エンジンから好きなものを選んで使えるんです。
この記事では、iOSで利用できる検索エンジンの変更方法と、それぞれの特徴について分かりやすく解説します。
iOSで選べる5つの検索エンジン
2025年1月現在、iOSのSafariで選択できる検索エンジンは以下の5つです。
- Yahoo!
- Bing
- DuckDuckGo
- Ecosia
それぞれに特徴があるので、自分の使い方に合った検索エンジンを選ぶことができます。
Safariの検索エンジンを変更する方法
検索エンジンの変更はとても簡単です。
以下の手順で設定できます。
手順1:設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
手順2:Safariを選択
設定画面を下にスクロールして「アプリ」→「Safari」の順にタップします。
手順3:検索エンジンを選択
「検索」セクションにある「検索エンジン」をタップします。
手順4:好きな検索エンジンを選ぶ
表示された5つの検索エンジンから、使いたいものをタップすれば完了です。
設定は自動的に保存されるので、これだけで次回からの検索が選んだエンジンで行われます。
プライベートブラウズ専用の検索エンジン設定
Safariには、通常のブラウズとプライベートブラウズで別々の検索エンジンを設定できる機能もあります。
設定方法
前述の「検索エンジン」設定画面で、選択した検索エンジンの下に「プライベートブラウズでも使用」というオプションが表示されます。
- オンにする:通常もプライベートも同じ検索エンジンを使用
- オフにする:プライベートブラウズ用に別の検索エンジンを選択可能
プライベートブラウズでは、よりプライバシーを重視したDuckDuckGoなどを選ぶのもおすすめです。
各検索エンジンの特徴を比較
それぞれの検索エンジンにはどんな違いがあるのでしょうか。
特徴を見ていきましょう。
Google:圧倒的な検索精度
特徴
- 世界シェア率約90%を誇る最大手
- 日本でも約78%のシェアを持つ
- 検索精度が高く、情報量が豊富
- Googleマップや画像検索などの連携が充実
こんな人におすすめ
- 一番正確な検索結果が欲しい人
- Googleのサービス(Gmail、Googleマップなど)をよく使う人
- 特にこだわりがない人
Googleは多くのiPhoneで初期設定されている検索エンジンです。
検索結果の精度や情報量では他を圧倒しており、迷ったらGoogleを選んでおけば間違いありません。
Yahoo!:日本に特化した情報が充実
特徴
- 日本国内シェア約14%で国内2位
- Googleの検索技術をベースにしている
- ニュースや天気などのポータル機能が充実
- 日本語検索に最適化されている
こんな人におすすめ
- Yahoo!ニュースをよく見る人
- 日本の地域情報を探すことが多い人
- Yahoo!のサービスを使っている人
Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを採用しているため、検索結果の質はGoogleとほぼ同じです。
ただし、Yahoo!独自のサービスを優先表示する仕組みがあるため、結果に若干の違いが出ます。
Bing:視覚的な検索に強い
特徴
- Microsoftが提供する検索エンジン
- 日本国内シェア約8%
- 独自の検索アルゴリズムを採用
- 画像検索や動画検索の使い勝手が良い
- 美しい背景画像が日替わりで表示される
こんな人におすすめ
- Windowsパソコンをメインで使っている人
- 画像や動画をよく検索する人
- GoogleやYahoo!とは違う検索結果を見たい人
BingはGoogleとは異なる独自のアルゴリズムを使っているため、同じキーワードでも違う検索結果が表示されることがあります。
特に画像検索では、サムネイルにマウスポインタを重ねるとプレビュー再生される機能があり、使い勝手が良いです。
DuckDuckGo:プライバシー重視
特徴
- 個人情報を一切追跡しない
- 検索履歴が残らない
- 広告のパーソナライズがない
- 全ユーザーに同じ検索結果を表示
こんな人におすすめ
- プライバシーを重視する人
- 検索履歴を記録されたくない人
- パーソナライズされた検索結果が嫌いな人
DuckDuckGoの最大の特徴は、ユーザーのプライバシー保護を最優先していることです。
通常の検索エンジンは検索履歴を保存してパーソナライズされた結果を表示しますが、DuckDuckGoはそういった追跡を一切行いません。
2013年に米国安全保障局が大手検索エンジンから個人情報を収集していたことが判明して以来、プライバシー重視のユーザーから高い支持を得ています。
Ecosia:環境に配慮した検索エンジン
特徴
- ドイツ発の環境配慮型検索エンジン
- 検索するだけで植樹活動に貢献できる
- 広告収益の100%を気候変動対策に充当
- すでに2億4,000万本以上を植樹
- 再生可能エネルギーで運営
こんな人におすすめ
- 環境問題に関心がある人
- 日常の行動でSDGsに貢献したい人
- 検索精度よりも社会貢献を優先したい人
Ecosiaは2009年に設立され、検索するだけで世界各地での植樹活動を支援できるユニークな検索エンジンです。
検索結果はBingの技術をベースにしているため、検索の質も十分です。
2025年12月には日本語版インターフェースも正式リリースされ、日本語での検索精度も向上しました。
約45回の検索で1本の木を植えることができます。
注意点:Safariとは別物
よくある勘違いですが、Safariは検索エンジンではなくウェブブラウザです。
Safariはウェブサイトを表示するためのアプリで、検索機能は上記5つの検索エンジンのいずれかを利用しています。
同様に、Chrome、Edge、Firefoxなどもブラウザであり、それぞれが検索エンジンを選んで使っているという関係です。
日本における検索エンジンのシェア
参考までに、日本での各検索エンジンのシェア率をご紹介します。
- Google:約78%
- Yahoo!:約14%
- Bing:約8%
- その他:約0.3%
Googleが圧倒的なシェアを占めていますが、Yahoo!がGoogleの検索技術を使っていることを考えると、実質的にGoogle系が日本市場の約92%を占めていることになります。
まとめ:自分に合った検索エンジンを選ぼう
iOSのSafariでは、5つの検索エンジンから自由に選択できます。
それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。
- Google:検索精度が最高レベル、迷ったらこれ
- Yahoo!:日本の情報に強い、Yahoo!サービスを使う人向け
- Bing:画像・動画検索に強い、Googleと違う結果を見たい人向け
- DuckDuckGo:プライバシー重視、追跡されたくない人向け
- Ecosia:環境貢献ができる、SDGsに関心がある人向け
検索エンジンは簡単に変更できるので、いくつか試してみて自分に合ったものを選んでみてください。
通常ブラウズとプライベートブラウズで使い分けるのもおすすめです。
毎日何度も使う検索だからこそ、自分の価値観や使い方に合った検索エンジンを選ぶことで、より快適なインターネット体験ができますよ。

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