どうも、ちょげです。
皆さんは、タイムトラベルをしてみたいと思ったことはありますか?
タイムトラベル出来たら過去に行ってあの時の失敗を無くしたいであったり、未来に行って自分が将来どうなっているか見てみたいとか色々出来そうですよね。
では、ドラえもんみたいにタイムトラベルって実際の所可能なのでしょうか?
未来へのタイムトラベル
未来へのタイムトラベルは、理論上可能とされています。
しかし、皆さんが想像するようなタイムトラベルとは少し違います。
科学的に可能とされている未来へのタイムトラベルは、自分の時間を遅らせる方法です。
イメージとしては、浦島太郎です。
浦島太郎では、竜宮城で3年過ごして地上に戻ったら300年経ってました。
浦島太郎視点からは3年しか経っていないので、実質未来にいると捉えられるわけです。
では、自分の時間を遅らせる方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
方法は2つあります。
1つは、光速に近い速度で運動する方法です。
アインシュタインが作った「相対性理論」では、物質は速度が速い程時間の流れが遅くなります。
つまり、光速で移動していれば自分の時間が遅れるわけです。
もう1つは、重力が大きい所のそばにいる方法です。
重力が強い天体の近く程時間が遅れると言われています。
ということは、重力がとてつもなく強いブラックホールのそばで過ごして、戻ってくれば未来に飛べるわけです。
過去へのタイムトラベル
過去へのタイムトラベルは、残念ながら否定的な意見が多いです。
というのも、過去に行くことによって矛盾が起きるからのようです。
例えば、仮にAさんが過去にタイムトラベルをしました。
過去に戻ってAさんは自分が過去にタイムトラベルをするのを止めました。
そしたら、止めたAさんは過去にタイムトラベルしたAさんなのだから、そこにいると辻褄が合いませんよね?
科学には「因果律」という原因と結果の2つがセットというルールがあります。
過去へのタイムトラベルは、因果律を破ってしまうので否定的な意見が多いのです。
しかし、過去へ行けるという理論も一応あります。
1つは、「過去は絶対に変わらない」という理論です。
過去が何があっても絶対に変えることが出来ないのなら、原因と結果がずれることはないので矛盾は起きません。
他には「多世界解釈」という理論です。
多世界解釈とは、今自分がいる世界は様々な枝分かれの元に生まれた1つの世界で、実際の世界は枝分かれした分沢山あるっていう理論です。
映画「バックトゥザフューチャー」でも博士が黒板で説明しているシーンがあります。
「多世界解釈」は皆さんの「過去を変えたら未来が変わってしまう」という考え方に繋がっています。
因果律の矛盾を解くことが出来ても、過去に戻るというのは未来に行くのとは違って結構難しいようです。
個人的には無理なのかなと思います。
まとめ
今回はタイムトラベルが可能かについて話しました。
まとめると、未来に行くことは理論上可能だけど、過去に行くのはハードルが高いです。
少し残念な感じもありますが、生きてる間に出来るようになってると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
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