タイマー(Timer)クラスのscheduledTimerメソッドの使い方を解説します。
scheduledTimerメソッドとは?

scheduledTimerメソッドは、一定間隔で指定した処理をTimerクラスで呼び出すメソッドです。
設定した時間ごとに、変数の値や設定を変更させることが出来ます。
使い方

次の3つの引数を指定して使います。
- withInterval : 処理を呼び出す時間感覚を「秒」単位で指定
- repeat : 繰り返すかをBool値で指定。falseにすると一度しか処理がよばれない。
- block : 呼び出す処理をクロージャーで指定
withIntervalは、Double型で何秒間隔で処理をするかを設定出来ます。
そして、blockは、クロージャーで呼び出される処理を設定します。
使用例
以下は、ボタンを押すと、1秒ごとに変数countに、1を足す例です。
@State var count = 0
@State var timer :Timer?
var body: some View {
VStack {
Text("\(count)")
.padding()
Button(action: {
//scheduledTimer()メソッドを使用
timer = Timer.scheduledTimer(withTimeInterval: 1.0, repeats: true) { _ in
self.count += 1
}
}) {
Text("開始")
}
}
}
ボタンを押すと、scheduledTimerで1秒ごとに処理が実行されるようになります。
まとめ
scheduledTimerメソッドは、指定した処理を一定間隔で呼び出すように出来るメソッド。
使うには、「秒間隔」、「繰り返し」、「処理」の3つを定義する必要があります。
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