どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
Vec(ベクタ)をソートする方法を紹介します。
方法
Vec(ベクタ)をソートする方法は、昇順と降順で違います。
昇順
Vec(ベクタ)を昇順（小さい順）にソートするには、「vect.sort()」のように、Vec(ベクタ)からsort()を呼び出します。
//vect=対象のベクタ
vect.sort();上記のsort()は、呼び出したVec(ベクタ)を昇順（小さい順）にソートします。
使用例
fn main() {
let mut numbers = vec![2, 5, 1, 4, 3];
numbers.sort();
println!("{:?}", numbers);
}出力：
[1, 2, 3, 4, 5]降順
Vec(ベクタ)を降順（大きい順）にソートする方法は、２つあります。
sort_by()
ひとつは、sort_by()を使う方法です。
まず、Vec(ベクタ)からsort_by()を呼び出します。
sort_by()の引数に２つの引数を持つクロージャーを指定します。
そして、クロージャーの式で第２引数からcmp()を呼び出し、cmp()の引数に第１引数を指定します。
//vect=対象の配列
vect.sort_by(|a, b| b.cmp(a));上記のsort_by()は、呼び出したVec(ベクタ)を降順（大きい順）にソートします。
使用例
fn main() {
let mut numbers = vec![2, 5, 1, 4, 3];
numbers.sort_by(|a, b| b.cmp(a));
println!("{:?}", numbers);
}出力：
[5, 4, 3, 2, 1]sort()
もうひとつは、sort()を使う方法です。
まず、Vec(ベクタ)からsort()を呼び出します。
そして、Vec(ベクタ)からreverse()を呼び出します。
//vect=対象の配列
vect.sort();
vect.reverse();上記のsort()とreverse()は、呼び出したVec(ベクタ)を降順（大きい順）にソートします。
使用例
fn main() {
let mut numbers = vec![2, 5, 1, 4, 3];
numbers.sort();
numbers.reverse();
println!("{:?}", numbers);
}出力：
[5, 4, 3, 2, 1]まとめ
Vec(ベクタ)をソートする方法は、昇順と降順で違います。
- 昇順にソートする方法
vect.sort(); - 降順にソートする方法
vect.sort_by(|a, b| b.cmp(a));vect.sort();vect.reverse();
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