[Python]リスト(List)の全要素で掛け算するには？

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

リスト(list)の全要素で掛け算した値を取得する方法を紹介します。

方法

リスト(list)の全要素で掛け算する方法は、４つあります。

for文

１つ目は、for文を使う方法です。

まず、値を保持する変数を用意します。

result = 1

そして、リスト(List)をfor文でループします。

ループの処理で、リストの要素を用意した変数に掛けます。

for i in list:
    result = result * i

これで用意した変数に、リストの全要素で掛け算した値が格納されます。

def multiplyList(myList):
    result = 1
    for i in myList:
        result = result * i
    return result

使用例

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]

result = 1

for i in numbers:
    result = result * i

print(result) #120

reduce()

２つ目は、functoolsのreduce()を使う方法です。

まず、reduce()をインポートします。

from functools import reduce

そして、reduce()を呼び出します。

reduce()の第１引数で２つの引数同士を掛け算した値を返すラムダ式、第２引数にリストを指定します。

result = reduce( lambda x, y: x * y, list )

上記のreduce()は、第２引数に指定したリストの全要素で掛け算した値を返します。

使用例

from functools import reduce

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]

result = reduce(lambda x, y: x * y, numbers)

print(result) #120

math.prod()

３つ目は、math.prod()を使う方法です。

まず、mathをインポートします。

import math

そして、mathからprod()を呼び出します。

prod()の引数にリストを指定します。

result = math.prod(list)

math.prod()は、引数に指定したリストの全要素で掛け算した値を返します。

使用例

import math

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]

result = math.prod(numbers)

print(result) #120

numpy.prod()

４つ目は、numpyのprod()を使う方法です。

まず、numpyをインポートします。

import numpy

そして、numpyからprod()を呼び出します。

prod()の引数にリストを指定します。

result = numpy.prod(list)

numpy.prod()は、引数に指定したリストの全要素で掛け算した値を返します。

使用例

import numpy

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]

result = numpy.prod(numbers)

print(result) #120

まとめ

リスト(List)の全要素で掛け算する方法は、次の４つです。

• for文を使う方法
• reduce()を使う方法
• math.prod()を使う方法
• numpy.prod()を使う方法