どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
配列(array)の全要素に特定の値を加算する方法を紹介します。
リストの場合
リスト(List)の全要素に特定の値を足す方法は、２つあります。
内包表記
ひとつは、内包表記を使う方法です。
まず、[]内でリストをfor文でループします。
そして、ループ変数に「+」で値を足した結果を内包表記で返します。
#ls=対象のリスト, value=全要素に足す値
result = [x + value for x in ls]上記の内包表記は、リスト(List)の全要素に値を足した新しいリストを返します。
使用例
nums = [1, 2, 3, 4, 5]
value = 10
result = [x + value for x in nums]
print(result)出力：
[11, 12, 13, 14, 15]map()
もうひとつは、map()を使う方法です。
まず、list()を呼び出し、list()の引数でmap()を呼び出します。
map()の第１引数に1つの引数を持つ関数、第２引数に対象のリストを指定します。
そして、関数で引数に「+」で値を足した結果を返します。
#ls=対象のリスト, value=全要素に足す値
result = list(map(lambda x: x + value, ls))上記のlist()は、リスト(List)の全要素に値を足した新しいリストを返します。
使用例
nums = [1, 2, 3, 4, 5]
value = 10
result = list(map(lambda x: x + value, nums))
print(result)出力：
[11, 12, 13, 14, 15]Numpy配列の場合
Numpy配列(ndarray)の全要素に値を足すには、「+」を使います。
まず、「+」の左辺にNumpy配列を指定します。
そして、「+」の右辺に足す値を指定します。
#arr=対象のNumpy配列, value=足す値
result = arr + value上記の「+」は、Numpy配列(ndarray)の全要素に値を加算した結果を返します。
使用例
import numpy as np
nums = np.array([1, 2, 3, 4, 5])
result = nums + 10
print(result)出力：
[11 12 13 14 15]まとめ
リスト(List)の全要素に特定の値を足す方法は、次の２つです。
- 内包表記を使う方法
result = [x + value for x in ls] - map()を使う方法
result = list(map(lambda x: x + value, ls))
Numpy配列(ndarray)の全要素に値を足すには、「+」を使います。
#arr=対象のNumpy配列, value=足す値
result = arr + value
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