どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
この記事では、Kotlinの配列の使い方について解説します。
配列とは?
まず、配列とは、複数の同じ型の値をまとめておける機能です。
Kotlinでは、配列はArrayという機能にあたります。
使い方

以下は実際にKotlinでいくつかの配列を作る例です。
val a : IntArray = intArrayOf(1, 2, 3)
val b : Array<String> = arrayOf("ゴロー","ダイゴ","イズミ")
配列は同じ型の値でなくてはいけません。
数値の配列の型は、Array型ではなく、「型 + Array」のように、それぞれの配列でまとめる値に合わせた型を指定します。
例)Int型 → IntArray、 String → StringArray、Bool →BooleanArray
そして、数値の配列は型に合わせた配列生成用の関数を使います。
生成用の関数は、ArrayOfの先頭に型名をつけ、引数に複数の値をカンマ(,)区切りで指定します。
文字列(String)のような数値以外の型は、専用の関数や型が用意されていません。
なので、型は「Array<型>」、生成はarrayOf()関数を使います。
値を取り出す

Arrayの値は、「配列名[インデックス]」のようにすることで取り出すことができます。
インデックスは、配列内の要素を特定する番号です。
配列を生成する際に、左の値から0、1、2・・・という順番に割り振られます。
val b : Array<String> = arrayOf("ゴロー","ダイゴ","イズミ")
println(b[0])
println(b[1])
println(b[2])

Arrayの注意点
KotlinのArrayで注意して欲しいのは、Arrayの値は読み込み専用という点です。
arrayOf関数で一度生成したArrayは、後から要素を変更したり、追加・削除することができません。
もし、要素が変更できるようにしたい場合は、ArrayではなくMutableListというのを使います。
まとめ
Arrayは、複数の同じ型の値をまとめておける機能です。
型の指定は、数値ならば「型 + Array」、それ以外ならArray<型>のようにします。
また、配列を作るには、特別な関数を使います。
注意点としては、配列は生成した後に要素を変えることができない点です。
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