どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
日本では、三途の川で渡し賃に六文が必要という話があり、葬儀に六文銭という習慣が存在します。
実は、ギリシャ神話にも冥界の川で渡し賃を必要とする話があります。
この記事では、ギリシャ神話の冥界の川の渡し賃について解説します。
冥界の川の渡し賃

ギリシャ神話の三途(冥界)の川では、渡し賃として1オボロスが必要となります。
ギリシャ神話では、人間は、死後、カロン(カローン)の船に乗ります。
そして、死者は、カロンに1オボロスを支払い、彼の船で冥界へ向かうとされています。
習慣
ギリシャでは、死者の口の中に1オボロスを入れる習慣があります。
この習慣は、死者がカロンに1オボロスを支払う話が由来となっています。
ヘラクレス
ヘラクレスは、12の試練でカロンを脅して、渡し賃なしで彼の船で冥界へ向かったとされています。
この後、カロンは、ヘラクレスを冥界へ入れたことをハデスに罰せられ、1年間鎖に繋がれます。
まとめ
ギリシャ神話では、冥界(三途)の川を渡る際、カロンに1オボロスを支払います。
この話からギリシャには、死者の口に1オボロスを入れる習慣があります。
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